Menu
 > レビュワー
 > 金田一耕助 さんの口コミ一覧。2ページ目
金田一耕助さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 131
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1970年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
21.  悪魔の墓場 《ネタバレ》 
これはなかなか面白い映画でした。ゾンビ系映画は80年代を中心にかなり観てきましたが、上位に位置する映画だと思います。年代からして「ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド」と「ゾンビ」の間なので安易な便乗作ではなく、伝統的な恐怖映画(ドラキュラ、フランケン)の延長戦上にあり、そこに「ゾンビ」というジャンルを合わせたようなイメージです。片田舎の話なので小さいスケールですが、怪現象のメカニズムが、人を凶暴にさせる害虫駆除用の電波や血を媒体に死体がゾンビに変身するなど独特で面白いです。ゾンビは写真には写らないというのも興味深く、この映画以外では見た事ありません。ゾンビがモンスターではなく「幽霊」のようなイメージです。
[DVD(字幕)] 9点(2016-04-27 17:09:33)
22.  ザ・チャイルド(1976) 《ネタバレ》 
これは怖いと同時に重い映画でした。ジャンルで言えば当時ブームだったオカルト映画ということになるんでしょうが、これはオカルト映画を利用した「反戦映画」ともとれると思います。冒頭でなんとも重い映像が流れて気分が落ち込むのですが、そのまま気分が回復する間もなく、ラストの少年の台詞でさらに気分が落ち込みます。見た目普通の子供なんですが、なんとも得体の知れない不気味なカルト集団のようにも見えます。大人になってから再度見直すとまた違った怖さを体験できるかもしれません。点数は高得点をつけましたが、もう一度観ようとは思わないです。
[DVD(字幕)] 9点(2016-04-27 16:48:39)
23.  オーメン(1976) 《ネタバレ》 
昔よくTV放映されていて、そのたびに何回も観てきました。この映画はやっぱりA級だと思います。血はそんなに出てこない、ショッキングな映像もそんなに無いですが、背筋が凍るような怖さがあります。普通この手のジャンルの映画って、何か中心的な恐ろしい原因があって、それが周辺に広がって行くという展開が多いですが、この映画は逆で、周辺の恐ろしい現象がじわじわと中心に向かって、最後に核心に迫るといった流れになっています。周辺の恐ろしい現象というのも一つ一つは偶然と言ってしまえば済んでしまうような内容のものばかりです。だからこそ余計にリアルに感じてしまいます。これは怖い映画です。
[地上波(吹替)] 9点(2015-12-13 22:07:48)
24.  イレイザーヘッド 《ネタバレ》 
レヴューの数がすごいですね。かなり好き嫌いが分かれる映画だと思います。私は好きな方です。何回観てもはっきりした意味は分かりません。正直分かりたくないです。漠然と想像できるのは、人生の変わり目(結婚、子供)に対する不安・恐怖を映像化したのかな、というくらいです。あの赤ん坊も、怪物というよりも内なる不安の具現化ともとれるのかなと思ったりしています。
[DVD(字幕)] 8点(2015-12-13 21:55:48)
25.  ジャッキー・チェンの秘龍拳/少林門 《ネタバレ》 
うれしいです。自分の要望で一番最初に投稿できました。この映画を観たのは、1982年くらいのTV放映でした。途中でジャッキーチェンが死ぬというショッキングかつ主役じゃないというつっこみが周りで話題になりました(当時小学生だったので)。しかしこの時代の作品にしては、ストーリー・アクションがずば抜けてると思います。主役はタン・トウリャンですが、彼の足技(手コンドー)はすごいの一言に尽きます。またキャストも豪華で、敵ボスがジェームス・ティエン、サブでサモハン、ちょい役でユン・ピョウ、さらに監督も兼ねているジョン・ウーなど今では考えられないほどのメンバーです(あの8人の用心棒もいいなあぁ)。この映画が当時オクラ入りになってしまい、ジャッキーチェンが俳優を辞めようとした矢先に、あのローウェイの目にこの映画のジャッキーチェンが目に止まり、それをきっかけにスターへの道が開けたというエピソードがあるそうです。 とにかくこの映画、ジャッキーチェンの映画の中では2、3位を争うくらいに好きです。
[地上波(吹替)] 10点(2015-12-03 22:18:09)(良:1票)
26.  スター・ウォーズ 《ネタバレ》 
何回観ても面白いですね。単純明解、シンプルで余計なものが一切無いです。初めて観たときから約30年は経っていますが、感想は当時と変わりません。それだけ子供から大人まで楽しめるということなのでしょうか。すごいことだと思います。まさに歴史そのものです。
[地上波(吹替)] 10点(2015-11-23 08:35:03)
27.  呪われたジェシカ 《ネタバレ》 
