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21.  アメイジング・スパイダーマン2 《ネタバレ》 
前作に引き続き、やっぱりアクションヒーローの定式をなぞっただけになってしまいました。エレクトロは誕生時には割と魅力的で、どんな強い奴なんだと思わせてくれますが、あまりに何でもできすぎるくらい強すぎなので、逆にスパイダーマンに敗北すること自体に違和感しかない。グリーン・ゴブリンは、ライミ版の扱いにおける丁寧さと比べても、オマケ感がありありです。そしてライノに至っては、最後に出してきたのはちょっと凝ったつもりなのかもしれませんが、まったく機能していません。これはやっぱり、中盤のアクセントとして出てきて前座を務めるくらいが妥当でしょ。一方でヒロインとのあれこれも、別れたかと思えば未練がましくじめじめとよりを戻すというのを繰り返しているだけで、ラブロマンスとしても標準レベルに達していません。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-12-06 00:24:01)
22.  アメイジング・スパイダーマン 《ネタバレ》 
ライミ版の終了からわずか5年でまた最初からという理由が想像もつかなかったのですが、実際に見てみてもやはり分かりませんでした。とにかくライミ版の1作目の劣化コピーみたいな感じで、しかも話を速く進めたかったのか、正体はえらくあっさりばれてしまいますし、重要シーンのおじさん死亡のあたりなんかも、えらくあっさりです。また、エマ・ストーンは女子高生には見えませんし、逆にサリー・フィールドの老けぶりにもがっかりしました(同年の「リンカーン」ではそういうことはなかったので、これはやはり撮り方のせいでしょう)。それと、アクションシーンが、下水道とか校舎内とかえらく狭いスペースでチマチマやっているのも、何だかなあ。●全体としては、定番テクニックの駆使によって退屈せず見ることはできるのですが、あえて独立したシリーズの価値を保っているかと言われれば、そこまでは達していません。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2023-12-05 01:13:52)
23.  8年越しの花嫁 奇跡の実話 《ネタバレ》 
それなりに特殊な症状ではないかと思われるのに、医学的な説明なり描写がほとんどない。覚醒した後の主人公の認識や記憶はどうだったのか(そもそも昏睡中の出来事に意識はあったのかなかったのか、なかったとすればどこをどうたどって社会生活への回復を遂げたのか、とか)が、まったく無視されている。つまり、「婚約者の存在だけ忘れている」という設定に飛びついているだけ。8年も見守り続けるというのは相当な苦労だと思うが、それについての主人公の葛藤や労苦が見当たらないので、むしろあっさりこなしているように見える(ないならないで、何が主人公の原動力や後押しとなったのかという要因はあるのではと思うが、それもない)。つまり、全体的に、エピソードの上辺だけをまとめたものにしかなっていないのです。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2023-12-02 00:54:06)
24.  永い言い訳 《ネタバレ》 
初期設定に溺れない丁寧な描写。何より、2人の妻を事故後は回想シーンですら出さないという慎み深さが、不在による「喪失」を強く実感させ、かえってその存在を強める効果を発揮している。また、子役兄妹の演技力の高さも驚異的。主人公2人の方が、むしろ押されている。●で、そのような地道な積み重ねは優れていますし、ありがちハプニングなんかがないのも良いのですが、結局そこで終わってしまったような・・・。例えば、ティーラウンジでの津村とマネージャーの会話の切り返しなんかは、静かな緊迫感に溢れています。下書メール発見の一瞬がもたらすパンチも強力です。誕生会のじわじわした会話内容もスリリングです。しかし、それらの前後を通じて、登場人物が何も変わっていないのです。したがって、それらをどう「受けた」のかが分からないので、せっかくの誠実な作りも、もやもやを残す結果になっています。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-11-30 01:40:38)
25.  舞妓はレディ 《ネタバレ》 
一番まずいのは、こういった題材を選んでいながら、肝心の花街文化に対する制作側としての敬意がまったく感じられないこと。置屋さんも、お座敷も、お稽古の場も、表層をさらっと撫でているだけ。インターネットがどうのこうのという描写を入れ込んでいるのも、「かつての祇園映画とは違ってこういう要素も入れてみました」というあざとさを感じさせるだけであって、物語のツールとしては何も機能していない。●加えて、ミュージカル映画でありながら、楽曲自体にそれほど魅力がなく、演者たちも「歌いながらの演技」ができておらず、お仕着せの振付を再現しているだけというのは、ほとんど致命的である。●あと、これだけいろんな人に歌わせるんだったら、何で一徳さんに歌わせないの?元タイガースですよ?しかもネイティブ京都人ですよ?
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-11-27 01:24:57)
26.  夫婦フーフー日記
最初の方でいきなり、「出会ってから17年」とか何とかいうナレーションが出てきて、びっくりしてしまった。だって、脚本も芝居もメイクも衣装も小道具も、全然そうなってないじゃん。そして結局、一事が万事その調子で、すべてが制作側の自己満足(にすらなってないかも)で終わっているだけです。何よりも、佐々木蔵之介や永作博美に、芝居にも何もなってないただの段取り作業だけをさせて平気な演出側の神経に腹が立ちます。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2023-11-25 00:55:36)
27.  きいろいゾウ
ただ単に、何か動物とか植物の声台詞を入れておけばそれっぽくなるだろうという動機だけで制作された、実に志の低い作品。しかもそれで130分以上もあるのだから、対象を整理しようとか集中しようとかいう意思すら感じられない。あとね、長回しというのは、とりあえずカメラを回しておけばいいというものではないのですよ。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-11-24 01:27:41)
28.  ジャコメッティ 最後の肖像 《ネタバレ》 
画家ジャコメッティから肖像画のモデルを依頼されて、あれやこれやの末やっとできました。という、本当にそれだけのお話。場面のほとんどは、舞台劇かと思うくらいアトリエだけで展開されるし、かといってその制作プロセスに何か面白みがあるわけでもない。また、画家の弟とか妻とか愛人(?)を絡ませようともしているのですが、これも何か波紋や変化をもたらすわけでもなく、エッセンスとして機能していませんでした。真面目で禁欲的な作りではあるのですが、そこで終わってしまいました。
[DVD(字幕)] 4点(2023-11-22 01:40:19)
29.  島田陽子に逢いたい
島田陽子が島田陽子を演じるというのはまだしも、そこに枠外のインタビューまで随所に挿入してしまうというのは、完全に構想倒れというか、すでにその時点で制作側の自己満足に突入してしまっているのではないだろうか。その上で、1ファンが大女優島田陽子と接してあれこれという筋立て自体は必ずしも悪くないのだが、一番の問題は、そういう作品なのに、ましてタイトルにまで謳っているのに、わざととしか思えない安っぽい映像の下、肝心の島田さん本人がまったく美しく撮られていないこと。というか、撮影側にその意欲が見えないこと。
[DVD(邦画)] 3点(2023-11-20 23:40:17)
30.  ようこそ映画音響の世界へ 《ネタバレ》 
導入部でいきなり、「音響は映像と並ぶ映画の重要要素である」という位置づけをがつんと提示。そして、1シーンだけでもあの作品と分かる映画史の代表作の断片が次々に出てくるのだが、それが継ぎ接ぎになることなく、根底に横たわる重要テーマを浮かび上がらせる。前半は、それこそサイレントからトーキーに移行したという「音響」の原点にまで遡り、それがどのように発展したのかという過程が立体的に解き明かされる。これを縦軸とすれば、後半は横軸として、具体的なその作業に踏み込んでいく。何より、音響といえば人工的に生成されたあれこれとしか思っていなかったのが、現在でも手作り音がきちんと使われているとか、あるいは歩く人の会話や衣擦れの音までが音響の仕事であるというのに驚きました。少し前の映画音楽のドキュメンタリー同様、90分強しかないのがもったいない、内容充実の作品です。
[DVD(字幕)] 7点(2023-11-14 02:25:51)
31.  マンハント(2017) 《ネタバレ》 
何とあの「憤怒」の海外リメイク!といってもジョン・ウーなので、オリジナル色はほぼありません。まして西村寿行色は完全皆無です。設定だけ借りて、あとは思いつくままに断片の山をぶち込んだという感じです。よって、日本語と英語と中国語が無意味に乱れ飛ぶとか、そもそも誰が何をしたいのかさっぱり分からないとか、どの人にもことごとく出てくる過去のトラウマらしきものはまったく機能していないとか、その辺はすべて想定内なのです。というか、この登場人物たち、銃撃以外は結局何してたんだろう。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-11-10 01:33:41)
32.  フェアウェル 《ネタバレ》 
最初のところで「実は重病の見舞いに集まっているのだが、結婚と嘘をついている」「主人公は癌を告知すべきと考えているが、それについて他の親族と意見の対立がある」という2つの課題設定がされているのですが、そのまんまで最後まで行ききってしまったのには、びっくりしました。というか、これだったら設定の意味もないじゃん。心理の綾を生かすわけでもなければ、逆にそのギャップで笑わせてくれるわけでもない。誰かが何かの変化をしたわけでもない。つまり、物語は何も始まらなかった、ということです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-11-03 01:34:11)
33.  ぶどうのなみだ
前作も後作もまったくつまらなかったので一体どうなるかと思っていたのですが、それよりはややマシ、という程度でした。一面に広がる葡萄畑の光景は見応えがあるのですが、そこに登場人物を配置した時点で制作側が満足して、風景に依拠してしまっています。主人公の元音楽家設定も、そう設定したというだけであって何も生かされていないので、ドラマになっていません。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-10-25 00:05:49)
34.  イコライザー2 《ネタバレ》 
前作は「どう見てもただの一般人なのが、実は凄腕の仕事人だった」というインパクトのアドバンテージがあったわけですが、今作はもちろんそれはなし。というわけでそれを補う何かが必要となるはずなのですが、特になにもありませんでした。手堅くはできていますが、それだけです。何よりまずいのは、敵がまったく格好良くなく、強そうにも見えないこと。よって、後半の方がテンションが下がってしまいました。大体、嵐の中の闘いにする必要はあったのか?攻撃側にハンデが加わるだけなので、むしろマヌケに見えるのでは?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2023-10-22 00:22:35)
35.  イコライザー 《ネタバレ》 
何と、デンゼルがセガールになるとは思いませんでした。どんな演技でもできるデンゼルに、まさかセガールばりの完全無敵無双主人公をやらせるなどということは、畏れ多くて誰も考えなかったのでしょう。その最強最大の実力は、カフェの「彼は戻ってこない」の1シーンに凝縮して集約されます。もっともらしく登場し、「俺なら見つけられる」と決め台詞を発しながら、僅か数秒で出番が終わってしまった彼に、慰め賞をあげたい。わざとらしい危機に陥るとかでなく、あくまでも敵の残虐さと冷酷さだけで危険を煽るという割り切り方。ただあの敵ボス、途中からは実力発揮の場面が全然なく、むしろサンドバッグ状態になってた気も・・・。●クロエが途中からも何か絡んでくるかと思いきや、解決まで登場なしというのも潔い。ただ、ラストシーンは蛇足ですね。あれなら、更生した彼女をデンゼルが陰から見つめる、とかの方がよほどいい。タンカー爆発も蛇足。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-10-10 02:23:12)
36.  The Witch/魔女 《ネタバレ》 
筋立ては至ってシンプルだし、類似先行作もいくつもありそうなんだけど、とにかく見せ方が上手い。前半は、のどかな青春ストーリーの枠組の中で、暗い影がじわじわと見え隠れして忍び寄ってくる。そして、いざ喫水線を超えたあの瞬間は、それまで溜めに溜めた前フリからの爽快感が炸裂します。そこからは濁流の勢いです。また、主演の彼女は表情だけですべてを語る表現力を有していますし、それぞれの敵キャラも存在感を発揮しています。アクションシーンも、ただ速くシャープなだけではなくて、何をやっているのかがきちんと分かる撮り方になっていますし、ひたすら動き続けるのではなく随所で「間」を重視しているのが、かえって鋭さを強調しています。
[DVD(字幕)] 7点(2023-09-28 01:03:56)
37.  監督失格 《ネタバレ》 
前半の礼文島行きは、映像自体は断片的な切り貼りという感じなのですが、他の要素を排して目的地一直線に作っているのが、質を確保しています。後半は一気に衝撃の展開になっていきますが、よく考えると、映像作品を発表するときに、まさにその中で、私はこのように作品を作りました、という内容を延々と並べていくのは、つまり循環制作ではないかという気がしないでもない。ただ、実はこの作品自体の被写体は、林由美香というよりも、平野監督そのものだった、と考えれば、納得はできます。
[DVD(邦画)] 5点(2023-09-23 01:48:42)
38.  志乃ちゃんは自分の名前が言えない 《ネタバレ》 
導入部でいきなり吃音をテーマとすることを宣言していながら、そこから逃げない。「歌がきっかけで声が出るようになる」とか、「特定の友人とはナチュラルに喋れる」とか、逆に「メモを駆使してコミュニケートに支障はなくなる」とかいうお決まりパターンもない。カメラは地道に2人(あとせいぜい1人)を追い続けるし、主演の2人の演技も、それにしっかり立ち向かっている。そこがいいです。ラストも、いきなり志乃がステージに上がってめでたくデュオ完成、なんてことにはもちろんなりません。●一番の欠点は、ギターの彼女の好みと実際の演奏音楽がまるで違っていること。あのrockin' on誌は90年代初頭くらいかと思いますが、それにのめり込んでいる高校生が、自分が生まれる前のフォーク、しかも音楽の教科書に載っているような優等生フォークって・・・音楽はこの作品の中心要素なんですから、ここはもっと慎重に選ぶべきでした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-09-21 01:26:05)(良:2票)
39.  こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話 《ネタバレ》 
タイトルが宣言しているように、主人公の聖人君子ではないワガママぶりと、ボランティアたちの綺麗事ではない本音ぶりが中心テーマの1つなはずなんだろうけど、導入部こそそれを感じさせるものの、途中からはえらくみんな善人っぽくなっているし、ものすごく相互理解が進んでいる。安定はしているんだけど、優等生的制作に収まってしまったという印象です。特に病院関係のやりとりにおいては、一気に人物関係の描写がありがちになってパワーダウンしています。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-09-16 01:18:00)(良:1票)
40.  探偵はBARにいる3 《ネタバレ》 
前2作がほとんどコンセプト倒れのグダグダ作品だっただけに危惧していたのですが、今度は予想外に良い内容でした。単なる人探しという導入の依頼がいかにもこの作品世界に合っているし、その後も、各登場人物に、何というかB級のうらぶれた雰囲気が共通しているのが良い。北川景子も、いかにも幸薄そうな感じを適度に醸し出していて、過去作のヒロインよりもこの探偵にフィットしています。人探しのところを解決したら、今度はそのファム・ファタールが課題の本丸としてのしかかってくる、という語り口も上手くバランスがとれています。●作品としてのキズは、「出会っちゃった」のくだりを再三繰り返してしまっていること。それと、誕生日の云々をやたら台詞で説明していること(これまた回想付)。もっと見る側を信用しましょう。あと、ヒロインの病気設定はいらなかったんじゃない?
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-09-12 00:29:08)
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