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481.  バットマン(1989)
パート2以降のコメントはあるのに、パート1がないという珍しい現象。オープニングからT・バートンのゴシックな世界に引き込まれていく快感がたまらない作品だが、救出しようとヴィッキーの体重を聞いてロープでするするとビルを昇っていこうとするが失敗し、その後、再度彼女に体重を確認するシーンや、バットウイングが空中を飛行中、雲の上に出て満月に重なる瞬間、バット・シンボルの図柄となる。実にシャレっ気もきいていて、そこがもうひとつの魅力ともなっている。さらにこの作品の成功は、本当の主役J・ニコルソンの憎々しげな怪演に負うところ大である。
8点(2001-01-21 18:07:37)
482.  ゲッタウェイ(1972)
キャロルが計算高く、したたかな女として描かれているのに反して、このドク・マッコイはウジウジした煮えきらない、優柔不断な中年男として描かれていることが、まず興味深い点だ。それは彼女とギャングのボスとの関係にいつまでもこだわっていて、痴話ケンカの種をつくったり、その事で彼女を殴ろうとしても、平手打ちでペチャペチャとするだけで、泣かれてしまうともう止めてしまうと言うように、女にはからっきし意気地がない。また一方では、子供に水鉄砲を向けられると、ムキになって怒るほど大人気ない。このダメ男ぶりという意味ではマックイーンというよりは、やはりS・ペキンパーの映画なのだと納得させられる。こういうシーンがある。刑務所から出てきたあと、唐突にツタにつかまって池に飛び込み、二人が水の中でラブ・シーンをやる。それがスローモーションなので、幻想シーンかと思っていると、そのあとびしょ濡れでアパートの部屋に戻ってくる。又、パトカーをショットガンで炎上させて車に乗り込もうとしたとき、彼女が急にバックしたためドクがひっくり返るというシーン。あるいは、駅で現金入りのバックを掏りかえられた後、取り返すまでにセリフを極力排し、二人の表情だけで描くというように、ペキンパーのこだわりの演出が光る。
8点(2001-01-07 01:34:55)(良:3票)
483.  キャバレー(1972)
愛も子供すらも芸のために捨てる。踊り一途の主人公の人生を大きな時代の流れが包み、暗い世紀が予見される。ファシズムの社会の風俗描写が素晴らしく、それは強烈なラストに集約される。しかしこの作品はライザ・ミネリの魅力がすべてで、ミュージカルとしていかにも映画的な楽しさが満ち溢れている。恋人との別れぎわ、一度も振り返ることなく片手でサヨナラしながら立ち去る彼女の後姿が、ことさら印象的なシーンとなっている。
8点(2001-01-07 00:53:58)
484.  カサンドラ・クロス
この年のお正月映画で、本命「キング・コング」の対抗馬として興行的には善戦したものの、評価は惨憺たるモノでした。でも僕は好きですよ!この作品。無国籍風のごちゃまぜのキャスティングが妙に魅力的だったり、クライマックスに至るまでのハラハラ・ドキドキ度など、演出のツボを心得たコスマトス監督、なかなか見せてくれます。(因みに彼はスピルバーグの「激突!」がお気に入りだそうです。)テーマ曲とあわせて、決して忘れてはいけない作品だと思います。
8点(2001-01-04 01:01:51)
485.  気狂いピエロ
逃避行するフェルナンデスとマリアンヌの愛憎に満ちたクライム・ストーリーを南フランスを舞台に描く。ゴダール流のさまざまな引用の羅列、光と色と音の交錯、メロドラマとミュージカル的楽しさ、暴力とそして死。いかにものヌーベルバーグ的世界。ラストは主人公が自爆したあとに、ランボーの詩が流れるという印象的なシーンで終わる。
8点(2000-12-17 18:44:45)
486.  ドライビング Miss デイジー
アメリカ南部のインテリで裕福なユダヤ老婦人と、文盲だが生活の知恵に長けた黒人運転手との25年間の交流を綴る。映画はドラマチックな事件や声高なメッセージもなく、日々のうつろいとそこに築かれていく絆を、さまざまなエピソードを交えて淡々としかし誠実に描かれていく。異文化といってもいい程、まるで違う二人の人間がやがて同志のようになっていくことが感動的で、とりわけクリスマスに“書き方”の本をプレゼントするというエピソードは、彼女がかつて教師をしていて、文盲を見過ごしにできないという気質が上手く表現されている。
8点(2000-12-17 18:21:02)
487.  ストリート・オブ・ファイヤー
“誘拐された元恋人を救うべく街に舞い戻ってきた男”というシチュエーションだけで成立しているような作品で、そこに男が男であろうとする為のダンディズム、ストイシズム、そしてロマンを強烈なロックのリズムとバイオレンスで魅力たっぷりに描いていく。ただ本来の主役の二人よりも、殴り込みのお伴をする男っぽい女役のエイミー・マディガンや、ストリート・ギャングのボス役のウイレム・デフォーの印象があまりにも強烈!
