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グルコサミンSさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 281
性別 男性
自己紹介 基本 SFとアクションとコメディが守備範囲。
映画通ではなく、中レベルの映画ファンです・・。
苦手なジャンルや興味のない映画は元から見ないし、観て良かった作品ばかりレビューしてるので、8~10点ばかり付けてしまいます。
期待した作品と、期待してなかった作品で、評価が上下してしまう癖が
あります。あと話題の大作とかには、評価は辛目です。

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21.  インセプション 《ネタバレ》 
ノーラン監督の傑作映画、しかも日本の謙さんも出ている。 夢オチ物は安易だという向きはありますが、こりゃレベルが違います。 装置で繋がった相手と、夢が共有可能になる。 夢の中で、夢を見ると時間は長くなる。 重ねた結果、50年の人生を過ごしてから目覚める事が可能に? なるほどそういう設定で来ましたか? 目の付け所チャイますね、この監督。 なんか毎年リプレイして見てしまうスルメの様な作品でした。
[DVD(字幕)] 9点(2016-04-06 22:07:36)(良:1票)
22.  告白(2010) 《ネタバレ》 
この監督、映像表現が独特ですね。 屋外のシーンですら、人工の光と影のような不思議な絵になってます。 それが幸か不幸か、一回目の鑑賞では、嫌味に感じてしまい、評価対象外でスルー。 がしかし、ホラーの「来る」を見た後だと、この映像が馴染んでしまい、これが正解のような・・。 いずれ、一回目の時に強かった「薄気味悪い子供たち」の拒絶反応が薄れて、二回目はじっくり 鑑賞できました。 点数上方修正します。 にしても原作の通りサイコな少年達に対し、正しい裁きではなく、地獄の復讐を仕掛ける教師。 その復讐の為には、ターゲットの家族も、クラスメートも、新任教師も、巻き込んでいく冷血に対し、 どういうわけか共感してしまう自分の危うい資質に気づかされる物語。 ラストシーンで、相手の口癖を真似る元担任女教師。 二回目の鑑賞では、超はまりました。  難点は、音声の編集ですね。会話の一つ一つが、表の意味裏の意味あるので、聞き取れないと 意味が無くなります。でボリューム上げてると、子供の絶叫シーンで盛大に近所迷惑になる。 子供の悲鳴とかは、無茶苦茶体裁悪いのでヤバいですう・・ 家庭向けDVDはその辺を 考慮して編集してもらいたい。 映画館ならこのままで良いとは思いますが・・ てなわけで、レンタルして視聴の際は、字幕出して観るのをお勧めします。 これじゃ日本の映画なのに、洋画と変わらないじゃん・・と最近、切に感じますわ
[DVD(邦画)] 8点(2022-08-07 19:05:13)
23.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
潜水艦の映画と観れば、期待値以下なんでしょうね。 戦争を回避のために、極力戦闘を避け、終盤は逃げ回ってるだけでツマラナイかも。  ただ、もっと大きな視点で、クーデターへの阻止へ向け、両国の分別ある軍人や政治家が、 最良の落としどころへ、手を取り合って成し遂げる物語は観てて気持ちいい。 思い出すのは、ショーンコネリーの映画レッドオクトーバーですね。 あれはクーデターとは違うけど、戦争の回避に、敵同士なのに協力する物語。 あの映画が好きだったので、こちらも楽しめました。  最後に悪者の要塞にミサイル攻撃した駆逐艦のシーンに違和感が・・ 駆逐艦の艦長はドゥーロフの手下だったのに、ミサイル攻撃を許可するとは思えない。 要塞が粉々になった後で、駆逐艦の指令室のシーンに、手下の艦長・・居ましたっけ? 周りの乗員に拘束されたのか、なんなのか気になるんですが・・(笑  都合良すぎな点も多いし、いろいろツッコミどころもありますが、スルーしておきました。
