Menu
 > レビュワー
 > rhforever さんの口コミ一覧。21ページ目
rhforeverさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 826
性別 男性
自己紹介  好きな女優が大勢いて、その女優が出演してる映画はどうしても評価が甘く成りがちですw
 逆にロマンス物なんかでヒロインが好みじゃないと厳しく成りがちなのは、自分でも困ったものだと思っています。w
たまに2ch用語が出て、ご不快の方もいるかと思いますが、ご容赦を。
 あとですます調と、た、だ調が混在しますが気分次第です。

2016年3月 ブルーレイでマイインターン鑑賞中、ふと気づいたこと。自分にとっていい映画の必要条件は 面白いこと 好きな女優の魅力が十分出てること。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142
>> カレンダー表示
>> 通常表示
401.  事件 《ネタバレ》 
 法廷物としてはすごく面白かった。特に検事側と弁護側を対等に扱い、あくまで事実の究明を目指す裁判官達の姿が、今の日本の裁判ではほとんど姿を消している理想の姿だけに面白かった。またたった30年前の風俗の古さが逆に新鮮だった。  ただ、何年かぶりに見て感じたのは、事件そのもののしょうもなさ。これを人間性を表現する深い愛憎劇とか、冗談でしょ。単に非常にだらしのない、しかも優柔不断な男が引き起こした悲劇に過ぎない。  ぶっちゃけ、過失傷害でもいいような気もするんだけれど、自分から見れば、姉と肉体関係にありながら、妹とも関係し妊娠させるとか、もうその時点で死刑決定!(笑) 平成24年11月12日本当に、裁判そのものは面白いんだけれど、見れば見るほど男に同情の余地が無くなって。特に妹との関係など、俗に言う「据え膳食わぬは」以上でも以下でもないわけで。現在のような植物系が増える前の、この年代の男子はそれこそ体中の毛穴から性欲が噴出してるんで無理ないといえば、無理ないんだけれど、それを同情しろと言われても。他の方も言っている通り本当に事件そのものはつまらないですね。( あと、今回考えたんだけれど、たとえ身を投げかけられても腕に力がこもってなかったら、刺さりません。やはり過失傷害はむりですね)
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-05-05 12:24:01)(良:1票)
402.  ボディガード(1992)
 唐突なんですが、この映画金田一耕助が出ていてくれたならとしみじみ思った。いや、 彼が出ていても、事件の進行とか暗殺の防止に全く役に立つわけではないんですが(汗)。ただ、おそらく一番最後に、真犯人がどういう過去を持って、どういう動機で、 そしてどういう手段で、いろんなことを行ったかきちんと説明してくれただろうから。  なんて、つまらない空想をしたくなるくらい、説明不足というか、実は最初から何にも考えるつもりのない映画でした。ただ、あまりのつまらなさについつい流し見になり、そういったことに気づくのに3回もかかった自分もどうかと思いますが。
[DVD(字幕)] 3点(2011-05-02 11:34:33)
403.  50歳の恋愛白書 《ネタバレ》 
 こんな少し生活に疲れた地味目の女優さんにすごく惹かれたのが自分でも不思議だった。いくつになっても綺麗な人は綺麗ですね。それから内面描写がすごく丁寧で分かりやすかった。  しかし……、いくら分かりやすいと言っても、特にわれわれ日本人が素直にそのまま、普遍的なものとして受け入れてはならない映画だと思う。  なぜなら、登場人物のみならず製作者自体があまりにも「薬物中毒」というものに対する感覚が磨耗していて、ありきたりのものとして描きすぎだから。(別に、アメリカ映画では、これに限ったわけじゃありませんが)  だからこそ、われわれ日本人が見るときには、くどくなるけど作り手が意識していない、薬物中毒の恐ろしさ、特に本人のみならず家族の人生まで歪める恐ろしさをしっかり認識しながら見る映画だと思う。  しかし、アメリカ大丈夫か?国内に何百万人もあの母親みたいな人間を抱えて。恐らく、何百回となく銃の乱射事件が起きても、銃の保持を禁じられないのと、全く同じ理由で薬物の販売をきちんと取り締まれないんだろうが。  世界を主導する国の内情に恐ろしさを感じる。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-05-02 11:24:08)(良:1票)
