521. コブラ
《ネタバレ》 頭のイカれちまった奴らに送るロス市警の最終兵器「コブラ」!そう、俺の出番はすなわち死刑宣告だ!あとプルーンを食え! 犯人は数人かと思いきや結構な組織で警察にスパイまでいる。それでいてとにかく殺しまくる。 そんな連中が目撃者女の口封じのためにあそこまで大暴れするのはよくわからないが、とにかくコブラの的は多い方がいいって事だろう。 最後の殺人鬼の言っている事も皆殺しにして来たコブラには意味無し。でもここまで無軌道な犯罪集団はホント恐ろしいですね。 見所はやはり冒頭のコブラ登場シーンと派手に壊れて行くチェイスシーン。あの派手さは今の映画にはない爽快感があります。 80年代の軽さとサスペンスがいい具合にミックスされた佳作だと思います。 [DVD(字幕)] 6点(2015-05-25 03:53:11)(良:1票) |
522. サウンド・オブ・サンダー
《ネタバレ》 まずこれが本当に2005年の映画なのか疑わしい。まるで90年代初期のようなCGと懐かしい雰囲気のセットと小道具。 何らかの理由で眠っていた作品を掘り起こしてきたような感じで、見てるこっちが90年代初期にタイムスリップした気分にさせてくれる。それくらい映像…というか映画そのもの作りがちょっと古い。 過去の出来事で未来が変わってしまう系の映画としては「タイムウェーブ」という面白い変化の仕方をする所が見所…だけど、話のテンポがいちいち悪く、見所のはずの「進化の過程が変わった地球観光」があまり魅力的に見えなかったのが残念。 でもオチはちょっと荒っぽいけど気持ちよく終われたのでスッキリ。でも映画そのものは謎が多くて全然スッキリしないんだけどね。 ただあのアトラクションは危険な割にあまり面白くなさそうだぞ。 [DVD(吹替)] 4点(2015-05-21 02:22:37) |
523. THE 4TH KIND フォース・カインド
《ネタバレ》 なんちゃって再現ドキュメンタリー映画。当初僕も「おおっと本当の話か!どれどれ!」と好物のUFOネタで前半はリアルな感じで「うわーっ!こいつはヤベェ!」と、はしゃぎながら楽しめましたが、だんだん演出が派手になるにつれ胡散臭くなっていっちゃって結局わからない事だらけ・・・まぁ、そこがロマンといえばそれまでなんだけどね。その後フィクションというタネ明かしで「なるほどー」って・・・これならまだフィクションを最初から謳ったソレっぽい映画を見た方がいいよ! それにしても本物タイラー博士は結構迫力ありましたし、アラスカの風景は綺麗でしたね。 [DVD(字幕)] 5点(2015-05-07 21:23:18) |
524. クローバーフィールド/HAKAISHA
《ネタバレ》 新機軸一市民視点の怪獣超映画。 今まで神の目線で見ていたものから一転、まるで自分がその場にいるような臨場感が味わえるアトラクションのような作品だ。これでもかと日本怪獣映画のリスペクトを感じ、更に一般人視点の混乱した恐怖を味わうことができる。結局なにもわからないまま終わるけど、それも一般人の視点だからわからないのだ。まぁ重症なはずの連中が結構アクティブなのはご愛嬌。 [DVD(吹替)] 7点(2015-05-07 21:20:01) |
525. スーパーマリオ/魔界帝国の女神
《ネタバレ》 スーパーマリオブラザーズを元に映画化しているとはとても思えないエッジの立ったキレッキレなアレンジとサイバーパンクな雰囲気が最高の痛快SF冒険アクション。 マリオがハゲだったりヒロインがデイジーだったりヨッシーがガチ恐竜だったりと違和感は凄いけど、それを吹き飛ばすくらいの子気味の良さがこの作品にはあります。マリオとルイージの凸凹コンビがなぜか頼もしく、楽しく、面白い。そして警察車両や町並み、ボム兵(ボム爆弾)やスーパースコープなどの凝りに凝った小道具の数々も見ていて飽きないし、脇を固めるキャラクター達も個性的で面白い連中ばかりだ。マリオだけどマリオじゃない実写マリオ、僕は大好きです。 [インターネット(字幕)] 7点(2015-04-23 03:43:33) |
