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TERRAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 490
性別 男性
年齢 60歳
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341.  キラー・エリート(2011) 《ネタバレ》 
なんかねぇ……、いろいろ酷い映画。w まあエンタメ映画に於いて「実話に基づく……」なんて謳い文句は、『実話部分はモチーフ程度で創作が9割以上』ってのが当たり前なので、細かいリアリティなんかに関しては考えないことにしても、だ。www 戦争のプロ、殺しのプロが集まったはずのチームが、素人でもやらないような凡ミスを繰り返して次々に死んでいく。もう、ショックより先に呆れて笑いが出てくる。 ステーサム演じる主人公ダニーは、何を考えてるのか人道的な心に目覚めて「無駄な殺しはしない」みたいな甘っちょろいヒューマニズムで、次から次へと自らピンチを作っていく。 最後はなんだか騙し騙されの陰謀めかしたどんでん返しを狙ったつもりかもしれないが、全く弱い。 なんだか観終わった後に言い様の無いモヤモヤ感が残る、爽快感の無いアクション映画だった。
[DVD(吹替)] 3点(2020-11-06 10:40:14)
342.  名探偵コナン ゼロの執行人
評価高いんだねぇ~……。  いつも思うんだが、名探偵コナンのシリーズって、誰に見せたいんだろう? 子供向けにしちゃあ事件の背景や動機がドロドロし過ぎてるものが多いし、 大人向けにしちゃあ、在り得ない設定だったり、背景や動機およびトリックがお粗末。 サスペンス、SF、ファンタジーなどなどを、「漫画&アニメのエンターテインメントだから」と都合良く詰め込んで、そのくせ本格推理モノを気取った作りが、ちょっと鼻に付く。  今回も、公安の三つ巴やら、浅く中途半端なラブストーリーやらでけっこう面倒臭い背景に、「えっ?」と訊き返したくなるような動機。 クライマックスは「マンガやな……」と声が出ちゃうほど、如何にもアニメな大立ち回りで大団円……。  ま、これで喜ぶ人がいるんだから、それはそれで良いんだろうけどさ……。
[地上波(邦画)] 3点(2019-04-27 16:02:12)(良:1票)
343.  プロメテウス
 正直、リドリー・スコットのセンスはもう古いんだな、と感じた。  まずは展開が遅い。今どきの映画のスピードじゃない。  そしてやってることは『エイリアン(1)』の全くの焼き直しで、目新しさの欠片も無い。しかも、キャメロンの『2』をかなり意識してるのか、中途半端に派手なんだが、それでもキャメロンほどのサーヴィス精神も無い。   さらにヒロインに華が無い。『エイリアン』のシガニー・ウィーバーも決して美人じゃないが、彼女には知性が感じられるし(まあ、実際に才女だしお嬢様だしね)堂々とした押し出しと言うか華があった。今回のノオミ・ラパスは、ヒロインには弱すぎる。存在感も美しさもシャリーズ・セロンの足元にも及んでいない。   無い無い尽くし、無い尽くし♪ www  挙句に、宇宙船の乗組員の行動原理が全く理解できない。船のクルー以外は一応みんな研究者なハズなんだが、どいつもこいつも勝手なばかりで知性の欠片も感じられない。未知の惑星に探索に出るのに集団行動がとれないようなバカを連れていくんじゃないっ! そんな連中がドタバタやってるだけだから、当然誰にも感情移入できない。   ストーリーも薄っぺらい。出てくる奴らがみんな、事件のために事件を起こしていくご都合主義。話の当初にあった人類の起源云々なんてテーマは、霧か霞のように立ち消えて何処へやら。人類に知恵をもたらした「プロメテウス」をタイトルに頂きながら、そんなテーマは微塵も感じられない。申し訳程度にラストで、ただ一人生き残ったヒロインが、思い出したように“人類の創造主”である白塗りのボディビルダー達の星へ向かうワケだが、それはもう観客には関係無い話になっちゃってる。   これじゃあ、同じ『エイリアン』ビギニングというテーマでもう一本『エイリアン・コヴェナント』が作られてもしょうがないわ。
[CS・衛星(吹替)] 3点(2018-03-29 13:11:23)(良:2票)
344.  LOOPER/ルーパー
