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TOSHIさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1705
性別 男性
年齢 36歳

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1.  メッセージ 《ネタバレ》 
○他の言語を理解する=思考も変化する、というのが受け入れられるか否かで評価は変わるだろう。理解するにつれて徐々に増えてくるフラッシュバック(正確には違うが)が良い伏線となっている。○イアンとの間に子供をもうけるが子供は若くして病死する、それをイアンに言って別れることになる、でもその運命を受け入れて(ヘプタポッド語の理解ではもうすでに決まっていることなのでやや違うが)、それでも子供を作って生きていく。○昨年個人的に評価1位だった「ボーダーライン」の監督であり期待したが、その期待を凌駕する作品だった。音楽も中毒性がある。
[映画館(字幕)] 10点(2017-06-04 12:30:32)
2.  別離(2011) 《ネタバレ》 
○あまり触れることのないイラン映画とイラン人の暮らし。なのにテーマがあまりにも身近で、引き込まれる。○主に五者から語られる言葉にはそれぞれの事情があり最後まで目が離せない。強いて言うなら母が海外へ行きたがる理由がもっと納得できるものであればな。○もう少し見せても良いのにというところで次のカットへ行くのが良い伏線となっていた。○最後にどちらの親を選ぶかを描かなかったのは監督の優しさかな。終始、娘がかわいそうだったから。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2018-01-15 13:25:58)
3.  ボーダーライン(2015) 《ネタバレ》 
○女性主人公がここまでボコボコにされる映画もそう見たことがない。○細かな説明を極力省いているのも良い。○国境越えシーンの緊張感に対し、ジョシュ・ブローリンの手慣れた感じも良い。○徐々にベニチオ・デル・トロの画面占有率が高くなるが、徐々にかっこよくも見えてくる。また稀有な俳優でもある。○またここまで邦題のハマった作品もそうない。
[映画館(字幕)] 9点(2016-05-11 21:00:33)
4.  マッドマックス 怒りのデス・ロード 《ネタバレ》 
○IMAX3Dにて再鑑賞。公開当時2Dで鑑賞して満足したが、今回改めて映画館で鑑賞すべき映画だと痛感。○映画内のほとんどを占めるアクションシーンがバリエーション豊富で全く飽きさせない。○シリーズ毎に良くも悪くも変化し続けてきたが、今作が間違いなくシリーズ最高傑作。70を越えた監督が作っているというのが凄い。今作の製作までに紆余曲折あったのだろうが、彼のシリーズへの思い等がエネルギッシュな作風に現れたのだろう。○今作含め3部作とのことだが、今作でこれだけ出してしまって大丈夫だろうか。
[映画館(字幕)] 9点(2015-07-28 19:46:27)
5.  セッション 《ネタバレ》 
○まるで映画自体がフレッチャーのように飴とムチ(と言ってもムチメインだが)を巧みに使ってくる。○鬼教授のフレッチャーの厳しさに対し、たまに顔を出す恋愛要素と父親とのシーンだが、そちらも徐々に緩衝材としての役割を失い、どんどんフレッチャーに支配されてくる。○そのフレッチャーに対峙するあか抜けない主人公というのもグッド。○こちらのアドレナリンも全開になりつつあった発表会での失態からどう展開するかと思えばまさかの再会。○再び訪れた発表会でのフレッチャーのえげつない仕打ち。意地とかプライドとかを凌駕するラストの演奏シーン。これほどまでに惹きつけられ、かつこっちまで疲弊してしまうような演奏シーンはかつてあっただろうか。○なかなかオシャレな音楽こそ流れるが、そのおしゃれな音楽を作り上げるまでの泥臭い、汗の滲む努力が感じられる。主演・助演の二人の演技にも脱帽。
[映画館(字幕)] 9点(2015-07-27 21:39:09)(良:2票)
6.  リンカーン弁護士 《ネタバレ》 
○最近贔屓にしているマシュー・マコノヒーだが、今作のはまり具合は相当なもの。○二転三転するストーリーも見応えがある。○こういう役の印象がないライアン・フィリップの出演も良し。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-01-04 16:06:14)
7.  ジャージー・ボーイズ 《ネタバレ》 
