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Northwoodさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム 《ネタバレ》 
大変豪華な一作でした。特に出演俳優がね。 ドック・オクは劇場予告でバンバン出ていたから出るのは知っていたけど、あの人もあの人も、って感じで、オリジナルキャストが続々登場。そして、再登場してくるのはヴィランに限らず・・・ 年齢的に大変な人もいただろうに。ウィレム・デフォーなんて、彼を代表する役がノーマン・オズボーン=グリーン・ゴブリンになってしまいそうだ。 スパイディー1・2・3の絡みのシーンはかなり笑えました。 ストーリーは、マルチバース設定を使うためだけのかなり強引なものであり、それほどのもんではありませんでした。東映仮面ライダーの○○周年記念作品みたいなもんです。
[映画館(字幕)] 7点(2022-01-08 22:36:50)(良:1票)
22.  ブラック・ウィドウ(2020) 《ネタバレ》 
大して期待せずに見たんですが、うん、これはかなり面白いですよ。 ファミリードラマのシーンは、展開が甘すぎだ、とか、Mr.インクレディブルのパクリが多すぎだ、とかの批判はあるかもしれませんが、年頃の娘を持つ父の身として、予告編では最も魅力に乏しく見えたレッド・ガーディアンに、なんともろに感情移入できてしまいまして、非常に微笑ましく好ましいものでした。 アクションシーンは、アベンジャーズものらしく、ちょっとありえないようなシチュエーションが満載で、それこそGCを山のように使っているんでしょうが、でもこういうのこそ正しいCGの使い方だと思います。大生物が都会で大暴れするよりもよっぽど迫力があり、ハラハラさせてくれました。 昨今、ハリウッド女優の賞味期間がずいぶん短くなっていると思う(一時期売れっ子でも、歳を取ると途端に主演作が減る)のですが、スカーレットヨハンソンは、まだまだとてもきれいで、素敵なお姉さんのキャラクターを維持してました。もうアラフォーなのにすごいことです。・・・もしかすると、彼女のアップのシーンで一番CG使ってたりして。
[映画館(吹替)] 7点(2021-07-17 00:31:55)
23.  2分の1の魔法 《ネタバレ》 
映画の世界の設定に納得感はなく、話はなんの脈絡もなく始まり、展開は慌しく且つご都合主義的で、さらに悪いことに、主人公の兄がやたらとうっとうしく、見ている間の大部分、腹を立てていたような気がします。 ところがところが、ラスト15分。あのチェックリストの一連の流れで涙腺崩壊。 まいりました。 実は私は弟を持つ兄の立場でして、素直にこの映画を受け入れられないところはありますね。(そんなに弟想いだったかなあ?って反省が出ちゃう)  地元では選択の余地なく吹替を見ましたが、なんと、トム・ホランドとクリス・プラットが声を当ててるんだって?そちらを見たかったなあ。
[映画館(吹替)] 7点(2020-08-30 20:14:49)
24.  ザ・クリエイター/創造者 《ネタバレ》 
よくある異文化共感もの(ダンスウィズウルブス・ラストサムライ・アバターetc.)でした。 SFかといわれると、まあハードSFでは全くなく、スターウォーズと同レベルのSF度というところでしょうか。 どうも、A.I.とロボティクスをごっちゃにしている感じで、それこそブレードランナーの問題提起にも及んでいない有様です。 この映画に出てくるA.I.はもはや人間と同化しすぎていて、やることなすこと人間そのまま(なにせA.I.が寝込みを襲われてスイッチ切られちゃうくらいですから)なので、主題がボケボケになってるんですよね。 監督の映画マニアっぷりがさく裂していて過去作のオマージュがてんこ盛りで、あまりにもそれが目立つから、「これは、どの映画のどのシーンからの引用だったかな?」って感じで思い出すことに集中力の半分くらい持っていかれてしまって、せっかく盛り上げようとしているストーリーに没頭できませんでした。 でも、映像にふんだんにお金をかけて、サービス精神満点でエンターテイメントを提供しようという監督の姿勢は十分伝わりましたし、嫌いじゃありません。
[映画館(字幕)] 6点(2023-11-02 00:35:57)(良:1票)
25.  AIR/エア 《ネタバレ》 
確かに思い返してみれば、70年代、物心ついた時にはADIDASは既にあったし、少し遅れて仲間内ではPUMAの方が人気が出て、80年代半ばにはCONVERSEのバッシュがやたらと流行り、クラスの半分くらいの人がオールスターをはいていた覚えがある。NIKEはそのころは全く知名度がなく、90年代到来とともに急にNo.1スポーツブランドになったイメージで、ずいぶん唐突だという感じがありましたが、その背景にこういうことがあったのね、と勉強になりました。そういえば、BTTFでもマーティが50年代の不良に「靴にニケって書いてあるぜ」とか、馬鹿にされていたな。(映画だったかノベライズだったかは忘れましたが) 映画自体は、堅実な作りではありましたが、会社がつぶれそうだとか、主人公ソニーにジョーダンに人生を賭けるほどの何か切羽詰まった事情があったようにも見えないこともあり、盛り上がりはそれほどありませんでした。結論は皆が知っている話だしね。 マット・デイモンの役作りはなかなかです。本当にジェイソン・ボーンと同一人物ですか?
