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プロフィール
コメント数 2062
性別 男性
ホームページ http://urabe65.kan-be.com/
年齢 59歳

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1.  ロシア・ハウス 《ネタバレ》 
ジョン・ル・カレの原作ものと言うことで観ました。 「裏切りのサーカス」は、痺れましたもんね~  「ナイロビの蜂」は、ル・カレものっぽくなかったのだが、 本作は、スパイ小説の名手と言える一品に仕上がってます。  時は、ゴルバチョフの時代。 ロシアから極秘情報を渡された作家(ショーンコネリー)が、 英国と米国の諜報機関から、そのままコンタクトをとれとなって、 そこに美人妻が現れた~!!という話。 これね~、「ロシアより愛をこめて」を意識してんじゃないって感じのキャスティング。  1990年ごろのロシアの街が、たっぷり味わえます。 何や、ヨーロッパみたいで、文化的な街なんやな~と至極、感心。
[ビデオ(字幕)] 7点(2024-09-21 21:19:43)
2.  ロブスター 《ネタバレ》 
今、話題の鬼才、ヨルゴス・ランティモス。 とにかく寓話とかのレベルを超えて、ぶっ飛んでる。  何とか意味を見出そうとすれば、結婚して真人間になる難しさを描いた映画か・・ カップルにならないと動物にされるホテル。 そこから脱走した、独身を愛するグループ。 しかし、そこには、恋愛とか絶対禁止という厳しいルールがある。  最後、二人は真人間のカップルになれるか、という場面で終わる。 その為には、男も失明しなければならない。 これは、周りが見えないと、愛は成就できないという意味か?  エンディングで、波の音が聞こえる。 ああ、彼のなりたかった動物は、ロブスターだったか・・
[DVD(字幕)] 6点(2024-04-13 19:56:55)
3.  ローズマリーの赤ちゃん 《ネタバレ》 
有名な映画である。 「ワンスアポンアタイム・イン・ハリウッド」でも描かれた、アノ事件の始まりでもある。 (詳しく知りたい方はネットで)  さて、この映画が有名なのには、理由がある。 ニューシネマの傑作なのだが、旦那が信用できない妻というものが描かれ始めた頃である。 それ以前にも、ヒッチコックの「断崖」などあったが、 世の中にポルノがあふれ、男女関係に不安が生じ、それが社会不安にまで発展していく頃の映画だからだ。 もっと言えば、1957年のアメリカの連邦最高裁のロス・アルバート事件で 「エロいから悪いって法はないだろ」と判決が下され、そこからポルノ文化が発展していくのである。 実は、それまではアメリカは、世界でも有数のおカタイ国だった。 ここから、一気に崩れていくのである。 ※立花隆「アメリカ性革命報告」より  男女関係の乱れ、つまり、それがこの映画の「悪魔」なのかもしれない。言い過ぎか・・(笑) ポランスキー自体が、その悩ましい不安定な内面の中から作品を創り出していたのだ。 アノ事件は気の毒と言うしかない。 ローズマリーの赤ちゃんとは、自分のことだったのかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2024-03-24 22:40:46)
4.  ローズの秘密の頁(ページ) 《ネタバレ》 