[DVD(字幕)] 8点(2021-02-02 16:13:46)
24.  オリエント急行殺人事件(2015)<TVM>
放送当時、録画してみたけど、あまりの長さに、後編を飛ばし見して、記憶が薄くなった今・・ 借りて来て見直しました。 笑いの少ない前編に対し、コメディにしてしまった後編は蛇足と感じてたのに、今回意外に引き込まれた。 推理する側からの視点の前編に対し、犯人達側からの視点の後編。 実に興味深いです。 仇討ち、敵討ち、復讐、制裁、私刑、それにより殺人の共犯になる悲壮感は乏しく、逆に意気揚々として 参加する面々のやり取り(勝呂からみれば舞台裏のやり取り)が面白い。 なるほど、これは新しいリメイクの手法なのかも。 ただ、5時間半もあるので、週末に観た方がいいです。 平日の21時に観始めた自分は睡眠不足で ふらふらしました・・。 つい一気見する面白さでした。
[DVD(邦画)] 8点(2020-12-04 22:11:09)
25.  アジョシ
見たいものが最近無くて、他人のイチオシで鑑賞。素直に面白かったなと。 元暗殺部隊のスーパーな主人公が、隣人の窮地に立ちあがり、悪人を一網打尽・・てな、 お約束シナリオと言えばそれまでですが、面白いんだからしょーがない。 日本映画ではなかなか踏み込めない残虐でグロいシーンがあり、万人受けとはいかないけど 大人向けのアクション映画は、本来かくあるべき。 儲け優先で、大人から子供までとか言って、箸にも棒にもならない映画になるよりは遥かにイイ感じ。 ラスボスの断末魔にあともう一工夫欲しいかな、庶民・特に子供の敵の、悪魔の悲鳴が足りません。  韓国映画独特の鼻に付く演出が無いわけでもないが、まあまあクールにまとまった方かも。 まだスマホが多くないとこが、10年前の作品らしい部分。リメイクされてもいい時期かなとも思いました。 そんな期待をしてしまう程、面白かったという事です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-11-30 23:43:51)(良:1票)
26.  黒井戸殺し<TVM>
アガサの原作は知りません。 誰かに勧められて気になっていた作品。 今回やっと見れました。 中盤まではあまり面白いという感じは無かったのだが、ラストでガツンと殴られたような驚きが・・。 なる程、登場人物がそれぞれに秘密を持っていて、本当の供述は半分程度。普通の捜査では迷走確定。 しかし、勝呂探偵の目は最初からターゲットを捉えていたのだろう。すべての不可解な行動と調査は 犯人の筋書きの荒を、一つ一つ拾い集めて推理の土台を固めて行く作業だったと・・。 そして、普段の人を食ったような素振りとは裏腹に、各人物の心の奥にあるものを確実に捉える。 推理物の古典では、現代のような科学捜査は無いに等しい。その中で犯行に至る背景、動機、 実行の可能性、そして犯行を裏付ける材料を積み上げていく。 本来多人数で時間をかけて捜査を される工程を、実に効率よく探って行きながら、周りからは不思議な変人にしか見えない勝呂。 犯人を見事に翻弄し、気付いた時には反論の余地は残っていない。 ラストシーン、解決したものの、救われない現実を前にした孤独な探偵の表情が忘れられない。 強い印象が残る映画でした。  最初と最後が全く違う映画・・。 実にオモシロイ。
[DVD(邦画)] 8点(2020-10-31 21:53:37)
27.  ローガン・ラッキー 《ネタバレ》 