[映画館(字幕)] 6点(2023-04-19 00:31:07)(良:1票)
26.  バビロン(2022) 《ネタバレ》 
かなり見応えのある、大人向けドラマ。 微妙に絡み合う3つのストーリーが進行するが、その「絡み」が本当に微妙すぎて、あまり効果があったような気がしません。 ブラッド・ピットのパートは、彼の好演技もあって嫌いではないですが、この人いなくても映画は成立するよね。 マヌエルがネリーに告白したシーンはなかなか泣けたので、そのままハッピーエンドでもよかったのに。 最後のいろんな映画の名場面挿入シーンは、主人公の心象風景ではないので、ちょっと蛇足感ありでした。雨に唄えば、だけで十分なのに。
[映画館(字幕)] 6点(2023-02-23 19:15:15)
27.  ザ・メニュー 《ネタバレ》 
以下、ネタバレあるので御注意を。  変形版の「そして誰もいなくなった」ってとこですかね。 尺もそう長くはないし、サスペンス・スリラーとしてはなかなか引き付けるところがあって飽きないのですけど、ミステリーとしては成立していないので、最後まで観てドッチラケという感じでした。 結局、シェフの病的な完ぺき主義が、この異常な話のすべての理由だったなんてちょっと説得力がなさすぎでしょ。  こういう話なら、「そして・・・」と同じように徐々に登場人物を退場させ、最後にシェフと一対一で対峙したマーゴが「お持ち帰り作戦」を発動させ、無事生き残る、というような筋のほうが盛り上がったろうに。  アニヤ・テイラー=ジョイがかなり魅力的で、多用される彼女のアップを見ているだけでも満足度高いのでプラス1点しときます。
[映画館(字幕)] 6点(2022-11-23 00:25:29)
28.  アムステルダム 《ネタバレ》 
ちょっとクセが強すぎる感じで、素直にストーリーに乗れませんでした。 主人公演じるクリスチャン・ベールが、いきなりヤクで昏倒するわ、義眼を外しまくるわで、なんだか性格破綻者のごとく振る舞いますが、終わってみれば終始まじめな人物だったわけで。 ヒロインのヴァレリーも再登場後はやたらとふらついていて、精神的に不安定なのかと思わせるシーンがあったりで、このあたりがコメディとしての演出だったのかもしれませんが、全体的に、日本人にはハードル高すぎかな。 笑えたのは、やたらバードウォッチングにこだわる二人くらいだったなあ。 豪華俳優陣を楽しむことはできたけど、もっと面白くできたような気もします。
[映画館(字幕)] 6点(2022-11-01 00:33:46)
29.  ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 《ネタバレ》 
どうやら、事前にweb配信ドラマを観ておかねばならない、とのことですが、当方そういうものにはお金は払っていないので、最初から「ストーリーはわかんなくても仕方なし。しかし、監督がサム・ライミとくれば、観逃すのはちょっと惜しい。」くらいの気持ちで観ました。まあ、ワンダの闇落ちについては、ちょっと想像力を働かせれば、補完はできましたよ。 ただね、魔法使いと超能力者の戦いでは、何ができて何ができないか、どんな方法で問題を解決しようとしているか、っていうのがほとんど想像できず、目の前をすごい勢いで通り過ぎていくにぎやかな映像を、ただ見ていただけのような感じになっちゃって、終わった直後にはもうストーリーを思い出せない状態。