21. 星になった少年 Shining Boy and Little Randy
《ネタバレ》 私も常盤貴子が母親役ってどうよ!って思っていたのですが、意外と違和感なかったし、先日、ニュース番組での映画の特集の中で、哲夢さんのお母さんご本人が話をしてらっしゃるのを見て、あまりの美しさにこの配役に納得しました。お父さん役の高橋克実さんもいい味出しており、くすりと笑えるシーンもいくつかあります。タイへ修行へ行き、象はもちろん、周囲になかなか溶け込めないという状況から、帰国する時に仲間が見送りに来ているシーンにかけてが好きなシーンかな。そのタイの修行中に哲夢さんが伝説の象を使ったイタズラをされるのですが、それがラストに繋がった時にはじーんときました。柳楽くんの演技は初めて観たのですが、自分の夢の為にひたむきに頑張る姿を好演していたように思います。不器用そうでいいかなと。 [試写会(字幕)] 6点(2005-07-19 22:47:09) |
22. ギャングスター・ナンバー1
《ネタバレ》 ポール・ベタニーが本当に怖い。マルコム・マクドウェルも好きな俳優さんだけど、ポール・ベタニーのキレぶりに比べると、いくら老年で力も容貌も衰えている設定としても、遠く及ばない気がしました。観るに耐えないシーンもありますが、グロい映像ではないです。どなたかもレビューにもありますが、殺られる側の視点から捉えた、ポール・ベタニーがすごく怖いんです。ですが、全体的にはおしゃれな映画だと思います。(凝った映像は勿論、インテリア、衣類、小物など、本当にスタイリッシュです。)フレディへの憧れ、妬み、憎しみがすごく伝わる数々のシーンが、最後につながった時には、ギャングにも同情してしまった私でした。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-17 23:14:55)(良:1票) |
23. エターナル・サンシャイン
《ネタバレ》 もう、冒頭のシーンからわしづかみ状態で、ラストまで鑑賞しました。かなり好きなテイストの作品です。観てから日数が経っているので詳細な部分に触れてのコメントは出来ないのですが、ジム・キャリーのシリアスな演技が見事。ケイト・ウィンスレットも気性が激しいという役(得意分野ですよね)を本当に上手く演じています。それが今までのイメージと違い、あまりオツムの方はよろしくない役どころで面白かった。イライジャ・ウッドのヘタレ具合も実に良く、キルスティンの最初はあまり重要じゃないけど、実は・・・って役どころも良かったかな。記憶を消すというテーマは、観た者それぞれに色々な思いを喚起させます。わかりづらいと思われる方もいるのは仕方がないかなという作りですが、印象的なシーンや台詞も多い作品なので、私はおすすめです。 [映画館(字幕)] 9点(2005-07-03 02:00:34) |
24. スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
《ネタバレ》 スターウォーズは大ファンと言うほどでもないが、とりあえず全作観て楽しんだというくらいの私。架空のカタカナ言葉も時々混乱する人間が点数つけていいのだろうかと、皆さんのコメント見て怖気づいてしまいましたが(とても面白いし、勉強になります!)、これはやっぱりいっとかなきゃなぁ・・・ 戦闘シーン、いくつかある対決シーンはやはり迫力ありましたし、アナキンの苦悩もよ~~く描けてたように思います。アナキンとオビワンの対決からラストに向かっては、本当に感情移入しまくりで切なくて・・・ただ、何故だかアミダラ様には無感情な私。つらい目に遭っていても同情出来ない。どうしてだろう。ナタリー・ポートマンが嫌いなわけではないのだけど。 というわけで、8点にしようかなと思いましたが、シリーズ6作の謎解きとなる作品としてはすごく良かったと思えるので、9点を。 [映画館(字幕)] 9点(2005-07-03 01:33:10) |
25. 宇宙戦争(2005)