シェリダン監督のアイルランド映画。 簡単に理解できないお国事情もあり、とにかく宗教がポイント。  最後、そばにいたのは、○○だったという話。  戦争に巻き込まれた悲恋のカップル。 それを神父さんは、片思いながら、見守り続けている。 が、彼は少し問題を抱えている、悩める人だった。 子どもが産まれて、女性を精神病院に入れると、子どもは養子に出した。 だが、神様はここで奇跡を起こす。  鑑賞後には、アイルランドの宗教が、一筋縄でいかないことが分かる。 この国の味わってきた歴史を考えると、そう一言で言えないが・・
[DVD(字幕)] 7点(2023-07-23 16:03:53)
5.  老人と海(1958) 《ネタバレ》 
スペンサートレイシーが、見る角度によっては、 どこかロイシャイダー似である。  ロイシャイダーと言えば、あの「ジョーズ」である。  ニヤリとしてしまった。
[DVD(字幕)] 7点(2023-05-29 22:01:44)
6.  ロング・ライダーズ 《ネタバレ》 
何と言っても、デヴィッドキャラダインの、娼婦をめぐって、 インディアンの旦那と喧嘩するシーンが光っている。 口にお互いタオルのような紐をくわえて、ナイフで斬り合うのである。 ウォルターヒルの演出が光る、彼の喧嘩場面の中でも光っているシーンであろう。  ジェシージェームズという実在の強盗たちを描くことが中心で、 話は登場人物が多すぎて、冗長であるが、面白い。
[DVD(字幕)] 7点(2021-07-10 23:26:27)
7.  浪人街(1990) 《ネタバレ》 
風紀取り締まりに夜鷹たちを斬って捨てる役人たちに対して 浪人たちが立ち上がる。  もうそれだけで泣ける話なのだが、この映画は赤牛と言う従来の 時代劇では取り扱わないような人物を配することで、厚みが出てる。 その情けない汚れ役を勝新太郎が、あの座頭市の勝新が演じているのだから、 これは凄い作品。 原田芳雄のダメっぷりがラスト効いてくる。 石橋蓮司に関しては、こんなカッコいい役、初めて見たよ~ 田中邦衛もいつもながらにイイ。 3人ともお疲れさまでした。
[ビデオ(邦画)] 8点(2019-11-05 02:05:48)
8.  64/ロクヨン 後編 《ネタバレ》 
誘拐犯からの電話は、誘導先からの電話ばかりで探知できない。 そして逆探知できる一瞬のチャンスを、警察側のミスで永瀬演じる被害者しか犯人の声を聞けなかった。 ミスを隠ぺいする警察組織と、その声を手がかりに、一人で犯人を見つけ出す永瀬。 その間に隠ぺいして、嘘でこわばっていく組織の中で、自分を見失うまいと頑張る佐藤浩市演じる警察官。 まさに組織の時代の昭和、携帯電話のない昭和にしか生まれえなかった傑作です。  瀬々監督は、事件の裏にある人間への関心が強い。 佐藤浩市演じる人間であり続けた警察官と、分厚い電話帳の中から犯人の声を探し出す永瀬演じる被害者。 この二人の強烈な人間に、エンディングの後、彼らといつまでも一緒にいたいという余韻をもたらしてくれた映画だった。  瀬々監督、これからも人間描いてくださいよ。
[DVD(邦画)] 8点(2019-09-22 17:01:24)
9.  64/ロクヨン 前編 《ネタバレ》 
面白い! 錚々たる顔ぶれで贈る大作である。  腰掛なんていない、誰しもが体を張って、自分が正義と思った世界の中で生きている。 しかし組織は、そんな個人の想いと別に配属されていく。 昭和最後の誘拐事件未解決のまま、県警広報課として、警察の顔に配属された警察官を 佐藤浩市が全身全霊で挑む。 実名報道の議論で、警察広報と記者クラブがぶつかる。 組織との板挟みになり、苦悶の末、自らの首をかけて、働く人々の良識を信じ、 記者クラブに誘拐事件長官訪問の取材を記者クラブに許可させたその時に、 あの未解決事件の犯人がまた事件を起こしたと思われる展開。  県警組織すべてが騒然とした中、以下、後篇に。 俳優も本気なんだよ!と言わんばかりの熱い男たちのドラマが映画の中で展開される。 待て!後編へ!