そもそも最初の目玉のお化けって、なんで出てきたんだっけ? サム・ライミのホラー演出は、さすがに上手ですね。死霊のはらわたのエッセンスを、ディズニー映画としてのぎりぎりのラインで表現する神業を見せてくれています。 プロフェッサーの登場など、ニヤリとするところはありましたが、どうせ異世界に行くのなら、ワンダがマグニートーとフェニックスがいる世界に飛んで行ったのなら、それこそとんでもない戦いになったんだろうに、と思いました。
[映画館(字幕)] 6点(2022-05-20 00:37:00)
30.  THE BATMAN-ザ・バットマン- 《ネタバレ》 
バットマンをリアル世界の出来事として表現しようというのは、既にダークナイトでやっちゃっているのですが、今回それと全く同じ路線で、ただし、さらにシリアス感を出すために、映像はセブンの雰囲気を取り入れたもの、という感じです。力作ですが、残念ながらダークナイトは超えていません。 重厚さを強調するあまり、画面はとにかく単調で、映画が長いのもあって、正直眠気を誘われます。 クライマックスのアクションでごまかされがちですが、結局バットマンはリドラーに全く勝てていません。と、いうか、このストーリーって結局、リドラーによるブルース・ウェインのサイコセラピーだったにすぎませんね。
[映画館(字幕)] 6点(2022-03-12 21:03:43)(良:1票)
31.  クライ・マッチョ 《ネタバレ》 
もう90を超えた大巨匠の映画だけに、それほどシビアな内容はそもそも予想はしていませんでしたが、実際、悪人は出てくるのだけれどその追跡はゆるゆるだし、ラファエルも、母親のセリフから、どんな不良が出てくるのかと思いきやずいぶん素直な少年で、しかもマイクとすぐ仲良くなるし、マルタとの出会いや交流もとんとん拍子だし、という感じで、映画全体がとても“やさしく”、ほとんど童話のようでした。 イーストウッドは、確かに存在感あるのですが、さすがに歳を取りすぎていて、家族や仲間がいない偏屈な老人(まさに、グラン・トリノのコワルスキーのイメージのはずだったのだと思う)という雰囲気がまるでなく、ラファエルとの交流を通して、変わったという感じがしなかったです。 ラストシーンも、2度目となるダンス・シーンで終わるのでなく、ラファエルの後日譚であるべきだったのじゃないかなあ?
[映画館(字幕)] 6点(2022-01-19 00:26:26)
32.  キングスマン: ファースト・エージェント 《ネタバレ》 
この監督さんの作品は、そのぶっ飛んだ表現が楽しくもあり、しかしそのやりすぎ加減はちょっと苦手なところもあって、イケナイ映画を見に行く感覚でした。 しかし、これがまた意外なことに、実に“おとなしい”表現に収まっていました。 まだ序盤ともいえる、ラスプーチンとの絡みまでは、なるほど確かにキングスマンっぽかったのですが、それ以降はそれほど強烈な表現はなく、ごくまっとうな冒険活劇にとどまっていました。宣伝文句に偽りありです。 決してつまらない映画ではないのですが、期待したほどの内容ではなかったと思います。・・・期待してたんかい!
