21. 仁義なき戦い 代理戦争
シリーズ中暴力シーンが一番少ないかな?その分、熾烈な駆け引きが見もの。「仁義なき戦い」は確かにシリーズものではあるが、単品で観ても充分面白い。 8点(2004-06-29 21:13:33) |
22. 仁義なき戦い
監督の荒々しいエネルギーが存分に発揮されている。血沸き肉踊る映画だ。暴力シーンも残酷なのは確かだが、目をそむけたくなるようなものではなく、例えるなら花が散っていくような感じ。男なら見ておくべきだろう。今も色褪せないかっこいい男たちの結晶。 8点(2004-06-29 21:09:31) |
23. 赤ひげ
生きるということの素晴らしさをかみ締めました。これほどまで素晴らしい映画に出会えたことは本当に幸せです。人間一人一人がそれぞれ不幸を背負い、それでも必死に生きていこうとする。そして、そんな人々を赤ひげ先生はそっと見守っている。この映画をみていくにつれ、主人公の保本同様、赤ひげに心底ほれ込んでいきました。黒澤監督はダイナミックな映画を撮る監督だと思っていたら、こんなに人情味に溢れた温かい作品も作るんですね。僕はこの赤ひげが黒澤作品の中では一番好きです。 10点(2004-06-27 16:20:54)(良:1票) |
24. 影武者
黒澤監督といえば、静と動のメリハリがはっきりしていて、「ここが見せ場」という場面では実に息をのむ緊迫感のあるシーンであったのですが、この作品は全体的に特に見せ場という見せ場もなく、ダラダラとした感じを受けてしまいました。みなさんがおっしゃるように、黒澤作品としてはパンチに欠けていると思います。黒澤監督らしくない作品だと思いました。決してつまらなくはないんですが。 6点(2004-06-27 11:45:18) |
25. 俺たちに明日はない
夢も希望もない社会で、ありあまった若者のエネルギーが引き起こした悲劇ですね。何も知らずに観た時、有名なラストシーンにはすごくショックを受けました。ただ、やはりあくまでラストシーンのインパクトが一番の売りなんでしょうか、2回目に観たら面白さも半減してしまいました。そういう点でも似たような映画である「明日に向って撃て!」の方が、僕は好きです。 6点(2004-06-27 03:59:35) |
26. サウンド・オブ・ミュージック
この映画で使われるほとんどの曲が、みんながどこかで必ず耳にしたことがあるであろうとても有名な曲ばかりです。ジュリー・アンドリュースはとてものびのびと実に楽しそうに歌い、子供達はとても愛らしい。そしてあの風景。とても長い映画ですが、観た後はすごく爽やかないい気分にさせてくれます。この映画はみんなに勧められる映画ですね。 10点(2004-06-27 03:51:16) |
27. ロッキー
ニューシネマをノックアウトしたと言われる本作ですが、本当に前向きなパワー満載のいい映画です。後続の単なる勧善懲悪的な話とは一線を画すというところに注目したいところです。ロッキーはこの1作目だけはとてもいい映画です。生きるパワーを与えてくれます。 8点(2004-06-27 03:45:34) |
28. アメリカン・ヒストリーX
いろいろありますが、とにかくエドワード・ノートンの筋肉に8点です。ですから、この映画の正しい鑑賞方法は、ファイトクラブ→本作と観ることですね。誤解しないでいただきたいのは、ストーリーもとってもいいですよ。 8点(2004-06-27 03:37:43) |
29. 明日に向って撃て!