[DVD(邦画)] 8点(2019-09-22 14:28:23)
10.  ロスト・ハイウェイ 《ネタバレ》 
???? デビッドリンチはアートである、という話を聞いたことがあるが、 この映画ってアートなんだろうか?  映画として事態がきちんと収まるとこに収まっていれば、何も言うことないのだが、 よく分からなかった。 「ブルーベルベット」は面白かったけど、これはちょっと・・  自分にはリンチは合う作品と合わない作品があるみたいです。
[ビデオ(字幕)] 6点(2019-08-25 09:06:47)
11.  ローガン・ラッキー 《ネタバレ》 
社会派から娯楽まで幅広く創り続けるソダーバーグ。 本作では、一昔前のオーシャンズシリーズで培った娯楽手法で、見事に裁きます。  一見、ヒューマンドラマのような趣のなか、犯罪が粛々と行われ、盗ったお金は戻すかと思いきや、 やはりちゃっかりもらってた、なんて・・(笑) もうね、投資マネーやら電子マネーやら、もうリアルなお金の犯罪は、豪華絢爛に見せる時代ではないんですね。 大金を盗む話も、地味に語られるご時世。 ソダーバーグもその辺の時代認識を感じとっての本作なんでしょうね。  で、捕まらぬ犯人たちは、盗まれた側も保険金でカバーできるので、誰も興味持たない・・ ように見えて、実はヒラリースワンク演じる女性FBI捜査官だけ、ラストに犯人たちのバーで酒を飲んでる、 なんてラストで、ニヤリとしてしまいます。  ダニエルクレイグが昔のマックウィーンのようで華がある。  ソダーバーグは真面目に映画のことを考えてる人だと思います。 次回作も楽しみ。
[DVD(字幕)] 7点(2018-11-10 21:51:07)
12.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
鑑賞前から、皆死んでしまうという情報が!なので、観てても切ない、切ない。スピンオフなのに、本編よりもキャラが濃いのが何人もいる。ここまでの戦歴でかなりの猛者だったんだろうなという連中ぞろい。最後はシリーズと同じだが、違うのはキーとなる設計図のデータをバタンタッチして、みんな死んでしまうこと。最後のレイア姫で、おぉ!となるが、キャリーフィッシャーはもうこの世にはいない。諸行無常というか、後に残されたのは「希望」のみ。捨て駒と分かってても、希望を見失うことなく、全力で!というメッセージなのだろうか・・(泣)
[DVD(字幕)] 7点(2017-07-09 00:23:15)
13.  ロッキー・ホラー・ショー 《ネタバレ》 
ニューシネマですね~。ベトナム戦争で正気に耐えられない人がはまったんでしょうね。時代が狂気を帯びると、こういう映画が連発されるのだと思います。しかしその中でスーザンサランドンの役者根性たるや、イヤハヤ。「デッドマンウォーキング」の彼女を最初に観てしまうと、その後の「ぼくの美しい人だから」とか「テルマ&ルイーズ」の彼女に驚かされるのですが、この映画を観るとうなずけます。何故、彼女がセクシーな役を多く演じていたか・・。彼女はそのギョロリとした目で、体を晒してまでも現実を逃げずに見続けてきたからこそ、歳を重ねてからの円熟味のある演技ができるのだと思います。酸いも甘いも噛み分ける人ってこういう女性のことでしょうね。さて、この後は同年代に創られた「ファントムオブパラダイス」を観るかな(笑)。気分はもうベトナム戦争!
[ビデオ(字幕)] 7点(2017-03-18 02:10:37)
14.  ロスト・バケーション 《ネタバレ》 
今、B級映画作家として、楽しみなこの監督。現代的小道具をうまく使って、面白い作品を連発するよね。短い上映時間で映画の面白さを上手に演出する。水着の美人姉ちゃんの奮闘という設定も嬉しい。
[DVD(字幕)] 7点(2017-02-26 16:57:09)
15.  ローリング 《ネタバレ》 
とある某映画雑誌で、上位ランクインしてたので鑑賞。結果、酷い映画だった。何を語りたかったのか・・。盗撮した教師が、人間的に立ち直るとかいう内容なら、まだ見応えあるが、この映画はダメがとことんダメになって、スズメの巣になるという内容。????笑える内容じゃないよ、これ。う~ん、自分的には感心しませんねぇ。
[DVD(邦画)] 5点(2016-05-28 01:40:19)
16.  ロッキー・ザ・ファイナル 《ネタバレ》 
ロッキーシリーズ、全部鑑賞!この最後の作品と、1作目は何度も観ることになりそうなので、この得点。本作は、50代を超えた自分にとって、腹に来るセリフがいっぱいあった。まさに人生こそ、強烈なパンチを繰り出してくる。倒れるわけいかない!ありがとう!ロッキーバルボア!ありがとう!シルベスタースタローン!!