 何だろう、コレ。目新しくはないが、見せ方次第、工夫次第でもっともっと面白くなりそうな話なのに……いや、目新しくないからこそ、見せ方に工夫がいるというべきか。いずれにせよ、もう勿体無いの一言。  近未来SFアクションという割には、未来らしいガジェットはジェットエンジンで飛ぶバイクぐらい。あとは未来どころか70年代かよ? くらいの鈍臭さで、雰囲気は初期の『ダーティ・ハリー』辺りを思い出した。  さらに、状況から人物から設定から、何から何まで説明が下手。だからスッと話に入れない。話に入ったところで人物描写が下手だから、どいつもこいつも薄っぺらく、感情移入し難い。  そして話が中盤に差し掛かってストーリーの全容が見えてくると、今度は気になるのが時間モノSFとしてのパラドックスの処理の粗さ。時間モノなのか、パラレルワールドものなのか……もう、その悪い意味でのごっちゃまぜ。  特撮も雑。終盤、件のジェットバイクで襲ってくる相手との撃ち合いは、本来ならもっともっと派手にやっていい見せ場だろ?  んでもって最後の最後に、一番脱力するパターンの結末。2時間付き合ってこの結末かよ……。そりゃ、これが一番楽だわな、なぁんも考えなくてイイし。でも、そんな目新しいお話じゃないんだからさ、もう少し考えようぜ? 「おお、そう来たか!」と観客をニヤリとさせてやろう、とかそういう作り手の意地みたいなものは無いの?  なんだか、手垢の付いた話を、手垢の付いた作風で、取り敢えず作ってみました、みたいな作品。残念!
[CS・衛星(字幕)] 3点(2018-01-15 00:42:23)
345.  バンデットQ
 良くも悪くもテリー・ギリアムの作品。私はロードショー公開で観に行ってポカーン状態で観終わった覚えがある。  1981年の作品ながら、チケットの半券のスタンプを見ると日本公開は83年(昭和58年)だったようで。チケットやパンフにも、ギリアムの名前よりも『制作・音楽/ジョージ・ハリスン』の名前の方が大きく踊っている。  当時、観終わって一番印象に残ったのは、創造主たる神が三つ揃えをピシッと着こなした、如何にもビジネスマン風の出で立ちで登場し、ビジネスライクに後始末を指示してそそくさと消え去ったシーンのみ。配給会社の“冒険ファンタジー”という触れ込みを見て劇場に出向いたガキには、ただ一言「なんのこっちゃ?」と置いてけ堀を喰うしかなかった。   そして約35年ほどの月日が経ち、再見してみると…………。  なんかね、小劇団のアングラ芝居を観ている様な気分になった。同じ役者が衣装を取っ替え引っ替えして、シチュエーション・コントの寄せ集めと言うか……。  壮大なバカをいとも真面目にヤルというのは如何にもギリアムらしいが、この人のセンスは万人に受け入れられるモノではないな、と改めて感じた。  『バロン』や『未来世紀ブラジル』に見られる想像力の高さや、手作り感満載のファンタジックな特撮は認めるが……。  基本的にこの人は、人様が良いというモノには何かしら文句をつけたがる傾向がある。『ホーリー・グレイル』や『ブラザー・グリム』等などは、目の付け所は面白いが内容的には明らかに空回り。それはこの『バンデッドQ』でも然りで、ナポレオンやロビン・フッド、タイタニック沈没のシークエンスなどは悪ふざけにしか見えない。そもそもギリアムの皮肉屋な部分は、子供をメインにした家族向けファンタジーには絶対に合わないだろ? ラストに家を火事で失い、さらに親が消えてなくなるってどうなの? 子供を主人公に据えた冒険ファンタジーにあるまじき後味の悪さは、ちょっと容認できないな。  ここでの評価の高さに、ただただビックリです。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-11-25 15:53:58)
346.  トランスポーター3 アンリミテッド
『トランスポーター』シリーズも3作めを迎え、ジェイソン・ステイサム版の終章となるワケですが。  いや、もうコレは何やカンや酷すぎちゃって……。  まず、アクションがダメダメ。監督が変わって一番ダメになったのが、このシリーズのキモとも言える格闘アクション。寄りのシーンが多く、短いカットを矢継ぎ早に繋いでいく見せ方は、スピーディではあるが何をやっているのか判り難くドタバタしているだけ。動きの美しさもなければ、せっかくのアクションの全体像と大きさも判らない。  次に、なんじゃ、あの如何にもベッソン好みのぶっさいくなヒロインは?! “2”の悪役女とタメ張ってるぜ。アレがウクライナの外交大使の娘? 