長年ずっと観たくて待ちこがれていた映画で、やっと観れました。自分の中では結構良質のオカルト映画です。派手さは全くありませんが、静かでじわじわと迫ってくる感じが最後まで持続し退屈さはありません。ラストはどこかで観た印象がありましたが、年代からいってこの映画が元祖ではないでしょうか。ひとつこの映画が抜き出ているのは、主人公が精神を病んでいるということが前提なので、ラストも含めて、あらゆる怪奇現象がすべて妄想なのではないかという解釈もできるということでしょうか。この映画のスタッフはすべて20代の人で製作したそうです。
[DVD(字幕)] 8点(2015-10-12 11:21:34)
28.  少林寺三十六房 《ネタバレ》 
やっぱり人気ありますね、この映画。自分はTVで観たのが初めてですが、周りの人も含め修行のシーンがすごく話題になりました。「少林寺」のヒットの影響で作られたと思われがちですが、この映画の方が製作は古いそうです。まだ、少林寺そのものを描く路線の映画ではないため、遊び心というかエンターテイメント性が高いところが人気のある証拠でしょうか。映画の中では三十六房のうちの数点しか出てこないですが、残りの房すべてが観たいと思って続編を観たけど全然関係無いストーリーでがっかりした人も多いんじゃないでしょうか。少なくとも私がそうでした。是非残りの房すべて観たいです。
[DVD(吹替)] 10点(2015-07-05 22:42:02)
29.  燃えよドラゴン 《ネタバレ》 
ブルースリーの映画といえばやっぱりこれです。ヌンチャク、掛け声、音楽、アクションと70年代カラテ映画ブームの火付け役なのも納得です。年齢的にブルースリーを知ったのはジャッキーチェンより後なのですが、初めて観たときの驚きはすごかったです。あの動き、スピードは人間じゃないです。インパクトという意味でもカラテアクション映画でこの映画を超えるものは今後も出てこないでしょう、と思います。
[DVD(字幕)] 10点(2015-07-05 22:30:25)(良:1票)
30.  007/ムーンレイカー 《ネタバレ》 
かなり漫画チックでコメディ色が強いですが、自分の中ではかなり好きな方です。ストーリー的には新鮮味はありませんが、話が無駄に大掛かりでお金をかけて製作している分だけあってスリルと興奮度は高いです。ジョーズは前作の好評によって再登場らしいですが、ラストの寝返り+助かるというオチは良かったと思います。どうも最近の007は真面目すぎるというか、リアルすぎて違和感があります。この映画くらいの方が自分にとっては007らしいし、観ていて楽しくなります。やっぱり映画は夢をあたえてくれる楽しいものでないと。
[DVD(字幕)] 8点(2015-07-05 22:15:56)(良:1票)
31.  タワーリング・インフェルノ
「ポセイドン-」とあわせて何回も観ています。何回観ても興奮します。感動という見方では「ポセイドン-」の方が上ですが、 こちらはエンターテイメントに徹している分、興奮が最後まで持続します。主演二人の見せ方もうまい。お互いが足を引っ張らないよう住み分けがしっかりしています。いろんな救出方法が登場しますが、今見てもリアルです。現代は超高層ビルが当たり前のように建っていますが、火災が起きたときはこの映画が何かの役に立ちそうだ、観ていて良かった、という話も出てきそうです。パニック映画って「実際こんな事故が起きたときは、このように行動すれば助かるかもしれませんよ」という手本になるかもしれません。少なくとも「助け合うことの大切さ」は自分にも十分伝わりました。
[DVD(字幕)] 10点(2015-05-22 20:48:22)
32.  エイリアン 《ネタバレ》 
今観てもすごい。いや、今観るからすごいのかも知れません。1979年でこのクオリティはすごいです。当時のSF映画は「スターウォーズ」の影響で、きらびやかなアニメのようなデザインの背景が多かったのですが、この映画はその真逆の世界をつくっています。細部までこだわったリアリティあふれる機器、光影を利用した立体感あふれる空間描写。また、蒸気や光点滅をたくみに利用し、エイリアンの全貌をあかるみにしない工夫も凝らしています。私は空間デザイン系の仕事をしておりますが、この映画と「ブレードランナー」には多大な影響を受けております。私のような業種の方は是非ともおすすめの映画です。これは映画というより「教科書」です。
[DVD(字幕)] 10点(2015-03-01 21:34:33)
33.  ルパン三世 カリオストロの城 《ネタバレ》 
小学生のころから何十回も観ています。感想は当時から変わらず「こんなに面白く、感動できるアニメは無い」の一言です。原作のイメージと違う、あんなのルパンじゃない、という意見をよく聞きますが「ルパンの面白さ、ブランド」をここまでのし上げたのはこの映画ではないでしょうか。でないとこんなに何回もTV放映され、高い視聴率を得ることなんて出来ないはずだし。この映画の素敵なところは登場人物も含めて「やさしさ」にあふれている所でしょうか。子供のころ観たときもそれがひしひしと伝わり感動しました。大人になった今でも「大人のやさしさ」が分かるようになりました。この映画を幼少のころから観ていると事件、犯罪というものが世の中から無くなるんじゃないかと思ってしまうほどです(いいすぎか)。少なくとも子供には是非観てもらいたい映画です。