《ネタバレ》 原作を知らずに観たので、本当に最後はズッコケたという感じです。夢オチと同じくらい、キツネにつままれたと言うか・・・ 人類よりも頭のいい宇宙人だったら、しかも、100万年も前からの計画であれば、地球環境を詳細に調査してから殴り込みにこんかい!と突っ込みたくなるラスト・・・すいません、原作を知らない上に単細胞な私には、汲み取れない何かがあるかもしれませんね。そんな不満めいた事を言ってはみたものの、迫力ある映像はやはり良かったし、人間がパニックに陥る様は結構緊張感を持って観れました。(宇宙人襲来よりももっと恐ろしいなとゾッとした) ただ、家族愛でかなりの感動を期待していった割には、あっけないかなと・・・くすりと笑えたのは、ティム・ロビンスの隠れ家に侵入してきた宇宙人達が、一輪車(農作業などで使う手押しの車)を触って、落として、びっくりするところ。スピルバーグ監督だし、E.T思い出しちゃいました。確かE.Tが乗ってたような記憶が・・・ レディースデーのため千円での鑑賞だったので、6点!普通に払ってたら5点だったでしょう。 悪くはないんですけど・・・ [映画館(字幕)] 6点(2005-06-30 01:04:08) |
26. バック・トゥ・ザ・フューチャー
こんなに夢があり、観る者を選ばず(老若男女問わず)楽しめる映画って他にあるでしょうか?ビデオを借りていた頃からDVDのセットを買うに至るまで、何度観たかわかりません。脚本がいいのは勿論でしょうが、マイケル・J・フォックスの功績は大きいですよね。他の出演者もなかなか魅力たっぷりですが(ドク・ビフ、父・ジョージなど)、やっぱり、マイケル・J・フォックスでしょう。 この映画と出会ってから20年。その間色々な映画を観ましたが、いまだにこの映画がベスト1です。夢有り、笑い有り、感動有り、ハラハラドキドキ有り、そして、私的にはほぼツッコミどころのない、辻褄の合わせ方がとても好きです。 [DVD(字幕)] 10点(2005-06-20 02:04:28) |
27. フォーガットン
《ネタバレ》 多分こういったオチだろうと思っていたので、別段がっかりもしなかったです。予告では 「やつらが聞いている。」と言った途端、お空に吸い上げられるように人間様が飛んでいったではありませんか。勘の良い人は予告で、勘の悪い人でも上映中に気づいてしまうオチ・・・ だけど、私は全体を通して結構面白く観れたのでいいのです。「めぐりあう時間たち」でも感心してしまったのだけど、ジュリアン・ムーアの泣きの演技ってば、もう他の追随を許さないかも・・・ う、うまい・・・と唸ってしまいました。 (だって、子を思う母親の気持ちが切ないったら・・・) しかし、上映後友人がポツリと言いました。 「宇宙人よ。親に子供の記憶を忘れさせる実験って何に必要なのか教えてくれ。」 と。 私が感じた親と子の愛情・絆が、一瞬にして壊れて、大爆笑となりました・・・ [映画館(字幕)] 6点(2005-06-20 00:49:58)(笑:1票) |
28. サハラ 死の砂漠を脱出せよ
余計な事考えずに、軽く観れる映画です。何をとっても、まっ、こんなもんかなって感じで。マシュー・マコノヒー・・・他に何の映画出てたかな? ベネロペ・・・トムの元恋人だよね~と余計な事考えても十分に話についていける、冒険アドベンチャー(笑) あっ、それだけじゃなかった。 帽子が大好きなあの相棒を何かで観たぞと考え始めると、最後まで頭の半分はその事でした。 私自身は5点くらいかなと思ったのですが、一緒に観に行った友人の感想も加味して、6点という事で・・・ [映画館(字幕)] 6点(2005-06-20 00:29:10) |
29. バットマン ビギンズ
《ネタバレ》 予備知識として、今までよりはダークであると知ってはいましたが、コウモリや闇に対する恐怖、両親の死に対する負い目、不正に対する怒りをクリスチャン・ベールが上手く演じていたと思います。歴代のバットマンの中で、マイケル・キートンが断然一番だったのですが、今はクリスチャン・ベールに変わってしまったくらいです。観るまでは、「絶対キートンが一番だ~~」なんて思っていたのに・・・きっと彼の表情がいいんです。怒りも、戸惑いも、哀しみもなんとなく同じ表情!?なんて思ってしまったのですが、そんな事ストーリーが進む内に気にならなくなりました。執事役のマイケル・ケインや、会社の従業員であり、数少ない正体を知る者、モーガン・フリーマンとのやりとりは、ダークな中にもくすりと笑える箇所です。悪者でないゲイリー・オールドマンも良かったです。 ただ、前半の不正・悪を学ぶ為に悪行を重ねるというのはどうかなぁと思ったのと、渡辺謙さん演じるラーズ・アル・グールのシーンが期待していたよりも何てことなかった(日本人がバッドマンに!・・・と本当に楽しみにしてたので)ので7点です。 中盤からラストは文句なしなのですが・・・ [映画館(吹替)] 7点(2005-06-20 00:15:05)(良:1票) |
