381. レッド・ドラゴン(2002)
《ネタバレ》 ○話の面白さは普通。とは言え、ラストはハラハラさせられた。○相変わらずエドワード・ノートンは難役を見事にこなす。一方で、アンソニー・ホプキンスはそれほどの存在感はなかった。○話と続きとしてラストが「羊たちの沈黙」へ繋がっていくのは憎い演出。 [DVD(字幕)] 6点(2006-08-31 22:33:36) |
382. ハンニバル(2001)
《ネタバレ》 ○2016年元日に久しぶりの鑑賞。○「羊たちの沈黙」で作り上げられたハンニバルとクラリスの関係はアンソニー・ホプキンスとジョディ・フォスターだからこそ成り立っていたのだと再認識。ジュリアン・ムーアも悪くはないが、妙な色気が邪魔していた。○クラリスがFBI内で立場を悪くするきっかけとなる序盤のシーンも無理矢理感あり、ちょっと話に入れず。○まあまあの面白さはあったが、期待している知的なやり取りなどがあまりないのが残念。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2006-08-31 22:31:33) |
383. ナショナル・トレジャー
こちらが考える間もなく、謎を次々にあっさり解かれてしまっては謎解き映画の意味がない。陳腐な展開、大したことのないアクションなど、いかにもブラッカイマーの制作しそうな作品。彼はこの映画の出来にさぞかし満足していることだろう。 [映画館(字幕)] 4点(2006-08-31 22:17:53) |
384. トリプルX
ヴィン・ディーゼルの自己満映画。「どうだ。悪くてかっこいいだろ?!」と言わんばかりの態度の悪さはヴィン・ディーゼルそのものだろうと感じた。ムキムキなのに肉弾戦はなし。銃や乗り物を使ったアクションばかりで、そのアクションもへぼい。そして、主人公を除けば007のパクリでアクション映画としての新鮮味がない。 [DVD(字幕)] 3点(2006-08-31 22:09:57) |
385. 炎のメモリアル
《ネタバレ》 ○現在と過去を行き来する作品だが、過去のエピソードが割と淡泊。見た目の変化がないため10年経ったと分かる場面には驚かされた。○奥さんが夫の仕事を心配する場面があるものの、次のシーンでは夫の好きなようにさせるなど心境の変化を示す描写が全体を通して乏しい。○良い映画だが、深みはない、そんな作品だった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-31 21:58:26) |
386. ボーン・スプレマシー
《ネタバレ》 ○前作から監督が代わって路線としてはアクションに比重が置かれているが、前作の路線はある程度引き継がれているのが良い。○開始早々にマリーが退場するが、ボーンにはやはり単独行動が良い。続編でもその辺りは引き継がれている。○アクションシーンでは特に終盤のモスクワでの大掛かりなカーチェイスも映画史に残る完成度の高さであった。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2006-08-31 21:51:26) |
387. ボーン・アイデンティティー
《ネタバレ》 ○21世紀のアクション映画として後に大きな影響を与えた記念すべき1作目。改めてこの映画の完成度の高さを知ることができる。○あくまで地味なのだが、欧州が舞台となり今までのハリウッドアクション映画とは空気感が違う。そのちょっとした地味さが洗練された動きを引き立たせる。○また続編でも感じるが主役から脇役まで配役のセンスが素晴らしい。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2006-08-31 21:48:11) |
388. ホーム・アローン4<TVM>
よくこの程度の内容で映画化したものだ。 [ビデオ(吹替)] 1点(2006-08-31 21:40:12) |
389. マイ・ボディガード(2004)
《ネタバレ》 ○2017.10.25久しぶりに再鑑賞。○序盤から用心棒になるまでの下りは少し違和感あるが、ピタと交流深めてからの緩和と、誘拐の突然の緊張の均衡は素晴らしかった。○誘拐に身内が関わっていたというのは何となく想像でき、かつストーリーを安っぽくしてしまっている。○中盤以降はデンゼル・ワシントン無双を味わえるが、それなら後年の「イコライザー」の方が良い。○身内が関わっている為か納得はできるが、ピタが生存しているのはなぁ。 [映画館(字幕)] 5点(2006-08-31 21:23:31) |
390. オペラ座の怪人(2004)
《ネタバレ》 ○ミュージカル化に無理があったような。緊迫したシーンはミュージカルにするとコメディに見える。首絞められても歌ってるのはね。○クリスティーヌが怪人に惚れる動機が一切分からない。あんなに怪しい奴になぜ。○序盤のシャングリラが上昇しながら時間軸が変わっていくのは秀逸。 [DVD(字幕)] 2点(2006-08-31 20:50:37) |
391. メン・イン・ブラック2
《ネタバレ》 前作はノリがそこそこ面白く、トミー・リー・ジョーンズという意外性のあるキャストが良かったのだが、今作にはこれといって新鮮味がない。Kに記憶がない設定だが、記憶を取り戻すのはわかりきっているわけで、特に意味はなかった。 [DVD(字幕)] 5点(2006-08-31 20:17:22) |
392. バッドボーイズ2バッド
《ネタバレ》 ○よくもこんな下品な映画が公開されたことだ。死体を市内にばら撒き、ねずみが交尾する。誰が見たいねん。製作者の神経を疑う映画。○コンビものとしての面白さゼロ。言い合いばかりでどこが仲良しなのかさっぱり分からん。○アクションシーンこそそれなりの迫力があるものの、ストーリーが伴ってこそのもの。○マーティン・ローレンス太りすぎ。 [DVD(字幕)] 1点(2006-08-31 20:00:39) |
393. A.I.
《ネタバレ》 まずこの世界が理解できなかった。どういう世界なのかが断片的過ぎて全然つかめない。近未来の設定なのに中途半端に現代的だったりして、イマイチ乗れなかった。無駄に長いのも×。エンディングもひどかった。まず、いきなり何万年後って言われてもって感じで…そして、いくらロボットだからって幻想見させてハッピーエンドって言うのも白けてしまった。 [地上波(吹替)] 2点(2006-08-31 15:48:21) |
394. Ray/レイ
正直言ってジェイミー・フォックスにかなり助けられた映画だと思う。内容も構成まあまあの印象。 [DVD(字幕)] 6点(2006-08-31 15:43:22) |
395. コラテラル
《ネタバレ》 ○マックスとヴィンセントの設定の妙が素晴らしく、その二つが激しく交錯する場面には感動すら覚える。○ヴィンセントの殺人に巻き込まれた可哀想なマックスとして話は始まるが、徐々にマックスが慎重で、見栄っ張りな人間であると分かるようになってから話は面白くなってくる。○一方ヴィンセントは人の心を持っていないが、仕事(殺人はもちろん良くないが)に対しては真面目に取り組む男である。○これが同じ職場の上司と部下ではなく、タクシー運転手と殺人犯であるところが面白く、マックスはヴィンセントに勝手に教育され成長してく。特にフェリックスへバックアップを貰いに行くシーンは素晴らしい。やればできるんだと自信がついた頃、マックスがヴィンセントに一般論や人の心をもって説教するが、叶わぬ夢や女性に及び腰のマックスへヴィンセントが叱咤すると、マックスはもう怖いものなし状態へ突入。○彼の象徴であったタクシーを破壊し、数時間前に出合った女性を殺人犯から救い、ヴィンセントを冒頭の地下鉄の話そのままに全員が他人のロスに走る無人運転の地下鉄へ眠るようにやっつける。○終盤にかけてうまくいきすぎな向きもあるが、エンターテイメントとしてもマイケル・マンが得意の銃撃戦も盛り込み、見事な夜景とおしゃれな音楽をバックに盛り上がる。○個人的には、ジャズの即興の良さをヴィンセントがマックスへ教えるシーンの後に、マックスが「今夜のように?」と言っている場面があったが、あれはセリフ化しなくても、ジャズバーに来たってだけで十分だったかな。○にしても夜中に定期的に観たくなる中毒性がこの映画にはある。 [映画館(字幕)] 10点(2006-08-31 15:34:41) |
396. ラスト サムライ
外人が撮った日本映画にしてはひどくなかった。それにしても、渡辺謙の張り切りっぷりは鼻につく。 [DVD(字幕)] 5点(2006-08-31 15:29:14) |
397. ドリヴン
《ネタバレ》 全てにおいて描き方がいい加減なので誰にも感情移入できない。女に振られたぐらいで街中暴走して(確かに迫力はあったが、迫力があれば良いってもんじゃない)、ましてそれで処分もほとんどないのもひどい。絶対にその世界から追いやられるし。あと、いくら仲間が事故ったからって助けに行くわけもないし。もっとF-1の世界の事を勉強してもっと現実味の帯びた作品にして欲しかった。この世界はこの映画で描いているほどの軽さじゃない。 [地上波(吹替)] 3点(2006-08-31 15:10:53) |
398. バーティカル・リミット
《ネタバレ》 ○無駄に人が死にすぎ。一人救うために一体何人死んでるんだ。○よく比較される「クリフハンガー」ではあるが、オープニング一つとっても「クリフ~」に軍配。○終盤のアクションがくどい。長すぎ。○死んだ奥さんがまさか出てくるとは。いくら映画と言えども、あんな広い山の中で見つかるわけないでしょうが。 [DVD(字幕)] 1点(2006-08-31 01:49:32) |
399. ワイルドシングス2<OV>
○キャスト総入れ替えで前作と全く同じことをやってる。伏線がないのもエロが中途半端なのも前作と同じ。 [DVD(字幕)] 1点(2006-08-31 01:42:57) |
400. インビジブル(2000)
《ネタバレ》 ○透明人間の男が・・・と言う点では男の願望の映像化に成功している。○こいつらのやってることが理解できない。○終盤のアクションは予定調和。どうせ生きてるんだろうと思ってたらその通りに出てくる感じ。○悪いことやってる奴らがなぜ最後助かる。無関係の人たちがたくさん被害に逢ってるというのに。 [地上波(吹替)] 4点(2006-08-31 01:29:05) |