261. 俺たちは天使じゃない(1989)
教会に入るまでは面白かったのに、それ以降はパワーダウン。もっとドタバタするのかと思ったのに。でもアメリカ北部の森林に囲まれた小さな村という舞台は良かった。あのお祭り前の人々のいそいそした雰囲気も。説法の場面も確かに良かったけど、その後少女の耳が聴こえるようになるのはチョット…。何となく見ればそこそこ楽しめるとは思います。 4点(2003-04-10 00:10:19) |
262. 紳士協定
社会問題を扱った映画のため、多少重苦しさがある。けれど、アメリカにもユダヤ人に対する根強い差別があったのだと本作で知った。差別といえば黒人と思っていたので、新鮮だった。テーマはハッキリしているのだから、二人の恋愛の部分はもう少し抑えても良かったと思う。でもG・ペックは好きだからいいか。見終わった後で『恋愛小説家』のJ・ニコルソンがユダヤ人に対して悪口を言っていたのを思い出した。 4点(2003-04-09 23:53:07) |
263. 麗しのサブリナ
夜の場面が多く、ロマンティックな雰囲気を充分に楽しめました。また『バラ色の人生』が上手く映画にハマっていたと思います。お尻を怪我したW・ホールデンもかわいらしくて良かったです。『ローマの休日』で結ばれなかった恋がここでようやく結ばれるような、そんな風にも感じられました。 6点(2003-04-09 23:20:22) |
264. グレムリン
途中でリプリー化したママが◎。学校の理科室の場面でビデオに映った心臓が気持ち悪かった。終始グレムリン中心で物語は進むけど、銀行の同僚とか町の人とのカラミがもう少しあっても良いのでは、と大人になって見返してみて感じた。なんだかんだいっても、懐かしくて楽しかったけどね。 6点(2003-04-09 23:02:33) |
265. RONIN
街中での銃撃戦で市民や観光客、最後にはスケートの選手も撃たれるのが以外で良かった(不謹慎)。何となく見ていたので、そこそこに楽しめた。逆に力を入れて見るとつまらないと思う。それはさて置き、これをセンター試験当日の夜に放映したフジテレビに拍手(受験生に対する応援メッセージ?)。 5点(2003-04-09 22:49:30)(笑:1票) |
266. 十二人の怒れる男(1957)
先に三谷作品の方を見ていたので、どういう内容かはおおよそ見当が付いていたが、十分楽しめた。H・フォンダをはじめ、役者陣の味のある演技を見るだけでも価値があると思う。特に進行役を務めていたM・バルサムが、ワキがビッショリしてて何となく好き。日本にかつてあった陪審員制度でも、こんな議論が繰り広げられていたのかもしれない…。 7点(2003-04-01 01:26:56) |
267. 鳥(1963)
最後のシーン、ミッチの母親が傷ついたメラニーを抱きながら、かすかに表情の緩んだ場面が二人の和解を感じさせ、多少ラストの不完全燃焼感は弱まった。ストーリーを楽しむというより、単純に『恐怖』を楽しめた佳作。あの屋根裏部屋の場面は、彼女も「ありえない」と監督に抗議したとのこと。それにしてもキャシー、そんな時くらいラブバードは置いていけ。 7点(2003-03-10 18:03:20) |
268. アナライズ・ミー
もっと情けないR・デニーロを期待していたので、肩透かしを食らった感じがする。マフィアの抗争やFBIの捜査はあまり意味が無いので、もっと主役二人のやりとり中心にして欲しかった。 3点(2003-03-07 23:57:25) |
269. めまい(1958)
スコティがデザイナーのミッチーに「僕らは婚約していたこともあったね」といった時、彼女の表情が一瞬固まった様に見えた。絶対これは何かの伏線だ!と思っていたら、ただの深読みでミッチーは事件に全く関係無かった…。あと、あのドラ○もんのタイムマシンみたいな夢の中の映像が印象的。 7点(2003-03-07 23:35:26) |
270. 遠すぎた橋