8点(2000-12-17 17:56:10)
488.  スペース・カウボーイ
顔ぶれの豪華さが、まずなによりの魅力ですが、中でも個人的に興味を引いたのは管制官役のウイリアム・ディベイン。彼は20年程前はかなりの売れっ子で、「ローリング・サンダー」という作品では、当時まだ無名の若き日のトミー・リー・ジョーンズを従えて、堂々の主役を演じてました。月日が流れ、スクリーンで彼を見かけなくなったのと対照的に、ジョーンズがハリウッドの大看板となった今、なにやら人間の運命的なものを感じざるを得ません。ところで作品としては、イーストウッドの上司に盾をつくという、いつもの“ダーティ・ハリー調”が今回も健在で、主要キャストの再会やさまざまな訓練などのエピソードが、面白おかしく描かれていく前半と、宇宙に飛び出してからのSFXバリバリの後半のトーンがあまりにも違いすぎるのが、まず気になるところ。そして肝心の“なぜ旧ソビエトの宇宙船がぶっ壊れて、月へ行く羽目になったのか”という点にあまり説得力が感じられない。ただラストの月の表面から宇宙服のヘルメットまでのCGによる効果は素晴らしい。
8点(2000-12-10 23:58:58)
489.  フレンジー
どこまでもツキに見放され挙句の果て殺人犯に仕立てられる男と、実に要領よく世間を渡り歩き殺人を繰り返す男と、そして事件の真相を探る警部とがそれぞれの運命の糸に引き寄せられるように、一同に会する皮肉なラスト。実に巧みな話術とストーリーの構成力には思わず唸らせられる。警部と奥さんの手料理のシーンは一服の清涼剤として笑わせられる。
8点(2000-11-26 23:25:02)(良:1票)
490.  田舎の日曜日
パリ郊外。樹木の葉が黄色く色づくある日曜日。年とった画家が住む邸宅の内外の佇まい。そこへ実直な息子夫婦が孫を連れてやってくる・・・。物静かな佇まいの中にしみじみと語られる、さりげない会話に人生が滲み出る。このフランス映画独自の世界は何ものにも代えがたい貴重なもの。そしてワンカット・ワンカットが老画家の印象派絵画そのものの美しさ。
8点(2000-11-26 21:58:25)
491.  ミッシング(1982)
実際に起こったアメリカ青年の失踪をモデルにしているこの作品は、民主主義政権が戦車と銃器によって倒され、戒厳令下に入った首都の不気味な雰囲気を、ドキュメンタリー・タッチな映像で見事に再現されている。又、そのクーデターがCIAや多国籍企業が陰で糸を操っていた事を、J・レモンの父親とその息子の嫁が身を持って実証していく姿が感動的だ。
8点(2000-11-26 21:46:18)
492.  未来世紀ブラジル
人間の情報が管理化され無気力に働く人々という灰色の未来。その中で管理社会に圧殺されていく一人の男の悲劇を、風刺を交えた圧倒的なイマジネーションで描いた異色の近未来SF。主人公が翼をつけた鎧を身にまとい空を飛び、美しい娘の為に悪玉をやっつける。それを阻もうと地面から突如出現するビルディング。主人公のアパートの壁に這うように機能している無数の管のイメージ等々、T・ギリアムの“すべてが夢の中の出来事あるかのような”創造物に対する異能ぶりが如何なく発揮された秀作。スタンダード・ナンバーのサンバのリズムがなぜか哀しく聞こえる。
8点(2000-11-26 17:33:34)
493.  バニシング・ポイント(1971)
馬を車に乗り換えた一種の西部劇とみるべきか、凄まじいカー・アクションがハイウェイで展開されるという、アメリカン・ニューシネマの中でも異色作。ロード・ムービーでもある本作の登場人物、例えばホモのカップルや蛇を崇拝する宗教団体、あるいは砂漠で自由に暮らす人々との出会いなどは、ニューシネマのひとつの側面を表現していて興味深い。望遠レンズを多用したカメラが効果を上げている。
8点(2000-11-26 16:26:20)
494.  蜘蛛女のキス
政治犯のバレンティンと、同性愛者のモリーナの奇妙なラブ・ストーリーが獄中で展開される。主演の二人が、その本性を現わしたかのような演技合戦のその凄さ。終盤、警察の手先であるモリーナが政治犯仲間と接触するという市街地でのスリリングな展開と、閉鎖された空間から一気に開放感あふれる、そのロケーションが圧倒的に素晴らしい。
8点(2000-11-19 23:53:50)
495.  まごころを君に
パン工場で雑役夫をしているチャーリーは中年期にさしかかっているが、IQの低い精神薄弱者である。その彼が、やがて脳の手術によってIQ185の大天才となる。しかし、自分より前に同じ手術を受け、驚くべき知能を得たネズミ「アルジャノーン」が、やがて急速にその知能を失うのを見て、己の行く末を悟る事となる。知能を得た事で一人の女性を愛する喜びを知ったチャーリーは、また同時に、人の悪意や嫉妬や欲望をもまでも敏感に感じとるようになる。この作品の命とも言うべき、チャーリー役のクリフ・ロバートソンの名演がひときわ光彩を放つ。映画はやがて子供たちと一緒に遊ぶ、チャーリーの無邪気な表情がストップモーションとなって終わる。知能は確かに人間に「繁栄」をもたらしたが、しかし人間の本当の「幸福」とはいったいなんだろうと、改めて考えさせられる名作である。
8点(2000-11-19 23:34:52)
496.  木靴の樹
地主との厳しい階級対立に耐え続け、土にしがみつく為にさまざまな生活の知恵で生き延びる小作人を通して、進歩という名の偽善や屈折を、冷徹かつ暖かなリアリズムで描く。本作の題名は、父が息子の為に地主の樹を伐り、木靴を作ったことが知れて、農場から追われるというエピソードから由来している。
8点(2000-11-19 21:12:10)
497.  キャリー(1976)
ブライアン・デ・パルマ監督の映像には、映画的表現という言葉がいかにも似つかわしく、彼が描き続ける「愛」と「恐怖」という二つのテーマはただひたすら美しく、そして恐ろしい。特にこの作品はその最たるものとして記憶に残る。中でも冒頭のシャワー・シーンでの初潮の血のイメージや、クライマックスの阿鼻叫喚の前段の、バケツに入った血がキャリーの頭上から降り注ぐまでのスローモーションの効果などは、改めて映画でしか表現しえないものと痛感させられる。ラストの“ビックリ”はこの作品から流行りだした。
8点(2000-11-18 23:48:55)
498.  フォロー・ミー
原作は一幕物の舞台喜劇で、仲良し夫婦の勘違いを「堕ちた偶像」、「第三の男」のキャロル・リードが軽々とした演出で描いた小粋なコメディ。可憐なミア・ファローと珍優トポルのリズミカルで溌剌とした演技が、この作品に生命を与えている。やがて誤解がとけて、テムズ河の遊覧船上で女房の前に、夫が探偵愛用のコートを着て登場するラストも粋です。“♪フォロー・ミー”のテーマ曲は今もマイ・ベスト!
8点(2000-11-18 23:13:25)
499.  エニイ・ギブン・サンデー
アメ・フトという、おそらくスポーツというもの中でも最も激しいスポーツといえるものを、O・ストーン監督は手持ちカメラをぶれさせ、細かいカット割の編集でニュース・フィルムを観るかの如く、このド迫力の肉弾戦を活写していく。でも最もスゴイのは、控え室で大勢の猛者たちを前にした、A・パチーノの叱咤激励のシーンである。
8点(2000-11-18 17:17:33)
500.  未来警察
本作品はM・クライトンならではの奇想天外な仕掛け、特に人間社会に溶け込んだ感のあるロボットの数々(中でも家庭用、ハイウェイ攻撃型、毒グモ型etc)や小型熱誘導ミサイルといったハイテク・メカの取り入れ方が実にうまい。ほとんどまだ実現していないのにも拘わらず、それを実にリアルに本物らしく画面に登場させてくれるというサービス精神。アナログで小粒でいかにも手作りという感じの作品だが、細かいアイデアの積み重ねで最後まで飽きさせない。特に工事用エレベーターで数匹の毒グモと対決するクライマックスは、主人公が高所恐怖症と言うこともあって実にスリリングに展開する。
8点(2000-11-13 00:12:37)
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