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やしきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 
とにかくテーマが斬新。「ブレアウィッチプロジェクト」と同じ展開だけど、「何が起きるんだろう」ではなく「何が起きているんだろう」という設定が新しい。一人称目線がリアリティを高めると同時に、全体像を知ることのできない苛立ち、恐れを際立たせ、観客までも強制される。それを説明不足ととるか、実際に起きたらこんな感じ、とリアリズムと捉えるかは観客次第。そこがいい。それにしてもバッテリー長持ちするなあ。DVDを借りてみた時、冒頭シーンでDVDプレーヤーかテレビが壊れたと思い、体そのものがフリーズしたのは私だけではないと思いたい今日この頃。
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-22 11:05:43)
22.  パコと魔法の絵本
タイトルといい、出だしといい観客に「寓話」「おとぎばなし」としてしっかり提示したこともあり、戸惑うことなくストーリーに入ることができるのがいい。中島監督独特の「普通じゃない」配色と得意なキャラクターもさらにその感覚を強める。しかし観終わったあとは、「たかが寓話」とは思えない感覚に包まれる。これは、とある役者が「超本気モード」で演じたシーンがあるからだ。鬼気迫るその演技が、その後の登場人物たちの行動を変えていくのだ。この役者にとっても屈指の名シーンではないだろうか。作品自体は好き嫌いがはっきり分かれるところではあるが、観て損はしない。
[試写会(字幕なし「原語」)] 9点(2008-09-10 12:54:29)
23.  カーズ
私は、かつてのディズニー短編アニメ「青いクーペのスージー」が大好きだった。この監督もそれが大好きだったらしい。私にとってここがツボだった。予想通りというか、なんとも懐かしいテイスト。普通は自動車の擬人化としてヘッドライトを「目」として表現するのがが主流だが、「スージー」もこの作品もフロントガラス全体が「目」になっている。そして個性あるキャラクターも絵本から抜け出したようなわかりやすさ。我が子と吹き替え版を見たが主役に芸能人を使わなかったことがさらに物語に集中できた。映画会社の宣伝目的に著名人を起用するが、役によほどぴったりであったり、アフレコの上手な人ならまだしも、下手な芸能人は最後まで本人の顔がちらついてしまう。その点この作品は皆うまい。芸能人として山口智充も参加しているが。正直エンドロールを見るまでは本人とは気づかないほどこの作品独特の声色を用いており見事。またレースシーンも素敵である。今までいかにCGで本物らしく見せるかがポイントであったが、この作品はさらに難度の高さを求められたはずだ。というのはプレステなどの家庭用ゲーム機でもリアリティある映像はすでに身近なものであるからだ。いかに迫力を持たせるか、どうやって感動的に見せるか、実によく描かれている。ラジエタースプリングスの美しさもいい。そしてなんといっても、作品テーマが素敵である。昔のアメリカならラストは優勝してしまうところだが、あえて先輩に敬意を表し、仲間の大切さを痛感するという勝利以上の何かを得るというストーリー。今の時代の子供へのメッセージに共感を覚える。デジタルではなくアナログの良さも見つめなおすところがすばらしい。CGというデジタルの手段をとりながら本来の人間味とは?というテーマでピクサーは多くのファンの心を捉えてきた。この作品も同じ、スタッフの心意気に拍手。
[映画館(吹替)] 9点(2008-06-19 12:31:51)
24.  ロッキー・ザ・ファイナル
それにしてもスタローンの脚本はすばらしい!名作中の名作「ロッキー」でもっとも印象的なエピソード、リトルマリーを持ってくるあたりはほかの作家にはできまい。劇中でも紹介していたが、パート1でのリトルマリーのエピソードはロッキーの純粋さと朴訥さが世間から置いて行かれている様子を端的にあらわす名シーンだ。不良と付き合い夜遅くまでつるむ少女を自宅まで説教しながら送るロッキーに彼女は最後に中指を立てて罵倒するのだ。それはロッキーにとって、大勢の人の前であざ笑われるよりもはるかにダメージが大きい。ロッキーはそんな小さなエピソードの積み重ねで描かれる小市民の映画なのだ。そのテイストはこの「ファイナル」でも存分に描かれている。義理の兄ポーリーの支離滅裂な会話に本当の優しさを滑り込ませ、父の名声に押しつぶされそうな息子の苦悩をきっちり見せている。リトルマリーは分をわきまえ、試合前日にエイドリアンの遺影をもって励ます。決して美人ではないが、人生に疲れた設定の女優配役も完璧だ。一瞬、彼女への執着は恋愛の対象かとも思えたが、いい意味で裏切られた。