404.  若者たち 《ネタバレ》 
 作られた時代や山本圭とか出てるんで、もっと思想色の強い映画かと思って若干、気が進まなかったんですが、案外そんなこともなく抵抗無く見れました。  塚、単純で馬鹿で熱血な兄が、兄弟姉妹と一緒に生活し、がさつな言動を繰り返したあげく取っ組み合いの喧嘩になるってストーリーは実は、下の方が書いてる某テレビドラマで馴染んでたので全く抵抗無く、かえって懐かしかったです。(映画には関係ないけど、あのドラマって出演者の関係で二度と放映されることないですね。カナシス)  あと、栗原小巻さんや佐藤オリエさんが案外と現代風の顔立ちで結構素敵でしたね。
[地上波(邦画)] 6点(2011-04-30 12:57:47)
405.  Shall we Dance? シャル・ウィ・ダンス?(2004)
 この映画を見ながら、自分は逆説的にいかに竹中が嫌いかはっきり分かった。 スタンリー・トゥッチが特に上手かったわけではない。ただ忠実に役柄をこなそうとしてるだけで。しかし、その分、つまりどんな役柄でも自分の奇矯な個性で染めなければ気がすまない役者が出てない分、こちらを上品に感じた。
[CS・衛星(吹替)] 7点(2011-04-30 12:14:54)
406.  のだめカンタービレ最終楽章 後編
えっと、自分がロムだけしてる別のサイトには、評価不能という評価の仕方があるんですが、まさしくこの映画がそれでした。  上野樹里という女優に全く興味を持ったことも無ければ、「のだめ」というキャラクターに魅かれたこともない人間にとっては、ただただ訳のわからない時間が過ぎていくのみで(苦笑)。  ただ、単に自分が理解できない、惹かれないというだけの理由で長い、長いストーリーの最終章を酷評するのは、あまりにも傲慢で、軽薄なので避けます。(ただ音楽だけは高評価ですが)  しかし、やはり劇場公開という形をとる以上、もう少し身内だけでなくてビジターにも配慮が欲しかったなというのも正直な気持ちです。  ぶっちゃけ、同じ映画の前編と後編で著しく評価が変わったので、どう扱ったものか少し困惑してます。
[地上波(邦画)] 5点(2011-04-30 10:02:37)
407.  のだめカンタービレ最終楽章 前編 《ネタバレ》 
 いい意味で予想を裏切られました。自分にとってこれほどヒロインに魅力を感じない映画を見ることは稀だし、一部の配役は悪ふざけにしか思えないし、原作の漫画を読んだこともなければ、ドラマもほとんど見たことは無い。  つまり、全く思い入れ0、つか、マイナス要因ばかり持って見た訳ですが…… 面白かったどころか、一部のシーンで少し涙ぐんでしまった。  のだめにあまり関係ない千秋とオーケストラのストーリーが良かったんですよ。全く駄目扱いされた楽団員達が、それぞれの事情、家族を抱えながらひとつにまとまっていき、 それが最後のコンサートにつながっていく。1812年聴きながら、何故なんだろうと自分でも不思議に思いつつ、熱いものが……  正直、ウキっーって猿みたいな女の子の話とか、どうでもよくてもっと少なくして欲しかったんですけど、それじゃあ「のだめ」じゃなくなりますね(笑)
[地上波(邦画)] 7点(2011-04-25 12:03:14)
408.  武士道シックスティーン 《ネタバレ》 
