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コメント数 48
性別 男性

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1.  ラスト サムライ 《ネタバレ》 
トム・クルーズは本来日本の武士道に関心があったと言いますがこの映画で一段と造詣を深め、更に傾倒したであろうことが窺えます。 無理な展開もあるにはありますが、映画ですからああなるのは大目に見たいところです。  今まで世界に紹介されてきたサムライ像を踏襲するものではなく武士道を外国人が分かりやすいようにした作品と言えないでしょうか。 この点は評価されるべきだと思います。  他に飛源役の池松宗助、信忠役の小山田シン、二万回斬られた男として有名な福本清三の演技も見逃せません。  また特筆すべきは音楽がハンス・ジマーという事でしょうか。 和太鼓の効果的な使い方や男性コーラスのシャウトなどかなり鳥肌モンでした。   ただ生かされるだけの凡庸な人であるより、自分を貫いて生きることの価値を問いただしているかのようでもあります。
[映画館(字幕)] 7点(2012-10-08 16:36:17)
2.  おばあちゃんの家
最後のテロップ、「 すべてのおばあちゃんに捧げます 」は「 すべての外祖母に捧げます 」と書かれています。  要するに「母方の祖母」にスポットを中てたかったのでしょう。   韓国では母方の実家へ遊びに行った時は「 ズボンを頭から被って大の字で寝転んでいても文句は言われない 」と言うそうです。  それぐらい横着い事をしても叱られないという意味ですし、酔っ払おうが何をしようがお構いなしという意味で。  父方の祖母と 「母方の祖母」とは微妙に違いますが、僕も考えてみたら「母方の祖母のほうが愛情が強いのではないか」 と思えたりもするんですよね。  だからこの最後のテロップは必要だったと思います。  私は30過ぎて外祖母と会いましたが、やはり終始ニコニコして何一つ文句を言わない人でした。私と家族の口論さえ微笑ましいと見守ってくれていました。  家内もやはり自分の外祖母に会いに行った幼い頃、いつまでも手を振り続ける姿に泣き続けたそうです。  もう、あきませんわ。こんな映画。二人ともドロドロ、妻は大泣き。  全ての外祖母が一気に天国から団体で降りてきたんじゃないかと思える作品、お涙頂戴では無く、サラリとした質感の漂う作品です。  そんな経験が無い人でもみんなサンウになって鑑賞されたのではないでしょうか。   「おばあちゃん、あの時ごめんよ!」って泣いたと思えてしょうがないです。
[DVD(字幕)] 8点(2012-10-08 16:14:03)(良:1票)
3.  グラン・トリノ 《ネタバレ》 
人種差別は個人的な偏見の集団意識でもあると思います。 時に、国民感情の平均値にもなりうるのかな。 特に主人公のような世代には固定観念でもありますよね。  それまで意固地だったが、妻を失ったことによって外柔内剛に変わろうとした様子をよく描いていたと思います。  イーストウッドは銃社会の映画から脱却を果たしたいのではないでしょうか? その先鋒作品を選んで来たではないですか。 ウェスタン、ダーティーハリー。   即決のエンディングで僕は良かったと思います。  あれは「美的完成」そのものですよね。  「美的完成」・・・・   要するに「自殺」ですよ。  「懺悔」はキーワードでもありますよね。  観終わって、「あぁ、よう解った」と思いました。  映画はこうでなければいけないのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 7点(2010-05-06 18:08:37)
4.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
戦争や環境問題も扱いたかったんでしょうかね? 興行的に世界の色んな地域や団体を意識しているんでしょうか。 その点は良かったと思います。  最初っから、『こいつら二人はワルモンやな』って分かりましたが、それはそれで良いですよね。  シガニー・ウィーバーは、まだ出るかって感じでした。エイリアンで満足できなかったんだなぁ・・・。   CGは新しいソフトの開発でかなりリアルになったとのことですが、動きは格段に良くなったものの、質感はもう一踏ん張りだったかなぁ。  あの翼竜の大ボスを手なずけたのは他の方も仰る様に、「え?もっと苦労のプロセス見せてよ」って思いますけど、 まぁ許せるか・・・何か事情があったんでしょうね。   半裸状態の、あんな先住集団を見たらドギモ抜かれますよね。 人間との体格の差は凄いですね。でも見ているうちに、ひょっとしたら愛してしまうかも・・・って思いました。  「惚れてまうやろー!」ってやつです。  3D作品はこの他にも今まであったわけですが、この作品はかなり下克上的な地位を『ぶんどったもの』になるのではないですか。(そういう点では8点!) 視覚効果だけならUSJのターミネーターのほうが凄かった。  スターウォーズを3Dリメイクしたほうが秀作になると思うのは僕だけっすか? ベン・ハーや十戒はどうなるんや。結構引き分けになるんじゃないっすか。  っていうか、引き分けになる作品が多すぎて・・・。(笑)  でも良かったと思いますよ。CGの良さで7点献上!