スタローン自身が主題を見失っていないのだ。消化不良の部分もないわけではないが、それを補っても余りあるストーリーとセリフが展開される。ロッキーの「決して計算高くない(少しおつむの弱い)」キャラが根付いているからこそ、歯の浮くような熱血セリフがわれわれの心に突き刺さる。試合をやめて欲しいという息子への言葉や、一旦は断るがふと思い立ってリトルマリーの息子に挨拶するしぐさ、元対戦相手スパイダーへの気遣いなど、パート1のキャラがそのまま生きている。チャンピオン側のトレーナーにも渋い俳優を配し、チャンピオンの成長というテーマも内包している。それにしても最後の試合のシーン、スローモーションで見ても本当にパンチを当て、そして食らっている。還暦を越えた肉体にとってその撮影はある意味命をかけているといっても過言ではない。スタローンの勇気を目の当たりにしたエキストラはすでに本物の観客と化している。私もあの試合のエキストラになりたかったとつくづく思う。もしその場にいたら、私も撮影の指示とは関係なしに「ロッキー、ロッキー」と叫んでいたに違いない。 
[DVD(吹替)] 10点(2008-06-12 10:14:58)(良:2票)
25.  ハート・オブ・ウーマン 《ネタバレ》 
本筋のラブストーリーや父娘ストーリーよりも、奥手で自信のない資料運びの女の子・エリンとのエピソードが心に残る。スパイダーマンシリーズで、主人公の住むアパートの家主の娘役もそうだが、目立たず静かな存在、本筋には余り関係がないながら妙に気になってしまう。新しい仕事を誘われた時の彼女の笑顔の方が、クライマックスよりうれしくなってしまった。
[DVD(字幕)] 7点(2008-01-21 15:26:57)(良:1票)
26.  ワールド・トレード・センター 《ネタバレ》 
皆さんがおっしゃるとおり、見終わった後に疑問符の残る作品。奇跡的に助かった人だけのクローズアップでしたが「助かってよかったね」という感覚には全くなれなかった。あまりにも犠牲者が多いだけに、その人々への悲しみ、無念さを、生還できた喜びで忘れようとしているようで、なんともいえない気持ちである。ストライキ続きで、ネタも苦しい最近のハリウッド。外国のヒット映画のリメイクと並んで、やたら実話の映画化をしていますが、よく吟味し、練りこんで欲しい。たとえば、同じ生き埋めになった人々を言葉で励まし続け、最後の最後で息絶えてしまう架空の主人公の方が、テーマを明確に出来たように思う。
[地上波(字幕)] 5点(2008-01-21 13:00:31)
27.  ALWAYS 続・三丁目の夕日
今年77歳になる母を連れて観にいった。まず、はじまり方が見事!もともとCG処理につい注目しがちな本作。奴の登場は、昔の再現を越えた最もCG向きな場面。そこから始めることによって、現実に戻った時の違和感が消えているのだ。時代性を伝える意味だけでなく、CGの違和感を消し去り、さらに「東宝」の金字塔に敬意を表するという3つの意味ですばらしい。ストーリーも1作目の伏線をすべて戻しているのが好感持てる。ついヒット作となると更なる続編のために結論を先延ばしが多い昨今の作品のなかでは貴重かもしれない。周辺の人々の配役も見慣れた役をこなした名優たちで固めているため安心感がある。東京で生まれ育った私にとって夕陽の位置が違う、などのツッコミも、余裕のあるストーリー展開のおかげで、薀蓄をたれる余地と感じてしまう。そして何よりもうれしかったのは、スクリーンを見つめる母親の横顔を何十年ぶりに見れたことかもしれない。
[映画館(邦画)] 9点(2007-11-12 12:47:28)(良:8票)
28.  チャーリーとチョコレート工場 《ネタバレ》 
ウィリー・ウォンカの父親役はいわずと知れた名悪役・名ドラキュラ役のクリストファー・リー。不敵な笑みではなく、心の底からの笑顔を見れただけでもこの作品は価値がある。
[DVD(吹替)] 8点(2007-08-06 15:10:02)
29.  キャプテン・ウルフ
この映画を知ったとき、ヴィン・ディーゼルの起用でとても見たくなったことを思い出す。主人公の起用、コンセプトもアリ」だが、いかんせんストーリーがお粗末過ぎる。 この手の映画はある意味「お約束」のオンパレードでいいのだ。たとえば、家族を知らない主人公とやんちゃな子供たちの対立がいつしか強い絆で結ばれていく行程は、双方が歩み寄って成り立つものだ。主人公自体もある程度人間的に欠陥が必要だ。肉体的なタフさが災いして部下がついてこなくなっていたとか、任務の非情さなどがチームワークを乱していたなどのキャラクター付けがまったくない。実際ヴィン演じる主人公はほとんどすべてを心得ているのだ。ティーンエイジャーの扱い方、演劇への理解力などあまりにもとんとん拍子過ぎるのだ。お互いの出会いがそれそれを引き上げるという伝統的なお約束をディズニーが忘れてしまったのかと思うと悲しい。ヴィン自身の笑顔が貴重なだけに実に惜しい作品。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-11-29 00:48:10)
