21. スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ
《ネタバレ》 セットや衣装などビジュアル的には、監督の目指していた世界観は伝わってきました。しかしながら、英語が分からない人から見ても分かる英語力の低さ、英語をしゃべる事に一生懸命な役者達を見ても楽しめません。よって伊勢谷の存在感が際立ってしまうのは必然でしょう。豪華キャストもいいけど皆に見せ場を作ろうとするから、話が希薄になるばかり。それぞれ俳優の見せ場と見せ場を無理矢理繋げたようなストーリー、後半はちょっとお腹いっぱいでした。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2008-12-12 16:56:28) |
22. 28日後...
《ネタバレ》 高速ゾンビ、楽しめました。こんな事あってもおかしくない時代だなー、なんて思いながら観ました。それから、アングルやトーンなど怖さをだすディテール作りにセンスを感じました。 ハッピーエンディングの方が、映画としては綺麗に締めてて好きです。なんでマルチエンディングなのかは疑問。 [DVD(字幕)] 6点(2008-12-10 14:57:54)(良:1票) |
23. 28週後...
《ネタバレ》 前作との繋がり感もちょうどいい感じで、楽しめました。このシリーズは撮り方が凝っていて、グロさだけに頼らない恐怖感がセンスいいですね。それにしてもお父さんゾンビはしつこすぎです。彼だけなんであんなに自分の子供を追い続ける理性があったのか疑問です。 [DVD(字幕)] 6点(2008-12-10 14:45:07) |
24. 神童
うたと言う女の子がどうにも消化出来ませんでした。全体的に希薄なイメージですね。特に、うたと和音の関係とか、親子の関係とか。。なんというか、見る人を選ぶ映画なんでしょうかね? [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-12-03 14:47:53) |
25. あおげば尊し
《ネタバレ》 自然な空気感、繊細なカット割りは流石です。棒読みで下手するとぶち壊しかねないテリー伊藤を、ギリギリの台詞廻しで使いこなし、魅力的な主人公として描いています。余計なものの様な会話や出来事も、全て観客を映画の世界に引き込んで、テーマへと向かわせてくれる、繊細で秀逸な映画でした。自分の子供に生と死を教える時に見せたい一本。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-12-03 10:51:28) |
26. 象の背中
なにを言われても上辺だけをなぞった演出では何も伝わってこない。この映画にリアリティのかけらでもあれば少しは違っただろう。 [CS・衛星(邦画)] 2点(2008-11-21 11:45:30) |
27. ミッドナイト・ラン
《ネタバレ》 20年ぶりの再鑑賞でしたが、音楽、ビジュアル的にいいヤレ具合になっていました。当時は、FBIバッジを盗んだ後振り返り様に決めるデ・ニーロに痺れたもんですが、今見返すとチャールズ・グローディンのよさが良く分かりました。愛すべきポップコーンムービーです。「1000ドルでお釣りある?」っやってみたい! [DVD(字幕)] 8点(2008-11-21 10:17:34) |
28. リンダ リンダ リンダ
凝った展開も刺激的な事件もない、小さな事で喜び悲しんだ時代を思い出した。何よりも俳優の自然な息づかいを見事に映像化している。 [DVD(邦画)] 7点(2008-11-20 17:28:14) |
29. ばかのハコ船
《ネタバレ》 「リアリズムの宿」「天然コケッコー」と山下ワールドにハマってからの鑑賞となりましたが、滑稽で物悲しく、どこか愛さずにはいられない登場人物、圧倒的なリアリズムで観客を引き込み、監督の計算された仕掛けに泣き笑い、この作品でもたっぷりと楽しませていただきました。なにか大きなグルーヴ感すら感じる世界観は素晴しい。修羅場で空気抜けちゃう山本浩司は必笑。 [DVD(邦画)] 7点(2008-11-20 17:09:28) |
30. そして、ひと粒のひかり
《ネタバレ》 とても辛く、悲しいストーリー。我が子の心音を聞いて微笑んだマリアの表情。これだけが唯一の光。 [DVD(字幕)] 6点(2008-11-17 12:34:10) |
31. 僕らのミライへ逆回転
《ネタバレ》 卓越した映像センスで映像技術を駆使するこの監督が、今回はアナログ映画愛を描いていて意外でした。磁気を帯びたジャックがレンタルビデオ店のテープを全部消してしまい、自分たちで映画をリメイクしていく。前半のリメイクシーンはテンポよくとても楽しく見る事ができました。さすがにバカバカしい手作りリメイク映画でこんなに大反響はないわな、でどうなるんだろう?と思っていたら、なんと映画を通して様々な人たちが一つになる感動ものに発展、残念ながら計算が見え過ぎてしまって後半は醒めてしまった。 ラストの上映シーンのアイデアにいたっては「ああこれがやりたかったんだ」という感じ。うまくまとめたというよりは、このラストを撮りたいが為の映画に思えてしまいました。 [映画館(字幕)] 5点(2008-11-17 10:23:07) |