526. バトルシップ(2012)
《ネタバレ》 能天気なNASAが宇宙にメッセージを送ったおかげで起こる大惨事。宇宙人だー!!! しかも相手は痺れるくらいカッコいいエイリアン艦隊。もう格好のセンスだけでもコッチは負けてるのにそれに勝るとも劣らぬ超装備。 それでも駆逐艦一隻で頑張っちゃうんだからたまらないよ。熱い展開の連続と爽やかなハワイの海と景色でまさに気分は夏! あまり細かい事は考えず、うなだれたい真夏の日にスカッとする映画はこれで決まりですね。ブリトーも買っておきましょう。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-04-20 17:21:55)(良:1票) |
527. シン・シティ 復讐の女神
《ネタバレ》 前作の続きですが時間軸が入り乱れまくってビックリしました。 これはアレの後!それでコレはアレの前の前の話…これは…えーっと…ってな感じで混乱しながらも頭の中で前作と再編集しながら見ていました。前作の衝撃的なカッコ良さから待ち望んだ本作でしたが、印象的には前作のような衝撃は特にもなく、ストーリーも前作に比べるとイマイチで、なんだか同じ事をもう一度やってるだけのような感じになってしまいました。 [映画館(字幕)] 5点(2015-04-17 23:06:59) |
528. 機動戦艦ナデシコ The prince of darkness
《ネタバレ》 アニメから数年後のお話。情勢も状況も変わり。ナデシコクルーもそれぞれの道へ。そしてヒーローとヒロインは消えた…。 劇場版でもナデシコらしくギャグ色は強いし、相変わらず女の子は可愛い。新キャラも実にナデシコらしい。 しかし根にある部分もやはりナデシコ。クーデターの裏に隠れたドロッドロの誘拐事件と生体実験。そして復讐。側は明るく取り繕うがやはり中身はかなりハード。それに今回はロボが動きまくるぞ!まぁちょっとラストにかけては少しアッサリ解決しすぎな感はあるけどね。 これから先の話は無いようだがこういう終わり方もまたいいのかもしれない。でも気になるよなぁ…。 [インターネット(字幕)] 6点(2015-04-17 22:53:22) |
529. ジュピター
《ネタバレ》 うーん。非常に困った映画。美しい映像のはずなのだが、見るものすべてに目新しさが無く、何かの紛い物を見ている気分で頭を抱えてまう。トントン拍子にお約束のようにしかも意外性もなくお話が進んで行っちゃうので最後まで特にハラハラもせず終わってしまいました。 [映画館(字幕)] 3点(2015-04-17 22:39:59) |
530. コナン・ザ・グレート
《ネタバレ》 若きシュワが織りなすワイルド!セクシー!バイオレンスな復讐と筋肉のアドベンチャー!その美しきボディと輝く剣で邪教を皆殺しにして行く姿はターミネーターとは違う血がギュンギュンに通ったシュワの魅力が詰まっている。僕が想像していた以上にスケールが大きく、幾多の敵を迎え撃つアクションシーンはかなりの見応えがあり、特撮も面白くキャラクターの一人一人が魅力的で飽きずに楽しめる。これぞまさに冒険譚。 [DVD(吹替)] 6点(2015-04-07 00:34:54) |
531. フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ
《ネタバレ》 人間からの愛を知らぬ故、恐怖し暴走するガイラ、そして人間に愛された故に殺す事をやめるよう説得し続けるサンダ、同じフランケンシュタインであり、人間に理解されない二体の巨人の戦いはあまりにも切なく悲しい。 そして最後いきなりの海底火山の出現でこの物語は突如終わる…これだけがよくわからない!サンダが身を呈してガイラに抱きつき火口へ飛び込むとかそういう描写があればいいのだが、説明だけで死んだと言われてもちょっとなぁ・・・。にしても巨大で派手な特撮が多く、サンダもガイラも超アクティブに動き回るのでとても派手で見応えがありました。あと自衛隊は面白いくらい役に立ってませんね! [DVD(邦画)] 6点(2015-03-31 23:52:59) |
