2541. ユニバーサル・ソルジャー
ローランド・エメリッヒ監督独特の大作におけるB級テイストが、ヴァン・ダム主演映画にありがちな一辺倒さを薄れさせ面白みを増していると思う。敵役にドルフ・ラングレンを配したのも良かった。 6点(2003-09-29 12:02:23) |
2542. マスク(1994)
飛び出し、曲がりくねるマスクの表情は当然CGなんだけど、それすらも演技と感じさせるジム・キャリーの表現力はやはり見事だと思う。作品の内容的にも彼の出世作という名にふさわしい映画であった。 [ビデオ(吹替)] 6点(2003-09-29 11:58:31) |
2543. ルーキー
全体的には大した印象はないんだけど、クリント・イーストウッドとチャーリー・シーンのそれぞれの存在感が対極に位置する感じがして逆にバランスが良かったように思う。縛られて悪党の美女に誘惑されるイーストウッドが魅せる。 [地上波(吹替)] 5点(2003-09-29 11:55:20) |
2544. ミクロキッズ
小さくなって自分ちの庭で大冒険を繰り広げるというアイデアはとてもファミリー向けでよかった。必死になって小さくなった子供たちを探すリック・モラニスの様が笑える。 7点(2003-09-29 11:51:52) |
2545. ビッグ
今や偉大な俳優であるトム・ハンクスの出世作。大人からまた子供に戻ってしまうラストがとても切なくて印象的。出世作という言葉の通り、ハンクスの演技者としての偉大な可能性を見せた映画だったと思う。 7点(2003-09-29 11:46:52) |
2546. 七人のおたく cult seven
なんともう26年も前の映画であるということに、少々引いてしまう。 滅茶苦茶にご都合主義で、バブル臭を引きずったテレビ屋が作ったのであろうテレビ局映画だけれど、好きなんだから仕方がない。 個性派揃いのチームものは大好きな娯楽ジャンルのの一つだが、その趣向の発端となったのは、この映画だと思う。 26年前の映画なので何せ皆さん若い!山口智子色っぽい! 実は全然“おたく”ではない山口智子演じるりさが、一番体を張っているのも面白い。あのグライダーはどうやって降りたのか?危険すぎるやろ。 バブルガムブラザーズの主題歌によるエンディングが、満足感と高揚感に拍車をかける。 [インターネット(邦画)] 10点(2003-09-29 11:39:39)(良:1票) |
2547. ホット・ショット2
前作と比べるとストーリー性が薄く、完全なバカ映画になってしまっているのが前作が好きな者にとっては残念だった。まあ暇つぶしに見るくらいなら悪くないけど。 [ビデオ(吹替)] 3点(2003-09-29 11:34:49) |
2548. ホット・ショット
アメリカのコメディは日本人にはギャップがあってそれほど笑えないものも多いけど、この映画は大笑いできる。映画のパロディの連続だけに映画好きにはなおさら笑えると思う。 [地上波(吹替)] 6点(2003-09-29 11:32:32) |
2549. メジャーリーグ2
前作の二番煎じという感は拭えないけど、新しいキャラクターによりコメディ要素は上がっていて、観ていて楽しいことに変わりはない。 7点(2003-09-29 11:29:43) |
2550. メジャーリーグ
こういう映画はいかに観客を盛り上げれるかが重要である。その点で今作は秀でている。細かく丁寧に描かれた映画ではないけど、観る者の高揚感を高めるツボをおさえているから観ていて楽しいし、細かいところは気にならない。先日、邦画の「ミスタールーキー」を観たけど、そのツボをおさえていないから粗が目立って仕方なかった。 7点(2003-09-29 11:26:06) |
2551. 天使にラブ・ソングを・・・
それほど大した作品ではないのだけれど、映画における音楽の重要性を感じさせた。歌うということの価値とパワーをウーピー・ゴールドバーグが体当たりのノリと演技で教えてくれる。 5点(2003-09-29 01:49:30) |
2552. ターミネーター2
怒涛のアクションシーンや秀逸なVFXもさることながら、この映画に漂う金属的で無機質な世界観はとても見事だと思う。このような統一された世界観を作り出すことができるのが優秀な監督の手腕だと思う。名セリフ、心に残るラストシーン、この映画が残したものは映画史に残る偉大なエンターテイメント性だった。 10点(2003-09-29 01:45:58) |
2553. ターミネーター