彼女自身がうなじに看板背負ってるように「安」い娼婦にしか見えないんですけど? しかも間延びした会話の遣り取りと無駄な濡れ場が緊張感を削ぎまくる。  そして、終盤のご都合主義の雨霰がダメ。もう話の破綻っぷりが半端無い。例えば犯人がフランクをダムの有る場所に呼び出すのだが、フランクが到着するとボスを含めたグループご一行様が既にご到着あそばして待ち受けている。何、その機動力? しかもそこでフランクを殺そうとする。だったらお前らフランク必要無いじゃん?! お前らが女連れて動けよ。  さらに犯人グループが主人公の腕に付けるブレスレット型爆弾は、ペンタゴンの機密コードでしか外せない代物だったはず。ところがクライマックス。犯人のボスを追い詰めた我等がフランクは、いとも簡単にブレスを外しボスの腕にカチリと嵌め直したではないか! その他にも、ダムに水没した車が引き上げた途端にエンジン音も快調に走り出したり……。今時マンガでももう少しリアリティに気を遣うぜ?  他にも、ツッコミだしたらキリがない。もう、これだけ酷い出来に成り下ってくるとね、ここで降りておいたステイサムは賢かったな、と。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2017-11-22 19:25:01)
347.  レジェンド・オブ・フィスト 怒りの鉄拳
何と言うか、まあ……。ブルース・リーへのリスペクトはさておき、この映画は自分にはとても褒められない。 アクションは早回しとワイヤーアクションの連打連打。はっきり言って漫画です。現実離れもここまでいくと正直ノレない。特に冒頭の戦争シーンでのリアリティの無さには脱力する。こいつ一人いたらどんな戦争でも勝てるだろ? なんで中国は世界の覇者になれなかったんだ? ドニー・イェンって、せっかく動けるのに、その作品は早回しとワイヤーアクション、ストップモーションと、ギミック過多で勿体無さ過ぎる。 タイや東南アジアでは往年のジャッキー・チェンばりに身体を張ったアクションで世界の注目を集めているのに、本家の香港がこれではなぁ。 お話は、相変わらず「我々に酷いことした日本を中華英雄が懲らしめてやったアル!」的なモノで、捏造と妄想の極み。こんな映画で憂さ晴らししてるなんて、観てると本当に中国が哀れに思えてくる。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2016-10-06 21:44:05)
348.  トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
いやはや、酷い。ここでの評価の高さに驚いた。 しかも、このシリーズ全部に言える(と言うか、マイケル・ベイの映画全部に言える)が、無駄に長い。長すぎる! 前半はマイケル・ベイらしい無駄なシークエンスの連続で、観る価値はおろか、最早語る価値も無い。 話が本題に入って動き出すのは一時間以上も過ぎてから。しかし売りのハズのロボット同士の戦いになると、迫力と言うより画面がゴチャゴチャ、似たようなロボットが入り乱れて、誰が誰やら、敵も味方も判らないただのドタバタに。終盤は、これまたマイケル・ベイらしい無理矢理感動路線まっしぐら。『ID4』か『アルマゲドン』かってな感じで、さも重厚そうに見せちゃあいるが中身はすっからかん。どなたかも仰っていたが、戦いが終わって、戦場をあれだけ転げまわっていたヒロインの真っ白な服に泥一つ付いてないのに失笑。結局、前半は無駄だらけで冗長、中盤はドタバタガチャガチャと騒がしいだけ、終盤は感動の押し売りと、どこを取っても褒める所が無い。シリーズだから勢いで観ちゃったけど、正直時間が勿体なかった。
[地上波(吹替)] 3点(2016-09-20 17:11:00)
349.  フロム・ヘル 《ネタバレ》 
かなり期待してたんだけどなぁ……。切り裂きジャックという、言ってみれば使い古されたネタを(13年前の作品とは言え)今更映画化するからには、何かそれなりの仕掛けがあるのだろう、と。  コミックの原作(未読ですが)があるからしょうがないのかもしれないが、あまりに工夫の無いお話にはガックリ。王室関係者説にフリーメーソンを絡めてみました程度ではねぇ。これならいっそ『タイム・アフター・タイム』くらいぶっ飛んだ話の方が、純粋に映画として楽しめる。  しかも、陰鬱な雰囲気もちょっと度が過ぎるし、話の展開が遅すぎて退屈すら感じる。全体的に緩急が無いと言うかメリハリが無いと言うか。  いやホント、期待して観たから尚更厳しい感想になってしまうのだろうが、かなりガッカリな作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2014-02-15 22:14:46)(良:1票)
