241. さよなら銀河鉄道999 アンドロメダ終着駅
あ~っ。原作を遠く離れる感じがもう自分の許容範囲を超えてるっす。 もうこの点しかつけられないっす。 しかし、2つ良いと思った点があります。 メタルメナさんが登場するのと、エンディングテーマがよろしいですね。 でもメタルメナさんは漫画の方ではそんな方ではないのですが...。 もうこれは別物としてみるっきゃないですね。でもあの顔の哲郎だけは許せんっ。 [地上波(邦画)] 5点(2007-01-06 01:17:28) |
242. 銀河鉄道999
999は大・大好きなのですが...TVアニメと漫画でのファンなので顔の変わった哲郎では、なっなっとくがいか~ん。あいつがへちゃむくれでメーテルが超美人ってゆうアンバランスの美女と野獣形式なのが良いのでは?へちゃむくれにも夢を~っというのが松本零士の中には絶対あるはず。りんたろうはちちち!わかって~ない。 TVアニメは哲郎がもうちょっと幼く感じるし、漫画は男おいどんみたいな感じでこの違いを自分は吸収できないっす。 大事なのは哲郎の旅を通して人生哲学のような青春の幻影を観る部分だと思うのでちょっと娯楽用に脱線しているところが好きくない。 あと個人的にはゴダイゴの曲もいいのですが、TV版のささきいさおの旅情をそそるような暗めの方が好きです。 [地上波(邦画)] 5点(2007-01-06 01:03:16)(良:2票) |
243. コクーン
《ネタバレ》 テーマが老いであるので、おじいちゃんおばあちゃんが若さをひと時味わってその老いについて再び考え直しそれぞれの答えが違っているというのが全てで、SF色ではありますが実にヒューマンなテーマ。 そんなに面白くはないですが、そういうテーマをSFタッチで見せるという点では実は重いテーマをさらっと見せているのが良い点だと感じました。まあこのくらいでは。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-03 11:38:51) |
244. 氷の微笑
この年このパロディーがいたるところで(警察で事情聴取され足を組み替えるシーン)されていたのを思い出します。 しかし、それだけの印象かな。 全く駄目でもないけど、心理サスペンスだけなのでそれ以上でもそれ以下でもない感じ。動機がいまいち良くわかんないし、いかれた人としまってはそれまでだし。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-03 11:18:52) |
245. 幻魔大戦
《ネタバレ》 なつかしい作品ですが、やっぱなんか中途半端感があったように思います。 絵がハードなのに対して、ストーリーや敵が実に日本的な曖昧な姿で描かれているのが逆に子供っぽく感じてしまってのめりこめない病に。 平井和正の原作は読みましたが、そっちの方が切迫感があって良かった。 どうも絵にしたときの間の悪さというのかデザインは好きなんだけど、全体的なバランス(どこに重点を置くか)がまずくて楽しめるポイントが微妙に外されてしまっったように思います。かなり話題だったわりには肩透かし感は否めなかったと。 りんたろうのアニメ映画はこういう感じが多いですねー。 [地上波(邦画)] 4点(2007-01-03 10:42:18) |
246. メトロポリス(2001)
《ネタバレ》 気分的には4なんだけど全然見所が無い訳でもないので5あたりでという感じ。 りんたろうが何をしたかったのかが見えなかったのが一番の問題で、その目的にかなう出来だったのだろうかと一番最初に思いました。 声優に漫画家が多数含まれている事からしてもこれは手塚治虫へのオマージュが感じられるのですが、だったら忠実に手塚作品として作ったらよかったのでは?なんとなく、借り物の寄せ集めで全然バランスを欠いてしまった感あり。 ハードに行くのかソフトに行くのかはっきりしないのが、どちら派の人にも不満足な結果になってしまったと思う。僕にはかなりぬるい話に印象がなってしまった。その割りに絵がハードなんで違うものを期待してしまう。そこにソフトな手塚キャラが人情味を出して出てきてはフラストレーション溜まってしまいます。 機械も感情をもっちゃったから大事にしようね!って言われてもピンと来ないですね。むしろ、機械に感情移入しては駄目なんだと思う。物・資源として大事にすべきであって決して人間扱いしちゃー駄目なんだと僕は思います。じゃないと食物連鎖で食べられてしまう側は生物でありながらひどい扱いを受けている事にはなりませんか?それに比べて人間の形に近いものには哀れみを感じるのはマネキンに恋するに近いものがあってちょっとひきますね。でも、人類愛の練習としてはいいのかもね。 [DVD(邦画)] 5点(2007-01-03 02:54:49) |