32. 天然コケッコー
特に凝った話ではなく下手するとしょっぱいアイドル映画になりがちなストーリーだが、全体を通してとてもいい風が流れていた。有名俳優陣は置いといて、脇を固めたおばあちゃんや学校の先生、クラスメイト達がとにかく素晴しくて、あっという間に世界に引き込んで最後までその魅力は尽きなかった。夏帆はちゃんと見たのは初めてだが、これから頑張って欲しい女優さんですね。観終わってとてもよい気持ちにさせてもらいました。監督に拍手。 [DVD(邦画)] 8点(2008-11-16 21:51:15) |
33. クローズZERO
《ネタバレ》 山田孝之はちっちゃいけど迫力ありました。古くさい台詞廻しや、安っぽいストーリーが残念。最後の大決闘シーンで黒木メイサの唄挿入って。。映画が一気にプロモになった瞬間を見た。台無し過ぎます(-2点)。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-11-08 12:30:48)(良:1票) |
34. リアリズムの宿
《ネタバレ》 なにげなく観賞してしまいましたが、意外なほどハマってしまいました。題名にまで掲げリアリズムを追求できる監督の力を感じました。シュールな笑いのとり方や間は、北野監督の雰囲気をさらに淡々と描いている印象、なかなかの心地よさ最後まで楽しませてもらいました。どことなく物悲しい町も雰囲気よく、悲しく滑稽な人間に対する監督の愛情を感じました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-11-08 09:53:15) |
35. 恋の門
監督の舞台は見た事ないが、人を笑わせる間とかテンポはさすがだな、と感じました。そして、この手の雰囲気の作品に酒井若菜は欠かせないですね。彼女の「濃いんだけど飽きさせない」芝居で突っ走った映画だと思います。多分、内容はすぐに忘れると思いますが、楽しい映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-11-04 12:58:07) |
36. ラブ★コン
《ネタバレ》 ポップな世界観が中途半端で(美術、カメラ共に)弾けきっていない印象。ヒロイン藤澤恵麻も、もう少し魅力的だったらなあ、と感じてしまった。内容の薄い映画なのでそういう所で頑張らないと、見ていて退屈でした。この手の映画はどうしても中島哲也監督の作品と見比べてしまいます。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-10-31 12:12:00) |
37. べクシル 2077 日本鎖国
《ネタバレ》 ベースとなっているアイデアはなかかな面白い発想で、導入も良く期待して見ていましたが、終盤にかけてどんどん失速、ラストに至ってはB級どころか火サス級。そして失速に拍車をかけたのは間違いなく声優黒木メイサでしょう、人間のあなたがなんで感情こもってないの??客寄せパンダ的にモデルやら芸人を声優に使うのはどうなんでしょうか?うまい人もいますけどね。今回は残念。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2008-10-29 17:55:26)(良:1票) |
38. 幕末太陽傳
《ネタバレ》 談志さんの居残り佐平次を聞いたことがあったので、より楽しめました。それにしてもフランキー堺の圧倒的な魅力、これに尽きる映画です。とってもテンポよく痛快なのですが、唯一佐平次が咳き込むと、なんか現実に引き戻されちゃうというか、減速しちゃうというか。もっと突き抜けて欲しかった、という感じもある。 [DVD(邦画)] 7点(2008-10-29 14:36:44) |
39. 第三の男
《ネタバレ》 ありきたりだが、映画の教科書といえる作品です。複雑ではないがしっかり伏線も張られているし、隙のない展開、緊迫感のあるお芝居も引き付けられるものがある。そして、モノトーンの魅力を余す所なく発揮している照明も素晴しかった。トンネルに迫る影、人物に落とす濃い陰影などは見事に光を操っていた。現在の映画が、このような作品を踏襲し、進化しているという事はいうまでもないだろう。やはり、この時代(1949)の映画という事であれば、評価しなければと思います。 [DVD(字幕)] 8点(2008-10-29 14:15:44) |
40. ウィッカーマン(2006)
《ネタバレ》 この映画は平坦な脚本もさることながら、雰囲気作りに問題があると思う。ラストの生け贄シーン、魔女ボスであるシスター・サマーアイルの白紫のツートンメイクで思わずふいてしまった。んでもって、巨大なヒトガタ生け贄台がなんだかかわいいし。せめて青空の下じゃなく夜やったら??でした。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-10-29 13:31:31) |