30. ウィンブルドン
こういった安全パイな映画も時にはいいんです。キルスティンは可愛いし、ポール・ベタニーはなんとなく新境地だし(以外とコメディーいけるな・・・)、2人の恋愛を一緒にドキドキ。切なくなれれば、おっけいでしょ~!? というわけで、私は6点。 [映画館(字幕)] 6点(2005-06-18 17:31:05) |
31. 最後の恋のはじめ方
《ネタバレ》 アルバートのへんちくりんなダンス、ズレた言動がめちゃくちゃ面白かったです。前方に座っていた女性の笑いがなかなか収まらず(割と目立つ声)、館内もつられ笑いしたくらいです。話は普通です。誤解があって、別れ、誤解がとけ、仲直りする。 だけど、楽しくてじんわり出来ればいいんです。この手の映画に高尚さや、作りこんだ感は必要ないのだと思う。ラストの結婚式のシーン、みんなでヘンテコダンスをして、騒いで、大笑い。こちらも見ていて楽しくなりました。 [試写会(字幕)] 6点(2005-06-18 16:30:14) |
32. プライド 栄光への絆
アメフトのルールなど知らなくても、楽しめました。評価が少ないのですが、それだけ人気がなく地味な作品だったのかしら?? どんなスポーツであれ、打ち込んだ事のある人なら感情移入できるし、心に何かしら「悔い」のある人間なら、スクリーンに映る彼らを観てエールを送りたくなるはず。目一杯頑張った事は、どんな形であれ(勝・敗、達成・挫折に関わらず)自分の糧になるもの。ラストの清々しい彼らの表情にはそれが表れています。主要な登場人物が抱えている様々な問題は、ありきたりと言えばありきたり。 でも、最初から最後まで飽きずに鑑賞出来るし、十分に楽しめる作品だと思います。コーチ役のビリボブはやっぱり上手いし、ソツなく演じていますが、同時期に同じアメフトを扱った映画 「僕はラジオ」 を鑑賞(DVD)した後だったので、やはりこういった役は、エド・ハリスの方が上手いなぁ(はまってる)と思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2005-06-18 16:18:25) |
33. ミリオンダラー・ベイビー
前半と後半の二部構成といった感じでした。私は断然に前半が好きです。余分な言葉が削ぎ落とされたそれぞれのシーンは、怒涛のラストより感動的に思えたのです。ラストの決断も、両者の抱えた深刻な問題や闇をこちらに提示してくれていたので、私はすんなりと受け入れられました。が、正解かどうかはわかりません。 ただ、一緒に戦い、愛で結ばれた二人の選択です。第三者には計り知れない「絆」を感じずにはいられませんでした。 [映画館(字幕)] 8点(2005-06-18 11:04:13) |
34. 海を飛ぶ夢
《ネタバレ》 主役、脇役、みんなの目の演技だけで、泣かされてしまった感じです。「尊厳死」・・・こういった宿題をもらったような気になる作品(答えは各自の心の中に・・・みたいな)は嫌いではないのですが、あれだけ家族の愛がありながら死を切望するラモンには、「家族のために生きろ!」とスクリーンに向かって叫びたくなりました。フリアは生きる事を選択しましたが、心が通じたラモンをも忘れています。 そのラモンがフリアへ宛てた手紙の言葉には切なくなりました。 痴呆でこのまま身体機能をも衰えていく中で生きていくフリアと、自死を選んだラモン。 どちらが良いとか幸せとか簡単には言えないです。 そう思わせる事こそ、この映画をいいと思った理由かもしれません。 [映画館(字幕)] 9点(2005-06-17 16:53:17) |
35. バッドサンタ
何度観ても、ビリボブはいい!(きっぱり) この悪いサンタはきっと「地」に近いのだろうなぁ。 「チョコレート」や「バーバー」のような渋くて抑え目の演技もいいけど、ダメダメなくせに、男の色香漂う(そう思うの私だけ!?)サンタに撃沈されました。 あっ、脇もかなり良い役者さんが揃ってると思いましたよ。男の子もすごく良かったです。 寝てばかりいる、おばあちゃんも最高! [映画館(字幕)] 8点(2005-06-17 01:44:36) |
36. バタフライ・エフェクト/劇場公開版
二回観に行きました!映画を月に4,5本しか観れない私にとっては、貴重な時間だったのですが、他の作品を観るより、どうしてももう一度観たいと思ったので・・・ お気に入り&おすすめの1本になりました。 [映画館(字幕)] 9点(2005-06-17 01:17:15) |