○他のイーストウッド映画ではお目にかかれない類の作品。○フォー・シーズンズとそのメンバーの歴史をなぞりながら、当時ヒットした曲のライブ映像を見ているような感覚に陥る。曲のシーン以外はテンポ良く、淡々と展開していくところはイーストウッドらしい。○最後のミュージカルシーンはもう少し続いてほしいと思えるものだった。
[映画館(字幕)] 9点(2014-10-27 00:42:58)
8.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 
○緊張の1時間半。表現に語弊があるかもしれないが本当に無駄がない。○割とSF映画にありがちな要素を踏襲しつつ、宇宙空間に二人のキャストで描かれる世界と決まったといわんばかりのエンディング。新たなSF名作が一つ生まれた瞬間だと感じた。○強いて言うなら音楽はもっと少なくても良かったが、映画館で楽しむべき作品。
[映画館(字幕)] 9点(2013-12-15 20:40:25)
9.  アルゴ 《ネタバレ》 
○ベンアフレック監督作品全て観たが、どれも作りがシンプルでテンポが良い。○本作もその良さが存分に生きる政治サスペンス。○オチは分かっていても緊迫感ある演出。○またベンアフレックの主演も抑えがきいていて気取っていないのが良い。○また次回作が楽しみ。
[映画館(字幕)] 9点(2013-08-15 13:44:35)
10.  ミッション:8ミニッツ 《ネタバレ》 
○約90分の作品でありながら、SFサスペンスで始まり、最終的に恋愛要素で締めくくるとは驚かされた。8分間で事件解決しながら、同時に8分間クリスティーナと毎回会うたびに好きになっていった。この移行もスムーズだった。
[映画館(字幕)] 9点(2011-12-25 18:40:54)
11.  すばらしき映画音楽たち 《ネタバレ》 
○ドキュメンタリーであり、メイキングでもある、なかなか見られない貴重な映画であった。○一応はサイレント期から現代を巡るように、その時代を彩った映画音楽家たちが相次いで登場する。約90分と短い上映時間のため、紹介しきれなかったであろう作曲家や音楽は多数あったであろう。あの作曲家は、あの音楽は取り上げられるのだろうかと胸を躍らせながら鑑賞することができた。○取り上げられた尺的に考えると、この映画でより取りあげたのはジョン・ウィリアムズとハンス・ジマーだったな。この二人に限らずだが、彼ら一人を取り上げたドキュメンタリーを作ってほしいくらい。○なかなか出てこないなと思っていたジェームズ・ホーナーは最後の最後にジェームズ・キャメロン監督のコメント付きで登場するとは。彼にしてもヨハン・ヨハンソンにしても急逝する作曲家の音楽はもっと楽しみたかったし、これからの音楽家たちにも大いなる期待をしたい。
[映画館(字幕)] 8点(2018-03-28 23:17:05)
12.  Ryuichi Sakamoto: CODA 《ネタバレ》 
○本作は津波ピアノで始まる。東日本大震災の被災地で披露する「戦メリ」で観客をどっと惹きつける。○その後は、食道がんによる闘病生活からの脱出を描く現代と、「戦メリ」辺りからの映画音楽の仕事を時系列で追っていく。○「戦メリ」「ラストエンペラー」「シェルタリング・スカイ」「レヴェネナント」と各映画での監督等とのエピソードが聞けるのはうれしいところ。(個人的には、どこがどう良いのか、具体的には「シェルタリング・スカイ」でイントロの書き直しを監督から命じられ30分で修正したイントロが良かった話があったが、具体的にどう良かったのかを修正前の音楽と比べてコメントしてもらうなどできれば素人目にはありがたかったかな。○にしても何気なく聞いている映画音楽が作られている過程を少しでも感じることができるのは嬉しい。60超えた坂本龍一が良い音にめぐり逢った時に見せる少年のような無邪気な笑顔を見ると、映画を見る際に音楽にもより注目しようと思う。
[映画館(字幕)] 8点(2018-03-28 23:11:33)
13.  シェイプ・オブ・ウォーター 《ネタバレ》 
○何となくバッドエンドを想像していたが、一応は分かりやすいハッピーエンドのファンタジー。○愛は形ないものというが、主人公を軽蔑する(女性として、話せない人として)ストリックランドが形あるもの(車や指等)を次々に壊され失っていき、最後は首を斬られるという皮肉な最期。○同性愛と人種差別は、ストーリーが進む上で必要なシーンとして組み込まれているが、ポリティカル・コレクトネスを意識したのか、ちょっと不自然。頭を撫でると髪が増えるのは…。○終盤に「ラ・ラ・ランド」的なミュージカルシーンが挿入されるが、そんな妄想に浸るイザベラをよそに、ゆで卵に夢中の「彼」には笑った。
[映画館(字幕)] 8点(2018-03-04 20:31:33)
14.  15時17分、パリ行き 《ネタバレ》 