 原作未読なんですが、原作が好きな製作者が原作にリスペクトを払い、原作ファンのために作った映画であることは、よく理解できました。ただ、もう少し未読の人間にも分かるような配慮がないと。全体に、行動の動機が分かり辛い点が多々感じられました。( とりわけ、磯山の剣道離れとか。)  ただ、原作を知らないがゆえに、自分なりの解釈はできましたけどね。自分にとっては、サリエルとモーツァルト、姫川亜弓と北島マヤ、のような、よくある二つの形の才能の現れ方の映画として充分楽しめました。  成海もきいちゃんも特に好きなわけじゃないんだけれど、若い女の子が元気にスポーツに打ち込む姿にはどうして好感を持たざるを得ないんで、随分点数は甘く成ります。  平成23年6月13日再見 う~ん、見れば見るほど訳のわからなくなる映画も珍しい。いや、普通の青春映画でそんなことされても。どうしても人好きのしない磯山に西萩が魅かれて絡んでいくのも、磯山家の父と娘の関係も、そして何より磯山の一時の剣道離れの原因も。そりゃ確かに原作の内容を台詞等で説明すれば、映画としてすごくダサくなるのも分かるんだけれど、重要な内面描写をほとんど省いてしまって説明されないのも、これ単体として見た場合、あまりにも不親切、いやあえて言おう手抜きであると。 
[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-04-20 10:50:32)
409.  ハーフェズ ペルシャの詩 《ネタバレ》 
 全く、異質の文化を紹介するんだったら、もう少し慎重でないと。なぜ、この映画の製作に日本人が関わったか理解できません。あまりに日本人にとって異質の文化を、そのまま生の形で紹介するのって、嫌悪感とか偏見しかもたらさないのではないでしょうか?  少なくとも、自分にとっては宗教的戒律に生活の隅々まで支配され、それに背くと身内がリンチで殺される、あるいは近眼の子供たちに眼鏡を買う行為すら処罰の対象にされる、あまりにも前近代的な社会は嫌悪の対象にしかなりませんでした。   しかし、毎度毎度でいささかいいくたびれますが(笑)、麻生久美子はもう少し仕事を選んで欲しい
[DVD(字幕)] 5点(2011-04-18 10:37:20)
410.  間宮兄弟
 間宮兄弟よりも、本間姉妹!最強です。今まで見た映画の中では「青い車」という映画に出てきた麻生久美子、宮崎あおいの姉妹に匹敵する魅力。  ま、これだけ魅力的な女性キャストで、さほど棘のないストーリーをつづってもらえれば、自分的には非常に快適な時間を過ごせるわけで。(しかし、つくづくスターダストの スカウトの人とは趣味があいそうですw)  あと、兄弟そのものよりも、あの部屋が魅力的でしたね。いろんな字典を眺めてみたり、モノポリーで遊んでみたり、友達になりたい兄弟です。   って、こんだけこの映画を受け入れるのは独身男性としてまずいんだろうな(苦笑)  いつものことだが、せっかく「良」を頂いてるレビューを変更するのは申し訳なさがあるんですが、 ずいぶん久しぶりの、そしておそらくディスクを処分するから最後の鑑賞 本当に酷い、作者だったら大激怒すべき失敗作だなあというのが、初めて原作を読んでの今回の感想。 ストーリーは、ほぼ原作に忠実で改変というほどのものは、ほどんどない、っていうかもっと映画としてまとまりよくするためには、多少いじってもとすら思う。 弟に関しても本当に塚地さんがキャラ、雰囲気、演技とも最高。言ったら失礼だけど、彼はモテない男やらせたら本当にハマる。 じゃあ、何を指して失敗作というかというと、ひとえに、兄のキャスティング。 原作の明信さんは、貧相でほとんどすべての人に悪い印象を与え、例えば作中の女教師にも一目で嫌悪感を抱かせるような男性です。 この人物に佐々木蔵之介さんをキャスティングするってどうでしょう? 全くちぐはぐな印象を与えるということに、キャスティングした人は全く無神経だったんでしょうか? そもそも違和感を感じませんか?塚地弟に取り持ってもらわなければ、彼女ができない、しかも女の子たちの彼氏と同等、あるいはそれ以上のルックスを持った蔵之介兄って。 少なくとも兄パートに関しては、いかにもモテそうなルックス、雰囲気を持った俳優が、モテないという設定で、その悲哀を演じるというとてもシュールな作品になってしまっています。  いつも、思うんですが小説という文字に書かれた媒体ならば、各人が頭の中で自分の好きなイメージを浮かべればいいんですが、映像という媒体は実際に目に見えるわけですから、製作者はできるだけ小説のイメージに沿ったキャスティングを心がけるというのは最低限度のことだと思うんですが。   塚地の相方なんて、貧相な女性に全く好かれない役、ぴったりだったのになあw