最新作「新起動」を観る前に、オリジナルを“おさらい”しておかなければ!と思いたち、相当久しぶりに1984年の第一作を鑑賞。 改めて観返してみると、記憶に無いシーンが随分と多かった。続編である「T2」は散々繰り返し観たものだが、よくよく考えてみればこの第一作目は、子供の頃に観たきりだったかもしれない。 そして、忘却してしまっているというよりも、民放のテレビ放映版を観たことしかなかったため、大部分がカットされていた可能性が高いようだ。 そういうこともあり、僕自身が3歳の頃の映画を殊更フレッシュに楽しむことができた。 エンターテイメント性の高い「T2」に比べて、この第一作目が“疎遠”になっていた理由は明らかだ。 それは、少年時代にこの映画を初めて観た時の“恐怖心”に対してのトラウマが確実に残っていたからだと思う。 今、大人になって観返してみても、ラストの恐怖感と緊迫感は物凄い。それこそ、30年前の映画であることを忘れさせるくらいにフレッシュで、ただただ面白い。 “無名のボディービルダー”を感情を持たない殺人マシーンに配し、その肉体を剥ぎ取られてもなお執拗に追わせることにより、類まれな「恐怖」という娯楽性を生み出したこの映画の「発明」は、あらゆる意味で映画的価値に溢れている。 ただ逃げ惑うだけのウェイトレスだったヒロインが、クライマックスでは自らを助けにきた未来の戦士に対して「立ちなさい!」と叱咤する。 それはまさに、ヒロインが自らの運命を受け入れ、“未来”に向けて覚醒した瞬間だった。 [CS・衛星(字幕)] 10点(2003-09-29 01:38:57) |
2554. ロマンシング・ストーン/秘宝の谷
幼少時代にテレビでやっていたのを楽しく観たのを覚えているけど、よく映画を観るようになって監督ロバート・ゼメキス、主演マイケル・ダグラスということに驚いた。ビッグネームのわりにはB級に臭いがプンプンしていたような気がする。まあそれがねらいならそれも良し。 [地上波(吹替)] 5点(2003-09-28 17:57:23) |
2555. アウトブレイク
新型インフルエンザが流行し、新しい言葉に弱い日本人は「パンデミック」という言葉に踊らされ、少々過剰な反応を連日していると思う。 「パンデミック」の真の恐怖とはこういうことだということを、再確認するべく、何年ぶりかに「アウトブレイク」を観た。 ドイツが生んだエンターテイメント映画監督の名匠ウォルフガング・ペーターゼンによる今作は、“死のウィルス”の感染拡大によるパニックを恐怖と娯楽性たっぷりに描き出した優れた映画だ。 1995年の映画だが、そのストーリー展開は決して当時の一過性のテーマではなく、今まさに現実に起こり得る「恐怖」を巧みに描き出していると思う。 現実的な恐怖を浮き彫りにするストーリー性もさることながら、あくまでエンターテイメント映画としての要素をそつなく盛り込んでいることに、この監督の作家性を感じる。 主演のダスティン・ホフマンがまだまだ元気で、彼の演じる軍の医官の有り余る行動力がヒーロー的過ぎたり、解決の顛末があまりにご都合主義だともとれるかもしれない。 がしかし、そういうものこそが、娯楽映画の「王道」であり、決して否定すべきことではない。 主人公がワクチンを作成し、ウィルスに感染した元妻(レネ・ルッソ)を死の直前で救うことでラストを迎える。快復した元妻に復縁を望む主人公に対し、元妻は笑顔でこう応える。 「免疫もできたしね」 上手い。 名優ダスティン・ホフマンを筆頭に、モーガン・フリーマン、ケビン・スペイシー、ドナルド・サザーランド、キューバ・グッティング・Jr.らが脇を固め、とても深い面白味がある映画だと思う。 [映画館(字幕)] 10点(2003-09-28 17:54:12)(良:1票) |
2556. 逃亡者(1993)
逃げる者と追う者の人間性がそれぞれ丁寧に描かれていることがこの映画がヒットした要因だと思う。特にトミー・リー・ジョーンスのキャラクターが秀逸だった分、ハリソン・フォードとの対立関係が濃厚になったと思う。 8点(2003-09-28 17:47:17) |
2557. ランボー3/怒りのアフガン
このシリーズはシルベスター・スタローンの名を世界に知らしめてはいるけど、同時に彼の役者としての評価を押しとどめている作品のように思う。言い換えれば、演技者としての幅をせばめているとも言えると思うけど、どうもこのイメージが固執している気がする。 3点(2003-09-28 17:43:48) |
2558. ランボー/怒りの脱出
どうも好きになれないシリーズです。色あせてしまったアクション映画という感じが拭いきれない。怒り闘うランボーにあまり魅力を感じることができない。 3点(2003-09-28 17:40:17) |
2559. ランボー
名前を聞いたことがない人がいないくらい有名でヒットした映画だけど、個人的には何が面白いのか分からない。スタローンの代表作と言えるのだろうけど、私は彼に対して持っていた魅力を半減させる映画だと思う。 4点(2003-09-28 17:37:33) |
2560. ロボコップ3
もうほとんどストーリーは覚えていないけど、ロボコップがついに飛んでしまうシーンはなかなか笑えた。もう設定がああいうものなんだから、もっと悪ノリしていろいろやっても良かったと思う。 1点(2003-09-28 17:33:28) |