○テロ映画である以外の情報をシャットアウトして観たが、後に見た予告編はやはり観なくて良かったと。煽り方から想像するに主人公とテロリストがどう対峙するかにもっと時間が割かれていたと想像したことだろう。○無名の俳優に演じさせているのかと思ったが、まさか本人たちが演じているとは。88歳という歳にしてこの創作意欲には唸らされる。○観光シーンにやや長さを感じるが、突然起こるテロや本人たちの生い立ちから考えるに必要なんだろう。これでも削ったのだろうなと感じる場面もある。○彼らの身の回りに、銃(おもちゃでの遊び)や戦争(フルメタル・ジャケットや硫黄島からの手紙のポスター)、愛国心(アメリカ国旗)を感じさせたり、煽ったりするものや考えが小さい頃からずっと存在していた。○人を救いたいという主人公の考えがそのまま15時17分パリ行きの電車で起こるテロで体現される。変わった構成、試みの映画だが、振り返ってみてその構造の意味を知らされる。○ハリウッド映画で、実際にアメリカ人が救った話ではあるが、どこかアメリカ至上主義になりそうなところを、最後にフランス大統領の演説を挿入することでやや調和された印象。○撃たれた人やトイレ前でテロリストと格闘した人は表彰されないのかね。
[映画館(字幕)] 8点(2018-03-04 17:27:12)
15.  フェンス 《ネタバレ》 
○タイトルのフェンス(原題はfencesと複数形)が黒人と白人、家族とそうでない人、主人と息子と色々な意味にかかっており、その境で展開していくドラマは見応えあり。。○主演のデンゼル・ワシントンはもちろん、アカデミー賞助演女優賞受賞のヴィオラ・デイヴィス(主演でも良かった?)も表現が難しそうな場面で素晴らしかった。○様々な事情はあるのだろうが、これほどの良作で知名度ある俳優の監督とあらば、他国の日本とはいえ劇場未公開は悲しい。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-15 13:16:13)(良:1票)
16.  ベイビー・ドライバー 《ネタバレ》 
〇オープニングからラストシーンまで「映画らしく」て良い。〇それに相応しい主人公とヒロインだった。〇音楽とカーチェイス。非常にセンスが求められる映画だが、セリフも凝ってて、観客の期待のハードルを越えている。
[映画館(字幕)] 8点(2017-11-25 17:44:34)
17.  三度目の殺人 《ネタバレ》 
○随分と余白の多い映画で、かつ隠喩的なシーンが続くため、気を抜けない二時間であった。○三度目の殺人の意味こそわかったが、最後の接見での「器」は直前に示唆する表現やシーンがないのでちょっと置いてきぼり。考えてなんとなく理解できたが。○日本語らしい曖昧な表現や忖度と取れる言い回しなど邦画ならではなのかもしれない。
[映画館(邦画)] 8点(2017-09-21 13:43:17)
18.  ラビット・ホール 《ネタバレ》 
○子供の死を機になかなか前進できない夫婦。終盤の手前までなかなか溝が埋まらないのに少しイライラするが、ベッカの母親の一言と、特にジェイソンのパラレルワールドの話を絡めた辺りにセンスを感じた。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-16 18:01:53)
19.  マンチェスター・バイ・ザ・シー 《ネタバレ》 
○無理なものは無理。リーの「I can't beat it」が物語る。リーもランディもパトリックもお互いにできる限りのことは頑張ってきたし、歩み寄ってきた。○登場人物同士の距離感の描写が見事だった。ラストの釣りのシーンも、ランディとの突然の再会のシーンも、パトリックが母親とその旦那と会うシーンも。○一方で音楽は微妙だった。
[映画館(字幕)] 8点(2017-06-04 12:36:47)
20.  アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場 《ネタバレ》 
○映画内でミサイルが発射される場面は2回なのに、ずっと持続する緊張感。○1つのターゲットの攻撃に際して、必要な承諾の数々。やってしまえのアメリカと慎重に慎重を重ねるイギリスの対比など面白い。当事国のケニア政府が登場しないのには違和感を感じるが。○それぞれがそれぞれの権限の元、戦っているのだと。○アラン・リックマンの終盤のセリフは取ってつけた感こそあるが、いずれ戦場を肌では知らない世代がどんどん出てくるんだろうな。ドローンこそたくさん出てくるが、まだ人出は必要な場面は多々あるし、最終的にボタンを押すのはまだ人である。いずれ全てAIが判断してやってしまう時代も来るのだろう。
[映画館(字幕)] 8点(2017-02-18 22:43:49)
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