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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2290
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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1.  レザーフェイス―悪魔のいけにえ 《ネタバレ》 
 『悪魔のいけにえ』のつもりで見ると、『あれ?なんか違うじゃん。』ってなるかもしれません。  でもサスペンスホラーとしてみると、かなりよくできた良作だと思いますよ。  タイトルもう少しわかりやすくしたら、また違ったかも。『悪魔のいけにえビギニング~そして伝説へ…~』とかだったらわかりやすい。くそダサいうえにパクリですが。  短めの尺に見所たくさんつめこんで、ホラーファンにはサービス満点。テンポ、スピード感も丁度良い。最後まで見ると、やりきれないドラマ性まで感じられちゃう。ヒーローがダークサイドに堕ちるまでの悲しい物語?  とにかく狂人しか出てきません。唯一まともそうだった保安官ですら、ソーヤーママと金で裏取引。挙句に豚のエサにされちゃって。  ジェドはジャクソンなのかバドなのかっていうのを曖昧にしているのも面白い。それくらいバドの存在感が際立っています。  この映画が面白いのは、加害者が被害者に、被害者が加害者に、コロコロ攻守交替するところでしょう。  まずはマッド・ドクター。次がアイザックとサイコパス彼女。主導権を握る人間がどんどん変わっていくわけです。  そしてその2人を殺っちゃうのがバドってのも面白い。バドが凶行に及ぶときの演出はラスボス感漂わせていて、完全にミスリードを狙っています。  終盤になるとハートマン保安官が娘を殺された復讐を果たそうとめちゃくちゃします。  もう殺人鬼たちのバトルロワイアル状態。『毒を以って毒を制す』のノリが好きな人ははまるはず。  こんななかにほうりこまれた一般人代表のナース、リジー。  最後は自分をずっと守ってくれたナイト様からのまさかの首チョンパ。合掌。  個人的には大好きなノリで、ホラーのなかではなかなかの力作で傑作です。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2024-05-02 15:05:48)
2.  RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 《ネタバレ》 
 1作目が面白かったので、2作目も見てみることに。ただシリーズものっぽいタイトルではあるが、前作とのつながりはなし。1作、1作が独立したストーリーとなっています。  事前にあらすじをチェック。『熟年離婚の話か・・・興味ねーなー。』と思いながら期待はせずに観賞。ところが見始めるといつの間にか映画の世界に入り込んじゃう不思議な面白さ。一言で言うなれば、洋画にはない邦画の味わいってのを感じられる作品。  自分とは随分年齢が離れているのに、すっかり感情移入しちゃって、終始切ない気分に。どちらの言い分も分かる気はするのですが、どちらかと言えば旦那の言い分に問題がありそうな気がしますね。そしてやはり旦那のほうから少しずつ歩み寄り始めて。一人の男が定年退職間近になり、人との関わり、家族との関わりを見つめなおすようなストーリー。そんななか、家を出て行った妻との奇跡的なイベント発生。『これはもしかするともしかするか?逆転ハッピーエンドあるぞ?』とちょっと期待しながら見ていたら、思い出の地で結婚指輪を投げ捨て、市役所から出てくるお父さん。ああ、やっぱそうなるのか。これが大人の選択ってやつか。切ないなぁ。とがっくり肩を落とした次第です。  いや、最後まで見届けよう。不器用な男の生き様。って見ていたら、・・・キタキタキター!ロマンティックが止まらない(笑)。いや、これは何気に隠れた名作でしょう。
[ブルーレイ(邦画)] 8点(2021-01-28 04:39:32)(良:1票)
3.  REC/レック3 ジェネシス 《ネタバレ》 