30.  コンスタンティン
レイチェル・ワイズとの共演は「チェーン・リアクション」に続いて2回目?素直に楽しめました。でも、悪魔降臨にヒロインや子供がいけにえにされるという展開は少しワンパターンの気が。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-06-28 18:37:04)
31.  亡国のイージス 《ネタバレ》 
スティーブン・セガールの「沈黙の戦艦」よろしく乗っ取られたイージス艦を奪還すべく奮闘する男のストーリー。都市を壊滅する兵器にハラハラしながら、艦ごと沈めてしまおうとする官僚や政治家たち、国を憂い乗っ取りに加担する自衛隊の集団などが登場します。はっきり言ってどこかで観たものばかり。「ザ・ロック」「エクゼクティブ・ディシジョン」など次から次へ頭に浮かんできてしまいます。主人公の立場、如月の素性、主犯の非情さ、計画の周到さなど的確でコンパクトな描写ができなかったために、そこに時間がかかりすぎて後半が無難なものになってしまったのではないでしょうか。絵画や筆のエピソードや、主犯の動機、地球防衛軍的なありがちな本部会議室、このての映画は「どうせ、うまくいくに決まってる」という前提になるため、最も困難な状況を作り出していかないともちません。意外な伏線も必要です。日本の映画の難しいところですが、質の高いキャスティングでレベルを上げたい。しかし、それなりの人を入れ込むとセリフや露出度のバランスも考慮しなくては…。監督やプロデューサーも結局、無難な線を選んでしまったのでしょうか。「生きろ」とか普通に口にする主人公は10年以上前のキャラです。この呪縛を抜け出してほしいというエールも含めて厳しめの5点。
[地上波(吹替)] 5点(2006-05-15 15:53:50)
32.  クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ 《ネタバレ》 
子供と一緒に見に行ったのですが、場内の笑いが少なかったです。子供たちにとっても「?」が残る作品だったようです。謎解きがないまま悪玉が自分から出てきたみたいな印象。なぜサンバなのか?子供向きでもストーリーの練りこみは必要と痛感しました。ネジ巻いてがんばってくれ!スタッフよ!
[映画館(吹替)] 4点(2006-05-08 18:45:07)
33.  ドリームキャッチャー
CMが…CMがかっこよかった…んで見に行った!「フロム・ダスク・ティル・ドーン」以来の途中で思わず腰浮き状態。CMで一言も紹介しない名俳優も登場し、まず思い浮かんだ言葉は金返せー!でもだまされた自分も責任があるとおもいつつ、C級映画のツボも抑えてあり、さらにいつものキング節少年時代があるのでなぜか許してしまった私。見た後、友人との会話も花が咲くわけで、中途半端な作品よりはネタに使えたのでこの点数です、はい。
[映画館(字幕)] 7点(2005-11-04 21:53:58)(良:1票)
34.  ビッグ・フィッシュ
息子にとって父親の存在は実に微妙だ。お手本にしたい気持ちと手本にしたくない気持ち、父親を超えたい熱意と超えられないあきらめ、真似したくない気持ちと知らずに似てきている自分などなど、その複雑な感情は思春期以降、何かしら抱くものだ。この映画、出だしから父親のロマンあふれるホラ話で展開し、大人になった息子の確執もコンパクトにまとめたおかげで、それ以降の描写に充分な時間を費やせた点でよく出来ている。ホラ話が大きければ大きいほど見ているものは現実とのギャップに物悲しさを覚え、息子自身がそれを受け入れるバーが高くなることを意味する。したがってラストの息子自身の作り話が効いてくるのだ。ただ、少し物足りないのは、見ている私たちに息子の心境の変化が少しわかりづらいこと。あまり知られていない俳優だからかもしれない。目で演技の出来るもうひとつ上のランクの人が良かったかもしれない。たとえば、若き日の父親役イアン・マクレガーが息子役でもいいかもしれない。一方、年老いた父が若き日とあまりに一致しない配役も少し気になった。最後に登場する人々がそのままということを考えると、若き日も年老いた現在も同じ俳優で良かったのではと思ってしまう。しかし相変わらず、ティムバートンは意外な作品を繰り出してくる。今回はインコースの高めぎりぎりの直球。思わず手が(涙が)出た。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-11-04 21:34:56)
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