181. キャッツ&ドッグス
まあ、典型的なハリウッドのお子様向け映画でした。もう少し猫に高級なCGを使って頂いていればもっと楽しめたんだけど。最後、もしあそこで殺してたら有無をいわさず0点だったけど、まあ子供向けでそれはないか。猫好きはムカつくだろうなぁ。 4点(2002-10-11 12:00:28) |
182. ベルリン・天使の詩
自分の中で「感動する映画が必ずしも面白い映画だとは限らない」を完璧に体現した映画。普通の人はこれは寝ちゃうって。感動したけど。 6点(2002-10-06 21:06:00) |
183. SF サムライ・フィクション
スタイリッシュな時代劇。「未熟な若侍を中年の強い侍が手助けする」という図式は「椿三十郎」にも当てはまる、というより、微妙にリメイクといえるくらいの作品。が、全体的に椿三十郎ほどの強烈な印象がないのが残念。こんな所でも痛感する黒澤明の偉大さ。いや、面白かったけどね。 7点(2002-10-06 05:39:49) |
184. U・ボート
小学生の頃「戦争の怖さを知れ」と親に見せられた。小学生にこの映画を見せたうちの親もどうかと思うが、結果的には「戦争はイヤだ」「潜水艦はイヤだ」この2つを幼心にとても強く感じた。成長して改めて観ると、映画としての完成度の高さに愕然。そしてあまりにも有名なラスト。ハリウッドも、本当に反戦を訴えたいなら、あれ位非常に徹していただきたい。 9点(2002-10-06 03:24:40) |
185. プラトーン
戦争の悲惨さを訴えた作品で、それがうまく通じているという点では「Uボート」とこれが2大映画。ただ、ラストシーンの「うわぁ~」度が「Uボート」よりも低い分、戦争の非情に徹し切れていないような印象があるので、その辺がマイナス。 7点(2002-10-06 03:17:17) |
186. ナマタマゴ
「友達に薦められたモー娘映画」第2弾は、スーパーで売られてる「あと1時間で賞味期限が切れる食品」並に安い映画。説明不要な所も言葉で説明するウザさ。随所に挿入される謎のスローモーション。妙に物分かりのいい都合のいい人物達。最後に持ってきたテーマの強引さ。86分が、200分の「七人の侍」の2倍長かった。熱心な売り込みに敬意を表して、「ピンチランナー」に1点上乗せ。ていうか何でカメラ撮りなの? 2点(2002-10-02 05:41:13) |
187. ソナチネ(1993)
これより前に観た「HANA-BI」と「菊次郎の夏」はそれぞれ、これの焼き直しなのかな・・・と思った。「たけしが喋る度」も両者の中間ぐらいだし(笑)。でも決して中途半端ではない、最強の北野映画。久石譲のアルバムのライナーに書いてあったけど、この映画は世界中で日本人が一番観てないとか。何てもったいない。 10点(2002-10-02 04:03:59) |
188. ワンダフルライフ
テーマとか、全体を包む雰囲気は凄く良かったんだけども、映画らしい部分がドキュメントタッチの部分に食われすぎ。見入ったりダレたり、浮き沈みが激しかった。 6点(2002-10-01 13:11:58) |
189. デトロイト・ロック・シティ
ロックっていいなあ・・・男子の青春の象徴です。最後に出てきたKISS、「偽物か?」と思ってたら本物だったのね。凄く印象に残るC級映画。 7点(2002-09-29 17:24:47) |
190. デッドマン・ウォーキング
死刑には反対なんだけど、僕の場合死刑反対なのは家族がいる前で、イヤでも殺人を犯さざるを得ない執行人の心情を知っているからで、(いわゆる)殺人犯自身は殺したからには法に殺される覚悟があるべきだと思う。それゆえにショーン・ペンの最期のセリフは今ひとつ納得がいかず、この点数。 5点(2002-09-28 16:16:04) |
191. パーフェクト・カップル
こういう映画を作ってのける所がアメリカだね。大統領選の仕組みをこれで勉強しました。どこの国でも政治の裏側はダーティーなもんだけど、凄いもんだ。あるマンガで「大統領の椅子の前では人の命などペンのキャップより軽い」っていうセリフがあったのを思い出した。 7点(2002-09-25 08:22:30) |
192. 親指スター・ウォーズ
ビデオで観てればもう少しマシな点数を付けたかも。しかしいかんせんシネセゾン渋谷で規定料金で観てしまったんで、その怒りを若干込めて。「タイタニック」とどっちが面白いかと聞かれたら、若干タイタニック。ヨーダは指じゃないじゃないか! 2点(2002-09-25 06:16:50) |
193. グリーンフィンガーズ
ほのぼーのしてるね、単純にいい話。冒頭のシーンが実はかなり後半のシーンだったのは巧かった。脱走した兄ちゃんのその後も知りたかったなぁ。 7点(2002-09-25 06:10:52) |
194. シックス・センス
「凄い秘密が隠されています」なんて言わなければ凄い秘密だったのに・・・。宣伝の失敗。さて「サイン」はどうかな? 6点(2002-09-25 06:05:30) |
195. 卓球温泉
松坂慶子、牧瀬里穂、蟹江敬三、大杉漣、そして、このほしのいっとーしょーになりたいのたっきゅーでおれは窪塚洋介(ヨースケ)。メンバーは結構豪華。しかし映画自体はひっじょーに小粒。テーマが小粒なせいかな。映画をビシッと引き締める存在感のある役者が重要な役で欲しかった。短時間の出演できっちり存在感を示していた窪塚洋介はさすが。 4点(2002-09-22 05:18:55) |
196. Kids Return キッズ・リターン
「アーティスティックな北野武」を敬遠している人に、この作品を見てもらいたい。エンターテイメント性と芸術性が高いレベルで見事に融合した邦画の傑作。メインテーマも最高にカッコ良い。「俺達もう終わっちゃったのかなぁ」「まだ始まっちゃいねぇよ」これに尽きる。 8点(2002-09-21 13:22:25) |
197. ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ
「愛の起源」で泣いちゃったよ。 8点(2002-09-21 09:53:15) |
198. あの夏、いちばん静かな海。
「HANA-BI」は静かな中に優しさと暴力がある。「菊次郎の夏」は静かな中に優しさと笑いがある。そしてこの映画はというと、静かな中にひたすら優しさが。それゆえにメチャクチャ静かな映画。久石穣が音楽じゃなければ「地味」の一言で片付けられてしまっただろうけど、彼の音楽で上手に抑揚をつけてる。北野武は良い作曲家に恵まれた。 7点(2002-09-20 18:24:46) |
199. キッド(2000)
悪くないけど、ちょっと、すーっと流れすぎる気がする。もうちょっとフックが欲しい。何かしながらでも観られる感じだね。 6点(2002-09-20 08:32:43) |
200. タイタンズを忘れない
良い映画だし感動したけど、全体的に散漫な印象。話は面白いんだし少しくらい長くなってもいいから、もう少し各エピソードにボリュームが欲しかった。アップの画が多いのもやたらマイナス。 7点(2002-09-20 07:52:05) |