1回見て「大して面白くも無い」という印象でスルーしようかと思ったんですが、 理解が足りなかったと思い直し、もう一度最初から見直したら、はまりました。 人間関係が複雑で、顔を覚えるのが苦手なので、2度目は食い入るように見たら 大変面白い脚本だと気が付きました。日本映画だと顔は忘れないのに・・  田舎の馬鹿兄弟の行き当たりばったりなクライムコメディだと予想してましたが 実は、兄ローガンの緻密な計算の上で、身内も手玉に取って失敗を偽装しての成功。 まあ騙されるチームメイトがホントの馬鹿ばかりなのは予想通りでしたが・・ カネを盗まれた企業も一体いくらあったのか集計する前のカネなので、損害が 不明。もしかしたら大した額でもないと諦めてしまうのも、先を読んでいたと・・。 最後に、欲を張らない範囲の金額をゲットし、仲間に届ける兄ローガン。 不運が続き伝説となっていたローガン兄弟(妹も入れて3人)の祝杯でフィナーレ かと思いきや、酒場の隅にFBI特別捜査官の姿。 なんとも言えない感触ですが、オールドロックミュージックでナイスな後味。  ジョンデンバーのカントリーロードが何度も出て来て、キングスマン2を思い出した。 まさに典型的なアメリカンムービーです。自分は大変気に入りました。 ただ、自分のような外人の顔と名前を覚えるのが苦手な人は、2回見る必要が・・・
[インターネット(字幕)] 8点(2020-05-07 00:06:30)
28.  コンテイジョン 《ネタバレ》 
コロナパンデミックのご時世なので、思い出して5年ぶりに鑑賞。 致死率30%の強毒で、潜伏期間が数日ある為に感染爆発するヴァイルス。 年齢による重症化率の差は無く、感染から10日程度で脳細胞が崩壊し死亡。 例によって中国から始まるのだが、最初のスプレッダーがアメリカへ帰国して死亡するが 帰国途中の中継地で浮気してしまい、広範囲に拡散。 多数の有名俳優が、WHOやCDCを始め、政府関係者や研究者の面々を演じる構成の為 ストーリーはぶった切のドキュメンタリーの様相だ。そこがイイ。リアルな趣がある。 ヴァイルスの感染拡大のパニックの流れと平行に、フリージャーナリストが暴走して デマを広め、投資家を誤誘導させて経済市場も感染爆発へ。自身は5億円も稼いでしまう。 ただ、政府のワクチンが偽物だと決めつけ、効かない薬草レンギョウを大々的に推奨した 事で、この先膨大な訴訟が待っているらしい。 医療は崩壊、葬儀もできず、警察もオーバーフローし、食料の配給も滞り、強奪や強盗も横行。 街はスラム化し、引きこもるにしても銃で武装が必要な状態へ。 ワクチンができても数が足りるわけもなく、奪い合いどころか、誘拐してワクチンと交換要求する 事件が多発・・  どこまでも腐敗して膨張する人間の業に、辟易する映画ではある。  実際こーなるだろうという、よーくできたシナリオですが、マスクや防護服の不足の話は無い? 死亡率が高いので、今流行っている新型コロナを恐れない若者たちは、この映画では少ない。 一応ですが、何か月も自宅待機でのストレスの描写はあるが、セレブの広い自宅でピンとこない。 下層の国民の生活の方を描いて欲しかった。  ふと思うのは、ここまで荒廃してしまったら、公共事業が維持できていたのかという疑問。 電気ガス水道は来ていたのだろうか? 「死にたくないから他人と離れたい」じゃ、仕事に支障 きたすのは、民間人だけじゃない。その辺の掘り下げが今一つかなあ。 でも、よくできた映画だと思います。残念なのは2011年の公開時期が、大震災の後であり話題に なれず、記憶に残らずに公開終了していた点かな。 今こそ再評価されるべき貴重な映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-03-24 18:29:18)