[映画館(字幕)] 6点(2021-12-31 23:23:43)
33.  マトリックス レザレクションズ 《ネタバレ》 
Ressurections 復活、ね。ふーん。 楽しみ半分、どころか楽しみ10%不安90%の心持ちで観に行きましたが・・・ なかなかしっかりした旧三部作の続編になってましたね。ロッキーでいうなら、5ではなくファイナルくらいの出来栄えはあったと思います。 序盤では旧作を主人公が開発したゲームの話に矮小化したり、2作目登場の下品なフランス人のスピンオフがどうたらというセリフ、さらにクレジット後の小話もあって、製作者サイドの、虚構と現実の境目をあいまいにしたいという狙いが感じられはするのですが、これらは完全に失敗していて、話を理解しづらくしているだけでした。そもそもタイトルに、ressurectionsってつけてるじゃん。 あと、映画におけるアクションの表現は、まさにこのシリーズが革命を起こしたものだけに期待してましたが、今作にも十分なほどの見せ場はあるものの、心に残るほどのシーンはなかった気がします。ちょっと演出面はヘタになった? でも、結局何を見せられたかわかんなかったレボリューションよりも、もう少し明快な完結編を見せてくれた、というところは高く評価したいと思います。 ああ、でも、まだ続編が作れそうな終わり方ではありましたね。
[映画館(字幕)] 6点(2021-12-18 17:05:02)
34.  ノマドランド 《ネタバレ》 
合衆国では社会問題化しているのかもしれないノマドの生活を、ひたすら淡々と積み上げる映画で、それほど中心となるようなストーリーがあるわけでなく、なんとなく日本映画を見ているかのような感じがしました。 ノマドの存在を告発しているようでもなく、またその生活を否定しているわけでもなく、ではあるんですが、それでもひたすら寂しげなファーンの表情を見ていると、やっぱり肯定しているわけではないと感じてしまう。 社会とのつながりを喪失したアメリカ人たちの放浪を見ていて、昔読んだ「若き数学者のアメリカ」の一節を思い出した。アメリカ大陸の荒野は、ヨーロッパやアフリカからの移民の子孫たちにとって、故郷とはなりえないのかもしれない。
[映画館(字幕)] 6点(2021-05-05 14:24:32)
35.  マイ・エレメント 《ネタバレ》 
人種や文化の違いを、兎や狐といった種の違いで表したズートピアに対し、火や水といったエレメントで表現した本作だが、そういう意味で新鮮さはなし。物語も、コメディタッチではあるがミステリーでもあった某作に対して、こちらは特にひねりのないラブストーリー&自己成長物語であって、意外性もやや欠けている。 火の世界に迫る水害の脅威も、何らかの陰謀や事件が背後にあったわけではなく、単なるインフラの劣化が原因だったと理解したのですが、もしかして何か見落としたかな?? ディズニーピクサーではお約束の、サブキャラクターの活躍も、今作では空気と土がその役割を与えられるべきであったのだが、インパクトが足りなかったかなあ。 あらゆる面で標準的な仕上がりだったと思います。  ちなみに、久しぶりに見た気がする本編前のショートムービーも、カール爺さんのその後が、ごくごくふつーに描かれていて、こちらもそれほどの驚きや感動がなかったような。それにしても、なぜ今更カール爺さん?!
[映画館(吹替)] 5点(2023-08-24 00:23:58)
36.  ザ・フラッシュ 《ネタバレ》 
ちょっと前からネット上では史上最高のアメコミ映画、なる宣伝文句が踊っており、つられてだいぶ期待値を上げてしまいました。が、まあ、ステマといっていいですね。結局見どころらしきものは、マイケル・キートンのバットマンを初めに、○○のスーパーマンやら、ラストの××のカメオ出演やら、オールドファンにこびたようなシーンだけの印象でした。フラッシュ自体、ほとんど主役としての活躍の場を与えられませんし・・・ 大体、主人公が過去を改変しようとして大変なことになるっていう基本プロットは、No Way Homeのパクリだし、しかも本作では最終的にそれはなかったことになっちゃうし。 ゾッドを出してしまったところで、マン・オブ・スティールでも課題だった、最強不死身男をどう倒すのか?という命題の解決方法に興味を持っていたのですが、こんな落ちかよ、とガッカリ・・・ CGもやりすぎ。直近のゴジラ映画のところでも書きましたが、もはやこれはアクション映画とは言えず、アニメーションですな。そりゃ、キートンにガチのアクションの撮影なんてもうできないでしょうけど。うーん、インディの最新作も心配になってきた。 ところで、本作でさえ救われなかったブランドン・ラウスと、エリック・ストルツは大いに文句を言っていいと思います。
[映画館(字幕)] 5点(2023-06-17 17:37:20)(良:1票)
37.  シン・仮面ライダー 《ネタバレ》 
このサイトでの酷評を見ていたので、覚悟して鑑賞。 むう。のっけから何が何だかわからんうちに事件が始まり、やたらと多いセリフで背景をべらべら説明されて、ポカーンとなってしまいますね。これで本郷に納得せよ、といっても、本郷はなぜか受け入れていましたが、観客が受け入れられません。 プラーナがどうこう言う設定は、ちょっとくどい感じでした。 最悪というほど悪くもないけれど、登場人物のだれにもあまり感情移入できないままで終わってしまいました。 本郷がなぜ人に対して優しく、そして強くあろうとしているかの事件の説明が終盤になってなされますが、素直にこれを冒頭に持ってきて、仮面ライダーが誕生するまでをもうちょっと丁寧に描いたほうがよかったんではなかろうか?