350.  帝都物語
20何年ぶりに再鑑賞。昔は原作を読んで間が無かったことも有り、「ほうほう。あのシーンはこうなったか」などと観た覚えがある。が、原作の細部などとっくに忘れてしまった今、冷静に観ると、こりゃひでぇ、と。w 皆さん仰るように話の筋がまったく分からん。www  当然ストーリーは知ってるんだろ、的な前提の元での映像化。まあ、文庫本にして10冊前後もある話を2時間チョイに端折って纏めてあるワケだから、そりゃ無理もある。しかしねぇ、一本の作品として考えるなら、無理があるなら作るべきじゃない。作るんなら端からシリーズ物で考えるとかさ。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-09-22 12:10:31)
351.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
スティフン・キングが大絶賛したという原作は、10年以上前に買ったきり積ん読の山に埋もれてしまっている……。ということで、原作未読で映画を観たが、正直私ゃダメだ。受け付けない。なるほど、皮肉屋のキングなら絶賛しそうな内容だわ。が、大の大人が何人もの人まで殺して得るモノ無しってのはちょっとねぇ。カタルシスの欠片も無い。これならいっそ捕まった方が諦めもつく。話自体も大して目新しい展開ではなかったし、見るべきものは無かったと言うか……。まあ、見終わって残るモノと言えば、腹決めた女が一番怖い、みたいな感じ?www
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-05-22 21:04:01)
352.  始皇帝暗殺
まず、長い! 長過ぎる。そして、全編を通して誰目線の話なのかが定まってないため、観にくい。誰に感情移入してよいのか分からない作りでこの長尺は、観ていて辛いモノがある。また、始皇帝・政、刺客の荊軻など、主要登場人物のキャラクターが掴み辛いのもダメ。刺客が、盲目の女の子を心ならずも殺したからって思い悩んで……って。そんなことで悩むような奴は、端っから殺し屋なんかにゃならんだろ? まずは主人公を決めてから脚本書こうよ。あとは登場人物のキャラ設定くらいはキッチリやってね。映画撮るならそれからだ。んでもって編集も30分切り詰めよう。そしたら少しはマシになると思うんだが。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-05-03 01:35:29)
353.  レッド・ドラゴン(1976)
 いや、もう……いろんな意味で凄すぎる。www  ブルース・リー主演の『ドラゴン怒りの鉄拳』の正統的続編ということで、正編において武術指導、敵役のダブルなどなどアクションの裏方として大活躍だったジャッキー・チェンを主役に大抜擢した本作ですが……。  いや、ホントもう……いろんな意味で凄すぎ! 話は雑だしバランスも悪い。日本人に関する描写も正編以上に雑。w 挙句に武打モノとして肝心の殺陣も雑。  どこを見てよいのやら……。何を観るべきなのか……。 もう、精武館って道場名付けて敵が日本人なら何でもイイやっ! みたいな映画。ほんと酷い。w  それでも何とか『精武門』というタイトルとしての辻褄を合わせようとでも思ったのか、若きジャッキーは迷蹤芸を練ります。「師父が作り、兄弟子(ブルース・リーですな)が完成させた拳よ」って……いやいや、そんな所で無理せんでも。w 正編でブルースは功夫らしい功夫など使ってなかったじゃないですか? って言うか、詠春拳しかできないし。www  ちなみに、余談ではありますが、実際の「精武体育会」と日本の武術道場「武徳会上海支部」はとても友好的な関係でありました。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2013-04-11 00:22:02)
354.  ブルークリスマス 《ネタバレ》 