 舞台は違う。アンヘラは出ない。でもこれを1本のゾンビ映画として見た場合、私はかなりよく出来た作品だと思いました。  無駄とも思える冒頭20分の結婚式のくだり。この20分と後半60分の惨劇の対比。日常が侵食される恐怖。これこそがゾンビ映画の醍醐味。  厨房。披露宴会場。中央管理室。中庭。教会。地下道。教会を除く全ての場所にゾンビが登場。すべての場所に惨劇とドラマを用意。短い尺の中、これだけの要素をテンポよく盛り込んでくれたことに拍手を送りたいです。  クララを助けに行ったコルドと、脱出するクララのニアミスは焦燥感を募らせます。再会を喜び合ってキスをするのは勘弁してって思います。どう考えたったそんな場合じゃないでしょ。  ラファやナタリー、スポンジ・ジョンや調査員、そしてアトゥンなど、モブキャラの存在感が良い。それぞれの壮絶な最期も良い。  監視カメラの映像で見るバス襲撃の惨劇、更にはその背後のTVに映る、『1』のアパートのニュース映像。これはシリーズの特性を活かした名シーン。ゾンビパニック映画としても屈指の名シーンだと思います。  ラストの切な過ぎるバッドエンドも申し分ない。  あえて意見を言うとしたら、叔父さんがゾンビになってからの展開が早すぎる気はします。1作目では、少しずつ感染者が増えていく恐怖というものが描かれていました。こちらでは、あっという間にサバイバルに突入し、あとは『戦う』『逃げる』の繰り返し。1作目にあった、マジョリティから徐々にマイノリティへと追い詰められていく恐怖は感じられなかったですね。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-11-06 11:58:15)
4.  RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 《ネタバレ》 
 ぎすぎすした空気。何か悪いことが起りそうな気しかしない、そんな張り詰めた雰囲気で物語はスタート。つかみとしては出だしは完璧だと思います。  大企業の肇は大規模なリストラを命じられ、同期の工場を閉鎖する。家族の仲は冷え切っていて、そんな折母が倒れる。同期も交通事故で死ぬ。そんな息が詰まりそうな日常。そこから徐々に物語はその路線を変更していく。鉄道が舞台なだけに。前半にやたら鉄道の分岐シーンが映し出されるのはある種のメタファーか。  肇は50歳ながら何でもできるスーパーマン。仕事は完璧。勤勉で努力家。どんなアクシデントにも臨機応変に対応し、お客さんファーストをつらぬく。こーゆー人間になりたいと思わせる、魅力的な人物です。脇を固める人たちも良い人ばかり。  雰囲気は穏やかながらも、アクシデントが多く、ストーリーは起伏があって飽きさせないように腐心されています。特に子供が列車を運転してしまう事故から謝罪会見までの流れはなかなか見事。『ハラハラ⇒感動』の流れがきれいにまとまっています。  新しさとは無縁の映画。  それに現状に満足している人の琴線には決して触れないであろう作品。  でも私はこーゆー王道でしっかり楽しませてくれる作品が好きです。
[DVD(邦画)] 7点(2020-12-28 03:35:38)
5.  RED/レッド(2010) 《ネタバレ》 
 引退した凄腕のCIAやら殺し屋やらがドリームチーム結成。なんでしょう。すごくわくわくします。  元々はそれぞれが属する組織によって、対立していた時期もあるでしょうに、現役を退いた今だからこそ手を組めるみたいなシチュエーションが良い。  もったいなかったのは、モーガン・フリーマン演じるジョーの途中退場。そりゃないよ。がっかりだよ。ドリームチームなら退場者を出しちゃだめじゃない?っていう私の勝手な願望。  1人ずつ仲間を集めていくっていう構成がいいね。次の仲間のところに行く前に、必ず誰かが注意事項を言います。『うわー、すげー危険人物なんだー』って思っちゃいます。期待させる演出がうまいなあ。  マーヴィンの狂言かと思われたヘリやおばさん。みんなあきれていたのに、そのヘリやおばさんが本当に時間差で襲ってくるもんだから盛り上がります。前半から中盤にかけては見所が多く、とにかく退屈しません。  サラとクーパーの存在も重要。サラは私達の目線の代わりを果たします。