21. あしたは最高のはじまり
おフランス映画。 ジャンルのコメディはブラフ コメディの皮を被ったヒューマンドラマ 父と娘の絆を描いた感動モノの良いお話でした。 ゲイの敏腕プロデューサー 美人だけどサイテーの母親 対局で対照的なポジションの2人だけど、 この2人がうまく交差して最高の引き立て役に。 母親は主役ではなく、あくまで父娘の引き立て役。 「ウソが必要な時もある」 表面化していない、隠されたウソの伏線が秀逸 余談メモ。母親役クレマンス・ポエジー。 ハリーポッターやテネットにも出てたことに驚き [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-08-08 12:05:05) |
22. ライド・ライク・ア・ガール
大家族の競馬一家に生まれた末娘の実話。 彼女の輝かしい成功譚はさることながら、 人間ドラマとしても実に上質で良い映画。 娘を想うお父さんの心情や、兄妹の絆など、 ぐっときて熱くなるものがある。 挫折を味わいながらも、諦めない心、 信じる心、希望を与える人生訓の映画でもある。 競馬は全然詳しくなくても楽しめました。 さらに、動物(馬)の優しい表情だったり、 大自然の光景だったりと、映像美も見応えある。 色んなものが詰まった、いいオーストラリア映画でした。 「he's gone...」はズルいわ(笑) [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-08-08 07:54:26)(良:1票) |
23. テッド
かわいいテディベアのぬいぐるみなのに、 中身は中年ダメおやじ化という暴挙っぷり。 際どいネタが満載のブラックコメディ。 見た目の可愛さと、中身のエグさのギャップが醍醐味か。 中年ダメおやじの男とクマと、+1の友情物語。 [インターネット(字幕)] 6点(2021-08-06 20:52:45) |
24. イット・フォローズ
ゆっくりだけど確実に追ってくる逃げられない恐怖。 設定がうまく活かされたホラー映画。 製作費約2億円という米国産にしては低予算映画。 その点を考えると割としっかりと出来ていて驚く。 おもに演出や映像が。 「それ」がセックスによって他人に移る設定で、 性行為の描写が随所にあるのは微妙なところ。 「それ」の正体もある程度におわせてはあるけど、 これと言った確たる存在や理由は明かされず。 謎のまま終わってしまうので消化不良感はある。 結末も、打開策や解決もしないままなし崩しなのも。 ラストに至るまでのホラー映画としてはなかなかの良作。 「それ」は見る人やその時々によって異なり、 タイトルはパクリっぽいけどこれも間違いなくITである [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-08-04 22:18:18) |
25. マイ・ベスト・フレンド
悪友の女同士の友情を描いた映画。 結末に反して最後は清々しくてとても良かった。 結婚・出産を経験した大人の女性向けかな。 どちらも経験のないうえに男の自分には、 やや刺さらなかったのが残念感。 とはいえ良い映画だし、泣ける。 主演2人がピッタリはまってていいね。 [インターネット(字幕)] 7点(2021-08-03 21:52:44) |
26. 浅田家!