岡本喜八らしい反体制、反ファシズムなんだが、どこかしら詰めが甘いというか、温いというか……。いやいや。それ以前に、この脚本、何か間違ってるよなぁ。  話の前半3分の2は、仲代達矢演ずるTVディレクターが政府の陰謀を探る話なんだが、当のディレクターが何かしらの見当や推理を持って動いているワケでは無いので、ただ行き当たりばったりに動いては、つかんだ事実に流されているだけ。しかも、この仲代の調査の件がもたもたと冗長に過ぎる。  そして残り3分の1、上映も1時間半を過ぎてから、ようやく勝野洋と竹下景子の話になる。このバランスの悪さ……。しかも、話の背景の説明に時間を割き過ぎてるから、人物描写が全くできておらず、登場人物がペラッペラに薄い。この映画の主人公は誰よ? 勝野&竹下ではないのか? 観る者は誰に感情移入すれば良いんだ? ラストも酷い。勝野は、然したる葛藤に悩むことなく竹下を射殺してしまう。女を殺した後、叫びながら本隊に向かって行って自分も殺されるんだが、描き方が下手過ぎるだろ! 殺す前にもっと苦悩しろよ。結婚しようとまで思った女だろ!  挙句になんと、あろうことか仲代の話と勝野&竹下の話は交わらない! 約1時間半を費やした仲代の物語は、ただ2人を取り巻く状況を説明するための話でしかないのだ。この映画は何を見せたかったんだ???  何でもカンでもドタバタと馬鹿エンターテインメント化してしまうハリウッド流も軽薄でつまらないが、回りくどくヘンに重たければ何かを言ったような気になってるコノ手の日本流も相当ウザい。  映画ってのはバランスだねぇ、やっぱり。 竹下景子の美しさに免じて3点。倉本の脚本は0点だ!
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-02-28 00:03:20)
355.  エスパイ
いやぁ、薄い。w ぺらっぺらに薄っぺらい。www 40年近く前の作品であることを差っ引いてもスカスカなストーリー。他のレヴュワーの皆さん書いてらっしゃるが、見所と言えば由美かおるの美事なロケット型オッパイのポロリシーンのみ! 何と悲しい映画でしょう。www  それにしても、いつも思うことがある。この手のSFやファンタジーは、監督のイマジネーション能力に尽きると。スター・ウォーズシリーズが、なぜあのチャチで陳腐なストーリーにも拘らずウケるのか? それは、常に時代の最先端の画を見せてくれるからであり、観客の期待以上の宇宙に連れて行ってくれるからだ。 それに比べて、この映画やハリ・ポタシリーズを観ると福田監督やクリス・コロンバスの凡庸なイマジネーションが如何に映画をつまらなくしているか痛切に感じてしまう。せっかくの超能力合戦や魔法というおいしい素材が、予想の範囲内、どこかで見たことのあるチンケな表現でしか描かれない。  まあ、今現在ならば、CGでハリウッドに敵わないのは仕方がない(まあ、それにしても日本らしいアイデアと工夫で勝負してほしいものだが)。しかし70年代と言えば、特撮=日本だった時代である。特撮日本がこんな映画を『日本沈没』に続くSF大作と称して、恥ずかしげもなくリリースした事が恥ずかしい。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-02-27 15:25:16)
356.  曲がれ!スプーン
正直、酷い出来です。『サマータイムマシン・ブルース』が奇跡だった、ということを確認するための映画と言っても過言ではないほど。 冗長で間延びした展開。説明的でくどい演出。大騒ぎした割には大したことのない「結果」。……まあ、やっぱりこの監督の映画だな、というのが正直な感想かな。 ホント、『サマータイムマシン・ブルース』が奇跡だったんだ。あの映画以外でこの監督の作品を良いと思ったことは一度も無いからねぇ。 最後のサンタのエピソードだって、別にそれほどイイ話でもない。それをことさらイイ話に見せようとするから無理が出る。テレビ屋上がりの監督とFテレビのいやらしさがプンプン漂ってくるね。orz
[CS・衛星(邦画)] 3点(2012-07-17 00:15:32)
357.  SP 革命篇