「一方その頃…」があまりに多く、最初に見たときは何が何で誰が誰だかよく分からず、ほとんどストーリーを理解できなかった。故に今度は一時停止を繰り返しながら、メモを取って状況を整理しながら観賞してみた。それでやっと理解することが出来た。作戦が失敗するなんてゆめにも考えていなかったので、結末に驚かされた。そういう意味では新鮮な戦争映画だった。実話が元なのだから、この位面白みが無くても仕様が無いのかもしれない。ちなみに自分もあの音楽が好き。 4点(2003-03-03 00:06:52) |
271. トレインスポッティング
頽廃的な感じが良く出ていて、完成度は高いと思う。絨毯に沈んでゆく場面の演出がとても上手いと思った。あの不快さも監督の計算だったのなら、お見事だと思う。ただ、自分には楽しめない映画だった。 4点(2003-03-02 23:31:29) |
272. マスカレード/甘い罠
途中からの予想だにしなかった展開に驚いた。でもその後も淡々と財産奪取計画が進んでゆくだけで、善悪の攻防戦もなくそれほど楽しめなかった。最後に黒幕を殺してしまうのもかなり強引。「このケダモノォォオ~!」にちょっと笑った。B級感漂う作品。 3点(2003-03-02 17:19:38) |
273. ウディ・アレンの重罪と軽罪
宗教的とも哲学的ともいえるものがテーマだった。難しい主題のせいか、ストーリーも重苦しく、堅苦しく感じた。ユダヤ教にもなじみが無いので自分にはいま一つピンとこなかった。 2点(2003-03-02 08:32:54) |
274. グッドモーニング,ベトナム
ベトナム人の少女役の人が良かった。内戦中のベトナムが舞台だが、割と爽やかで、ヒューマンドラマ色が強いと思う。内容もそれほど悪くない。最後に野球をやる時の、英語学校の生徒たちの生き生きとした表情が印象的。『パールハーバー』が日本人に総スカンなように、この映画もベトナム人には受けないのだろうか。 5点(2003-03-01 23:17:06) |
275. メリーに首ったけ
大いに笑った。その場だけの、多少強引な笑いのおバカ映画もときには良い。しかし知障はあまり笑いのネタにしない方が良いとは思う。またJ・キャメロンが医者というのも、無理があると思う。 6点(2003-03-01 04:10:32) |
276. マッド・シティ
始めは期待できそうな内容だったが、その後の事件の進展が遅いので、映画の中の野次馬達と同様に自分もだらけてしまった。犯人の頭も悪くてイライラした。“マスコミ批判”という明確なメッセージはあったが、深くは考えさせられなかった。アメリカ人は事件を何でもTシャツにするのが好きなのだな、と米版アベサダ事件以来再認識した。 4点(2003-03-01 03:56:22) |
277. 知りすぎていた男
主演の二人が好き。作品は少し気になる所もあったが、良く出来ていると思う。特にドリス・デイが我が子を想いながら熱唱する場面にジーンときた。誘拐と暗殺計画の二つの事件が交錯しているのが巧みだと感じた。複製屋の男は絶対に関係あると思っていたが…深読みし過ぎた。 6点(2003-03-01 03:39:41) |
278. ジュマンジ
子供の時に見た作品。改めて見て、懐かしさもプラスして楽しめた。欲を言えばハンターや動物で引っ張るより、もっとゲーム自体を続けるのが見たかった。仕掛けが色々ある『ホームアローン』系のこういう映画は未だに好き。“お子様ランチ”をたまに食べたくなる様な事と同じかもしれない。 6点(2003-03-01 03:03:59)(良:1票) |
279. 刑事ジョン・ブック/目撃者
事件そのものは割と普通。それよりも刑事ジョンのアーミッシュの村での生活や、そこでの人々との交流を描いた場面がとても良かった。哀愁と郷愁が同時に感じられるような、そんな作品だと思う。 6点(2003-03-01 02:41:13) |
280. ハリーの災難
とてもシュールな作品。埋めたり掘ったりの繰り返しで、ストーリーが割とゆっくり進むのが少しじれったかった。逆に言えば、とある村の一日の生活を見ているような感じで、とてもほのぼの・のんびりとした雰囲気が出ていて良かったと思う。 4点(2003-02-28 00:47:24) |