同じ目線でじーちゃんばーちゃんの活躍を見てくれます。彼女の存在によって、ちょっとだけ臨場感が強くなります。そしておそらく現役CIA最高の腕を持つであろうクーパー。そんな彼もモーゼス達には出し抜かれてばかり。相対的に、モーゼス達の凄さがより際立ちます。  終盤がちょっと普通のサスペンスアクションに収まりすぎちゃいましたね。ヴィクトリアが撃たれちゃうのも好きじゃないです。この人たちに苦戦は似合わないです。もう圧倒的に圧勝してくれていいんです。この映画にはそーゆーノリを望みます。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2020-04-21 15:36:23)(良:1票)
6.  REC:レック/ザ・クアランティン2 ターミナルの惨劇 《ネタバレ》 
 『ターミナルの惨劇』から連想する、空港を舞台とした大掛かりなパニック・・・ではありませんでした。ターミナルだけどバックヤードじゃん。なんか『空港ならではっ!』っていうシーンを期待してしまいました。  とは言え、RECシリーズ好きだし、ゾンビもの好きだし。サバイバルも好きだし。最低限の面白さは保証してくれるゾンビ映画です。  このシリーズは感染者が少しずつ増えていって、仲間がどんどん減っていくっていう焦燥感が好きなんですが、その感じは弱かったです。演出がいまいちなのかな。気付けばみんなゾンビになっちゃっている感じ。  空港に着いてから速い段階で照明を落としちゃうので、全体的に画が暗くて見づらいってのも良くない。  このシリーズで個人的に好きなのが、『非日常の世界へ巻き込まれちゃう運の悪いひとたち』。例えば貨物係の人。偶然その日、その場でいつも通り仕事をしていただけなのに、自分までいつのまにか乗客と一緒に封鎖されちゃっている。この突発的な理不尽さが結構好きです。突然、感染者グループと同じ扱いを受けてしまう不条理。当事者になるかならないかなんて紙一重。そう思わせてくれる演出が好きなんです。  そーゆう意味で言うなら、きまって政府の『なんとか対策』の人たちがやってきては、100パー襲われちゃうのもつぼ。その瞬間『政府側』から『隔離される側』の仲間入り。高みの見物を決め込んでいる人間が引き摺り下ろされる瞬間。人生の明暗を分ける瞬間に立ち会っているようで、言いようも無く楽しいのです。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-12-16 21:52:22)
7.  レポゼッション・メン 《ネタバレ》 
 すごくわかりやすいSFで面白い。人工臓器のローンの支払いが滞ったら、人工臓器を強制回収。あるわけないのにさもありなんな雰囲気がぞくぞくして空恐ろしい。  この映画の面白さは回収する側だった主人公のレミーが回収される側になってしまうところにある。よくある話ではありますが、定番のストーリーならではの面白さを堪能できます。  ただ、この映画はきっと万人受けするタイプではないでしょう。  まず主人公のレミーに共感しづらい。前半、相棒のジェイクとまるでゲームをするかのように『ネスト(集団)』に乗り込んでかたっぱしから回収をします。この時点で人の命を何とも思っていない人間だとわかります。  立場が変われば、金は払わない、仕事はしたくない、で、金を踏み倒して逃げようとします。ラストも自分たちの記録だけ消して終わろうとします。つまり、終始自分のことしか考えない人間にはだれも共感できないのです。  この企業そのものや、企業の上司が胸糞悪くなる人間たちばかりなので、最後までなんとかレミー達の立場で見続けられるというものです。  妻や息子との関係が中途半端なまま終わっちゃうのもよろしくない。せめて事故にあったこと。販売係に移ろうとしていたこと。回収の仕事は精神的にできなくなったこと。そういったことを妻に打ち明けるような救いのシーンが欲しかったです。家族が双方向の愛情でつながれていれば悲劇の度合いはぐっと増したように思えます。  そしてなんといっても一番いかんのが夢オチ。結局はフォレスト・ウィテカーとの一騎打ちから全部夢の世界の話だったんかいと興醒めです。  夢オチに対する私の感想はいつも同じ。時間を返せ。なんでもどんでん返しすれば良いってもんじゃないでしょ。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2021-12-20 15:30:54)
8.  レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳 《ネタバレ》 
 ドニー・イェンのキレッキレのカンフーアクションが見られるのが良い。  マスクをつけて正体を隠すっていう一昔前のセンスが好き。こーゆーのを相変わらずかっこいいと思ってしまいます。  オープニングから圧倒的な強さを見せるドニー。もはやある種ヒーロー映画を見ているような高揚感があります。  ただ、そんなテイストを戒めるかのごとく、ストーリーは暗い。  戦友、盟友、同胞、ヒロイン、みーんな殺されます。妹はレイプされます。  日本軍は徹底的に悪役であり侵略者。中国は正義。そして中国は日本軍に敗け、どんどん侵略されるのでした。  もちろん私は日本人ですが、ここまではっきり日本人を極悪人に描かれるともはや清々しささえ感じます。それはもうドニーたちの応援をするわけです。  ですので、ドニーと刑事以外はみーんな不幸になっちゃうわけで、たとえ敵を殲滅しても、ハッピーエンドは望むべくもなく。アクション映画特有のカタルシスも弱ければ、ハッピーエンドで感じられる多幸感とは無縁の作品なのです。
[DVD(吹替)] 6点(2021-02-18 05:55:11)
9.  REDリターンズ 《ネタバレ》 
 1作目に比べると、ちょっとストーリーがごちゃごちゃしていたかな。説明不足の部分もあります。前半は人物相関図がややわかりづらいです。1作目を見ていないと厳しいかもしれません。  ニューキャラクターの『フロッグ』や『カーチャ』など、登場シーンはもったいぶっていたのに、退場があまりにあっさりしすぎて拍子抜け。特に『フロッグ』はひどい。  既存のキャラについても、フランクのプロフェッショナル度が前作より下がっちゃってパワー不足。もっとヒーロー然としていてほしい。  良かったのはヴィクトリア、マーヴィン、敵で言えばハンとベイリーが良かったです。  ハンが参入したことによって、カンフーアクションのテイストが加わってアクションシーンの面白さが増しました。ヴィクトリアは前作より活躍シーンが多く、天才ヒットマンのかっこよさを存分に魅せてくれます。ベイリーはほとんどレクター博士。天才かつ冷酷。知能戦、駆け引き担当で、また違ったテイストの面白さを提供してくれます。裏の世界で活躍する面々が、それぞれの得意分野で遺憾なくその才能を発揮する。こーゆーのは良いですね。  フランクとサラのジェラシー対決。イヴァンとヴィクトリアのイチャイチャぶりなど笑えるシーンも多い。個人的に面白かったのは、ヴィクトリアが狙撃で絶体絶命のフランクたちを救出するシーン。イヴァンが『撃つときにつま先が曲がるのがかわいい』なんて呑気なことを言います。このシーンが何気にお気に入り。『伝説』と言われるメンバーだからこそ、どんなときでも余裕かましている感じがかっこいいのです。  
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-04-22 22:38:29)
10.  レッド・ファミリー 《ネタバレ》 
 どこにでもいそうな仲の良い家族。はたしてその正体は・・・!北朝鮮から送り込まれたスパイだった。  家族は世を忍ぶ仮の姿。そんなドタバタコメディ・・・じゃない。どたばたしていない。楽しそうじゃない。なんかこえーよ。これは、私にとってはコメディ映画ではなかったです。  コメディっぽい演出があったとしても、設定そのものが悲惨な現実なので、笑うに笑えない。コメディとして見ることはできませんね。  唯一笑えたのはお隣の家族のある一幕。『なあ、ニュースを見ないと世の中の動きがわからないだろう。』『あんたが心配しなくても世の中はちゃんと動いてるってー』いや、そうだけど・・・!なんか自分のことを言われているようでした。  それはともかく、私が一番気になっていたのは、この映画の着地点。  漠然と、ハッピーに幕を閉じるのかと思っちゃっていたので。でもこの状況からどうやって?