「俺たちに明日はない」の西部劇版みたいな感じですが、役者、音楽、そして問題のラストシーン、どれをとってもこちらの方が好きですね。 9点(2004-06-27 03:30:48) |
30. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
何回見ても笑えますよね。僕が特に好きなのはストレンジラブ博士の、ナチス関連の言動ですね。完全に馬鹿にしてますよね。あと、ラストシーンの音楽の使い方は、さすがキューブリックです。 8点(2004-06-27 03:23:49) |
31. JAWS/ジョーズ
この映画、モチーフはいたって単純ですよね。要するに海水浴場で暴れまわる人食い鮫を退治する話です。それをこれほどまでにドラマチックに、スリリングに描いてしまうのは、さすがスピルバーグです。初めはなかなかジョーズの姿を見せない。そして、ここぞという時にガバーっと。そして、あまりにも有名なあの音楽。 8点(2004-06-27 03:17:51) |
32. 猟奇的な彼女
この彼女、初めはただの暴力女だと思ったら話が進むうちにだんだんと彼女の人間的な部分を知っていくにつれ、そのギャップから、だんだん彼女に親しみを感じてしまう。そして、彼女は結局名前も分かりません。この映画では彼女のことはほとんど謎です。これはもちろん彼女にミステリアスなイメージをつけるためでしょう。この映画は下手をすればただの身勝手暴力女ともなりかねない彼女を。こうした演出であたかもとても魅力的な女性に描いてしまう。そういう点が特に素晴らしいと思いました。 7点(2004-06-27 03:11:46) |
33. サイコ(1960)
オープニングの音楽からドキドキさせてくれます。ところで、あの警官は結局何がしたかったんでしょうかね?モーテルに着くまでの間にもサスペンスを作っちゃうぞ!ということなんでしょうか。 8点(2004-06-27 03:01:34) |
34. インファナル・アフェア
いろんな映像のテクニックを駆使してスタイリッシュに決めようとしてますね。でも、確かにスタイリッシュですね。オープニングは特にかっこよかったです。ただ、この映画は映像のかっこよさばかりを意識してるんでしょうが、まだまだ荒削りな感じがするので、もしかしたらリメイクの方がうまくやってくれるかも知れませんね。蛇足ですが、この映画のテレビCMはすごくかっこよかったことを記憶しています。 7点(2004-06-27 02:53:17) |
35. 天国と地獄
場面場面で緊迫感がありました。役者さんも非常に緊張感のある演技だったと思います。ただし、退屈なシーンもいくつかあり、それらを削ればもう少しコンパクトに収められるように感じました。この映画は緊迫した場面と退屈な場面の差が極端だと思いました。 8点(2004-06-27 02:45:35) |
36. 乱
人間の愚かさを痛感しました。 7点(2004-06-27 02:36:44) |
37. アレックス
この監督は観る人にとことん嫌な気分にさせようとしたんでしょうか?画面はクルクルして見づらい、それなのにレイプシーンになると、まるでその場面だけはじっくり見せようとでもしてるように急にカメラが固定される、そして、その後はレイプの余韻をじっくり味わわせるかのようにアレックスの幸せなシーンを映す。この映画は話としては最低ですが、「見る者にとことん嫌な気分を与える」という映画の新しい1ジャンルとして考えると、まあこれはこれでアリかな?と。決して人には勧められないけれども、彼女や奥さんをお持ちの男性が見れば、確実に以前よりも愛しく感じられるはずだと思います。 0点(2004-06-27 02:33:12) |
38. 七人の侍
早回しにしてるんですかね?野武士撃退のために侍達が走るシーンにすごく迫力がありました。菊千代の冗談で百姓が笑うシーンがとても好きです。とても長い映画ですが、まさに笑いあり涙あり、迫力のある戦闘シーンあり、名セリフありと、全く飽きさせない映画でした。 10点(2004-06-27 02:21:17) |
39. 用心棒
映像に圧迫感があります。三十郎は肩を揺する癖や、失敗するシーン等で、愛すべきキャラに仕上がってると思いました。 9点(2004-06-27 02:15:58) |
40. グラン・ブルー/グレート・ブルー完全版
とにかくロケ地と音楽が美しいです。海の中で奏でられるエリック・セラの切ない音楽に乗せられて、ジャックと同じように僕自身もすっかり海の中の世界に魅せられてしまいました。ただし、みなさんのおっしゃるように少し長すぎることは確かで、こういう映像や音楽の美しさを売りにしている映画はどうしても飽きやすいので、もう少しコンパクトにまとめるべきだと思いました。 9点(2004-06-06 10:01:15) |