29.  1917 命をかけた伝令
長回しが多いと言う事で、手持ちカメラの酔っぱらい映像ばかりの 疲れる映画かと敬遠してましたが・・・、周りの評判につられ先日やっと鑑賞してきました。 さすがに近年の撮影技術の向上で、手ブレ補正されていて落ち着いた絵が続きます。 ワンショットはそれぞれ30分続くかどうかで、編集が一切ないとは言えませんが、演劇的な同時進行感はある。 無理に長くして、絵や演出がおろそかになっては本末転倒であり、これでも充分に臨場感はあると思う。 CGが使われたのかどうか自分には情報が無いので断言できませんが、リアルな映像だと驚きました。 ただ、演出的にどうかと思ったのが、地下の閉鎖空間で爆発に巻き込まれたのに、体はともかく鼓膜が無事って 無いような気がします。鼓膜破れなくても、かなりの長い時間聴力は戻らないはずですが、役者は会話してました。 大正時代の戦争なので、後の戦争に比べ爆弾の殺傷能力は低めかもしれませんが、全体にバラエティ感が散見。 最近の映画にように、CGで人体が粉々になるシーンが必要だとは言いませんが、割と表現は控えめでしたねえ。 それでも戦場を駆け抜けるスコフィールド君の気迫は迫るものがあり、探していた人物との対面後の最後の表情は ラストシーンとして最高の時間になりました。 人気の有名な俳優が脇役に徹していて、映像がスコフィールド君に集中したところは正解でしょう。 反戦映画なのかどうかは置いといて、一人の若者の戦場での奮闘を疑似体験したような気分がしたので良しとします。 比較対象がジョーカーとパラサイトの昨年度なら、この作品こそが作品賞だったのではと個人的には思いました。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-18 18:31:20)
30.  パラサイト 半地下の家族 《ネタバレ》 
9点にしてみたり、7点にしてみたり悩んだ挙句の8点。 前情報入れ過ぎで見てしまい、驚く事は出来なかったが、素直に面白かった。 1歩引いて考えると、これだけの金持ちが、自宅に他人を何人も招き入れるのに 素性の確認もせず、室内に監視カメラも付けないって、どんだけ能天気なのかとも思う。 ストーリーを都合よく進めたいが為の、甘々な設定が多い。 本当に貧乏なら、金持ちに直ぐ見破られてしまうのだが、鈍感なセレブという設定かな? 更に欺いた相手の家で、あんなにハメ外して宴会するとか、緊張感のない犯罪一家。 万引き家族にも似た、浅はかでアンダーグラウンドなアジア家族の描写に、当のアジア人である自分は ついイライラしてしまう。 それでも、後半のバイオレンス展開からラストまでは、引き込まれてしまった。 情報が無ければ主人公は誰なのかすら間違えそうな脚本がイイ。予想の斜め上の結末に唸ってしまった。 なーんだ、アッサリここで爽やかにエンディングかと思わせておいての、ラストショットで、また唸る。 かつての映画、未来世紀ブラジルを思い出しましたよ。 このラスト良いです。 映像も音楽も、韓国感覚丸出しではなく、落ち着いたもので、欧米の映画ような品格があります。 変な韓国歌謡曲で終わる映画多かったので、その分、今回は新鮮でした。 アカデミー賞を取るに相応しい映画かというと、肯定も否定もない。あの賞自体が以前から 迷走しきりなので、比較された作品の方に要因があるのかも。 今回は、ヘイトは慎みまして、素直に称賛を送りたい。ホント、なかなか面白かったですよ。  あと、お色気シーンが独特です、肌は見せないけど、超エロい。この濡れ場はありそうで無かったかも。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-13 19:15:40)
31.  ジョジョ・ラビット 《ネタバレ》 