247. ゲッタウェイ(1972)
昔の名作映画の1つではまりますが、自分にとってはあんまり好きではない方の部類ですかね。原因は犯罪アクション映画で強盗と暴力を働く主人公に完全にはのめりこめないところかな。でも、基本的に追われながらも一緒逃げる奥さんとの間での、人間性や人生観、気持ちの葛藤という部分はヒューマンドラマであり、その部分は強烈に映画にのめりこまされる部分です。アリ・マッグロウの犯すミスに旦那のマックインが許せず怒りを暴力で表したりするんですが、やっぱり奥さんを愛していてやりすぎた事を後悔するあたりの表現は憎いくらい感情移入させます。自分としては『許してあげなよー』と何度思った事か。嫌いな面を持っていますが良い映画と思います。 [地上波(吹替)] 8点(2007-01-02 03:01:12) |
248. 激突!<TVM>
《ネタバレ》 自分にとっては昔なつかし映画ですね。 スピルバーグの出世作である関係の解説は確か水野晴郎さんがTVの映画前説で言っていたのを思い出します。もう機は熟していたのでしょうね。日常的に多くの人が感じていてかつ日常的ではないサスペンスはさすがと言えるものを感じます。ただ、あくまで出世作でありこの作品自体がそんなにおもいろいものには感じないので、そのテクニックには関心してもそれ以上のものはと思います。映画の面白さの1面は上手くついた初期の作品としてよかったと思います。 自分も峠とかで熱くなったりした事があるのでその恐怖感(相手がどんな人間なのか判らないという点)は少なからず体験しておりあるある探検隊なのでした。まあ命の危険までは無いにしてもね。 [地上波(吹替)] 6点(2007-01-02 02:18:13) |
249. パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト
6と迷いましたがここで完結しなかったので5にしときます。 いつものおふざけシーンは満載なんですがもうそれだけではもたないのではと感じ始めております。なんかディズニーシーにどう反映されくのか想像できそうな感じで、前作の期待感無しで観ていて良い意味で裏切られた印象と今回は全く逆に感じました。全体はまあまあ良いという感じですが、なんか残ったかと言えば完結しないのー?という残念な思いが多くを自分の心は占めました。この映画はテンポ命だと思いますよー。それを次回にひっぱるのは商業主義に走りすぎてると思った。まあ、通常ならそこそこ良い評価のレベルなんじゃないかと思いますが、続編のジンクスにみごとはまっちゃって評価あがらにのではと思います。ジョニデその他役者はいつもどおりですが、もうそういう感じでは物足りなくなってしまう。 [DVD(字幕)] 5点(2007-01-02 01:51:07) |
250. 硫黄島からの手紙
今観て来たてで書いてます。 猛烈に感動しています。 映画館に人が少なかった事を不思議に感じました。 もう何人(なにじん)とか関係無いですね。 これを作った人達に猛烈に感動と賞賛です。なのでこれは批評ではなく賛辞です。 今の日本人全員に観てもらいたい。作品はけっして商業的な狙いは無いと私は思います。なのでこれから観る人はそういう穿った心は捨てて観てもらいたいです。 もうどこがどうのこうのでは無く、今の日本人がどのような犠牲により今があるのかをこれによって感じて欲しい。無論それで戦争の全てが判るわけじゃないですが、根本はお互いを理解する。共感をする。という行為が戦争を回避させる事につながるという事がひしひしと伝わりました。