461. 刑事コロンボ/白鳥の歌<TVM>
《ネタバレ》 数あるコロンボ作品の中で、自分の中では№1の作品です。子供の頃、父親と一緒に観ていたとき、父が「こんなおばはん、そら殺してしまうわな」と言ってました。まったく同感。身勝手な犯人が多い中、この犯人には同情の余地大いにアリ、です。それにこの奥さんの言動、脅迫罪に当たるのでは?ただ、メアリー・アンまで殺してしまってはいけませんね。 [CS・衛星(吹替)] 8点(2011-09-29 20:31:06) |
462. 刑事コロンボ/ルーサン警部の犯罪<TVM>
《ネタバレ》 「人気の高い警部役」なんていっても所詮シロート、本物の刑事に比べると、こうも差があるものかと痛感されられますね。作品全体の中身も薄いような気がするし、あまり面白くありませんでした。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2011-09-29 20:23:38) |
463. ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌
《ネタバレ》 かなりいいですね!最高に素晴らしいと思ったのは、チャンプルDKIの「ダンドゥッド・レゲエ」と笠置シヅ子の「買物ブギ」が映像化されていたこと。あのセンスは、この映画でしか観られない傑作です!結婚式のシーンでは号泣でしたね。また、めんこい仔馬の替え歌、大笑いしました♪ [CS・衛星(邦画)] 8点(2011-09-26 10:22:25) |
464. 刑事コロンボ/構想の死角<TVM>
《ネタバレ》 悪い作品ではないと思いますが、なんといっても最後が弱すぎると思います。決定的な証拠を突きつけて観念させるのではなく、犯人のプライドを操作して自白っていうのはちょっとねぇ・・・。それまではかなり面白かったのに、ラストがああいう内容だなんて、脚本、前半はジムのような人が、ラストはケン・フランクリン先生のような人が書いたのかな? [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-09-25 00:31:24) |
465. 刑事コロンボ/自縛の紐<TVM>
《ネタバレ》 床についたこげ茶の靴の跡で事故ではないと判断し、カーペットのコーヒーをこぼした跡とマイロの火傷で、犯人はこの人だと目星をつけるコロンボ。あとは証拠を集めるだけ。コロンボシリーズのオーソドックスなパターンの作品ですが、ストーリーそのものが面白く、ラストシーンも良かったです。コロンボシリーズの中でかなり好きな作品です。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-25 00:17:37) |
466. 刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
《ネタバレ》 式典の大砲を撃つのを、被害者に「僕がやる!」と言わせて、見事に殺害した時は、「完璧な犯罪だ。どうやって犯人を捕まえるんだ?」と思いました。コロンボ作品には時々、コロンボが「こういう状況だったんじゃないか」と、証拠もない推理をもとに捜査を進めることがありますが、この作品は、コロンボがわずかな手がかりから、ひとつひとつていねいに捜査し、最後には理詰めで犯人を追い詰めていく、見応えある作品でした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-24 00:10:45)(良:1票) |
467. 刑事コロンボ/権力の墓穴<TVM>
《ネタバレ》 初めて観た時は、最後の「だって俺の部屋じゃねぇぜ!」に、おぉーっ!と感心させられました。ストーリーそのものも面白さはあるし、コロンボワールド全開という作品ですが、ひとつ、致命的に気に入らなかったことが・・・。次長の吹き替えの声が北村和夫で、あの昭和の中年オヤジの顔がチラついて・・・。次長役のダンディーな俳優さんとまったく合っておらず、ガッカリでした。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-09-23 23:57:59) |
468. 空気人形
《ネタバレ》 心を持った空気人形の喜び、哀しみ、そしてラストシーン・・・。カメラワークも素晴らしく、素敵な映像でした。主演のペ・ドゥナ、これまで名前も聞いたことがなく、この作品で初めて見ましたが、抜群にいいですね!空気人形が心を持ったという設定、取扱いを間違えれば、ただの「世にも奇妙な物語」になってしまうところですが、最初から最後まで、そんな心配は一切ありませんでした。ヘタな現実感を排除して、独特の雰囲気を作り上げていました。素晴らしい作品だと思います。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2011-09-23 23:43:41) |
469. 刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM>
子供の頃に初めて観たときはそれほど面白いと思いませんでしたが、何十年も経った今、あらためて観ると、とてもいい作品でした。特にこの作品のラストシーンは、もう刑事ドラマの枠を超えていますよね。でもラストにたどりつくまでが、少し印象が薄かったような気もします。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-09-20 17:33:31) |
470. 刑事コロンボ/別れのワイン<TVM>
《ネタバレ》 コロンボが真相をどう推理するか、とか、謎解きの過程を楽しむ、というよりも、ヒューマンドラマとして楽しめる作品だと思います。ただ、実際にエイドリアンのような人が自分の回りにいたら、殺された弟同様「頭がおかしいんだ」と思ってしまうでしょうね。ワインの競売の前にも「アメリカ経済に刺激を与えにいきますか」など、一般人が聞くとイラッとするようなセリフも・・・。最後、大切なワインが全部ダメになったとわかった時、彼の人生もそこで終わってしまったんですね。そして、残りの人生、刑務所で哀れに暮らすのかと思うと、同情してしまいます。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-20 17:22:48) |
471. 刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
《ネタバレ》 実際に女性を殴ったことはありませんが、もし殴るとしたら、やはり利き腕の右腕で、グーで殴ると思います。バックハンドで平手打ちする人なんているでしょうか?それはともかく、コロンボが「依頼人にウソの報告をして、奥さんから情報を聞き出そうとするが、それを突っぱねられて殺してしまった」という真相にたどりつくのがあまりにもスムーズすぎるような気がしました。 [CS・衛星(吹替)] 5点(2011-09-20 17:08:14) |
472. 刑事コロンボ/歌声の消えた海<TVM>
《ネタバレ》 まさに「机上の空論」という言葉がピッタリの犯行。普通に考えて、こんなリスクが多い犯行計画を実施する人はまずいません。ロザンナを追ってロイドが部屋の前までやってきて、都合よく引き返してくれましたが、彼女が出てくるまで部屋の前で待っている可能性もかなり高かったはず。また、病室をこっそり抜け出して、というのも、もし途中で誰かと出くわしたらそれで終わり。それに、看護婦は30分ごとにしかやってこないけど、奥さんが心配して病室に来る可能性も高いし。(そもそも、どうして奥さんが一度も病室に来ないんだ?)などと、見れば見るほど穴が出てきてしまいますが、でもコロンボの作品の中では面白さはトップクラスだと思います。「缶詰買ってメキシコ行こう」が最高に笑えますね。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-20 16:54:27) |
473. 刑事コロンボ/悪の温室<TVM>
ストーリーそのものは平凡ですが、ウイルソン刑事が出てくるだけで、作品そのものの面白さがグッとアップする感じがします。彼が、本作品と「魔術師の幻想」の2回しか出なかったのは残念。犯人役のレイ・ミランド、やはり「ダイヤルMを廻せ」の印象が強く、「老けたなあ・・・」と思っちゃいました。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2011-09-20 16:42:31) |
474. 刑事コロンボ/パイルD-3の壁<TVM>
《ネタバレ》 やっとの思いでパイルを掘り返すコロンボ。でも「死体は出ないんだろなあ」と思いました。「じゃあこれからどうするの?」と思ったら、なるほど、そういう意図でしたか。相手に調子を合わせておいて最後に逆転。面白かったです。でも、パンクして白バイが来るシーン、あれは不要だったかも? [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-17 00:43:51) |
475. 刑事コロンボ/殺人処方箋<TVM>
《ネタバレ》 コロンボを、初めて吹き替えではなく、字幕で見ました。コロンボの印象もずいぶんかわりますねぇ。コロンボ第一作目ということで、本格推理ドラマというイメージが強く、笑いを誘うシーンはなかったですね。気になったのは、誰が奥さんを発見して病院に運んだのか、という点。また、最後は愛人と組んでフレミングを引っ掛ける、というオチ、あれは納得できません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2011-09-17 00:29:50) |
476. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 とても96分とは思えないくらい濃密な内容でした。まるで自分があの部屋にいるような錯覚を覚えるくらい引き込まれました。脚本、演技、演出が優れていれば、ここまで面白くなるという、映画のお手本のような作品です。いい映画って、どんなに時代が変わっても、色あせることがないですね。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-09-15 17:31:09) |
477. 殺意の夏
《ネタバレ》 前半は、イザベル・アジャーニの裸を鑑賞するための映画かと思えるほど、過剰なまでにそういうシーンが多かったですね。話そのものはあまり面白くなかったし、途中から退屈で、何度も早送りしたい衝動に駆られました。映画全体の出来はそれほど悪いとは思えないのですが、やはり自分はフランス映画とは相当相性が悪いようです。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2011-09-15 17:16:47) |
478. 書道ガールズ!! -わたしたちの甲子園-
《ネタバレ》 書道を軸に、部活や学校のこと、家のこと、不況、町おこしなど、いろんな要素が絡んでくるのですが、それがまったくまとまっておらず、すべてピンボケでした。脚本は最低だし、演出のセンスもゼロ、こんな映画に出さされた役者さん達がかわいそうと思えるほどひどい出来。でも最後のパフォーマンスシーンでは号泣してしまいました。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2011-09-13 17:15:23)(良:2票) |
479. クリスタル殺人事件
《ネタバレ》 原作は読んでいませんが、この映画は面白かったです。雑魚役っぽいおばちゃんのくだらないおしゃべりの中に殺人の動機があったなんて、やられたーって感じです。でも、せっかくキム・ノヴァクを使いながら、あまり生かし切れていなかったのが残念です。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-09-13 13:47:34) |
480. 刑事コロンボ/魔術師の幻想<TVM>
《ネタバレ》 コロンボシリーズの中で、この作品の出来・人気度は、かなり上位にランクされると思います。NHKや水曜ロードショーなどの地上波で放送された回数も、おそらくトップクラスではないでしょうか。犯人のジャック・キャシディ、ハマリ役ですね。さらに人気度を高めているのは、ウイルソン刑事の存在。古畑任三郎の今泉も、絶対に彼がヒントで生まれたキャクターですよね。また、怪しげな顔立ちをした手品ショップのオヤジも好きでした。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-09-13 13:25:56) |