写真家・浅田政志のお話 コスプレをして家族写真を撮る。 という少し可笑しな話から始まる映画。 序盤はコメディかな?と思わせておいて…。 東日本大震災が起こったのをきっかけに、 中盤からシリアスな空気へと変わっていく。 被災地・家族・写真といった要素が感情を揺さぶる。 心の琴線に触れる内容で、思わず涙する内容。 最後はこの映画ならではの締め方で、 爽やかにスカッと気持ち良く終わらせてくれる。 意外性もあってとても良い優しい映画でした。 一辺倒ではなくコメディとシリアスの両立・共存というか、 ちょうどいいバランスの完成された作品。 最後の最後のワンショットまで見逃さずにどうぞ。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-08-02 22:23:47) |
27. るろうに剣心 最終章 The Beginning
るろうに剣心、最終章にして始まりの物語 不殺の流浪人になる前、人斬り時代の話 アクションもさることながら、 今回は心をえぐるドラマがメイン。 20年前に完成されたこの濃密なストーリーが、 20年の時を経て見事に実写映画で再現されるとは。 いったい誰が想像しただろうか。 往年のるろ剣ファンとして感慨無量。 有村架純の巴が本当にハマり役だった。 表情・口調・演じ方など最高の配役。 随所の有村架純がほんとにスクリーンに映える。 有村架純のための映画かと思うレベル。 [映画館(邦画)] 8点(2021-08-01 20:10:39)(良:2票) |
28. サマーウォーズ
細田守監督、初のオリジナルアニメーションということで 「竜とそばかすの姫」を観る前に予習をかねて鑑賞 仮想空間の世界を舞台にしたひと夏の戦い。 田舎の旧家という現実世界との対比もおもしろい。 人物設定やスケールなど、やややり過ぎ感はあるけど。 ストレートでおもしろいアニメでした。 さて、竜とそばかすではどう差別化と磨きをかけるのか楽しみ。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-08-01 11:33:17) |
29. 黙秘
スティーブン・キング原作のサスペンス物。 ひとつの事件を発端に、過去のもうひとつの事件と、 母と娘の「真実」が語られていく内容。 真相を紐解いていくミステリーでもある。 話としては若干重くて暗い内容だけど、 その分とにかく話が凝ってて面白く感動。 意外性もあって展開から目が離せない。 キャシー・ベイツが相変わらず素晴らしい。 良い顔も、悪い顔も、喜怒哀楽の演じ分けも秀逸。 彼女の存在感に今回もやられた、良い役でしたねぇ。 ミザリー同様、キャシー・ベイツ抜きでは語れない映画。 余談にはなるけどショーシャンクのサービスカット有 [インターネット(字幕)] 8点(2021-07-30 22:37:10) |
30. 家族を想うとき
社会の悪循環に飲み込まれていくある家族 ひたすらツラい、ツラい、ツライの繰り返し 観ててこっちまでしんどくなる内容 救いが無さ過ぎてお腹いっぱい これが現実なんだろうけど ツライのは現実世界だけでいいかな 映画の中くらいは夢・希望があってほしい と、いうのが個人的感想 よってこの点数で 家族を想うようで、エゴが出てたり 映画を観る「楽しさ」がほぼないのはなぁ… [CS・衛星(字幕)] 3点(2021-07-28 22:26:59) |
31. 雨に唄えば
雨で踊る有名なアレ 無声映画の時代から移り行く映画を、 ミュージカル映画として仕立てた作品 ミュージカル調の踊りやタップダンス、 「動き」がとても視覚的に楽しかったです。 ラストもキレイにまとまってて良い映画。 さすが名作と呼ばれるだけはある。 [インターネット(字幕)] 8点(2021-07-28 17:22:18) |
32. ペンギン・ハイウェイ
記憶にあって観たかったやつ。 もっと現実的な話かと思ってたけど、 がっつりファンタジーな内容でした。 「ペンギンかわいいファンタジー」です。 明らかにされない部分もあって若干消化不良だけど、 ペンギンLOVEとファンタジーで割り切りるべきか。 お姉さんの声(蒼井優)がキャピキャピしてなくて、 一見ミスマッチな渋い声が逆に「リアルなお姉さん感」 アニメ声の声優を起用しなくて正解だったなぁと思います。 個人的にはあらすじにも出ないウチダくんのサブキャラ感がツボ [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-07-28 16:40:24) |
33. アス
ホラーかと思って観たら良い意味で裏切られた。 「もうひとりの自分」が襲ってくるというスリラー。 霊的な怖さとは異なる、人間そのものの怖さ。 最初と最後が秀逸でした。 (そのおかげで中だるみ感は出てしまうけど) グロ表現が控え目にしてあるのも助かる。 安易なグロ表現に頼らないホラーは好感。 単純に自分がグロいの苦手なだけなんだけど。 これはもう1回観るなぁ [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-26 22:54:28) |
