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トントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1975
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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21.  水のないプール 《ネタバレ》 
若松孝二は、法とかそんなものでは人間を裁かない。  最後に女性が警察への訴えを止めるとこなど、いかにも若松監督である。  普通の映画なら、クロロホルムを用いた犯罪がエスカレートして、粗くなって、 捕まって、日本の治安は守られた、めでたしめでたしで終わるとこなのだが、 若松監督はそう来ない。  守られて当たり前の平成の世には、まずありえないラスト。 昭和の、キチンと枠にはめぬ人間のものの見方が伺えられる。 そんな若松監督も今はこの世にはいない。合掌。
[DVD(邦画)] 7点(2018-11-23 14:45:13)
22.  ミックス。 《ネタバレ》 
面白い。 娯楽映画はこうでなくちゃあ。  前のレビュワーさんがおっしゃてるのは、石川佳純さんですよね。 ホント、素敵なサプライズでしたね〜。  人生に奇跡はおきない。 確かに試合は負けましたが、勝者の江島ペアが その後どうなったのか、興味ありますね〜。  辛いばかりの人生にも、こんな風が吹く、そんな映画でした。
[DVD(邦画)] 7点(2018-08-18 15:59:27)
23.  溝の中の月 《ネタバレ》 
ベネックスは、果たしてどういう人なのだろう? オタクな「ディーバ」と過激な「ベティブルー」の間に製作された興味深い一本。  この映画では、危ういところで何とか正気を保っている。 二人の女性の間で揺れ、迷路にさまよいこむジェラールデパルテゥ。 怪しい魅力を放つのは、当時のアイドルスター、ナスターシャキンスキー。  エンディングの曲が何もかも表してる。 音楽とは言えない程、破たんした曲から、まっとうな曲へと変わっていく様が この主人公の、気持ちのありようを表してる。  ベネックスは、真っ当な人ではなかろうか? ますます興味深くなってきた。 今日は、このまま「ベティブルー」を再見することにしよう。
[ビデオ(字幕)] 7点(2018-07-21 02:39:16)
24.  ミステリー・トレイン 《ネタバレ》 
いや、俺もそう思う。 異郷の地で聞く、真夜中の暴走族のバイクの音や夜行列車の音。 あれはどこに行くんだろう?  ジャームッシュの「ミステリートレイン」のタイトル通り、まさにミステリーだ。 夜行列車から見る風景にも似て、寂しい心に突き刺さる。  ワインを一本空けて、観たからか、ジャームッシュの演出は笑いのツボにはまった。 ジャームッシュは酔わずに酔う、酒仙のような映画だ。 彼の映画のテンポが、酔った時の感覚に近いのに気づいたのは、発見だった。  永瀬くんのジャームッシュ映画の初登板。 「パターソン」を観て、時間の経過をしみじみ思う。  それにしてもジャームッシュはロードムービーの、まさに孤独の詩人だ。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-24 21:55:40)
25.  見出された時-「失われた時を求めて」より- 《ネタバレ》 
う~ん、誰しも一度は耳にしたことがあるであろうマルセルプルーストの「失われた時を求めて」。大著の一巻、しかもコミック版で読んで、いい気になって、映画に挑んだのがいけなかったか・・。1時間観て、まるで訳が分からん!たたでさえ同性愛ものは苦痛なのに、こうも男性女性入り乱れたら、こりゃ気が変になる!と思い、(誓って言いますがこんなことしたのは初めて)原作の内容の理解にウィキペディアの力を借りた。なるほど、時間軸がバラバラな目の回るような展開も「無意志的記憶」というものの演出かと、自分に納得させて、最後まで何とか観きった。ウィキさんによれば、非常に読む価値のある本らしいが、私は多分読まないと思う(笑)。全編コミック化されたら、分からんが・・。しかしコミック版でも丁寧に読んでしまったのがいけなかったか、読後何やら変な自意識に捉われてしまった。こりゃ危険だ(失笑)
[ビデオ(字幕)] 5点(2017-08-11 04:33:36)
26.  見知らぬ乗客 《ネタバレ》 
色んな映画を観てきたけど、この映画のテニスシーンの観客に混じって犯人がこちらを見ているシーンはぞっとするね。みんなラリーで顔を左右に動かしているのに、犯人のイカレボンボン息子は、じーっと主人公を見てる。おお、このヒッチコックの演出の凄さ!ヒッチコックらしさがあっちこっちに見られる良作だと思うけど、よく考えてみれば、この主人公もとんでもない人なんだよね。野心家で、政治家の娘に鞍替えしようとしてるんだから。奥さん殺されても、さして動揺してないし・・。ま、ヒッチコックは人間描写よりも、彼のイタズラ心満載の演出を楽しむおもちゃみたいな映画だからね。細かく言ってもしょうがないですし(笑)
[ビデオ(字幕)] 7点(2017-03-21 15:12:33)
27.  ミス・ポター 《ネタバレ》 
ご存知ピーターラビットの作者の半生です。絵が動き出す、とても楽しい映画ですが、内容はさらっと描いてますが、かなりハードです。自分の愛すべき作品を生み出した世界を守ろうと、競りで大勝負にも出る彼女なのですが、結婚に至る恋愛ものになっているので、そこは説得力がもう少しあればなぁと思いました。でもこんなに違和感なく、ビクトリアポターさんの描いた愛すべきキャラクターが動く映像は、実に素敵です。やはり、話全体がポターさんの世界を壊さないように工夫されているのだと思います。セルヴィッガーの独特の表情も、作家特有の感受性の強さを表してるようでとてもチャーミングに映りました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-02-15 00:54:20)
28.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 
面白い!今回はいつものミッションと違って、組織からも見放される。そして絶体絶命の時は、孤独な女スパイ。彼女がいつやられるんだろうと冷や冷やしてた。だってこのシリーズ3作目のパターンもあるからね。でも今回はどんでん返しがなく、仲間を大事に思ったり、非情になりきれぬ女スパイがいたりと、登場人物が魅力的だったので、面白かった。自分的には1作目と同じくらい好きです。
[DVD(字幕)] 9点(2015-12-13 08:20:28)
29.   《ネタバレ》 
2015年の今、さらに見直される、ヨーロッパとアジアを結ぶトルコ。そしてフセインの頃の惨劇クルド人問題。それらの舞台がこんなきれいな自然のある風土だったのかと、とにかく内容よりも異文化体験したことの驚きに目が行った。内容では、やはり過酷な歴史を背負った民族は、女性も弱さが露呈するのか。その驚きもあった。獄中からの監督指示で完成したこの映画。どこまで人間描写が正しいのかとの疑問もあるが、逞しく生きて行く人たちの力強さには、圧倒されるものがある。そして逞しいからこそ、厳しいモラルがそこにある。退廃した文化では太刀打ちできぬ、生き物としての強さがプンプンとするのだ。
[ビデオ(字幕)] 7点(2015-03-15 04:53:30)
30.  道(1954) 《ネタバレ》 
フェリーニは当時の映像作家に与えた影響は大きいらしく、我々は孫、ひ孫の観客だから、今では当たり前の感性や演出がなされていて、インパクトは少ないが感慨深い。ベテランすぎるアニメーターも、フェリーニの影響受けてたとか言ってる程なのだ。ありがたみの分かりにくいのが、文化の「古典」たるもの。
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-09-24 01:28:35)
31.  未来世紀ブラジル 《ネタバレ》 
有名な古典なので、観ました。見応えあり!ブラックジョークが効いてて、深刻な文明批評も軽く観られる。最後まで皮肉たっぷり。こういう風刺モンでハッピーエンドって成立しないのかしら。あの女性のトラックドライバーが可愛くて、何かハッピーエンドにさせてあげたかったです。でも主人公に魅力無!もったいない!  
[ビデオ(字幕)] 8点(2014-06-26 02:14:06)
32.  ミルドレッド 《ネタバレ》 
子どもと遊ぶ年配の女性。はてな、ど~っかで?そう、倍賞千恵子さんに似てるなぁと思った。彼女にもこんな役、やらせてあげたいなぁ。ジーナローランズ絡みで、「グロリア」みたいな役も・・(「霧の旗」があったか、などと思ってしまった)さて、この映画。子どもが下手に楽しそうな演技をしないのが、逆にリアリティ。有名な映画だったので、最近の名画DVD化ラッシュの中で、レンタルされてるのを見つけたときは嬉しかった。内容もいい。信頼してた友情を破られた後の、ジーナの孤独。孤独に敏感なトラックの運転手。そして一人で自由に生きていこうとする彼女の後姿。あれは友情を見つけに希望をもって、旅立つ彼女の姿だ。でも完璧主義な彼女の希望は叶うだろうか?最後、この町に戻ってきて、彼女が幸せになる、なんてラストの方が僕は好きだけどなぁ。
[DVD(字幕)] 7点(2014-05-05 02:10:17)
33.  未完成交響楽(1933) 《ネタバレ》 
古典を観ると、ドラマの基本が分かりやすくて勉強になる。人生の掴みを知りたければ、古典を観よう!今の映画が忘れてる人間愛があふれてる。シューベルトが黒板に夢中になって音符を書いたら、子どもたちが歌うシーンの笑いこそ、映画が大事にしたい愛だと自分は思う。
[ビデオ(字幕)] 7点(2014-02-03 21:43:04)
34.  宮澤賢治 -その愛- 《ネタバレ》 
あ~、著名な宮澤賢治って、こうも人間くさい人だったんだね。なんか嬉しいね。