[映画館(字幕)] 7点(2010-01-04 23:32:50)
5.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
27年経ちましたか。 第一作を彼女と観に行ったのは19才でした。 そして今、時系列は上手く纏めたと思います。 この物語の素晴らしいところは 「遠い昔」 の出来事ということではないでしょうか。 未来では無いんですよね。 ルーカスのライフワークであった事も素直に受け入れることが出来ますし、情熱も伝わってきます。 これは遠い昔に、銀河の遥か彼方で起こった歴史の一コマなんです。 これが凄いんですわ。 賢明な諸兄の中にはストーリーの「矛盾点」を突くことに余念が無い方々も周りに居ますが、僕はこれで良いと思っています。 親子で夢中になれる映画なんて、うちでは「十戒」と「マトリックス」ぐらいですし。 息子は僕が初回作を観た年齢になろうとしています。「フォース」というセリフが初回作では「理力」という翻訳だったというのを知っている方々もみえるでしょうね。 いつから「フォース」一本になったんだろう。 ま、よしとしよ。
[映画館(字幕)] 9点(2005-12-06 03:02:52)(良:1票)
6.  クイール 《ネタバレ》 
私も犬を二頭飼っています。ゴールデンと柴です。 水を注すようですが5点という評価の通り、可も無く不可も無くと言ったところです。 椎名桔平と小林薫は良かったです。特に小林薫は実在の渡辺さん(故人)を演じ、生前の彼を知る人々からは絶賛だったそうです。  しかし「省略された年月」のウェイトの大きさに遺憾さが残ります。 犬好きの方達や原作を読まれた方々にはスッと入り込めるストーリーですが、宣伝にだけ惚れこんで観に行った人達に物足りなさが残るのは否めません。 みのもんたの「動物奇想天外」の中の特集コーナーのほうがより身近な感動が沸くと思えます。 クイールに関わった人々の存在や気持ちを思えば、盲導犬育成の為の一大社会現象、プロパガンダとなって然るべき題材であっただけに手放しで賞賛は出来ません。 でも自然さや可愛さはよく工夫されていました。クイール最後のシーンがアニマトリックスによる精巧なダミーという点も、評価すべき点だと思います。 総じてみて犬好き、動物好き、またその生死に問題意識のある方々には理解しやすいのですが、そうでない方々が感動できるかという点ではどうでしょう。幼い子供さんがみえるお宅ではビデオでゆっくり鑑賞されるに充分ではないかと思えます。 犬好きの私自身は大変感動致しましたが。
[映画館(字幕)] 5点(2005-08-27 02:07:12)
7.  キャットウーマン
ただハル・ベリーに4点という感想です。 それはそうと、シャロン・ストーンが小顔になってたので「へ?誰?」って思いました。  キャット・ウーマンと言えばバットマンのキャラですが、そこら辺を外伝として(もっと)描くと言う事は出来なかったんでしょうかね。 ヴァル・キルマーとすれ違うとか。(^^;
4点(2004-11-07 23:09:39)
8.  黄泉がえり 《ネタバレ》 
酷評とボロ泣き、こんなに感想が両極端な映画も珍しい。  私の点数は辛目です。  草彅君の演技はもう見ちゃおれん状態、RUI(柴咲コウ)のコンサートシーンは15分ぐらいあって長すぎでしょうあれは。  事情はあると思いますが(笑)我慢の限界に迫る方々は早送りをお薦めします。  それに哀川翔の、あの倒れるときの演技、、、なんすかあれ。 ブレイクダンスかドリフのコントみたいですね。 あれはやり直しさせないほうが悪いですね。   しかし裏点数なるものを点けるなら、これは8点としたいのです。  死んだ人にもう一度会いたいという願望は、身内や愛する人を失った人ならだれでも多少はあるはず。その気持ちを増幅させてくれるような気がします。  