先人たちの犠牲を後世が理解しないのでは何もかもが意味が無くなってしまいます。この映画を作ってくれた人の為にもその意味を理解してゆきたいと思います。ほんとうにこの映画を作ってくれてありがとうという気持ちです。 二宮君がこれを日本人は学ぶべきと言っていたのが良く判った。どこにもイーストウッド色やスピルバーグ色は無いですが、そういう色をつけずに作った彼らの心に感動しています。全編に流れるメインテーマの音楽がいい。台詞も日本人に違和感が無い。でもそういう事をどうでも良く感じさせる作品意図が全てにおいて勝ると私は思います。 今の平和がどうやって築かれたのかをこれに触れてその一端を見たような思いです。 なのでそれを知るのは後世の人の義務と思います。 [映画館(字幕)] 10点(2006-12-10 22:15:39)(良:1票) |
251. サイレントヒル
《ネタバレ》 この手のホラーゲーム原作のものにあまり期待をしていなかたせいか、それほど悪くは無かったのでは?というのが率直な感想です。キャラクターやデザインは良いですねー。前半なんかそのグロさに卒倒しそうでしたが。問題はストーリーとその描き方がおしい感じがします。最初子供のクリーチャーに襲われたときもなんか訳判らないまま助かるし、ナース廊下もクリアしてみればあっさりしたもの。動機や説明がいまいち不明確なのも、そのラストのあの結果なのも不満は残りますが、グロ美しい感じは良かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-05 01:49:55) |
252. 嫌われ松子の一生
《ネタバレ》 ラストまであっという間に感じるほど次から次で、いろんな人の記憶をたどりながらいろんな時間がつながって行く感じは流行の手法と思います。他と違っているのはそのシュールさが、通常ふさわしく無い場面でも多用されている所にまず目が行きます。それはこの物語の暗い・きつい部分をオブラートに包む役目やコメディーとしての役目も果たしてはいますが、自分はこれはタイトルにもあるように”人生なんてこんなもの”として見せる宗教の教えのように感じます。宗教ミュージカル?走馬灯ミュージカル?人の記憶をたどる形式なので松子自身の感想は無く、瑛太演じる甥の空想の中の劇中劇のようで徐々に開かされる見知らぬ叔母の一生を通して、要は人生にとって大事な事はという宗教っぽい教えが根底に流れているのを感じます。教えが物語りに転じてゆくと変なところのリアリティーが排除されてゆくのに似ていると思いました。例えば本来最初の殺人の段階では違う描き方ならもっともっと葛藤なり動機なりが強く表現されないといとも簡単に人殺しをしたと思われてしまうのですが、そこが簡単に表現されてても置いておけるのは、やはり教訓的な宗教漫画っぽい要素を早い段階で感じるからだと思いました。愚かな松子が1つ1つ失敗を重ねながらも気持ちは至ってシンプルになってゆき、観客はその心情を理解もしくは共感してゆく。松子自身も自分以外の人との関わりや気持ちを理解して行ったところでラストのあの不条理な場面へと。でも、過去の自分を見るとその不条理も因果と感じさせる。しかし、嫌われ松子ってタイトルだけどあれだけいろんな人から良く思われているなら客観は嫌われじゃあないでしょうね。主観が人の気持ちを理解しない・できない人間だったので嫌われていると思っていたという事じゃあないですかね。良く出来た映画だと思った。でも決して気持良い映画じゃないのでこの点です。 [DVD(邦画)] 8点(2006-12-05 01:07:24) |
253. ALWAYS 三丁目の夕日