みんな故郷の家族と会えるのか?  ところが物語が終わりに近づくにつれて、どうもこれは悲劇ありきのバッドエンドムービーなんじゃないかと思い始め、物語は本当にそのとおり動いていくのでした・・・。  あーあ。こーゆー終わりに向けて状況が悪くなるばかりのストーリーって苦手なんですよねー。エンターテイメント作品だと思って見てしまったのがそもそもの失敗。  韓国の女性にスパイだとばれてしまった男は放置のまま物語が終わっちゃうのも気になるし。  極めつけは、ミンジ。彼女が生き残っているのはだめじゃないかな。最後の船のシーンで、銃声響かせて終われば良かったのに。最後の最後でテーマがぶれちゃってませんか。それにミンジがなぜ生き残っているのか、その説明をすべて省略するのは反則ではないだろうか。
[ブルーレイ(吹替)] 5点(2020-05-14 11:58:17)
11.  REC/レック4 ワールドエンド 《ネタバレ》 
 船。軍。政府。隔離。そして海の上。非日常。からの、ゾンビパニック。そのきっかけは、まるで28日後・・・。  ゾンビパニックってね、日常の崩壊が醍醐味の一つだと思うんですよね。いきなり非日常からスタートされちゃうと、その面白さが半減しちゃうわけです。登場人物も、軍の関係者や政府の人間ばかり。あとは船乗り。これではちっとも面白くないんです。  『密室での恐怖』を感じられる良さはあります。船内が入り組んでいるため直線距離が短く、足音でゾンビたちの接近を知らせる演出は結構好き。ゾンビ映画として一定の迫力、クオリティは保っています。ですので飽きはしません。  ただ面白いかと問われれば、う~ん。  前半ダラダラしときながら、気付いたら船内に感染が広がっちゃっている始末。徐々に感染が広がっていく恐怖っていう、もう一つの醍醐味もないんですよね。  救命ボートを手に入れてからは、『助かるかも』という一縷の望みが感じられるため、ラストは結構ハラハラできます。だからくどいようですが、ゾンビものとしてはそこまで悪くないんですが、レックシリーズの中では一番いまいちだったかな・・・。これだったら少年少女が巻き込まれちゃう『2』のほうがまだまし。  どうやら私は、ゾンビパニックに軍関係者の割合が増えると、白けてしまうらしいです。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2019-11-18 03:10:57)
12.  レディ・バード 《ネタバレ》 
 えー、これ面白いかなぁ?面白くないだろ、これ。  あまりにも何も起こらなさすぎて超つまらなかった。  これって日本人が見ても楽しめるものなんでしょうか。あちらの国の親やティーンが見て、『わかるわかる~』『あるあるだよね~』とか言って喜ぶタイプの映画なのかと思いました。  せめて1人くらい共感できる人物がいれば良かったんでしょうけど。ものの見事に誰一人共感できる人物がいません。  主人公しかり。母親しかり。友人しかり。恋人は論外。  1人目は好青年。でも実はゲイ。2人目はイケメンでストイックな雰囲気。でも実はわりと遊び人で普通の人。  いや、よくある話ですけど。理想と違ったんでしょ?いや、わかるけど。なんかそーゆーの見たくて映画見ているわけじゃないっていうか。少しだけの非日常、スリルや感動や幸せなんかをおすそ分けしてほしくて映画を見ているものとしては、なんか全然肌に合わない。  とゆーか、本当にこれスタンダードなあちらの高校生?なんかみんな幼稚すぎませんか?あれ?こんなもん?  演劇で成功してゆくのかと思ったら違う・・・。恋を成就させるのかと思ったら違う・・・。本当の志望大学に行くためにめっちゃ勉強頑張るのかと思ったら違う・・・。クラスの成績表捨てたうえに、自分の評価をごまかそうなんてドン引きなんですけど。  なんにせよ、どこかで面白くなるだろうと期待して見続けた自分がバカみたいでした。  目的のない映画は苦手です。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2023-06-17 14:55:09)
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