201. 僕たちのラストステージ
コンビ愛かー。 なるほどこうきたか、って感じ。 ヒューマンドラマとしては好きな部類。 後半でグッときたのでおもしろかったです。いい映画。 ただ、前半の盛り上がり不足をやや感じる。 エンディングで実話だということに気付いたという。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-29 15:36:41) |
202. アガサ・クリスティー ねじれた家
アガサ・クリスティの「ア」の字も知らない、 ミステリー初心者ですが割と楽しめました。 (ちなみに最後まで見事にミスリードに騙され続けました) ミステリー物も推理小説も嗜まないので、割と新鮮で楽しかったです。 愛憎が渦巻く人間ドラマの映画としては悪くないかな、と。 推理モノ熟練者の方には物足りないのかもしれませんね。 ただ、推理や謎解きがほぼゼロだったり、 主人公(探偵)の仕事しなさぶりとか、終幕の展開とか、 気になる点は他のレビュワーの通りだと思います。 妖艶な雰囲気だとか空気感とか映像は良かったし、 個人的には「損はしてないかな」の6点で。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-25 22:51:21) |
203. グリーンブック
普通に面白かった。 ただし「めちゃくちゃ泣ける!」とか「心を穿つ感動作!」ではないです。 予想していたよりも山場の度合いが低かったのが残念。 最後はスッキリできて、いい映画ではあります。 アメリカ旅行してるみたいな雰囲気は良かった。 黒人差別していたトニーが、どう変遷していくのかは見物。 人種差別問題って日本では伝わりにくいのが難点か。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-19 17:23:44) |
204. 半世界
お話としては独自性あって良かったかなと。 ただ、道中は話の焦点が散開して、まとまりがなく感じた。 全体の起伏が緩やかで小波の連続なのと、テンポもいまひとつ。 話の内容も深いようで、そうでもないような…うーん。 個人的にはわかりづらくて若干、消化不良感。 池脇千鶴の貫禄ぶりだけが、唯一で最大の見所でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-04-19 13:22:08) |
205. しゃぼん玉
市原悦子の演じる「田舎のばっちゃん」が違和感なさすぎてスゴイ。 山村の風景とかすごくキレイで、映像美としても見応えがあり。 後半、駆け足でぐぐっと盛り上がってくる半面、前半の物語がやや遅く感じる。 前半のバランスとかボリュームをもう一押しほしい。 たまには邦画も良いなって思った。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-04-15 23:46:36) |
206. 母さんがどんなに僕を嫌いでも
演じる吉田羊が凄まじかった。 嫌悪感をもたらす役ぶりに感服。 終盤に差し掛かるまでの胸糞悪さが異常。 かなり辛辣なので、観続けるのがなかなかの苦痛。 しかし、それあってのストーリーではあるなと感じた。 主人公を支えてくれる周りの人間たちが素晴らしい。 ひとつ気になるとすれば、姉ちゃんの存在意義か。 「母さんがどんなに僕を嫌いでも~」 に続く言葉がこの映画の醍醐味かな [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-04-08 17:25:46) |
207. ビール・ストリートの恋人たち
とにかく話のテンポが悪い。 シーン構成や、バランスも良いとは言い難い。 ちょいちょい間延びしたシーンが入るのもしんどい。 投げっぱなしで後につながらないシーンが多いので、 「あのシーン要る?」「あのシーンに時間割く必要ある?」 ってのをエンディングで気付くので、最後でガックリする。 恋人との絆?家族愛?友情?冤罪の真実追求?人種差別問題? 話の焦点をどこに置きたかったのか、いまいち伝わらない。 風呂敷を広げたはいいが、収拾つかなかった感。 題材じたいは悪くないはずなのになぁ…。 映像としては美しかったです、はい。 物語重視というよりは、映像作品ですかね。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-04-05 15:47:36) |
208. ワンダーストラック
約2時間の割りに中身があまりないので、とても長く感じる。 前半のくだりが詳しく明かされず、よくわからないまま話が進むので理解に苦しむ。 ナレーションや言葉もないため、間延びした展開を延々と眺めることになる。 終盤に差し掛かかって物語が動き始めるまで、何の映画かよくわからない。 「起」「承」をすっ飛ばして、終盤でいきなり「転」「結」って感じ。 最後には一応話が理解できるけど、終わり方もあんまり釈然としない。 街並みや景観の映像だけは美しかったので、 ニューヨークのイメージビデオくらいとしてなら、まぁ…。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-04-01 17:55:53) |
209. アメリカン・スナイパー
クリント・イーストウッド監督のいつもの重いやつ。 個人的にはあんまりこの手の重い作品、得意じゃなくて…。 内容の割りに冗長で、消化不良感。 山場を迎えた後もだらだらと低調で続くのがつらい。 終わり際を見失った頃に、脈絡のない突然の閉幕という腑に落ちなさ。 事実は事実として、映画としての見せ方が何とかならなかったか。 主人公の心の変遷の表現不足とか、弟の話が投げっぱなしとかも。 例の事件とはいえ、アメリカ至上主義・絶対的正義がやや鼻につく。 あと、やっぱり「殺し合い」の映画は見てて気持ちよくない。 後味が悪く、消化不良感で、スッキリせず、重い。 もっと胸を打つ感動が欲しかったです。 救いは、無い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-03-22 21:28:06)(良:1票) |
210. アナと雪の女王
作品としては悪くはないけど、ひねりや意外性は弱い。 良く言えばディズニーの安定感。 悪く言えば万人向けの凡庸感。 [地上波(邦画)] 6点(2020-03-21 20:59:46) |
211. 映画 ビリギャル
話の大枠は知ってたので、あまり期待せずに気楽に鑑賞。 王道のサクセスストーリーかなと思ったら、予想外に良くて驚き。 本人の話だけに留まらず、家族その他も絡めてキレイにまとめてある。 終盤だけでなく、序盤・中盤でも涙腺を緩ませるポイントが多々。 これでもか、というほどお涙頂戴を詰め込んできてますねぇ。 当然に脚色はあると思うが、実話を元にした「映画」ならちょうどいい塩梅。 あと、名古屋人には嬉しい絵が多いですね。名古屋弁も。地元万歳。 それにしても有村架純が可愛すぎて困る。 時々、本編の内容から気が逸れそうになる。 しっかし、清純派のカタマリのような有村架純に、 「金髪ミニスカJK」「へそ出し生足ギャル」をさせるとか、 いったい誰の趣味だコノヤロー、キャスティングした人を誉めたい(笑) 難点をあげるとすれば、邦画クオリティなところ。 ストーリー構成は別として、映画としては少し弱さを感じる。 あとはさやかと坪田の、演技の温度差がどうしても気になる。 物語上この2人の並びは必然となってくるので、どうしても目につく。 坪田先生はこういうキャラなんだ、と言い聞かせたけど…やはり苦しい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-03-15 19:58:19) |
212. 君の膵臓をたべたい(2017)
名前だけは耳にしていたが、今日まで見る機会なし。 ドコモのCMを見てて、浜辺美波ってめっちゃ美人やなぁ。 そう思いながら本作を観始めたのがきっかけ。 さすがに数年前なので年相応に幼く、可愛らしい。 まあ、個人的な趣味は置いておくとして。 内容はいわゆる余命僅かの女の子と、男の子の話。 ベタといえばベタ、よくあるパターンかなと。 が、思ったより恋愛恋愛してなくて割と好きかも。 絡んでくる第三者の人間関係なんかも面白かった。主に恭子。 前半はキレイ事や美化が気になったか。セリフのクサさとか。 ただ、後半からは物語が盛り上がってくる。 終盤のお涙頂戴の展開で畳み込んでくる感。 最後の、起承転「結」だけが少し弱い気がするのが残念。 ラストにもうひとつ、予想の裏を行くデカい花火があれば良かったなぁ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-03-13 16:37:13) |
213. 最強のふたり
観終わった率直な感想が「あ、コレはおもしろいわ」と純粋に思えた。 泣ける!とかじゃなくて、心がじわっと暖かくなる。好きだわーこの映画。 ドリス(黒人)がイイ奴でもワルイ奴でもなく、ただ型破りな人間なとこが良い。 そしてそれを否定もせず、受け入れているフィリップ(富豪)もまた良い。 まるで正反対の2人が、パズルのようにピッタリと組み合う素晴らしさ。 とてもいい人間ドラマの映画でした。実話が元ってのがこれまた驚き。 9点つけるか、8点に留めるか、迷うなこりゃ。 余談になるけど、フィリップの含み笑いが好き。 打ち解けた助手のイヴォンヌもいい味を出してて好き。 全体的にキャラクターの個性がどれも魅力的で好き。 観終わってスッキリできる良い映画。 [DVD(字幕)] 8点(2020-03-09 17:56:54) |
214. 柴公園
TV版は未見。内容的には映画単体で完成。 なので、TV版は見てなくてもたぶん問題ないかな。 むしろTV版を知らないほうが余計な前知識なしで観れていいかも…? 柴犬が大好きで、柴犬を見たさに鑑賞。 犬の可愛ささえ見れればそれでいい、と思ってた。 そういう意味では満点をあげてもいいくらい。 柴犬の可愛さを見てて、変な声が出てしまいます。 が、やはり映画なので肝心の中身での点数を。 当初は物語内容には期待してなかったけれど、割と悪くない。 「40代独身男」「人嫌い」「コミュ障」「ひきこもり」「ニート」 柴犬の無邪気さとは正反対の、ネガティブな際どい部分も。 なかなか個人的にも際どいツボを突いてくるなぁ、と痛感。 ただまあ、ひとつの映画として見るとやはりやや弱い感じはします。 起承転結・物語の起伏・話の密度・インパクト・感動などはテレビドラマ級。 肝心の柴犬も物語的にはあまりキーアイテムじゃなかったのが残念。 別に柴犬である必要性は無かったレベル。(映画タイトルは別として) 柴犬のカワイさと、人間ドラマを、ムリヤリひとつの映画にした!ってのを感じます。 結果として器用貧乏というか、どっちつかずというか、中途半端な感じ。 佐藤二朗の変人っぷりはさすが、と言わざるを得ない。 いい味してるし、話としてもなかなかいいポジション。 「バフ●リンの半分はやさしさでできている」ではないですが 「この映画の半分は柴犬の可愛さでできている」と言っても過言ではない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-03-01 16:18:32) |
215. るろうに剣心
ズッコケがちなマンガ・アニメの実写化おいて、わりと優良な部類。 もちろん満点を付けるほどではないけど、とりあえず合格点ではあるかなと。 雰囲気だとか、原作のイメージっぽいものはそれなりにできてる。 ただし、あくまで原作ファンとしての視点での感想。個人的には楽しめました。 純粋な映画として見るともう少し評価は低いかもしれない。(5点くらい?) 原作ファンであるがゆえに、配役には少し苦い思いがします(誰とは言いませんが) 役者さんに罪はないです、役者さんには…。 [地上波(邦画)] 6点(2019-11-26 13:28:17)(良:1票) |
216. 君の名は。(2016)
《ネタバレ》 飲み込み不足か、ストーリーがやや釈然としませんでした。 なぜ?と腑に落ちない点がいくつかあって、もやもや不完全燃焼。 時間軸のトリックなんかはけっこう好きなんですけどね。 公開当時、世間で持て囃されたこと考えると過大評価かなとは思います。 [地上波(邦画)] 6点(2019-11-24 16:12:46) |
217. 殺さない彼と死なない彼女
《ネタバレ》 あのシーンは…と探してしまうので、前知識や公式PVは見ないことをおススメ。 がっつり泣けるまではいかなかったけど、ほろ泣きできるちょうどいい塩梅。 3組それぞれのお話だけど、キャラがどれも違う味わいがあって良いです。 きゃぴ子だけは人間的魅力の見せ場が弱かったかな。もう一押し欲しいとこ。 その分、しっかり者の地味子がいい味でいい子で超かわいい(ベタ誉め) 撫子と八千代は想像とは真逆で、これは良い意味で裏切られた。 主役だから仕方ないけど、桜井日奈子はビジュアルが美人すぎて返ってマイナス。 その分、根暗で不細工で嫌悪感を持たせる演技ぶりは力が入ってて感服。 間宮くんは演技力をフルに生かせるキャラ設定じゃないのが苦しいとこか。 【以下はネタバレ含む】 時間軸の構成はおもしろかったです。 難点は完全にハッピーエンドじゃないところか。 時々、セリフが臭いとこ。ちらほら言い回しに不自然さを感じる。 演技も時々オーバーなところ。これも自然じゃないなと感じた。 [映画館(邦画)] 7点(2019-11-21 16:27:59)(良:1票) |
218. インターステラー
宇宙の映画。SFは好き好んで観ないけど、おもしろかったです。 時間が長いのがしんどいけど、色んなパートが観れるので飽きないです。 相対性理論だとか物理学だとかよくわからないので「なにこのテンデモ理論(笑)」となるけど、 理論に基づいて作られているらしく、学のある人が観るともっと面白いそうです。 まあ、わからない人でも宇宙SF映画・親子愛のソース和えとして十分見れる内容です。 6点にしようかと思ったけど、最後の展開が気持ち良かったので+1点献上。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2016-08-22 14:56:52) |
219. LIFE!(2013)
面白かったけど、小洒落た感が鼻につくのは自分だけだろうか。 景色は絶景で見ごたえあるし、最後もかっこ良かったけれど。 いい映画だけど、どこか満点をつけるのをためらうのはなんだろう。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-08-14 17:22:47) |
220. インサイド・ヘッド
《ネタバレ》 頭の中の感情を擬人化して~というのは面白いアイデア。 そこに世界観があるのも面白かったと思う。 ただ話の流れは単純で、実に想像するに易い内容。 「カナシミ」も人間を形成するのに必要な感情のうちというお話。 もう少し話が捻ってあったり、意外性があるともっと面白いかなーと思うけど。 逆にこれだけストレートだから面白いのかも、とも思った。 [地上波(字幕)] 6点(2016-07-17 20:25:28) |