[ビデオ(邦画)] 6点(2014-01-17 05:26:06)
35.  魅せられて(1996) 《ネタバレ》 
「自分」のない人たちと「自分」のある人たちとの対比が上手。初恋の人に会いに行った女性は、その人が「自分」がなかったことに絶望するが、芸術家たちのゆるやかな愛に囲まれ、「自分」を大事にしていいんだと気がついたとき、なんと庭に点在する作品が、自分の母への愛への表現であることに気づき、父親が誰かを知るという実に、芳醇な作品。彼女はその後、真の愛に出逢うことになる。い~よねぇ。「ラストタンゴ」や「暗殺の森」で空っぽ人間を描き続けた巨匠は、ここでも人生を展開してみせる。この後に撮られる「シャンドライ」は彼の得意な音楽を見事に使い、また素敵な作品にしあげてるんだよね。最近のベルトリッチ(まぁ嫌いな作品もあるけど・・)は、DVDを買わずにいられないほどの素敵な作品が多い。困ります(笑)
[DVD(字幕)] 8点(2014-01-08 02:29:16)
36.  壬生義士伝 《ネタバレ》 
新選組がどんなもんか分かった。今観ると、堺雅人や夏川結衣など、その後急成長した若手がいるのが分かり、面白い。堺雅人は沖田総司役だったのに、ニヤリ。
[ビデオ(邦画)] 7点(2013-10-14 22:09:23)
37.  みなさん、さようなら(2012) 《ネタバレ》 
とにかく最近、濱田岳が良い味かもしだし!彼のコミカルな持ち味をフルに活用した作品に恵まれたせいか、CMでも大笑いの引っ張りだこ。この作品は、彼を主役にドンと置いて、じっくり描いた好作品。女性にもモテモテで羨ましいぞ、この野郎!って感じだ。ただドラマでは付き合った女性とは、別れちゃうんだよね。とてもクールに創られてる。それにしてもお母さんの大塚寧々がまた良~んだ!団地の中でも、世界は均等にある。最後のお母さんの書き残し、「あなたはどこでも大丈夫」の一言に僕も思わず、嗚咽しそうな気持になっちゃったよ。愛のある作品に、とても濱田岳は似合うんだなぁ。
[DVD(邦画)] 8点(2013-06-11 22:41:17)(良:1票)
38.  水の中のナイフ 《ネタバレ》 
センス抜群!映画を観た~って感じです。男は女を愛するというより、女をめぐって、どっちの男が上かを競う生き物だって文章読んだことがありますが、まさしくこれがそう。でもこの映画の女性もそれを分かってて、どっちの男に操をたてるなどということはせず、淡々と生きてます。最後、金持ちの男が生きて港に先に帰っていても動じることなく、むしろ彼が警察に行くかどうかをクールに見てます。大人の女ですね。
[ビデオ(字幕)] 8点(2011-08-16 01:01:57)(良:1票)
39.  緑色の部屋 《ネタバレ》 
トリュフォーの敬愛するヒッチコックを意識した映画なのか、かなり怖い内容。それにしても主人公は勝手なやっちゃなぁ。でもこういうのを好きになる女性がいる(しかも超美人!)というのも一興。この変人ぶりを演じたトリュフォーも押さえが利いていい感じ。最初は変人役とは知らず、やっぱり演技は下手だなと思っていたが、話が見えてくると、なるほど感情移入はできにくいが、中々そんな人物の感じ出てる、と感心しました。この女優、ナタリーバイさんのきらめく美しさに1点プラス!です。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-08-16 00:58:08)
40.  ミスター・グッドバーを探して 《ネタバレ》 
この時代は女性映画がたくさん出た。この映画もその一本。ベトナム戦争で病んでたアメリカ(っていうか既に病んでたのかも)その中で孤独の中、自由と自立を求めた女性たち。精神的にも肉体的にも幸福になって、愛は完成する。知的な女性は特にそう思うんじゃないのかな。この映画の主人公は、可哀そうにこれが二分されてしまう。先ず、彼女には子供を産むと病気持ちになるんじゃないかという悩みがあった。そこに話の冒頭に出てくる教授がいい加減な人物だったことがまた不幸。「愛」を大事に思っていた彼女にはこれがまずショック。その後も親しい人が情欲におぼれるのを見て、とまどい、夜の世界を徘徊するうちに壊れた男性が近寄ってきて、彼女も壊れてしまう。でもこの映画はそんな彼女を突き放さない。彼女なりに何とか頑張っている姿を丁寧に追う。でもあのラスト。彼女にも転機はあった。真面目な青年がいることはいた。でも、この青年があらわれた時、彼女にはもうこういう青年には物足りなさを感じていたのかもしれない。とても切ない展開。(因みにこの青年役の役者さん、どっかで見たことあると思っていたら「ダイハード」の嫌われジャーナリストでした)この年には、他にも女性映画の秀作がたくさんあるらしい。次はジェーンフォンダの「帰郷」を観てみるつもり。
[ビデオ(字幕)] 7点(2011-04-03 08:32:29)(良:1票)
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