まあまあ良い映画という感想です。 予告編見て、コメディなのかと勘違いして見に来たら、少し違いました。予想より重い内容のお話でした。 使われている楽曲が、実際の40年代ではなく 60年代以降のポップスなのが変ですが、戦争を知らない世代の 拒絶反応を和らげる効果はありそうです。 10歳の少年の目線で描かれる戦時下の生活。レジスタンス狩りの恐怖を、他人事から身近な現実へと変化する中、 母親がユダヤ人の娘を匿っていた事で、主人公に降りかかる辛い出来事。 しかし、どうなんでしょうか? ちっとも暗い映像にはならない・・。天気のいい日ばかりだし、ゲシュタポも 殺気が感じられないし、どこか呑気な感じがする。多分、戦争は終盤で、敗戦間近の為、市内のユダ狩りどころで は無くなってなっていたのだろう。 母親の出演シーンが少なくなって、少年が突然その死体と対面するシーンは、母親の靴しか映ってないので、勘が 悪い自分は、誰の靴にしがみついて泣いてるのか理解が遅れました・・。ユダヤ人やレジスタンスの縛り首の死体は 見せるが、母親の死体は見せない姿勢は、どうなんでしょう。もう少しヒントくれてもと思ってしまうが・・  少年は多感な思春期で、異性を初めて意識する年頃。そして、存在してはイケない秘密の家族との接し方は、迷走を 極めてしまい、相手を突き放したり、必死に関係の修復を図ったり。 少年あるあるのエピソード。 尊敬して崇めていたヒトラーへの思いは、身近な現実で段々と否定されていき、母親の死によってついに対極に至る。 最低の奴かと思っていた少年兵団の訓練教官は、実はイイ奴だったというのが救いでした。実際救われている。 戦争が終わり、ついに外へ出る少女。何を叫ぶでもなく、開放感をかみしめるように踊る姿で終わる物語。 これからの生活がそんなに容易なものではないのだが、つかのまの幸福感で観てる側も満たされました。 背中に爆弾付けられて突撃させられる子供も居たり、笑ってはイケないシーンが少なくないのですが、終戦後に 生き残った親友との再会シーンがイイ。「早く帰ってママにハグされたいんだ」に頬が緩みました。 いろいろと不思議な映画です。 最高かどうかはワカラナイけど、過去に例がないし魅力も多い映画でした。
[映画館(字幕)] 8点(2020-02-05 21:35:39)
32.  ターミネーター:ニュー・フェイト 《ネタバレ》 
サラ・コナーがカッコイイ。ストーリーはイマイチ。アクションとスペクタクルは上出来。 サイボーグお姉ちゃんが、MADMAXのシャーリーズ・セロンに似た雰囲気。  問題のシュワちゃんの役どころがねえ・・ 人間愛に目覚めたには、目が点になった・・。 かなり引きましたが、それを差し引いても、たたみかけるダイハードな戦闘の連続は楽しかった。  よーく考えると、イマイチな設定とストーリーですが、大スクリーンと大音響でみるアトラクションとしては 満足度がありました。ストレス解消になったので良しとします。
[映画館(字幕)] 8点(2019-11-14 00:20:46)
33.  トランス・ワールド 《ネタバレ》 
これは素直に面白かった。 アイデア一発の、見せ場なしの低予算SF。序盤のサスペンスホラーの予感は見事にハズレ・・(笑 山小屋サバイバルが、微妙にアンリアルで気になったけど、問題ではない。 空爆シーンの日本ドラマ並みの安いCGも残念だけど、問題ではない。 話が進んで、場所が違うとか、時間が変だとか、段々面白くなってくる。 もう少し予算得て、リメイクされて欲しいかも。 見た人は結末知ってるから意味無いけど、未見の人の為にですね。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-06-23 12:36:54)
34.  エイプリルフールズ 《ネタバレ》 
