21. オットーという男
《ネタバレ》 鑑賞後、「最近、似たような映画を観た気がするなあ」と調べてみると、なんとそのリメイクだった。 (https://www.jtnews.jp/cgi-bin/review.cgi?TITLE_NO=24252) ただ、大筋以外の細かいところが、現代風にアレンジされていた。 (SNSリポーターとか。) 終盤のシーンで、オットーが自身の身の上のすべてをマリソルに明かすところ、 不動産業者を撃退するところはベタだけどグッときた。 序中盤が少々退屈でしたが、王道展開のなかなかいい映画でしたね。 ソーニャ役の女優さんは美人だった。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-09-08 09:20:10) |
22. いまを生きる
《ネタバレ》 終盤にニールが死んでしまう展開は、正直あまり好きではないけれど、 逆にこの展開だからこそ、ズシンと心に響くのかもしれない。 ”物事にはいろんな見方がある”というのがキーティングの教えの一つだったが、 ラストシーンで座ったままだった一部の生徒の存在が、キーティングの考え方を絶対的なものとはせず、 この映画をまた味わい深いものにしている。 印象的だったのは、内向的だったトッドが自身の内面をさらけ出すシーンと キーティングがマーロン・ブランドのものまねをしていたシーン。 これだけでも、この映画を観た価値はあったと言える。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-08-12 11:34:53) |
23. RONIN
《ネタバレ》 ロバート・デ・ニーロとジャン・レノの共演ということで期待したけれど、 う~んって感じの内容だった。 まず話の内容が分かりにくい。 おそらく大筋の敵役はシーマスとグレゴールと思われるけれど、 どっちも”小物感”が強くて、イマイチ。 随所でカーチェイスのシーンがあったけれど、 特に終盤のは長すぎて間延びした印象。 結局ケースの中身も分からなかったし、 なんかスッキリしない終わり方。 序盤の有能なデ・ニーロの立ち振る舞いにはワクワクさせられただけに、 尻すぼみ感が否めない。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-08-11 09:26:13) |
24. 藁の楯
《ネタバレ》 特に、ストーリーの流れ・演出があまりに”アレ”だった。 致命的だったのが、登場人物をバッタバッタ退場させるのは別にいいのだけれど、 それぞれに進行上の”意味”や”効果”があまり感じられず、呆気に取られている間に終わってしまった感じ。 内容・題材的に終始シリアスだったのだけれど、 これならツッコミどころ満載のバイオレンス系に全振りした方がまだマシだったように思う。 ただ演者さんは、主演からその他脇役も含めて、 できる限りのいい演技はしていたと思う。 藤原竜也に関しては、最初から最後まで嫌悪感を増長するような”ハマリ役”だったと思うが、 終盤に松嶋菜々子を”おばさんくさい”という理由で殺したのが、個人的には一番許せなかった。 [インターネット(邦画)] 2点(2024-08-09 16:20:50) |
25. 96時間 レクイエム
《ネタバレ》 話の展開とは言え、最序盤で元妻を退場させたのはいかがなものか? そのせいで、2作目と違ってどうしても後味の悪い結末に。 とはいえ、主人公が警察から逃げながら真犯人を探すというのは、 王道ながら間違いのない展開。 娘が終始主人公を信じ続けたことと、 主人公の友人兼仲間に見せ場があったことも良かった。 1~3作目全て良作と思える作品は珍しいのではないか。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-07-26 10:19:32) |
26. 96時間 リベンジ
《ネタバレ》 前作と比べ、主人公の独壇場ではなかったけれど、 その分、娘の活躍があったり、元妻のお色気?シーンがあったりと、 いろんな意味で”バランスのいい”映画になっていた。 敵の親玉は自分の息子の悪事は棚に上げるどうしようもない奴だったけれど、 そんな奴に主人公がラストで慈悲を与えようとした理由も 納得のいくものだったし、全体的に話の流れが自然だった。 後味もいいし、続編としては無難にいい出来だったと思う。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-07-21 09:12:11) |
27. 96時間
《ネタバレ》 終盤の展開が少々淡白だったような気がするけれど、 テンポが良く、長さもほどほどで、観やすかった。 何より娘の無事以外は一切気にしないという”割り切り”が、 非常に心地よかった。 それにしてもハメを外した娘の友人は死んじゃったし、 外国は本当に怖い所なのだというのを、実感しました。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-07-20 08:44:01) |
28. トレーニング デイ
《ネタバレ》 序盤は退屈でしたが、観終わってみるとまあまあ。 最後の最後までデンゼル・ワシントン演じるアロンゾが完全な悪役であることを信じられなかった。 それくらい”善人役”のイメージが強い。 ジェイクに対するささやくような甘言が真に迫る印象で、 あれだけ極悪人なのに、最後の最後まで憎めない存在だったことは確か。 ジェイクは序盤は頼りなかったけれど、 終盤はよく頑張っていたと思う。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-12 16:20:26) |
29. ウルフ・オブ・ウォールストリート
序盤は品はないけれど、シーンの切り替わりがスピーディーで、テンポよくストーリーが展開。 ただ、中盤あたりから「なんでこのシーンにこんなに尺を使うのか?」と思うところがチラホラ。 さすがに3時間は長かったけれど、 随所のディカプリオの演説シーンは、カリスマ性が感じられてすごくよかった。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-12 10:59:01) |
30. イコライザー THE FINAL
《ネタバレ》 2作目と比べて格段に面白かった。 まず、話がシンプルで、悪役が清々しいほどにクズ。 このおかげで、主人公にいたぶられて殺された時のカタルシスがすごい。 飄々と敵を殺していくデンゼル・ワシントンは、抜群にハマっている。 「明日やるのではなく、今日やることが大事」というのを悪役が教えてくれました。 ダコタ・ファニングがまさかスーザンの娘とは思わなかったが、 少々控えめな役どころだったように思う。 邦題は「FINAL」だけど、原題は「3」。 続編も期待したくなるけれど、主人公が”安息の地”を見つけられたということで、 これで終わるのもきれいなのかもしれない。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-07-06 21:41:22)(良:1票) |
31. イコライザー2
《ネタバレ》 悪役の無能感・小物感があまりにも気になった。 最終局面、なぜわざわざ主人公のホームグラウンドに乗り込んで、 アウェイの戦いに持ち込んでしまったのか? 人数での優位性に慢心したのか? 分からない。 前半のタクシーの乗客などのサイドストーリーをもう少し省いて、 メインストーリーに力を入れても良かったのではないか? 素材はいいのに、盛り上がりきることなく終わってしまった感。 まあ、でもデンゼル・ワシントンは格好良かったので、次回作も観ます。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-07-05 21:59:23) |
32. イコライザー
《ネタバレ》 主人公が強すぎてツッコミどころ満点だけれど、 テンポよく、話も分かりやすくて、何より面白かった。 終盤のホームセンターの工具で敵を倒していくシーンは、 アイデアに満ちていて、あの名作「ホーム・アローン」も思い出した。 続編も作りやすそうだと思っていたら、実際あるようなので、 近いうちに観ようと思った。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-30 09:33:51) |
33. オデッセイ(2015)
《ネタバレ》 こういう映画って何でも孤立した主人公が一人で解決しがちだけれど、 早々に通信復旧して、遠く離れた地球の人たちと一緒に問題に取り組んでいくのがとても良かった。 主人公はもちろんのこと、出てくる人々がみな優秀で、 いろいろと話が早くて、テンポもいい。 おまけにキャラも明るく、合間に明るいBGMが流れたりして、 題材の重たさの割に、観ていてストレスのたまりにくいつくりだったように思う。 最後はみんなハッピーで後味もいい。 多少ご都合主義でも、なかなかにいい出来。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-28 21:55:25) |
34. ブラック・レイン
《ネタバレ》 最後のアクションシーンをわざわざ”農村”でやったことに多少の違和感。 佐藤についても、ニックとの殴り合いの前に、わざわざ小指を切らせて手負いにする必要があったのか疑問。 あと、菅井の日本語が聞き取れなくてモヤモヤしていたら、 英語を突然話し始めて、これには字幕が付いたことに、思わず笑ってしまった。 とまあ、細かいことはいろいろ気になりましたが、 日本のやくざ文化とか、うどんをすするシーンとか、そういうところは概ねよくできていたかと。 あと、松田優作の演技は際立っていた。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-06-22 22:53:00) |
35. フォロウィング
《ネタバレ》 時系列シャッフルがされていて、「メメント」のベースになったようにも思える作品。 70分と映画にしては短めで、お話が少々粗目にも思えたけれど、 適度にスリリングで、なかなかよくできていたと思う。 ヒロインを殺し、主人公を陥れたコッブは”極悪人”だけれど、 殺されたヒロインも主人公も十分に”ワル”なので、自業自得って感じで、後味はそれほど悪くなかった。 終始モノクロ映像だった理由は、きっと演出なのだろうけれど 最後までよく分からなかった。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-06-09 09:34:33) |
36. グッドフェローズ
ギャングものの主役たちは、確かに悪人なのだけれど、 一定の美学のようなものを持っていて、それが魅力にもなるのだけれど、 この映画に出てくるキャラクターにはそうしたものをあまり感じない。 ほとんどのキャラクターが短絡的に見えて、 なかなかにストレスが溜まった。 実話がベースらしいので、こういうのが”リアル”なのかもしれないが、 2時間半見続けるのはしんどい。 マーティン・スコセッシ×ロバート・デ・ニーロということで、期待していたのだけれど・・・ デ・ニーロには良くも悪くももっと”振り切れた”役が似合う。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-06-07 22:22:22) |
37. ザ・ロック
《ネタバレ》 昔テレビで観た気がするけれど改めて。 2時間超えの作品ですが、テンポが良く、 メリハリの利いた展開。 各キャラクターもハマっていて、 両主役はもちろん、悪役にも信念があって良かった。 メイソンをただただ利用しようとしていた人間にはもう少し痛い目に合って欲しかったけれど、 そこまでやるとやり過ぎになってしまうかなあ。 [インターネット(字幕)] 7点(2024-05-31 21:59:14) |
38. スカーフェイス
《ネタバレ》 フランクを殺して成り上がるまでの展開は素晴らしかったけれど、 その後の凋落パートがやや冗長だったように思う。 ともあれ、終盤、孤独感と疑念に苛まれて、 クスリにのめり込んでいく姿があまりにも哀れだったり、 自分の信念の下、後先考えずに、暗殺を中止したり・・・ これらも含めて、“トニー”・モンタナという男の魅力なのだと。 いい意味でも悪い意味でも“人間らしい”キャラクターだったのだと思う。 あと、エルヴィラのフェードアウトがあまりにあっさりしていたけれど、 ヒロインは妹のジーナであることは間違いないので、仕方ないか。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-05-24 22:40:07) |
39. バンディッツ(2001)
《ネタバレ》 内容が少し粗目で、序盤・中盤の展開からこの映画の方向性・結末は大方予想が付いた。 あと、旅の同中の3人の三角関係に時間を割き過ぎて、 ちょっと終盤が駆け足に感じた。 それでも、登場人物のキャラクターはみんな立っていたし、 なかなかに楽しく観れました。 [インターネット(字幕)] 6点(2024-05-19 08:52:05) |
40. マトリックス レザレクションズ
《ネタバレ》 かなり前なのでうろ覚え状態ですが、一応前3部作は鑑賞済み。 まあ、シナリオに多少の無理やり感はあり、エージェントスミスやモーフィアスといった主要な演者さんが出て来ないのは残念ですが、 ネオとトリニティーに関しては続投で、2人に関してはハッピーエンド寄りだったので、そこは満足。 映像技術に関しては20年近く前の前作から格段に進歩しているはずですが、 う~ん、なぜかアクション部分が物足りなく感じる。 前3作のオマージュは随所で感じますが、 終盤のネオがずっとMr.マリックみたいになっていて、さすがに笑った。 [インターネット(字幕)] 4点(2024-05-17 22:19:33) |