邦画でこの点をつけちゃうのは久々です。まあ、これは観る人の世代や思い出にかなり左右されるし、今をどう生きて今の時代をどう感じているのかによっても感想が違うでしょうね。私の感想は今は昔ほど真面目に生きていないという思いがあるので、そこいらへんがこの映画の描く時代がピュアに感じるこの作品のねらいなのだと思います。そこが狙いでも、つっこみどころがあろうとそれを置いておけるのは多数の人の気持ちの中に求めるものの1つがこの中に暗示されているからなんだろうと分析します。特に昭和に生まれた人(自分を含め)には現代との違いについてそれぞれが口にしないまでも思うところがあって、それを素直に表現されたこの作品に触発されるのだと思います。 自分も昔は給食費払わないのは本当に貧乏な家庭だったのに、今じゃ外車乗り回しているにに給食費を払わない恥知らずが居る。そういう人に見てほしい映画だな。演技は薬師丸さんが秀逸ですね。彼女のお母さん像はたよりになっていてしかもさりげなく出しゃばらない男の中の母親像に重なる部分を大変上手く演じていたと思います。小雪もさりげないこの映画にぴったりだと思った。吉岡も良いのだけど髪形を役で変えないのがちょっと僕は覚めるかな。良いにはいいのだけど他のキャラとだぶっちゃうのがプロっぽく感じない。子役はハマリすぎだね。上手くなりすぎると将来が心配。はっきり言って邦画でこの手のが氾濫しているので見る気が無かったんですが、思ったよりよかった。不覚にもハマった。 [地上波(邦画)] 8点(2006-12-02 11:24:40) |
254. ポセイドン(2006)
《ネタバレ》 5.5という感じです。カート・ラッセルは脇として十分良かったと感じた。しかし主役のジョシュ・ルーカスは未だ貫禄が無いですねー。ナイスガイは表現できても薄い。皆そんなには頼りにしてない描き方も問題。カート・ラッセルで良かったんじゃないですか?メインは。大急ぎで転覆から脱出までなだれ込むのはどうにも薄っぺら感はぬぐえません。出だしは直ぐに転覆なのも問題だし全然船の大きさも航海のわくわく感もなく、まるでTVドラマを見るようだった。各キャラクターの背景描写ものすごく簡単に粗末に終わってしまう。そうなってしまうとどこに感情移入するかはパニック感に期待する以外無く、ダクトのシーンは良かったが後はお決まりの海洋パニックシーン。そう言えば最初に船底(上)へ行こうとする動機も薄かったなー。細かいところに気を使わずに単にパニック映画として監督さんは作っちゃったみたいですね。カート・ラッセルとドレイファスがもったいなく感じます。 [映画館(字幕)] 5点(2006-11-25 02:44:22) |
255. イーオン・フラックス(2005)
《ネタバレ》 なかなか興味深い作品と思いました。印象としては短編映画っぽくかつ良い意味で漫画っぽい。その2つの要素がこれをリアリティーを必要としないで、裏に潜むメッセージを重要視させているのだと思います。なので、これをバイオハザードとかマトリックスのトリニティーとして見てしまうと完全に物足りないでしょうね。CMとかがいけない気がします。自分も実際これを見るまではそういう映画だと思っていましたし。しかし、いい意味で裏切っていたと思います。この監督がアクションで行かずにしかも重たくしないで漫画っぽくした部分は興業的には失敗ですが、おもしろい試みだったと僕は思います。あとはその厚みじゃあないですかね。メッセージを訴える部分もさらっとしてしまったのが共感を呼びにくくしてしまったと思います。1本で描ききるにはちょっとテーマが大きかったかも。あくまで短編としてさらっと見るのがよろしいかと思います。シャーリーズ・セロンがこれを選らんだのがなんとなく判る気がする。クローンであるにせよ、マシンのような非人間のように見せる演技は上手いと思った。あと全般的に日本を意識させているのは何故なんですかね。そこは謎。忍者出したかったから?そこはマトリックスを意識? [DVD(字幕)] 7点(2006-11-20 01:08:39) |
256. DEATH NOTE デスノート the Last name
《ネタバレ》 前編はTVで部分的にしか観ていないのでこっちにレビューを書きます。 日テレがらみだと知って嫌な予感的中。漫画よりも漫画っぽく稚拙な感じが邪魔をしていた。だから、そうい突っ込みどころは無視して観ないといけない感じ。まあ、悪魔って時点でかなり譲歩はしているんだけど。映画館にもお子様が沢山騒いでいて携帯は鳴るわおしゃべりするはなんだかまんが祭りっぽく大人が居るのがちと恥ずかしくなる感じ。しかし、ストーリーは面白い。そして、Lはいいね。Lが彼でなければこの味はなかったかも。映画はちょっと低年齢層を意識しているせいかもうちょっとビターな大人味にして欲しかった。それが、それぞれが殺人を犯す動機がいまいち伝わってこない原因にもなっていると思う。月の藤原はいかにも悪役って演技が問題。舞台慣れしすぎてオーバーアクションが鼻につきます。Lとストーリーだけを楽しむにはいいのでは。 [映画館(邦画)] 5点(2006-11-04 00:39:04) |