[DVD(邦画)] 10点(2015-02-11 22:26:59)
34.  砂の器 《ネタバレ》 
この映画、DVDも持っていて何度も観ています。主人公の殺人動機には共感するのは難しいですが、私は丹波哲郎さんファンのせいか丹波さんに共感を得ました。一番泣けたシーンは丹波さんの涙ぐんだ所です。この映画は善意ある警官の行為が一つの親子の絆を壊したという皮肉がこめられていますが、当時の状況ではあれが最善の方法だったでしょう。それを一番共感できたのが丹波さんであり、だからこそ「彼は音楽の中でしか父親に会うことができない」と語ったのだと思います。この映画は人間の感情・ドラマ、壮大な音楽、事件の謎解きのスリル、美しい日本の四季などが凝縮されていて、人間の五感をすべて刺激されるようです。丹波さんはやっぱり名優です。
[DVD(邦画)] 10点(2015-02-11 22:00:57)(良:1票)
35.  地獄の黙示録 《ネタバレ》 
当時は衝撃的でした。ベトナム戦争を描いた映画は後に「プラトーン」路線のリアルかつドキュメンタリータッチの戦場を描くものが流行りましたが、この映画は戦場というより戦争そのものを描いたという感じです。リアルさではプラトーン系のほうが上ですが、この映画には圧倒的なカタルシスがあります。これは俳優の力もあるでしょうが、戦争によって壊されてゆく人格というものが怖いくらいに伝わります。本当の意味の戦争ってこの映画が一番リアルに表現しているのかもしれません。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 18:40:08)
36.  マッドマックス 《ネタバレ》 
もう何度も観てます。シュールですねこの世界。強いものは生き残り、弱いものは消えてゆく。ある意味リアルです。この映画「人間の弱さ」を描きたかったのではないでしょうか。車・バイクがあればマックスも警察も暴走族も無敵です。しかしそのマシンを失うと無力になってしまう。マシンの性能が強くなればなるほど人間は弱くなっていく、そんな感じがします。
[DVD(字幕)] 9点(2014-12-23 17:25:34)
37.  007/私を愛したスパイ 《ネタバレ》 
このシリーズ大好きで、何度も何度も観ています。シリーズ中どれが一番好きかと聞かれても、迷わずこれと言いきります。私は世代的にロジャームーアなので、あのゆるさ、キザな台詞、漫画チックな仕掛けが当たり前です。大人になって、ショーンコネリーの007を観て、その他いろんな映画を観てもNo.1はこの映画には変わりありません。この映画は過去のシリーズの集大成のような形ですが、無理なつながりは一切無く、非常にうまく消化して一つの別の世界を造っています。この映画は「どうだ、面白いだろ!」と問いかけてきます。「はい、面白いです」と答えるしかない、そんな映画です。
[DVD(字幕)] 10点(2014-12-23 16:19:59)(良:1票)
38.  悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 
これは若山富三郎さんと金田一との友情?が非常に印象的です。お互いのやさしさと思いやりが邪魔せず、うまく融合しています。ただ一つ気になったのは、犯人の謝るシーンはいらないのではと思ったことです。このシリーズは犯人の堂々とした佇まい、事件の救いようの無さ、どうしようも無さがあるからこそTVドラマとは違った「映画」としての風格が際立つのではないでしょうか。そこが「犬神家の一族」「古谷一行の6話連続のTVドラマの悪魔の手毬歌」に一歩及ばずな印象を持ってしまいます。
[DVD(邦画)] 8点(2014-12-23 15:41:06)
39.  本陣殺人事件
この映画なぜか好きです。時代設定も現代に変更されてるし、金田一の服装、中尾彬さんの金田一という違和感だらけの映画ですが、好きです。映画そのものが丁寧につくってあることと、言い方が変ですが謙虚なところでしょうか。金田一のキャラクターに頼らず、大げさなスプラッターシーンも入れず、地道にストーリーが進んでゆきます。あと、石坂金田一が世に出る前の作品なので、自由なアプローチかつ独自の表現が魅力的で、日本の風情の美しさが非常によく出ています。これはおすすめの映画です。
[DVD(邦画)] 9点(2014-12-23 15:24:16)
40.  犬神家の一族(1976)
TVで放映されるたびに何度も観ています。何度観ても、犯人が分かっていても繰り返し面白く観れます。やっぱりストーリーの組み立てが極めて優れているからだと思います。推理ものって最初から順番に観ていくのが常識ですが、これは終わりから観ても面白いです。ここが他の映画とは違うところでしょう。金田一は石坂さんですが、知的な雰囲気と数々のナレーター経験を生かした柔らかい口調が相まって非常に安心して観れます。リメイクやドラマなども全部観ましたが、やはりこれを超えることは無理でしょう。それだけ完成度が高いです。
[DVD(邦画)] 10点(2014-12-23 15:05:06)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS