2461. サボテン・ブラザース
そんなに笑えた訳ではないのですが、愉快な気分になる映画です。屈託の無い三人の姿を見てると、そこはかとない哀しみすら感じられ・・・ないか。 7点(2003-10-11 22:01:23) |
2462. 二百三高地
以前カラオケで「防人の詩」を入力したら、バックの映像にこの映画の戦闘シーンが流れて、なかなか好評でした。肝心の映画の中では歌詞しか出ないのに! 戦闘シーン、人物描写ともになかなか見ごたえのある映画です。エピソードをあれこれ網羅しようとして、ちょいと説明くさい部分があるのが、残念ですけどね。 7点(2003-10-11 00:13:44) |
2463. ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
やはりブルース・リー、彼さえ出ればどんなポンコツ映画でもかなりの程度まで洗練されます。コロセウムでの撮影は、無許可のゲリラ撮影か?と思ってみるととてもドキドキ。と思ったら格闘シーンの背景は吉本新喜劇みたいな書割り。トホホ。しっかし準備運動だけでもカッコいいよね。つい数年前に空手世界チャンピオンに輝いたばかりの筈のチャック・ノリスが意外に冴えないようですが、勿論そうではなくて、ブルース・リーがスゴすぎるのです。 7点(2003-10-05 16:56:53)(良:2票) |
2464. ユージュアル・サスペクツ
冒頭の謎、中盤のサスペンス、最後の意外性、のすべてを備えたのがよく出来たミステリーであって、今やすっかり古びて物足りなくとも、ガストン・ルルーの『黄色い部屋の謎』なんてのはやっぱり見本みたいな作品なのかな、と思います。多くの作品は中盤のサスペンスが足りず、それでも最後の意外性が高いと、何となく満足しちゃう。さて本作。これも上記「多くの作品」と同様の印象でした。「最後に意外なオチが待っている事すら忘れて観ちゃう」くらい面白いとベストなんですけどね。 7点(2003-10-04 23:57:35) |
2465. インソムニア
ロビン・ウィリアムズが何と悪役~って、そりゃ悪役くらいできるでしょ、第一線の役者なんだから。悪役専門俳優がコメディやるのは大変でしょうけど。でもこういうヒネった起用にはそれなりの味があります。ストーリーは、単に刑事が殺人犯を追う話ではなく、刑事の心の闇を描いて、なかなかスリリングでありますが、全体的にチンマリ小さくまとまっちゃったかな、という気もします。しかし白夜の気持ち悪さは意外な程よく伝わってきます。 7点(2003-10-04 21:01:15) |
2466. ウォーターワールド
いやあ水生人間っていいよね! 『アトランティスから来た男』みたいでさ(何故かこのTVドラマ好きだった)。そりゃまあ、巨額を投じた割に半端なファンタジーなもんで、違和感が無いでも無いですが、基本的にこういう、あまり他では観られないような世界を展開してくれる映画は好きです。さすがに退屈するほどツマラナイ映画でもないでしょ? 7点(2003-09-27 22:20:42) |
2467. 県警対組織暴力
実際にも、捜査四課と暴力団の関係は、独特のものがあるようです。それを殊更に肯定したり否定したりするのではなく、各々の立場と感情のぶつかり合いのドラマに仕立てており、特に後半の緊迫感はかなりのものです。 7点(2003-09-27 22:02:56) |
2468. シンドバッド黄金の航海
何だか最初の方は出し惜しみしてるような感じで、ハリーハウゼンもお疲れかねえ、なんて思ってたらトンでもない、カーリー像のダンスとチャンバラに大興奮。スゴイ。これはもう人間業じゃないよ。CGだろうがストップモーションだろうが、大事なのは、何を描くか、そしてどう表情つけるか。というわけで特に後半、ハリーハウゼンの匠の技を堪能できます。それ以外は、どうということもない映画ではありますけど。 7点(2003-09-27 20:58:21) |
2469. ドラゴン危機一発
クライマックス、大邸宅の庭で血で血を洗うような凄惨な格闘が繰り広げられてるのに、背景に目をやると表の通りに車がのんびり走ってます。結構テキトーに撮影してますね。それにしてもブルース・リーのアクションはスゴイ。スピード感が違います。音楽もいいです。あと、ノラ・ミャオは信じられないくらい美人です。というわけで、ストーリーはもうどうでもいいような話ですが、それでも観ちゃう。 7点(2003-09-27 20:40:29) |
2470. 007/私を愛したスパイ
ジョーズ最高。子供の頃マジで怖かった。ブラッシーもびっくりの噛みつき攻撃。歯が鋼鉄。それだけ。ハハハ。でも今だったらジョーズ主役で番外編ができるところでしょう、きっと。歯が鋼鉄なもんで意外かつ情けない弱点が。でも不死身。次作にもちゃんと出てきたくらいだから遠泳も得意らしい。 7点(2003-09-27 12:52:58) |
2471. ノー・マーシイ/非情の愛
手錠のままの脱獄男女バージョン(脱獄してないけど)。美男美女同士を繋いじゃあ、デキちゃうのが当然。トイレは困るけど。まあ、この設定のお陰で映画がとりわけオモシロくなったかと言えば、よくわからんのですが、クライマックス、ギア様が敵を待ち構えるシーンはかなりシビれました。 7点(2003-09-27 11:49:42) |