[DVD(字幕)] 9点(2016-05-26 23:10:38)
17.  ロッキー5/最後のドラマ 《ネタバレ》 
うん?なんでこんなに評価低いの?人間ドラマにしては、底が浅いからかなぁ?でもシリーズを締めくくるには、きちんとしていて、よくできてると思います。ラストのストリートファイトは興奮しました。もうロッキーシリーズは終わりかぁと寂しくもなり・・。次のファイナルのストーリーを見ると、えぇ!エイドリアンいないの???そんなんロッキーのファイトが成立しないじゃん!?とほっとけない気持ちが湧いてきました。ロッキーシリーズをこの何週間で一気に観て、これは1作だけじゃなく、シリーズ全部が元気が出る映画だと確信しました。でもバートヤング演じるお兄さんってホント困った人だよねぇ。白紙委任状渡しちゃうなんて・・。普通、もう絶縁だよね、そんなことする親戚いたら・・。でもロッキーには最後まで傍にいてほしい人になってる。アメリカの下町って粗いんだなぁ(笑)
[ビデオ(字幕)] 7点(2016-05-15 00:22:24)
18.  ロッキー4/炎の友情 《ネタバレ》 
もうここまでパターン化してくると、好き嫌いが分かれてくるのは致し方なし。もうスタローンの試合前の猛特訓ぶりもマンガ化してきてるもんね。自分はここらへんからスタローンについていけなくなる。
[ビデオ(字幕)] 6点(2016-05-02 23:05:11)
19.  ロッキー3 《ネタバレ》 
いやぁ~爽快ですね。かつての対戦相手がトレーナーを買って出てくれる。漫画「柔道部物語」を思い出しました。エイドリアンとロッキーの喧嘩のシーンも良かったです。スタローン、監督としてもいいね。ラズベリー賞の対象にされたりで、あまり公的に評価されないけど、やはり凄い人なんだな~と思いました。かつてボッコボッコにされた相手が、「やはりあいつも人間だ」とロッキーが言うところが、もう勝負あったって感じだね。音楽も当時はあちこちで流れてた曲。色んな意味で、続編はつまらないというジンクスを(昔はこういうシンクスがあったんです)を打ち破るべく、見せ場をたっぷり用意したシリーズ作です♪
[ビデオ(字幕)] 7点(2016-05-01 10:48:24)
20.  ロッキー2 《ネタバレ》 
このシリーズ、実は全部観てないんだよね。元気ない時は、ロッキーに限る、と周囲に言いながらも・・。もう1作目の大ファンであることで止まっちゃってたから。でも2作目も観てみようという気がして・・。それは何かの映画の中で、ロッキー4を何度も観たという男の人が劇中、話してて、へぇあのシリーズ、一作毎に個性があるのかと興味持ちだして・・。そしてこのパート2を観たら、実に人生を描いてて、感心しちゃったよ。今度はマジで潰しにかかると、チャンピオンが意気込むとこから、人生って、クライマックスの後には、必ず落とし前っていうのが発生するから、どの作品にも続編ってありうるよなぁと、ちょっと感心。そしたら面白くてね。。1作とは別の意味で・・。観終わったら、もう興奮して、この勢いで全作観ちゃおうかなとも思ったけど、貴重なシリーズ。大事に大事に。3作はいつかまた元気のない時のためにとっておこうっと(笑)
[ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-23 19:16:39)
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