哀川翔のキョトンとした表情、すぐ把握できてないという感覚は表現されてましたしね。  要するに題材そのものが高得点ということになりました。  監督が違えば、或いは主役級を一新してリメイクすれば、こんなものでは終わらないでしょう。  そういう意味ではもったいないので、是非パート2的なもので挽回してもらいたいと思います。  田中邦衛や伊藤美咲の自然な演技で何とかなったかなという気はします。  そこで私のリメイク案は・・・  主演はどうしてもスマップを使いたいなら稲垣吾郎君、ちゃんとした俳優なら、中井貴一とか。   脇は黒木瞳や鈴木京香、永島暎子など演技派や正統派で本編より年齢層を僅かに上げたほうが良いかもしれません。  ただ「サトラレ」には完敗した作品だと思います。
4点(2004-07-30 01:13:30)(良:1票)
9.  スキャンダル(2003)
1700年代に書かれた原作をアジアで初めて映画化したという点ではそれなりに評価出来ますし、巧く作ったと思います。 しかしペ・ヨンジュンのヒゲ。 あれはあかん。(ファンの方々ごめんなさい) 贔屓目に見て子犬か熊、そのまま言わせて貰えばキョトンとしたドロボーみたいやんか、と思いました。 娘に 「 お父さん、これ買いなよー 」 と言われたら、迷わず 「 レンタルでじゅ~ぶん 」 と答えます。 あのヒゲは無いほうが良かったです。 あのコミカルヒゲのお蔭で映画に入り込めなかった。残念!(^^; 
5点(2004-06-20 01:57:56)
10.  21グラム
パーツやユニット毎に組み立てが終わっているのを、何度もはめ込む場所がずれ込んでいるような作り方・・・でしょうか。   付き合ってやった、と言う様な後味が残りました。   でもあの作り方じゃなければ何でも無いストーリーだったと思うので「あーもなるわなぁ」というのは分かりそうな気もします。  
4点(2004-06-18 00:20:05)
11.  白い犬とワルツを(2002)
御夫婦でゆっくり鑑賞されたらどうでしょう。 観終わった後、僕は家内の顔を見るのが照れくさくなってしまいました。 お互いちょっと文句を言いたい時は、こういう映画で大人になりましょう。(^^) 静かにエンディングまで付き合わせてくれる秀作だと思います。 僕は妻を亡くしかけた事があるので言いたいことはよく伝わってきた映画でした。
8点(2004-06-18 00:08:46)
12.  ビッグ・フィッシュ
二役こなした配役も居ますが、若かりし頃と成人してから、そして年老いてからの配役に、よくまぁあれだけ似た人を持ってきたもんだなぁと感心しました。    父親の話というものは多かれ少なかれああいうもんだと思います。   幼い頃は、父親が偉大で、話すことにも威厳がある。 でも子供が成長するにつれ畏敬の念も薄れていくものです。   やがて父親が子供にかえって行く姿を知るのは、どこの家庭でも多少はあることでしょう。   お互い善意と愛情に始まり、更に深い愛で終わって行く。   親を失った人には取り分けそれを身近に感じる映画だと思います。
7点(2004-06-17 03:26:22)
13.  友へ チング
観た後、釜山の知人に色々聞きました。   まだ貧富の差が今より激しかった頃の話で、あの時代に同じ年齢層だった人、またその親たちが年老いて生きている。 その彼等が映画館に足を運び、老いも若きも皆涙したそうです。   それだけ生活感、密着感があったのでしょう。   釜山訛りが強いので標準語の字幕が付いていた作品でもあります。 他地方の人には細部のニュアンスが捉え辛いからと言う事で。   ヤクザ映画になった面は仕方ないです。実在の人物がヤクザになった物語なのですから。   それが監督の実体験であり原作であるという点も話題になった作品です。   作品として、実録として作られたであろう事が伝わってきます。   