昨年かな、最初の15分くらいで、見るのやめました。 先日テレビで放送してたので丁度その続きを見てしまい・・ラストまで笑い転げました。 メチャクチャな誘拐の件、リュックが交換されたのに気が付かない点、納得困難な箇所は 少なくないのですが、それを挽回するギャグが良い。 見所は、松坂君のクズ男っぷり。戸田恵梨香ちゃんのキレ女。子役時代の浜辺美波ちゃん。 それぞれの俳優の普段と違うキャラも楽しめました。 ドラマ・リーガルハイのサブキャラの小池栄子さんが、「井出君」を呼んだシーンも爆笑。 その井出君は、久保田正孝君とゲイのカップルで出演・・。 全てのエピソードが爆笑というわけでも無いんですが、なにしろ皆関係者なので我慢です。 冗長なのは、皇室のフリしてた年配夫婦の歌と、宇宙人勘違い少年のラストシーン。 その辺は、テンポがガタ落ちで間延びなので、もっとアッサリ編集して欲しい。 笑えて、感動もありで、全部繋がって行く面白さがあるバランスのいい映画。 豪華な多数の俳優陣の無駄使いに見えますが、それぞれの持ち味が充分に出てます。 怪しい占い師の予言に絡む、高嶋政伸と岡田将生も面白いキャラになってます。 どうして前回見るのやめたのか・・今頃後悔してます。 ちなみに録画してもう一度見たら、1回目より2回目の方が笑えました。自分にはツボかも。
[地上波(邦画)] 8点(2019-05-07 15:58:57)
35.  七つの会議 《ネタバレ》 
見せ場も無く。予算も掛かってない、ドラマのような映画。 なのに、結構面白い。 萬斉氏のキャラが実に良い。 前のめりで見てしまった。 大会社の腐った内情、振り回される中間管理職。サラリーマンは気楽な家業ではない。 謎の社員の行動に疑問を抱き、調べまわる脇役の2名が、これまたいい雰囲気。 日本映画によくある、「セリフが聞き取りにくい問題」だいぶ良くなってます。 最後の御前会議のシーン、カメラから距離あるのに、セリフが超オンマイクでした。 マイクの性能というより、アフレコしたのかも。へんなリアルより、何を話したのかが 解らなかったら、遺憾ですよ。映画はかくあるべし。 会社ぐるみの不正の原因が、日本独特の侍精神ていう結論・・ まあ一理あるかもなあ いずれ、最後どうなったのか見届けられたので満足です。また北大路欣也氏の逃亡成功が 少し残念だよね。会議の議事録は無いってトコ、録音して欲しかった。 隣の館のポンコツミステリー映画よりは断然面白かった。
[映画館(邦画)] 8点(2019-02-15 17:33:59)
36.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 
暇な休日に、予備知識無しで観たら意外と面白かった。ネタバレは禁物の映画です。   殆ど不可能な医療技術の実現が前提のSFになるので、現代という設定は本来無理な話ではあります。 こうなると、ゴーストインザシェルの領域に入ってくる? 大きいとはいえ田舎の一軒屋で、超最新の医療を施術というのも、無理無理ですが、そこも我慢。 隠れていた人格が、カメラのフラッシュで表に出てくる弱点には、少なからず失笑。 あと、黒人ばかりを選ぶ理由が、情なくて泣けてくる。オツムはどうでも良くて体は強靭・健康である必要? 肝心なのは誘拐されて行方不明でも警察が本気で捜さない人材・・ これが黒人の方が都合がいいという事か。 どこか白人の自虐というか、差別を前提にしたスタンスに感じるのが残念。あえてスルーして試聴。 結果、自分は楽しめました。  要は生きたまま生まれ変わるという、絵空事の物語(しかも犯罪)を、現代のリアルに当てはめた物語。 あまり考えずに、不気味な感触を味わうべきなんでしょう。  特筆は、ラストシーン! 一気に脱力するセリフ! この手の映画では、あまり無かったセンスが爽快!
[インターネット(字幕)] 8点(2018-09-19 20:39:18)
37.  TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 《ネタバレ》 
全く期待してませんでしたが、報復絶倒でした。 クドカンの悪乗り炸裂の上、ギターマニアにも楽しめる内容。 フリードマンとチャーの出演が嬉しい。出来れば主演は冠二郎じゃなかった、冠徹弥さんで決めて欲しかった。 それでも、長瀬君は演技では喜怒哀楽のハジケっぷり、気合入っていてハマってました。 ツボなのは、動物に転生して、元カノを追い求めるシーン。インコやアシカ、ザリガニに犬。それらに 声を当てている神木君が最高です。特に犬が腰を振るとこは、ひっくり返りました。 こんな奇想天外で罰当たりな映画、不謹慎だし、とても人には薦められないので、ここで匿名で推奨しておきます。
[DVD(邦画)] 8点(2018-04-05 09:41:51)
38.  キングスマン: ゴールデン・サークル 《ネタバレ》 
前作にも増して残酷なシーンがあります。さらに悪趣味なグロ。普通なら見ません。  が、しかし・・たたみ掛けるアクションと、奇抜なアイテムのオンパレード。 見せ方も、スピード感の中にも華麗で美しい動きが次々とハジけてます。 遊園地のアトラクション的な楽しさと、高揚感を最初から最後まで大サービスの映画。 下品と上品の混在するスパイ映画。まあ、コレはコレでいいんじゃないですか? エルトンジョンがチョット出ではなく、本人役なのにセリフもアクションもあってビックリ。 オープニングのプリンス「レッツゴークレイジー」から、ハイテンションでノリノリ。 そして、マーリンの歌う「カントリーロード」 胸に沁みました。涙・・  ツッコミ所は多いです。悪の組織があまりに少人数のギャングばかりだし、ロボアームの 攻撃に耐えるエグジーの身体能力がシュワちゃん以上で、有り得ない。 頭撃たれて死んだ後でも、助けられる技術とか・・??? どこまでも都合のいいお話ですが、あの爽快感がすべて吹き飛ばしてくれました。 最近下手なSF映画ばかりでウンザリしていたら、コチラでストレス解消できました。  体が毒される過程で、踊り続けてしまう症状のシーンが、笑い堪えるのに苦労しました。 観客を楽しませるサービス精神は大いに評価します。  出来れば、サイコのハンバーガーは勘弁して欲しい。それだけはヤメて欲しかった・・・1点マイナス  ウイスキー役のペドロ・パスカルさんが 俳優として初見でした。バートレイノルズに似てる? キャスト一覧にある「マイケル・ケイン」 出てたかなあ? 見落としたのでしょうか?
[映画館(字幕)] 8点(2018-01-11 19:42:58)(良:1票)
39.  カンフー・パンダ3 《ネタバレ》 
出るべくして・・・なかなか出なかった・・パート3。 もはや前作の記憶が無くなっていましたが、突然の生みの親登場で、かすかな記憶が戻りました。 今回の悪役は、師匠の上の師匠の大昔の同僚。ダークサイド転落してあの世に送られたはずが、 この世に舞い戻ってカンフーの全滅を目論む。それを止める唯一の力を持つのはパンダ一族だった。 ポーがパンダ村へ帰還して、その伝統の技を継承する事ができるのか・・? て予告編解説か? 丸々としてゴロゴロしてばかりのパンダが沢山。パンダ好きにはたまらん絵ですねえ。 相変わらず、スピード感、躍動感のあるCGアニメに、キレイな背景。まさに実写化とは無縁の 存在感のアニメーション。おデブキャラならではのギャグ満載で、死角がない仕上がり。 前作で夜のシーンばかりの暗いイメージとは変り、鮮やかな画面での生き生きと動き回るポー。 どんなに強くなっても、仲間と楽しく過ごし、師匠を尊敬し、驕りの無いポーの姿。実にいい。 安心して子供に見せられる良作です。 もう今作で完結・・ですよね?
[DVD(字幕)] 8点(2017-12-26 15:34:43)(良:1票)
40.  美女と野獣(2017)
ファンタジーは苦手です。ミュージカルときた日にゃ・・大嫌いなジャンル。 家族が見たいから借りたDVD、帰す前にオーディオから音を出して鑑賞してみました。 どーせつまらないから15分も見たら早送りしてラストを見ようかと思っていたのに・・。 冒頭のミュージカルで、萎えかかっていた筈が、オーケストラの音響があまりに素晴らしく 音に引きこまれて、止める気がしなくなり、最後まで一気に見てしまった。 気が付けば、苦手な女優「エマ・ワトソン」が演じるベルにすっかり心を奪われてしまい 勝手知ったるエンディングへの流れなのに、いい年の親父がウルウルして見ている始末。 さすがのディズニークオリティ。ひねらず、王道の流れのまま実写映画化なのに、豪華 絢爛で、ユーモアに溢れ、愛おしいキャラクター、重厚な音楽がぐいぐい引っ張る。 いい作品じゃないですか、これは映画館で見たかった・・失敗したなあ。
[DVD(吹替)] 8点(2017-10-09 23:22:12)(良:1票)
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