 この『SP』というドラマ自体が、リアリティの欠片もないバカドラマであるということを踏まえて観れば、TVシリーズ&野望篇と比べてそれなりに良く出来ていたんじゃないかな。  脚本は……、まぁ政治への愚痴ですわな。w 多少共感できるところはあります。w  が……、ドラマ内において、あれだけのコトをやらかす動機としては弱いかな。特に尾形の動機は単なる私怨だしね。その他の人間の動機も、一応触れられてはいるのだが、描き込みが浅いのでイマイチ印象に残らず、わかりにくい。さらに、説明不足から公安の動き、上層部の動き、革命派の動きなどなど、全部ぶつ切りでわかりにくい。だから全体像がぼやける。早い話、組織や連携の描き方が下手なんだな。  おまけに、金城氏はよほど『ホームアローン』が好きなのか、今回も有り得ない脱力バカトリックが出てきて、TVシリーズの病院占拠のエピを彷彿させる。いやはや……手摺に掴まったらカッターの刃とか、撒かれた紙を踏んだら糊で滑ってスッテンコロリンとか……本気か?! 「もうツッコむのも飽きたよ!」とは、こっちが言いたいよ、よう子ちゃん。  格闘アクションだけは、誰が監修したのか、かなり良くできている。でもねぇ、実はそれも大きな勘違いなんだよな。よく日本映画は、誰それが「吹き替えなしでハードなアクションに挑戦した!」とかいうのを宣伝文句にしてるけど、観客にとっちゃどーでもいいのよ、そんなのは。ダブルであろうが、カメラワークのトリックであろうが、作品の中でそれなりに見えりゃそれでいいの。そんなことより、ストーリーをしっかり練れよ、いい芝居しろよ、面白い作品作れよ、と。力の入れどころが違うだろ? と。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2012-03-05 19:39:36)(良:1票)
358.  踊る大捜査線 THE MOVIE 3 ヤツらを解放せよ!
“2”よりはマシ、その程度の映画だった。  もちろん、マシと言っても2より面白かったという意味ではない。明らかにおかしいワケの分からない屁理屈を、大上段に振りかざすようなことがなかった分、いくらかストレスなく観られたという程度のマシ。  今回再び小泉今日子を事件の中心に据え、過去のSPや映画に出演したキャストたちまでを一堂に会した同窓会的な作りでファンサービスしたつもりかもしれないが、肝心のお話が寒すぎる。あまりにリアリティの欠片もない設定と展開にツッコむ気すら失せた。(ツッコミ処はほぼ全編!www)  君塚良一は、20年前には、この手のスラップスティックを書かせたら上手い脚本家だと思っていたのだが、いつの頃からか勘違いの目立つお寒い3流のホン屋になってしまった。  ともあれ、このシリーズ、この3で過去の登場人物を総出演させてシリーズ最終のつもりだったようだが、'12年の秋には4がホントのFinalとして公開されるのだそうな。何か、カッコ悪いね。w ってか、もう止めとかない?www  映画化してから3連続、評価がフリーフォール並みに急落下してるんだけど……。
[DVD(邦画)] 3点(2012-02-21 12:32:56)(良:2票)
359.  真木栗ノ穴
いまさら感満載のありがち~な怪談話。もう古典の香りすらします。www 「これって、わざわざ映画にする必要ある?」と訊きたくなってしまう。べつだん何か特別な工夫があるわけでもないし……。 時代に取り残されたようなアパート。過去を持つ美しい隣人。覗き穴。耽美とか背徳とか、大正~昭和初期の江戸川乱歩的な味を狙ったんだろうが、全くの力不足。 西島秀俊の演技におんぶにだっこの一本。
[DVD(邦画)] 3点(2012-02-09 10:55:14)
360.  ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝
 ああ、やめときゃよかったのにね……。という映画でした。  多くの方が書かれていますが、まずレイチェル・ワイズじゃないイブリンにがっかり。取って付けたような親子の確執にゲンナリ。くそ生意気なアレックスには全く感情移入できず、ただ子供と張り合うだけのガキくさいリックにもショボーン。  J.リー演ずる始皇帝(?)も、大して脅威に感じないし……。いくら五行を自在に操る魔法を得たところで、兵隊が叩けば粉砕してしまうような泥人形ではどれほどのことができる? 大体、彼を殺せる魔法の剣がある時点で不死じゃないじゃん?  シリーズとしてのお約束(本棚のドミノ倒しとかさぁ…w)もほとんど無視で、ミイラさえ出しときゃ『ハムナプトラ』だろ? 的な作りも痛い。  もう終わろうよ、このシリーズは。ね?
[地上波(吹替)] 3点(2012-02-01 23:05:03)
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