最後の刺殺現場は住所も実在し、ジュンソクも監督のチングで、まだ服役中です。   ちなみに山口県でも「ちんぐう」という言葉がありますが、やはり「マブダチ」の意味だそうです。   県内の人たちも韓国から来た言葉と知っているそうです。   「チング同士にゴメンなんてあらへん」という言葉、最高の言葉だと思いました。   そうも行かないところを、俺らもそうあるべきなんだという思いでいっぱいになり胸が詰まりました。   ウォン・ビンやペ・ヨンジュンよりもチャン・ドンゴンが格上だという現地の意見も興味深くあります。
8点(2004-06-12 04:10:31)(良:1票)
14.  シカゴ(2002)
ストーリーで観る映画では無く、グイグイ見せつけるのを、あるがまま見せられる映画という感じですが、私としては普通のミュージカルです。アカデミー賞では少々騒ぎすぎた感があり、「なんで?」という後味です。  
5点(2004-06-09 05:28:27)
15.  たそがれ清兵衛
「壬生義士伝」と似通った武士像賛美の映画ですが、全編丁寧に作られた秀作です。  舞踏家である田中泯の演技はリアルで、本来アクションスター真田との殺陣も見事の一言。 
8点(2004-06-09 05:25:30)
16.  どら平太
とにかく映像美に打たれます。 役所広司も最高のハマリ役で、剣術だけでなく柔術の殺陣も美しく且つ迫力がありました。  ストーリーもしっかり組まれていて退屈するという事はありませんでした。 勧善懲悪励行映画ですが、これと言った悪人が登場しません。 だからこそ「正義が悪」という構図を浮き彫りにしたかったんでしょうね。心情的には9点、観て損は無い映画だと思います。
7点(2004-06-09 05:17:36)
17.  愛しのローズマリー
今の美意識というのは一方的に発信されたものが知らぬ間にスタンダード化されてしまったものだと反省?させられるような作品でした。  「あばたも笑窪」と言うように、人間の何をもって美しいとするのか、それは「見抜く」作業や才能とも言えるのかも知れません。 美人っていうのは相対的真理ってことですね。 
7点(2004-06-09 05:11:21)
18.  鬼が来た!
アジアでまだまだ根強い反日感情を理解するにも、それを知らない人々や世代にとっては、直感的糸口にもなる映画。「これぞ映画だ!」と、大鉈を振り下ろすような、かなり力を持った映画だと思います。観終わってかなり疲れてしまいました。
9点(2004-06-09 05:04:09)
19.  スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
「エピソード1」で観客には半ば強制的なフィードバックの面もありましたが、かなりキーとなる作品で、シリーズ中の各作品の位置付けを明確にするという意義を持っただろうなとは思います。   この壮大な物語が、エピソード1と2の段階を経るものであるにも関わらず、前作品群によって、観客にはその後の展開が刷り込まれているというのも計算高い一面であり、興行的にも効果的であるでしょう。   ジェダイの理念と、その対極にある暗黒面を描写するBGM等も細かい配慮がなされており7点献上。
7点(2004-06-09 04:59:18)
20.  エニグマ
「U-571」もこれを巡るストーリーでしたよね。あっちのほうがエニグってたと思うんですよね。 戦争モノかサスペンスか、色んな要素を含んだ作品として作りたかったのでしょうけどもインパクトは薄いです。 自分で自分をアップさせながら観る分には面白いと思います。 でもそれは疲れる。
4点(2004-06-09 04:37:28)
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