34. 銃
事件現場で拳銃を拾い手に入れた主人公。 それまでごく普通の大学生だった男が、 日常とは正反対の「銃」に魅了されていく話。 意外性や凝ったストーリーではないが、 徐々に狂気がエスカレートしていく様を描く。 独特なセンスと、モノクロームが映す映像作品。 たまにこういう変わり種の映画がくると嬉しい。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-07-25 22:03:58) |
35. 真実の行方
法廷物かと思いきや、サスペンス物。 どんでん返しだけど最後スッキリしなかった。 被疑者役の子の演技力はスゴかった [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-07-25 21:17:40) |
36. るろうに剣心 最終章 The Final
原作のマンガから約20年ぶり 映画1作目(2012年)から約10年ぶり 長い歳月をかけたからこそ、キャスト共に磨き上げられた作品 たどり着いた最終章はその名に恥じない出来栄え (おそれながら「志々雄編」の2作は未見) 話としては「志々雄編」が一番長くそして盛り上がるが、 本作の「人誅編」は剣心自身の物語を締め括る最終章の話。 過去の贖罪と、そこから未来へ歩む最大級のエピソード。 るろうに剣心の原作ファンとしては外せない内容です。 アクションシーンがとにかく豪華。 1作目と比べ、アクションの見応えが段違い。 幕末最強(という設定)を存分に感じさせるアクション。 これも10年という時間で進歩したおかげかな、と。 一部の配役には相変わらず苦い思いもしますが、 今回の雪代巴・縁に関してはカンペキにハマり役。 有村架純(巴)が観たくて鑑賞したと言っても嘘ではない。 この配役も既存役も10年の熟成があったからこそでは。 原作には無いスペシャルゲストもあります。 逆に、原作とは少し改変されて、なくなった部分もあり。 左之助なんかは見せ場なくなってもうた…。 [映画館(邦画)] 8点(2021-07-25 19:13:19)(良:1票) |
37. 映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ
すみっコたちが本の世界に吸い込まれ、 そこで出会った謎の子と童話の世界を冒険する話。 ひたすらキャラクターたちが可愛いのと、 優しい世界にほっこりする。 思ったより最後、泣けました。 本作は子供向けではあると思いますが、 心の荒んだ大人が観ても良いかも?しれない。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-07-25 19:10:17) |
38. 海の上のピアニスト
「イタリア完全版」にて鑑賞 なんと壮大な芸術作品 ロマンあふれるお伽話 点数つけるのが憚られるね。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-07-25 19:08:55) |
39. 事故物件 恐い間取り
出演は豪華。 ホラーなのに怖さが伝わってこない。 霊がくっきり映りすぎて怖くない。ただの人。 唯一、その存在が朧げなミスターX(勝手に命名) ただ、この霊の存在も思うほど恐怖感がない。 ミスターXとの展開も陳腐で、なんだかなぁ…。 強いて怖い点を挙げるなら、江口のりこの不気味さ。 さらに、江口のりこの最後の表情。これが一番怖かった。 本田なおが可愛い顔を歪ませて怯える表情は好演でした。 ホラー映画として怖さがイマイチ ひとつの映画としても展開がイマイチ 結論を言うと、ただの事故物件の啓発動画。 余談になるけど、この日に親知らずを抜歯。 この抜歯のほうがよっぽど怖かったです。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-07-21 16:57:55) |
40. 糸(2020)
良くも悪くも「糸」が名曲すぎた。 曲の印象が強すぎて、映画を食ってる気が。 歌詞のイメージをまんま映画にした感じ。 「運命の糸」は何処かで誰かにつながっていて、 人の心を暖めるっていう優しくて良い映画でした。 一方、ほつれた糸のように散り散りで、 ひとつの話としてはややまとまりの無さも感じる。 色んな要素を詰め込みすぎてるのもその一因か。 奇しくも少し前に「弥生、三月-君を愛した30年-」 を先に観ていたので、何かと色々かぶってて残念。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-07-18 19:12:25) |