[DVD(邦画)] 7点(2011-04-14 12:17:04)(良:1票)
411.  花のあと 《ネタバレ》 
 期待度が全く低かったので見終わって、嬉しい意味で裏切られた気持ちが強かった。。 期待度が低かった理由は、まずひとつが歴史小説ファンとしては「時代小説」というジャンル全般に対する評価が非常に低く、今まで見た「時代小説」を原作にした映画がたいてい、「テレビの長時間ドラマと同じくらい」の評価しか与えられなかったこと。 もうひとつは、北川景子さん、かなり好きな女優なんだけれどやはり現代風のイメージが強すぎてちょっと時代劇は?という気持ちが強かったこと。  それが一旦見始めると、これはこれは。 まず、良かったのが制作態度の真面目さ。おそらく原作(未読)の力によるものが大きいのだろうが、同じ武士の中でも細かく区分された階級社会の厳しさ、また当然現在とは違った価値基準の元に行動する主人公たち(凡百のテレビ時代劇なら、当然のごとく主人公は早々に許婚を捨てるだろう)、そして現在とは全然違う重みを持った、そういうもののなかでなおかつあふれ出る人の気持ち。全てが非常に面白かった。  あと甲本さん演じる許婚の男性が実に良かった。最初は、非常に凡庸に見せながら、徐々に人柄の良さ、頼もしさを表現していく演出は秀逸。  北川景子さん、確かに台詞回し、現代的な外見は気にならないといったら嘘になるけれど、そうかといって、この役に求められる綺麗さと、凛々しさを同時に表現できる女優さんって他にはなかなかいないと思われ。特に横顔の綺麗さ!!!!  ま、商人から賄賂を受け取ってというような筋の凡庸さ、あるいは真相に近づく容易さとかは、若干減点かなともうけれども、それでもこの点数。 しかし北川景子は作品ごとに評価が変わるんで困る(苦笑) 平成27年8月16日 このコメント書いたころは相当北川景子が好きだったんだなと、ちょっと苦笑。読んでて自分自身がちょっと恥ずかしい。w で、熱が冷めてしまえば、まあ彼女のルックスの髷との致命的な合わなさ、というかぶっちゃけ不細工さに気づき1点ぐらいは減点なのかなとも思われるが、 今でも剣士姿はすごく凛々しくて美しいし、鋭い視線にすごく魅力を感じるのであえてこのままで 令和元年10/8 北川景子、最初に意識したのが2007年のモップガールだから、ずいぶん長い間知っているわけで、まあ一時の熱意は全く無くなったわけだが、決して嫌いになったわけでもなく、ましてやアンチになったわけでもなく、一定の条件下で一定の表情をすればそこそこ綺麗な女優さんだとは今現在でも思っている。 ただ、昨今の彼女を美人の典型のように扱う風潮にはどうしても違和感が。額を出した時、かなりブサイクになってしまうなと、つくづくこの映画を観ても痛感したわけで。やっぱり美人の典型っていうなら、髪型に関係なく美しくないとね。(ガッキーや広瀬すずのように) あと、今回すぐに原作を読んだわけだけど、ちょっと脚本家オリジナルの部分が酷い。思いっきりこけてます。 まず紹介者の旗本を通すべき書状を直接老中にって、なんじゃそりゃあ?wwwww そうするとあそこに控えてて説教たれたのは、老中自身? いや騙された方が剣術馬鹿で非常識のかたまりでまんまと騙されたとしても、老中だって大名だからね、そこらあたりの平藩士が思いっきり勘違いして訪ねてきもすんなり会うわけないじゃないでしょうが?常識ないなあ 脚本家。 あと、主人公の一家がいちいちいちいち揃って夕食食べてるのも?そこら辺の商家や百姓家ならともかく高級武士って設定ですよね、これ。  さすがに女優目当てで観てる映画で、肝心のその女優に対してブサいなあとつぶやくこと数回、それからこの改変のあまりの下らなさ。 2点原点かな。まあ決闘シーンの北川景子の表情などは今でも好きなんで処分はしませんが
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-04-09 17:54:22)(良:1票)
412.  天使の恋
 「同じ携帯小説原作でも、原作も映画もそれほど一般世間の注目を受けなくて本当~に良かったね」というのが、新垣結衣ファンから佐々木希ファンに送る言葉です。  原作や映画のストーリーに対する批判が、演じた俳優への中傷に直結するのがネット社会の嫌なところで。  いやあ、良かった、良かった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-04-04 10:40:22)
413.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 
 映像的には、ほぼ満点をつけられる映画だと思う。「中間の地点」の映像、特にこの世と連動して船が壊れていくシーンとか素晴らしかった。ストーリー的にも、遺族の悲しみよりも何よりも、殺された本人の悲しさ、憤りが表現されているのは秀逸。犯罪被害者の苦しみを表現される時、だいたい焦点が当てられるのは「遺族」の苦しみ、悲しみであって、本当は一番酷い目にあった被害者のことは「もう、しかたがない」の一言で切り捨てられるのは、あまりにも冷たい合理主義だと思われ。  ただ、被害者自身の悲しみ、怒りが充分表現されてるからこそかえって、あの結末には、疑問が残った。本当にそれでいいんか?何十年もの幸せな人生の代わりにたった一回のキスで満足なのか?もちろん、家族を自分への思いで苦しめたくないという主人公の優しい思いは理解できるけれども、なにかモヤモヤしたエンディングだった。(いろんな意味での抽象性を理解できない自分の未熟さのためかもしれませんが)  あの犯人の最後は、「復讐するは我にあり」というキリスト教的思想によるものだと理解したけれど、もっともっと自分の罪を自覚させ、苦しませての死じゃなければ、なかなか納得できないですね。  シアーシャ・ローナンの可愛さをくわえてこの点数。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-04-02 17:54:27)
414.  魔界転生(2003) 《ネタバレ》 
 天草四郎はどのような力で蘇ったか?彼の魔力はどのようにして身につけられたものか? 彼が蘇らせる死人たちはどのような力を持っているか?その弱点は?柳生十兵衛が死人たちや天草四郎を倒せたのは、どのような力によるものか?天草四郎の具体的な意図は?紀州公との間にどのような関係が築かれたか?等、等、等  多分、説明されてないんじゃなくて、最初から考えられてないと思います。つまり、この映画にはきちんとしたプロットとか設定とかは存在せず、単におどろおどろした雰囲気の中で、なにやら怪しげな雰囲気の天草四郎と死人たち、そしてよくわからないけど、とにかく強いw柳生十兵衛が戦う。それ以上でもそれ以下でもないわけで。  こんなに何にも考えないまま作られちゃった映画も珍しいですね。(w)ただ、随分酷い脚本家だと思ったら、意外や意外、「しゃべれどもしゃべれども」や時をかける少女のアニメ版の脚本家でした。  人間って随分進歩することもあるんだとわかったことが、この映画の唯一の映画の収穫だと思われ。  あと、麻生久美子さんはどんな役をやっても素敵なんだけど、やっぱりもう少し仕事を選んで欲しい(笑)
[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-03-28 11:48:33)
415.  人間失格 《ネタバレ》 
 人間失格ほど独白が多くて、しかもそれが重要な意味を持っている小説もないんで、それを映像化しようとするのかなり大胆な試みだと思い、期待してみたんですが……  大洗海岸、いや違った大笑い、大爆笑。  全く内面を描くことを最初から放棄して、外面的な行動をひたすら原作に忠実に描くだけで映画にしちゃうとは!いや、恐れ入りました。こうまで開き直った志の低さにはひたすら感服する以外他にはありません。  ある一面では原作に極めて忠実であり、同時に全く原作とはかけ離れているという、ものすごい作品ですね。  あと、太宰の作品で、ぬれ場(古い言葉w)がいっぱいあり、それなりの女優さんが大勢出演してるのに、結局肌をさらしたのは生田君一人というのもね、観客層を考えた撮影方針が露骨杉wwwwwww  同じ太宰作品の映画化としては、ビィヨンの妻に比べたらまるで落ちます。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-03-24 10:45:28)
416.  重力ピエロ 《ネタバレ》 
「アヒルと鴨」は映画、原作とも大好きなので期待してみたんですが……、 「微妙」の一言につきます。 確かに春の苦しみ、葛藤は理解できるんですが、その上で実父に対して行った行動、なおかつ自首する気配もないことが正当であるかどうか、映画だけでは判断がつきかねます。 そんなにほのぼのとした結末でいいのか? 原作を読んだ上で、再見し再評価する予定 平成23年4月6日追記 原作読んで、さらに微妙~w。いくつか改変部分はあったんだけれど、気になるほどじゃない。むしろリスペクトを持って映画化したなと評価すべき。しかしストーリーそのものに対するモヤモヤ感、納得できなさはさらに増大。 やはり実父の犯した罪が殺されるまでに値するとは思えない。 「正しい制裁を」とか「犯した罪の重さを思い知らせる」んだったら、彼にも同じ行為をしてやればいいだけで。(しかも犯した犯罪の回数分)殺すのは、やりすぎ。  放火に巻き込まれて怪我をした人に対して全く罪悪感を感じない、ダブスタも少し気になる。  まあ、映画批判というより原作批判になってしまうわけだが、作中で他人の家にスプレーで落書きしながら、「きちんと警備していないやつが悪い」とほざく屑の家を突き止め、本人が見てる前で、その家の塀に落書きするエピソードがあり、これとかは充分バランスが取れていると思えるんだけれど、この結末じゃ、まるで同じケースで家をぶっ壊してしまったようなものだと思われ。  
[CS・衛星(邦画)] 6点(2011-03-21 11:07:32)
417.  さまよう刃(2009) 《ネタバレ》 
 「のど元過ぎれば熱さ忘れる」という諺があるくらいで、どんな恐ろしい思いをしたって時間が過ぎれば、単なる過去の経験になってしまうのでは。  他人の尊厳を完全に犯した犯罪者に対しては、更生よりも刑罰を主眼に置くべきだということには、賛成なんですが「死ぬほどの恐怖」を味わせることに、それほどの意味があるかどうかは、疑問です。  こりゃ、一回原作読むべきですね。読んだ上で再評価。  平成23年3月27日追加 原作読みました。改変が酷~い。他の方が指摘したエピソードの詰め込み、省略等もあるけれど、何よりも酷いのがラストの主人公の意図の勝手な改変。「死ぬほどの恐怖」なんて全然原作には出てこない。なんなんだ、この愚劣な改変は(怒) 想像はつく。恐らく広い層を対象にした映像作品で復讐殺人を何らかの形で肯定するのはまずいという観点から、改変され、才能の乏しい脚本家が自分では気のきいたことを書いてるつもりで付け加えたんだろう。 一応、現在の日本の公の価値観では復讐は否とされているからの、判断だったことは分かる。でもだったら、そもそもこの作品を映画化の対象として選ばなければいいと思う。 しかし、忠臣蔵で吉良を殺す話は平気でなんども賛美する映像化がなされるのに、現在劇では、絶対復讐を否定しなければいけないというのもおかしな話で。(忠臣蔵なんてそもそも逆恨みだし) 
[CS・衛星(邦画)] 1点(2011-03-21 10:05:25)(良:1票)
418.  BAD GUY BEACH 《ネタバレ》 
 ほとんど映画の体をなしてません。決して不真面目に作られた作品じゃないんですが、 小説と映画の違いが全く理解されてない作品でした。  なにしろたぶん小説中にあった主人公の独白がそのままモノローグとして再現されちゃってるんですから。これほど「説明的な台詞」が多い作品も滅多にないと思います。  しかしながら、麻生久美子が……。これほど素晴らしいキャスティングは、他にはめったにないと思います。なにしろ「羽のない天使」の役を「羽のない天使」が演じてるんですよw  もうとにかく彼女の存在が素晴らしくて他は何にもいらない、そういう映画でした。 (ついに女優の魅力だけで8点をつけてしまいましたw)
[ビデオ(邦画)] 8点(2011-03-19 11:11:44)
419.  ソフィーの復讐 《ネタバレ》 
 落ちにこそちょっと意外性はありましたけど、あとは演出とか、主人公の妄想がそのまま表現される手法とか、言っちゃなんだけど日本じゃテレビドラマでよく見られるような作品でした。  ただ、チャン・ツィイーはもちろん綺麗ですが、ファン・ビンビンも最近墨攻で気になった女優さんで、メインの女優が二人ともこれだけ好みだと、どうしても点数は甘く成ります。  ただ、韓国には器物破損罪とか物を壊した際の損害賠償とかってあまり社会の一般常識として定着してないんでしょうか?(もちろん、舞台中国ですけど、行動様式は韓国のものでしょ) 嫌いな女だからって、フリークライミングのロープ緩めるとか、ちゃんと考えたらドン引きですよね。  前から感じてたんですけど、一旦感情が沸騰しちゃうと、行動に全く歯止めが利かなくなるのが、まあ普通として容認されてる民族の人とは、あまり個人的にお付き合いしたくないなと。w  平成23年6月27日再見 これも2度目の鑑賞には耐えられない映画でしたね。主人公の新しい彼氏の正体に意外性があるんだけども、わかってみていてもそれらしい、納得できるような伏線は全く感じられず、むしろかなり強引な筋になっている。だから不自然さばかり 先走って。 あと上記にも書いたけれども、嫌だなあ、この日常的な暴力性って。もちろん、日本映画でも、あるいは欧米映画でも映画の中で暴力が描かれることはごく当たり前。しかし、それはある程度暴力性を持った人間のシリアスな行動として描かれるのであって、この映画のように一般の(塚、どちらかというと上層の)人間の、しかも面白半分の行為として暴力が描かれることはない。日本人の感覚じゃあ、他人のワイヤーロープを緩めて高いところから落として大怪我をさせる、あるいは自分の弟の大事な写真展で大暴れして会場を破壊する、こんな行為をギャグとして受け止めろってのは無理、無理。 
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-03-07 12:14:13)
420.  ブラザーズ・グリム 《ネタバレ》 
 正直、皆さんのおっしゃるとおりストーリーはボロボロですよね。外に及ぼす魔力は強力なのに内懐に入られるとまるで脆い女王とか、詐欺師と知ってて使ってたのに突然、詐欺師だからという理由で処刑しようとするフランス軍とか。なんか適当にグリム童話をつなぎ合わせた感じで。(だいたい、ドイツ人とフランス人とイタリア人がドイツで英会話を繰り広げる時点でw)  ただ、特撮のなかでいくつかは視覚的に面白いものがあったし、兄弟の性格づけなんかも比較的よく出来ていたと思います。深いドイツの森の雰囲気とか好きですし。  それに自分の場合、目当てで見たモニカ・ベルッチは出番がすくないわりには、あいかわらず綺麗だったのはもちろん、レナ・へディ、誰かと思えば300でお妃をやった女優さん、ああいう見るからに強いタイプ、実はM気がかなりある自分としては、いいなって感じで楽しめました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2011-02-26 15:00:15)
080.97%
1242.91%
2202.42%
3414.96%
4445.33%
512214.77%
624229.30%
721325.79%
8607.26%
9283.39%
10242.91%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS