21. ジーザス・クライスト・スーパースター
民衆の合唱の「Hey JC JC would you die for me?」で、愕然とするジーザスのシーンに震えた。名作。 8点(2004-04-08 02:00:00) |
22. アンタッチャブル
ケビン・コスナー、アンディ・ガルシア、ロバート・デ・ニーロもいいが、やはりショーン・コネリー!すばらしい!瀕死の重傷で這っていくシーンは圧巻で、流れるレオンカヴァルロの「道化師」も印象的。仲間が倒れていって、つらいシーンもあるが、エンニオ・モリコーネのさわやかなエンド・タイトルも含めて、観終わったあとに、すがすがしい印象の残る作品。 [ビデオ(字幕)] 8点(2004-04-07 03:17:27) |
23. ベオウルフ(1999)
ほんとだ。「ベルセルク」の雰囲気ありますね。独特の世界観で、けっこう楽しめました。でもたしかに走ったほうが速そう(爆笑)。 6点(2004-04-01 03:33:23) |
24. イベント・ホライゾン
深夜に観て後悔した。マジ怖い。気持ち悪いし、得体が知れないし。B級だけどそこがまた独特の雰囲気を出していて、怖かった。謎が解明されていたら、もっと納得いったのに・・・惜しい。そこが物足りなかった。 6点(2004-03-31 03:42:58) |
25. 仮面の男(1998/ランドール・ウォレス監督)
まったく予備知識なしに観た。ディカプリオのファン向け映画かと思っていたら、まったく違った。女性の方に人気のおじさま4人衆の演技がすばらしいし、音楽もいいし、ストーリーも飽きないし、ディカプリオも悪くないじゃん。いつのまにかのめり込んじゃって、泣けた!肩肘張らず観れる良品。ガブリエル・バーンてかっこよすぎだな。 8点(2004-03-31 02:55:15) |
26. パール・ハーバー
評価に値しない。日本軍の零戦(れいせん)が、エイリアンの戦闘機にみえるほど現実感に乏しい。史実を持ち出して反論する価値もない。アメリカの人から見れば、こんなもんだったのか?恋愛ドラマを描きたかったのなら、もっと他にいい題材がいくらでもあるだろうに。この内容では、太平洋の小島で散っていった多くの先人に申し訳ない。日本人だけじゃなく、アメリカの人も多大な犠牲を出したんだから。エンターテイメントとしては失格でしょう。 0点(2004-03-30 01:26:41) |
27. 砂の器
父と子の巡礼シーンと駅での父子別れのシーンに涙が止まらなかった。1970年代の映像と音楽は独特で、なぜかとても懐かしく感じられるのは自分がけっこう歳をとってきたということなんだろう。それにしてもこの前のTVのドラマは???であった。なんだあの巡礼?シーンは??。でもその作品がきっかけで、この映画を観るひとが増えたならまあ・・・許そう。 9点(2004-03-27 02:35:42) |
28. タイムコップ
いかにもB級だが、けっこうおもしろい。ヴァンダムもがんばってるし。でもあの過去へ行く時の乗り物は、人間ほっぽり出したあと、どこへ行くんだろう。帰還するときもあれにのって帰ってくるけど、なにか秘密基地みたいなのがあるんだろうか?・・・でもおもしろいよ。 6点(2004-03-25 02:45:25) |
29. エクソシスト2
続きものでなく、独立した、まったく別の作品としてみればそれほど悪くないと思う。「悪魔憑き」ならあのアイデアもありだと思うし。エンニオ・モリコーネの音楽もさすがにいい。 8点(2004-03-25 02:06:42) |
30. ライトスタッフ
もう少し妥協して、娯楽大作に仕上げたら、作品賞をとれたかも知れない。堅物すぎるけど、とっても誠実に作られた名作だと思う。チャック・イエガーのこと知ることができたのは感動的だった。P-51やベルX-1“マッハ・バスター”のマーキング「グラマラス・グレニス」が奥さんのことだったとは・・。挫折を経験しつつも、栄誉と名声を手にいれてゆくマーキュリー計画の宇宙飛行士たちと、孤独に挑戦を続けるイエガーに拍手。ビル・コンティのスコアはどれもすばらしいが、やはりエンディングの音楽が感動的。タイトルはなんと「TEAGER'S TRIUMPH(イエガーの勝利)」・・・!! まいった!! 10点(2004-03-25 01:00:52) |
31. 風の谷のナウシカ
原作を読んでいたので、公開時に観にいった。当時最前線で活躍していたベテラン・若手の原画マンが集められ、高いクオリティでまとめられた意欲作だった。映画館で泣きまくった。かつてはアニメファン(いまはアニメオタクっていうの?)だけで騒がれていたのに、宮崎アニメが市民権を獲得し、ナウシカまでその中に入ってしまった。巨大文明崩壊後の黄昏の世界やおどろおどろしい蟲を一般の父兄や子供たちはどう感じるのだろう?原作ファンのわたしには外伝でしかないけれど、感動の大きさは、最近の宮崎アニメが束になってもかなわない。趣味が違うと言えばそれまでだが・・。最近の宮崎アニメを観るにつけ、やはり宮崎氏には「シュナの旅」をやってほしい!と思うのは、わたしだけではないはずだ。 8点(2004-03-24 12:59:56) |
32. キング・オブ・コメディ(1982)
ロバート・デ・ニーロの演技力を疑う人がいるならば、ぜひ観ていただきたい作品!しかしルパート・パプキンというキャラクターもすごい。もうオッサンだけどあんな風貌だし、性格に問題ありそうだから当然結婚もできず、母親と二人暮し?空想が広がって妄想と大声で会話をし、世間からは名前すらまともによんでもらえない。誇張されたキャラだけど、なにかしら自分と重なる部分をみつけてしまってとてもハラハラしてしまった。でも暴走をはじめてからは微妙で、犯罪になることをしてまでも自分をアピールするあたり、強い意志と緻密な計算を感じてしまうのだが、これは本領発揮なのか狂気のなせるワザなのか。エンディングのパプキンの“微笑”は・・・。 は、そうか。なるほどたしかにラストもパプキンの妄想という考え方もアリか。でも心情としては、道を踏み外しているけど成功してもらいたいな。一発大逆転て感じで。 9点(2004-03-24 01:02:11) |
33. ディア・ハンター
素朴に生きる若者たちが、ベトナム戦争によって傷ついていく。それでも彼らは強い友情で結ばれている。ニックの絶命シーンは涙なしではみられなかった。デ・ニーロの出演作は多々あるが、わたしの中ではこの「ディア・ハンター」の演技を越えるものはいまのところ見当たらない。強固な意志を持ちつつも、けっして大げさにならない抑えた演技がすばらしい。 [DVD(字幕)] 10点(2004-03-23 03:08:26) |