257. バニラ・スカイ
《ネタバレ》 これは元々のストーリーが良いから見れるんだと思いました。他は殆どラスト近辺にしか重要性が無いので、そこに到達するまでが訳わかんないままだけに見えてしまうのは失敗していると思います。最初から夢が関係しているのは誰も判っているからそのオチは大抵の人は覚悟して見ている。それにもかかわらずなーんだって感じにならないのはサスペンスやホラーでなくヒューマンドラマ的要素があるせいだと思います。でも、顔が変形して容姿が変わって見えるくらいで絶望するなら、この世の中そのように事故で容姿が変わった人に対して大変気分の悪い映画だとふと思いました。そのように幻想の容姿だけを自分のアイデンティティーにしているのなら、その精神の弱さは頷けるかな。だから、オープン・ユア・アイズなんだね。先にこっちを見たので次は本家を見ます。 [DVD(字幕)] 6点(2006-10-29 02:15:21) |
258. フル・モンティ
《ネタバレ》 諸手を挙げて面白かったとするのにはあと一歩というのが率直な感想。邦画の寅さんぽさを感じさせるコメディーでほろっとさせるパターンの映画で、そのお決まりと判っていても気持ちの良いワンパターンかな。トム・ウィルキンソンが味を出した印象が強い。そのカーライルとの対比と感情の推移がとても自然でいい。それ以外はなんか唐突でギャクのオンパレード。もっと、もっと、ぎこちない素人ぽくても良かったのではと思います。なんかそこそこやりそうなキャラが混じって、どんどん公演当日まで話が進んでいってしまうのはなんか物足りないです。 [DVD(字幕)] 7点(2006-10-26 01:26:51) |
259. 交渉人 真下正義
《ネタバレ》 どう期待するかによって感想違うと思います。 自分の場合このシリーズは一切見ていない(見たいと思っていない)ので、あくまでTVで偶然やってたので見ただけの通りすがり観でした。 で、全く期待してないせいでまあよかったんじゃない?って感想です。但し、お金払っては観たくない。時間潰しにには観れる方。 全然期待しないのにまあまあと思わせた要因は全てユースケ・サンタマリアが上手いということで見れました。あのいらいらさせる変な演出のギャグを無視しても、ユースケの演技には引き付けられるものがあります。これが意外でした。 あとは皆さんの言われるようにあのオチはないでしょうとか、ストーリーの不満はいっしょです。 [地上波(邦画)] 5点(2006-10-24 00:59:00) |
260. クラッシュ(2004)
《ネタバレ》 何故これがアカデミーなのかは謎...ですが今までも結構そういうのんはあるので驚きませんがというのが感想。これは何を描きたかったんだろうと考える。アメリカの現状?そーんなに溢れんばかりの差別と偏見なのでしょうか?だとするとそりゃー外出るのも、異人種の人を家に入れるのも怖いでしょうよ。それをこんなに同時進行のサイドストーリーで誰に何を思わせるのだろうか。銃を買いたくなるサブリミナルにでもなっているんだろうか。しかし、どれも犯罪が絡んでいるんだよね。最初の黒人2人は差別に文句を言いながら強盗。警官は金持ちの黒人夫婦だと判ると辱めを与える。これも立派な犯罪だし訴えればポテトフライでマクドナルドを訴える国ですから勝てるでしょ。銃でお金を要求すれば犯罪。ヒッチハイクするのも州によって犯罪。それが偏見や差別だけで起こるのでは無い事を皆理解していると思う。それだけで銃を発射するんじゃない事も。だとすれば何が残るのだろうか。そこが理解できない。役者は良いけど、この話は犯罪者だらけの町で人間不信になるのはあたり前でしょ。それを偏見だからそう思わないようにしようとするのは欺瞞に満ちたごかしだと思う。その手の話で誘導されなきゃならないアメリカを憂います。 [DVD(字幕)] 5点(2006-10-02 02:34:43) |