2472. エビータ(1996)
A・パーカー監督にO・ストーンが一枚噛んでると来れば、思い出すのは『ミッドナイト・エクスプレス』。そのノリでミュージカルを作ってしまうと、やはり摩訶不思議な世界に。確かに、舞台では味わえない映画ならではの映像をテンポよく見せてくれて、豪華さを味わうことができます。が、この重い映像がら音声を取り去ってしまったら、よもやこんなソウルフルなナンバーを歌ってるシーンだとは想像もつかんでしょう。その中でやはりマドンナは光ってますね、歌い方と見せ方を知り尽くしているようです。スキャンダラスな彼女がエビータ役を演じる事に当時は抗議の声も上がったようですが、いざ観れば、むしろ彼女の存在のお陰で映画のバランスが取れ、いわば毒消しの役目を果たしているような気がします。 7点(2003-09-27 10:14:42) |
2473. スピーシーズ/種の起源
むむ。結局宇宙から信号を送ってきた宇宙人は何がしたかったんだ?えらく回りくどいなあ。ヘンストリッジ演じるエイリアン、男性観客へのサービスのつもりか何か知りませんが、要するに逆ナンしてるだけなので、人類が危機にさらされているようなスリルがどうにも希薄です。たまに触覚みたいなの出すのがまた逆にショボいし。と思ってたら、最後に変身した姿が余りにもナイス! 『悪魔の受胎』すら思わせるダサさがいい感じで、すっかり興奮してしまい、映画の印象が数倍アップしてしまいました。 7点(2003-09-20 22:51:40)(笑:1票) |
2474. ブラック・ドッグ
パトリック・スウェイジが余りにもただのオヤジに成り果てた姿を堪能できる(勿論カーチェイスも堪能できる)逸品。アクションはイマイチ芸のない演出に見えますが、これは余計な調味料を使わず素材の持ち味を極力活かそうというシェフの嬉しい心遣いではないかと思われます。違うか? まあ、カーチェイスは三度の飯より好きなもんで、こういう映画もよろしいのではないかと。 7点(2003-09-20 21:05:14) |
2475. スモール・ソルジャーズ
『グレムリン2』よりはこちらの方が余程『グレムリン』の正統な後継という感じの映画、悪く言えば二番煎じですが、こちらは可愛気もヘッタクレもないフィギュアが暴れる映画。一般性が乏しくなった分、悪趣味度がパワーアップしてます。ヒーロー物のオモチャで遊ぶためには、ヤラレ役の悪者オモチャも必要というナントモ残酷なる現実を逆手にとって、正邪逆転させてるのが大変ヨロシイ。 7点(2003-09-20 20:45:22) |
2476. ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝
いやはや、サービス満点、ちょっとやりすぎ。ゴールドスミスの音楽も、ここまでくるとちょっと微笑ましい。危機また危機、冒険につぐ冒険。この映画は面白いと錯覚させるに十分ですから、まあ、面白い映画と言ってよいでしょうなあ。 7点(2003-09-20 01:49:16) |
2477. エンド・オブ・デイズ
「シュワ主役で一本撮りたいんだけど、誰と戦うのがいいかねえ」「ミレニアムイヤーに便乗して、ゼヒ悪魔でいきましょう」「でどっち勝たせるんだよ」「まあ細かい事はいいじゃないですか」そんな製作者サイドの会話を想像してしまう映画。アクションだけでなく、闇の描き方がうまく、ハイアムズ面目躍如。ですが、いかんせん、肝心の悪魔がスケール小さくて、イマイチ話が広がりません。それに、G・バーンが悪魔だなんて、『ディアボロス』のA・パチーノの二番煎じみたい。とまあ不満は色々あれど、見せ場は多く、それなりに楽しめます。 7点(2003-09-15 14:11:16) |
2478. パーフェクト ストーム
《ネタバレ》 実話と言いながら、肝心なところはすべて空想の産物、という点では、『南極物語』の上を行ってます。『生きてこそ』の全員死亡バージョンとかあったら、絶対観たくないよね。でも本作は、とにかくスゴイ嵐を見せてやるぜ、と割り切って作っており、その点では成功してると思います。W・ペーターゼンがCGで嵐を描写する映画を作ったと聞いた時点で、誰しも『エアフォース・ワン』の失態を思い浮かべずにはいられないので、そういう意味で観ててかなりハラハラしましたが、今回は大丈夫! 7点(2003-09-15 11:59:04) |
2479. ガントレット
いやはや豪快な映画。銃弾で家壊すのもすごいけど、ヘリが高圧線に引っかかるシーンは、マジで興奮したね。で、クライマックスは、他の映画では見られない異様な銃撃シーン。あ~すごかった。って言っても、それらを除いたら本当に何も残らないなあ。たまにはこういうのもヨイですね。 7点(2003-09-15 01:34:47) |
2480. 眼下の敵
眼科の敵。耳鼻科か?何言ってるんだ。戦争映画です。駆逐艦とUボートの戦い。駆逐艦がかなり優勢に攻める中で、一発逆転を狙うUボート。米駆逐艦側を主人公にするのなら、いわば普通の映画とは逆の展開です。だもんで、互いの駆け引きが、どちらかに肩入れすることなくじっくり描かれています。ところで昔、この映画は別のラストも作られてたとかいう話を聞いた気がするんですが全くのウロ覚え。どうなんでしょ? 7点(2003-09-15 01:25:59)(笑:2票) |