[映画館(邦画)] 5点(2023-03-21 17:37:07)(良:1票)
38.  イニシェリン島の精霊 《ネタバレ》 
強烈なダウナー系映画です。中盤までは、笑える部分もあるにはあるんですが。 一見写実的なんですが、デブのおっさんのやることが異常すぎたり、魔女のような婆さんが登場したりして、どうしたって寓話としか見られないので、じゃあ、何のメタファーなのかと、昨今のウクライナ情勢を頭に浮かべたりしたのですがピンとこず、どうにも釈然としない心持ちで映画館を後にしました。 帰り道でネットで検索したところ、監督の言葉で「これは破局の話で、それを正直に語ってみたかった。」とあって・・・ ふーむ、そういうことならまあ成功してますよ。でも、好きにはなれないわあ。 ええぇ・・・これが今年度アカデミー賞主要賞の殆どでノミネートだって?俳優部門はともかく、作品賞は勘弁して。
[映画館(字幕)] 5点(2023-01-28 00:28:39)
39.  シン・ウルトラマン 《ネタバレ》 
私は新マンどストライク世代であり(そして彼をジャックと呼ぶのに少し抵抗がある。この感覚、わかってもらえるかなあ?)、初代とセブンには少し間に合っていないのだが、もちろんこれらも小学生低学年のうちには再放送で楽しんだ。 ということで、今回の企画が大変楽しみであったのだが、皆さん結構採点が厳しめなのに少し引っ掛かりつつ、観てきました。 うーむ。なるほど、厳しくなるわけだわ。どういうわけか、観ている間、私はほとんどワクワクできませんでした。 シンゴジラの時には成功していた、リアリティを持たせるための様々なセリフや演出が、今作に関しては全く雑音にしかなっていなかった気がします。なんせ、異星人が名刺を出して人類と交渉するようなシュールな世界観に、リアリティを持たせようったって無理がありすぎますね。 とはいえ、評価すべきところはたくさんありますよ。よくこれだけいろいろなネタを詰め込んで、しかもよく知られた名場面を独自の解釈で再構成したりできたもんです。すごく考えて脚本を書かれたのは十分伝わってきます。 でも、やっぱりウルトラマンは子供のものであるべきですよね。 円谷プロが生んだ珠玉の特撮シリーズを、観るべき年齢の時に観ることができたという幸せを、いまさらながら噛みしめています。 今作で一番ワクワクしたのが、スタジオカラーのロゴが出るときの効果音だったりして。
[映画館(邦画)] 5点(2022-05-18 00:48:59)(良:2票)
40.  ベルファスト 《ネタバレ》 
(鑑賞後に調べました)なるほど、ケネス・ブラナーは1960年生まれのベルファスト出身なわけね。これは、まったくの私小説ならぬ私映画です。 予告を見れば、北アイルランド問題が背景にあるのはわかるわけで、この問題を深くは知らない私は、観る前、「理解できるかなー」と、少し不安だったりしたのですが、その心配は全くありませんでした。紛争は、あくまで子供の視点からしか描かれておらず、なんだかよくわからないが大人たちが揉めているなあ、という程度の扱いです。 そんな不安定な情勢の中でも、子供の小学校生活は、サッカーに興じたり、同級生に恋をしたり、そして少しのオイタをするなど、ごく普通に、というか、かなり幸せに流れていきます。 だから、結局紛争の激化のために、愛する故郷を離れなくてはならなくなった主人公の少年(監督自身)の望郷の想いが、ごくストレートに描かれているだけで、まあ要するに普遍性は全くなく、同じ60年代生まれではあるとはいえ、遠い東アジアのおっさんが共感できる部分はほとんどないわけで。 この人の作品は、絵作りはそれなりに丁寧なのですが、これと言って魅かれる部分がないんですよね。今作の、モノクロの選択や、間に挟まれるスター・トレック、真昼の決闘、チキチキバンバンなどの作品とか、パートカラーの使い方とかも、上手い、というよりは、あざとさが目立っている気がします。 あ、そうそう、ジュディ・デンチのラストのアップは、さすがの名女優の貫禄たっぷりでしたね。このシーンだけで、映画の格が一段上がっています。
[映画館(字幕)] 5点(2022-03-30 00:23:52)
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