532. ラスト・アクション・ヒーロー
《ネタバレ》 アクション映画のセオリー、オーバーアクション、大爆発、ツッコミどころ満載な展開。映画、特にシュワの主演映画はいつもそんなんだ、それを思いっきり本人を使ってパロっているのは痛快で爆笑モノ。 しかし映画の中の主人公「ジャック・スレイター」はシュワではない、彼は彼で映画の世界で必死に刑事として、過去に苦悩し生きていていた。そして彼が現実世界で知った喪失感は僕らの知る事の出来ない物だろう。それでも彼は自分がジャック・スレイターであるために今まで無敵だった男がボロボロになりながらも、己の正義のために健気に戦う。なぜなら彼はヒーローだから。そして彼は現実では考えても無駄と思えるまっすぐな考え方と愚直な勇気を身を呈して僕たちに教えてくれたのだ。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-03-29 20:26:33) |
533. 図鑑に載ってない虫
《ネタバレ》 三木聡作品の中でも最もイカれた方に針が振り切れた一本。 そして僕らが見に行った時は劇場には誰もおらず気ままに大笑いしながら見た思い出の一本。 一目でヤバい奴とわかる連中が臨死体験出来る虫を追って織りなす夏の不条理なジャーニー。 行くとこ行くとこおかしな珍事に巻き込まれ、ロクでもない仲間が増えていく。そして映画館の空調がまるで夏の夜の少し涼しい風のように思える不思議な心地よさがある映画でした。最高です。 さぁサロンパスを吸って、ゲロを燃やし、岡をアザラシのように見ている、エンドーと共に狂った白昼夢の世界を体験しよう。 [映画館(邦画)] 10点(2015-01-25 23:57:17) |
534. サタデー・ナイト・フィーバー
《ネタバレ》 華やかなダンス、心地よいディスコミュージックとは裏腹にトニーの抱えるモノは重い。 バカな仲間、認めてくれない家族、すれた町。 そこでステファニーと出会い、彼女とダンス、そして帰って来た兄を通して彼は周囲との違和感を覚えて行く。 僕もそうだ。地元に来て昔の友人達と出会うといつも覚える憤りと違和感。 なぜそんな事で満足してしまうんだ、なぜそんなに自分を粗末にするんだ、と。 最初はなんてチャラい男なんだとトニーを笑っていたが、だんだんと彼の内面が見えてくる。 これはただディスコで踊りまくる映画ではなく、橋を渡った向こう側へ旅立つ若者の成長物語だった。 [ブルーレイ(吹替)] 8点(2015-01-23 21:52:38)(良:1票) |
535. インターステラー
《ネタバレ》 あー。「2001年宇宙の旅」や「トップをねらえ!」を思い出すのはまぁいいとして・・・いいとして・・・うーん僕の気持ちはどうなんだ?なんだか複雑です。 とりあえず「なんで生きてんだよ!」とか、「五次元ってなんだよ!どういう理屈だよ!」って話も「最後の再開…よかったぁ…。」とか、「近づく兄貴怖い!怖すぎる!」とか、「おぉ!コイツぁ、キマる映像だぜ!」とかそういう話もさーてーおーき!さておき!そうだ! ロボの話でもしましょうか。ロボ。 よかったですねぇ、TARSとCASE。皮肉も聞けて冗談も言える、救助する姿はカッコいい。なんだかとってもキュートな奴ら。それであんな無愛想な声で喋るんだからたまりませんよね!もう売店で「パンフレットなんていらねぇ!ロボのオモチャはないのか!」・・・と、そこまではしませんけど欲しくなりますね。 可動で・・・クルクル回せて・・・おっと、ここらへんにしておきますか。 [映画館(字幕)] 6点(2015-01-01 22:56:19) |
536. 地獄でなぜ悪い
《ネタバレ》 バカ一直線映画ですね。特に終盤の勢いは凄いです。もうなんでもあり。リアリティなんて言うそばからこの映画にリアリティはどこにもなくヤクザの抗争をギャグとブルースリーでトッピングし、血しぶきと首がコレでもかと吹き飛ぶ。にしても映画キチの演技が素晴らしかったですね彼はまさに漫画です。その脇を並べるのも漫画。ヒロインはキルビルをして、冴えない監督は漫☆画太郎のキャラクターのような状態に。そして警察が間髪入れず皆殺しのオチが入る。そしてバカを突き通した映画は映画として終わる。これがどういう意味を持っているのか考えるのも面倒くさいのでここは「なんか楽しかったなー」と思いながらコーラを飲んでおきましょう。 [DVD(邦画)] 6点(2014-12-31 18:53:29) |
537. パシフィック・リム
《ネタバレ》 ロボは好きです。デカければ尚良し。それでビルを壊しながら戦ってくれたらもう言うことありません。それに本作には各国の個性的なロボが集まってるじゃないですか。堪りませんよ。しかもなんですかこのデザイン。特にチェルノアルファ。この頭。プロフェッショナル風なパイロット。カッコ良すぎですよ。それでこれでもかと動くんですよ。怪獣殴るんですよ。でもすぐにやられちゃうんですチェルノ。可哀想に。脇役なばかりに。 [映画館(字幕)] 9点(2014-12-26 01:51:15)(良:2票) |
538. 聖☆おにいさん
イエスとブッダのゆるゆるな立川四畳半アパートバカンス生活の四季が楽しめる一本。 上手に原作のエッセンスを取り入れつつ、更に劇場版アニメの形式に相応しい、美しい背景が見所。 そして原作には無いブッダとイエスの住む立川の街の人々の、のどかな風景がとても見ていて癒されます。 人々の日々の営みの中、二人はその街に溶け込み自然にその一員に成っていました。 そこで起こる小さなハプニングや事件も、なにかとてもささやかで優しい気持ちになれるものばかりでした。 星野源と森山未來の二人による演技も自然で上手でしたね。 [DVD(邦画)] 7点(2014-12-26 01:13:09) |
539. 仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル
《ネタバレ》 テレビで初めてライダーを最初から最後までキチンと見た「鎧武」と今後が楽しみな「ドライブ」 今回は「鎧武」のその後が見れると言う事なので結構ワクワクで見に行きました。 そして終始ニヤニヤしながら見ていました。なんだかんだ一年間つき合った鎧武メンバーを見て改めて「あぁ、メロンのおもちゃ欲しいな…。」とか「お兄さんもミッチも仲良くなってよかったね!」といろいろ思う所があり、取ってつけた感のあるストーリーでしたが鎧武は人間関係がとても楽しいので終始面白く見れました。欲を言えば生きてる連中はみんな変身してほしかったなぁ…。 「ドライブ」は仮面ライダールパンとの因縁が付いたような戦いでした。なんだかTVより熱い展開でこちらも楽しめましたし、これから先またルパンの活躍があるかもしれませんね。 そして最後の共闘パートはギャグ色が強く、更にニヤニヤしながら見ていました。やっぱり先輩後輩ライダーの掛け合いは面白いですねぇ。戒斗やプロフェッサーの登場も無理はありましたが良かったと思います。 ちょっと長いかなとは思いましたが満足出来る映画でした。次回の映画も楽しみです。 [映画館(邦画)] 6点(2014-12-25 22:03:06)(良:1票) |
540. ゴーン・ガール
《ネタバレ》 早々と語られる失踪の真実は物語の序章に過ぎず、それから最高のサイコサスペンスが始まる。 運も世間も全てを味方につけて、美しく頭もキレるエミリーは絵本の中よりずっとずっと完璧で、どこまでも恐ろしい女だ。そんな女にこんな頼りない旦那がどんなに頑張っても勝てるはずがなかった。そして事件が終わった時、極上の緊張と恐怖が味わえる。ヒィー怖い!付き合ってられません!!! [映画館(字幕)] 6点(2014-12-20 01:30:39)(良:1票) |