21. ターミネーター3
《ネタバレ》 あからさまにこういう映画を作るのをジェームズキャメロンはどう思っているのだろう?アクションもなんだあれは?マトリックスのようにCGに全勢力をかけて作っている映画の方がずーっとましだ。映像技術は何年か止まっているようだ。このアクションですごいと言っている人たちはアクション映画をターミネーター2以来観たことがないのだろう。傑作ターミネーター1、2を見事にぶつ壊す世界観を持っているターミネーター3。ターミネーターを好きな人なら憤慨せずにはいられないはずだ。ジェームズキャメロン曰く「僕だってたまにはつまらない映画を作るよ」 0点(2004-06-08 22:56:46) |
22. 時計じかけのオレンジ
天才と、異常者の境目というものは、紙一重といわれるが まさしくその紙一重の人間が作った「もの」である。 コメディなのか、バイオレンスなのか とてもじゃないけど私には分からない。 良い映画なのか、悪い映画なのか とてもじゃないけど私には分からない。 すごい映画なのかすごくない映画なのか それなら私でも分かる。 今までこれほどの衝撃を受けた映画はない これからもない。断言できる。 なぜならこの映画を観たあとでは どの映画を観てもすごいと思えない。 本当に感覚を麻痺させられてしまった。 もっと早く観るべきだったのか、 もっと遅く観るべきだったのか。 何回観ればいいのか・・・ 人と共有できる映画ではない。 10回ほど観た今、半笑しながら、観れている。 良いことなのか悪いことなのか・・・ 10点(2004-06-08 22:55:41) |
23. サウンド・オブ・ミュージック
何度も観ていると、この映画がミュージカル映画なんだというイメージがついてしまいどこがどうすばらしいのかと言うことを考えたことがなかった。映画を一度も観たことがない人でもすべての曲を聴いたことがあるだろう。内容も文句が付けられない。綺麗な映像と音。音楽、歌が流れるたびに体中に鳥肌が立つ。こんな映画は他にないでしょう。これからもずっと名作として残っていくでしょう。 10点(2004-06-08 22:55:14) |
24. 2001年宇宙の旅
《ネタバレ》 この映画がSF映画の最高傑作であると私は信じている。小さい頃に観たときは何がすごいのか何を言っているのかおもしろいのかおもしろくないのか何も分からなかった。ただ、何か有名なんだろうとしか分からなかった。今でも完璧に理解できているかと言われるとそうとは言えないと思うが、知能を持ったコンピューターハルなどを多少理解できるようになり、それと、2010年宇宙の旅などを観て少しは分かったと思う。人間がコンピューターに命も含めすべてを任せられるような時、30年以上前に想像した人はコンピューターが任務のためなら人の命も惜しまないという意志さえ持ってしまうと考えた。今の私たちでさえまだ考えられないコンピューターが人間に対して反逆するわけではない。ただ人間のためにやったことなのだ。結局最後もよく分からなくなってしまうのだが、人類という奇跡の誕生を映画いているものだと勝手に解釈し、深い感動を感じた。この映画を観ずにSF映画は語ることは許されないといわれるが、ただ言えるのはこの映画はSF映画の越えられない壁を越えた唯一の映画であり、すべてのSF映画の原点を築いた私にとっても映画界にとっても大事な映画だと言うことだ。 10点(2004-06-08 22:54:51) |
25. ミスティック・リバー
完璧に近い映画です。皆さんこのご時世くらい話を望んでいないのも分かりますがこの映画は後々傑作として語り継がれると思います。後味が悪い、家族を殺されたからといって他人を殺してはいけない、それは最もです。でも、それでは映画として観ていない証拠になってしまうでしょう。完璧と呼ばれる映画はたいてい後味が良いものではありません。監督があまりに完璧に作りすぎてしまうと観る人に違和感を与えてしまうのでしょう。カメラアングルによる人間の描写のすばらしさ。クリントイーストウッドはキューブリックや黒澤などと同じように巨匠と呼ばれていくのだろうと感じましたね。 10点(2004-06-08 22:54:37) |
26. レインマン
とにかくダスティンホフマンを観て欲しい。もうこの人の演技には感服(・o・)目が点になってしまう。ストーリーもすばらしい。それは恋愛でもなく親子愛でもなく友情でもなく、兄弟愛を描いたストーリー。私はダスティンホフマンを観るだけで目が潤んでしまう。ダスティンホフマンを超える俳優は永遠に現れないのではと思う。この映画はトムクルーズの出世作にもなったが、トムクルーズもなかなか良い演技をしている。トムクルーズの出演映画の中でも最もすばらしい映画だろう。ヒューマンドラマの最高傑作であり、不朽の名作となって多くの人に親しまれる映画。 10点(2004-06-08 22:54:25) |
27. クレイマー、クレイマー
《ネタバレ》 時代の先を行っていた映画だ。親の権利を裁判で争う、これこそその時代を風刺した衝撃的な映画だったと聞いている。内容もさることながら俳優達の演技がすごい。ダスティンホフマンの演技はいうまでもなく超越した演技力を持っている。助演の女優二人の演技もすばらしい。この映画は観ていて演技にいやみが無く観ているだけでとても心が和む。また子供の演技はとても心情をつかみやすく名演技である。「パパもママもこんなに僕を愛している」しかし、二人は子供の取り合いを金で、裁判で争っている。とても悲しいことだがそれが現実で子供も親も周りの人も苦しんでいる。そのようなことが自分の心に伝わってくる演技。この展開のテンポと時代背景のある映画は今はもう無いなぁ、と思いながら涙が出てきてしまう映画だ。 10点(2004-06-08 22:54:08) |
28. プラトーン
アメリカの作った戦争映画というとアメリカ万歳的なイメージしかなかった私だが、この映画は違った。あのパッケージにもなっているシーンはだいぶ心に残りました。この映画はアメリカ対ベトナムという描き方ではなく人間と人間の戦いとしてベトナム戦争を描いている。この映画ほど戦争とは何か、何のために、なぜを考えさせられる映画はない。人間と人間の戦い、狂い、死ぬ。さらに映画を引き立てているのは音楽だ。テーマの音楽流れ出すと無常感に押しつぶされてしまいそうになってしまう。この映画以上自分にショックを与えた映画は無い。 10点(2004-06-08 22:53:30) |
29. フルメタル・ジャケット
《ネタバレ》 戦争映画にもいろいろな種類がある。プライベートライアンのように、すばらしい描写と、ストーリーでおすものもあれば、プラトーンのように戦争とは何か、戦争は人間にどう影響するのかを訴えるものなどがあるが、この映画はそれらとは違い戦争とアメリカを皮肉る映画だ。内容は前半の殺戮兵器としての兵士の育成と、後半の戦争の描写との二つにはっきりとわかれる。前半での出来事が主人公に与えた影響を私は見終わったあとになって気づいた。人間としての理性を捨てるようにしつけられ殺戮兵器となったが実際の戦争では銃を撃たずにただの諜報活動の仕事を与えられた主人公。最終的に戦うことになるが、そのとき前半の訓練の話が大きく影響している。この映画は戦争とは何かではなく殺すということを全体で大きく描写している。戦争映画としてはこの上なくすばらしい作品だ。戦車や、銃撃の戦闘シーンもさすがキューブリックという感じですばらしい。音楽も映画の中でとても大事な働きをしている。映画の中で軍隊が歌っている歌は心にとても重たいものを残す。プラトーンなどの対比的なベトナム戦争映画として見て欲しい。 10点(2004-06-08 22:53:14) |
30. インファナル・アフェア
警視が落ちてきたときにとてつもなく緊張したのを感じた。体中から汗が出てどうしてここまで興奮しているのか分からないくらい興奮した。やはり、良い映画というのは観ている最中に体中が熱くなるのを感じる。 映画館で観た映画では一番熱くなっただろう。この映画でさらに映画館のすばらしさを感じた。周りにはあまり映画に興味のある人がいない、しかも、あまり宣伝していない映画なのでこの映画を観た人はほとんどいないがぜひ、映画館で観て欲しい。 10点(2004-06-08 22:52:50) |
31. バック・トゥ・ザ・フューチャー
スティーブンスピルバーグの大傑作の映画だ。つい、DVDBoxを買ってしまった。これほど楽しいSF映画はないだろう。今から20年近くも前に作られているとは思えない。最近のタイムスリップ映画はネタがかぶりすぎでつまらない。バック・トゥ・ザ・フューチャーはいまでも斬新さが残っているだろう。1、2、3すべてほんの2日間のお話。スピルバーグの中では一番好きな映画だ。 10点(2004-06-08 22:52:12) |
32. 突入せよ!「あさま山荘」事件
日本の映画というのはなぜ音を駆使しないのだろう? この映画自体迫力あるものを表現したいわけでなく官僚や 日本の警察のありかたを警告しているのだろうがあまりにも 緊迫感がない。踊る大捜査線などもそうだがのめり込めない。 B級のコメディ映画に見えてしまう。私はあさま山荘事件を リアルタイムで観ていないが報道番組などで観る映像の方が ずっとこの映画より観ていて緊迫感があり、のめり込める。しかしこの日本に残る歴史的大事件を多くの人に伝えるという大切な役目をしているので甘く点数は付けておこうと思う。 4点(2004-03-21 00:50:23) |
33. グラディエーター
実にストーリーは簡単だ。小さな子供でも理解できる。すごいのはあの映像とラッセルクロウの演技だ。戦闘シーンに迫力があるわけではない。なのに、全体を通してものすごい迫力がある。やはり監督とラッセルクロウのおかげだろう。最後のシーンのあとにはやはり、目が潤んでしまった。なぜこんな単純なストーリーなのに泣かされてしまったのだろう。とてもよくできている。 9点(2004-03-21 00:48:43) |
34. インビジブル(2000)
見終わったあと最初に思ったのは、なぜ透明になっただけでここまで無敵人間になってしまうのだろう?ということ。この透明人間の原理は体が見えなくなるだけで物体そのものはあるはずで普通の人間のままのはず。なのに火だるまになったりぶん殴られたりしてもびくともしない人間に変わってしまうのはおかしいのではないだろうか?ストーリーも透明人間というより行かれた無敵人間との戦いという感じ。透明人間になったらどうなるかと言うことはこれといって言っていない。まぁ、映像の技術はなかなかすごいなぁと思った。 3点(2004-03-21 00:47:46) |
35. ボディガード(1992)
とにかく歌が記憶に残った映画。敵が誰かはあっという間に分かってしまうし、落ちも見えてしまう。ボディーガードという名前の映画だがいまいち自分のイメージのボディーガードと合わない。内容はつまらない上、映像も良いわけではない。映画館で観たら頭にくるだろうなぁ。 3点(2004-03-21 00:47:38) |
36. スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃
スターウォーズはSF戦争物のはずだが・・・いつから恋愛映画になってしまったんだ?このままではスターウォーズの世界観をこわしかねない。せっかく映画館で観たのだが迫力が全シリーズの中で最も無い。ストーリーはやっと4、5、6につながってきて次回への期待が募る。 4点(2004-03-21 00:47:14) |
37. X-MEN2
近くのTHXシアターで上映している映画を観ようと思って偶然観た。一応1は以前テレビで観ていたのだが続編はいかなものかと思いながら観た。予想通り、矛盾だらけのストーリーに、さほど迫力のない現実感のないCGアクションをみせられた感じ。設定が好きなので興味は出たのだが、特殊能力を都合よく使いすぎていてあまり良い印象を受けなかった。なぜここであの能力を使わない?なぜここで使う?小学生でも分かるようなことの連続に少々あきが出てきた。 4点(2004-03-21 00:46:10) |
38. X-メン
アニメや、ゲームを元にした映画としては上出来だ。テレビで初めてみたのだがなかなか興味をそそられる映画だった。ヒュー・ジャックマンも初めて観たのだが結構良い演技をしている印象を受けた。ただ、見終わったあとこれは続編を作るべきではないだろうとだけ思った・・・ 7点(2004-03-21 00:45:59) |
39. マイノリティ・リポート
これだけのキャスト、クルーが集まったとした場合にできあがる最低な映画だ。つまり、悪くはないんだがよくもない。さほど斬新さを感じるわけでもなく設定無視して意味不明な武器や機械、生物がぽんぽん出てくる。ストーリーもなかなかおもしろいんだが落ちが予想でき、感動するわけでもスリルを味わうわけでもない。次のスピルバーグに期待。 7点(2004-03-21 00:45:47) |
40. タイタニック(1997)
この、時代の先を行っているジェームズキャメロンの大作。どうも、レオナルドディカプリオが好きになれないが、この映画はすばらしいと思う。アカデミー作品賞を取れたのは意外だと思ったが、その他の賞は受賞して当然だ。これほど壮大な映画を作れるキャメロンに感服。名作というわけではないがみんなに感動される良い映画だと思う。 8点(2004-03-21 00:44:54) |