521. キラー・メイズ
《ネタバレ》 予告編は相当に魅力的だった。 トラップで命を落とす見せ方も、そう来るか!ってうならされた。 シュートから出てきたらみんな段ボール人形になってるのも抜群のセンス。 でも、なぜ段ボールの迷路がこんな巨大に?という疑問が、なんだかわかったようなわからないような。 きちんと説明するか、不条理なままで押すか、どちらかにして欲しかった。 まあ、私の理解力が足らないだけかもしれませんがね。 グーニーズみたいに、スカッとして観終わりたかったなあ。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-05 21:27:52) |
522. ジーパーズ・クリーパーズ
二度目。 一度めは十数年前。 なんだこの得体の知れなさは!これは史上最恐のホラー映画になるのでは⁈ とドキドキしながら観て、途中からがっかりした印象があった。 久しぶりだけど今回もがっかりするんだろうなあと期待しつつ観たものの、それほどの下降線にはならず。 なぜ? 意外に面白かったんだけど。 クリーチャーの造形はバランスの悪さが目立つけど、姉ちゃんが時間が経つにつれていい女に見えてきたからなのか。 当時はまだ売れてなかったジャスティン・ロングが、今はけっこう好きな俳優になってるからなのか。 しかし、ジーパーズ・クリーパーズは語呂良すぎだな。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-04-05 15:15:12) |
523. デッドマン・ダウン
ユペール様目当てで観始めたんだけど、これが予想外の面白さ。 話が入り組んでて、最後まであれ誰?っておっさんもいたけど、けっこう手に汗握ってジリジリしながら楽しめた。 ノオミ・ラパスも予想外に儚げな女性を演じてて、バッドエンドだけは勘弁してくれ、と祈りながら観てしまった。こんなに彼女を綺麗に撮った映画って、これが初めてでは? そしてユペール様。 出番は少ないがやはり存在感抜群。脇役だからか、気張らない演技に見えてそれがまた美しい。 しかしフランス人が出ると、タバコ吸いすぎだろってくらいタバコ率が高いなあ。フランスって喫煙大国? [インターネット(字幕)] 8点(2020-04-04 23:38:23) |
524. パシフィック・リム
《ネタバレ》 こういう映画を待っていたのだ。 怪獣とロボットの対決って、そんなの映画になんないだろってのを映画にして観せてくれるのがデルトロ監督の真骨頂ではないかと。 中国のロボットもロシアのロボットもあって、共同戦線組んでるのも好印象。ただ、ロシアロボのネーミングは皮肉が過ぎるぜ、監督。 そしてなんといってもジプシーのソード。 まるきり機甲界ガリアンへのリスペクトじゃないか。やってくれるぜ、監督。 私はもうそれだけでもこの映画観て良かったと大満足。 最後に、菊地凛子はやはり女優としての存在感がある。あの役を他の日本人の役者がやれるかって言ったら、ちょっと思い浮かばないもんなあ。 いや、ワクワクが止まらない映画。観るの3度目だけど。 [インターネット(字幕)] 9点(2020-03-30 00:08:18) |
525. 翔んで埼玉
映画にできるってことは、埼玉県の人がこの映画を笑って楽しめるくらい、自分の県に自信を持てるようになってるってことなのかな。 私は広島県人だけど、お好み焼きやカープのことを揶揄される映画を作られても、やったー!って喜んじゃうもんな。 いやー楽しい映画だった。 本気で嘘みたいな設定の映画撮るのって楽しいだろうな。 輩出した有名人対決、他県人とやりたくなった。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-03-27 21:35:46)(良:1票) |
526. トランスフォーマー/ロストエイジ
イェーガーっていう名前だけでワクワクしてしまうのは何故だ?って考えて思い出した。 パシフィック・リムの巨大ロボの名前じゃん。ギレルモ監督を敬愛する私としては、それだけで興奮度右肩上がりですわ。 残念なのは、ヒロインが好みのタイプじゃなかったことと、あまりに上映時間が長いこと。 トランスフォーマーってだいたい2時間超えなんだけど、本作に至ってはほぼ3時間だぜ。 ただ、CGだけじゃなくてちゃんと体張ってるぜ!っていうシーンもあって退屈はしなかった。 あっさり説得されちゃうオプティマスのメカの良さに加点。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-03-25 23:46:27) |
527. トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン
ほんとは月に行ってないんじゃない?って風評をいまだに気にしているのか、アメリカ。 アポロ計画に絡ませたことで、一挙にテンション上がっちゃったじゃないか。 マジで?どうなるの?って盛り上がったままでラストまでたどり着くには、ちょっと上映時間長いよ。 でも、CGはもはや実写にしか見えないクオリティだし、マルコビッチは無駄に出てるし、シカゴの今後が心配だしで、やっぱり面白かった。 なにせ日本発のアニメが原作なんだから、それだけで愛してしまう。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-03-24 21:10:10) |
528. パニッシャー:ウォー・ゾーン
観始めてからすぐに、あれ?これ何かの続編?ってことで途中で止めて確認したら、トーマス・ジェーンのパニッシャーの続編なのね。 いや、荒っぽすぎるだろ、つなぎが。 で、ドルフ・ラングレンのが一作目なのね。それにも初めて気づいた次第。 トーマス版は切なくて、って言っても観たのもう10年以上前だけど。 今回のは重厚な感じ。パニッシャーが。ストーリーは軽めで。 悪役の弟がグリーンマイルのあのやな看守。この人ほんとこういう腹たつ役がハマる。 マイクロの漢気と少女の可憐さに加点。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-03-20 18:37:48) |
529. 毛皮のヴィーナス(2013)
《ネタバレ》 仕方無しに始めるオーデイションだが、演じ始めた女優の豹変振りに息を飲む脚色家の流れは、鳥肌が立つようだった。 ただ、その後の展開は潮が引いたり満ち足りで、その波に乗ることができず、延々と時間が過ぎていくという絶望的な時間を過ごした。 フランス語でなければ成立しない映画かな。 そして攻守を繰り返すSとMの世界は、境界線がわかんなくて焦れてしまった。あれを楽しむのも醍醐味なのかしらん。 [インターネット(字幕)] 6点(2020-03-18 00:19:05) |
530. エンド・オブ・キングダム
《ネタバレ》 冒頭のけだるいシーンを越えたら、あとはお約束の怒涛の連続。 いや、スピード感が凄まじい。 まさか各国首脳が殺されないだろって安穏に観てたら、容赦の無い展開に。 日本の首相はなぜかタクシー感覚の運転手とともに海中へ。不必要に橋を落とすという方法は、同盟国の首相に敬意を表してかな。 それにしても、アーロン・エッカートはいい声だなあ。 これ、配役が逆でも全然いける。 有事に備えて、要人には有酸素運動と筋トレを義務付けるべきだね。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-03-16 17:11:57) |
531. リング(1998)
《ネタバレ》 ここらでひとつ、古い映画の恐怖感を再度味わってみようと思いつつ鑑賞したのがいけなかった。 最初に観た当時は、例のテレビから出てくるシーンとかけっこう怖かった記憶があるのだが、今回はメーターはさっぱり振れず。 本来感覚的に怖がらせる筋書きのはずなんだけど、多分に視覚描写に頼ってしまった分、時を経て観ると悲しい結果になってしまう。 貞子とその悲しい運命をもっと深く掘り下げてたら、じわじわ来たんだろうなあ。90分にまとめろって言われて、監督も困ったんだろうなあ。 役者陣も、真田先生が孤軍奮闘って感じで、松嶋さんとかまだ駆け出し感が凄まじい。 竹内結子の友達役って誰だ?って思ってエンドロールで確認したら、佐藤仁美さんでした。そして彼女の眉毛が気になってそこばっかり注視してしまった冒頭シーンであった。 [インターネット(邦画)] 6点(2020-03-16 01:20:01) |
532. ピッチブラック
十数年ぶりに鑑賞。 ラダ・ミッチェルが駆け出しの頃かな。まだ初々しい華奢な線と、洞窟を覗く胸元が眩しい。 そしてヴィン・ディーゼルは、まだ三角筋から二頭、三頭のラインにキレがないものの、地獄の底から響いてくるようなバリトンが映画の雰囲気にマッチして心地いい。 面白い映画を作ろうっていう製作陣の心意気が随所に見られて、最後まで結構手に汗握って楽しめた。 久しぶりに観て、なんだつまんない映画だったんだってがっかりするものもあるけど、この映画はこんな面白かったっけって得した気分になれた良作。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-03-11 22:10:31) |
533. 凶悪
《ネタバレ》 まさにタイトル通りの極悪ぶり。 観てて気分が悪くなるってことは、監督と役者の演技が素晴らしいってことなんだろう。 ピエール瀧もリリーさんも素晴らしいけど、本業は役者じゃない二人にあれだけの演技されると、本職は困っちゃうんじゃないかな。 でも緒形拳の凄みにはまだまだ遠いかな。 そして記者役の山田君が事件にのめり込んでいくさまが、ゾディアックのジェイク・ギレンホールみたいだなあ。 なんてことが気になりつつ鑑賞。 [インターネット(邦画)] 7点(2020-03-08 00:57:11) |
534. 幸福の黄色いハンカチ
《ネタバレ》 昔の映画だけど、その昔をやっぱり愛してしまう。 赤いファミリアによるロードムービー、かな。 なんと言われても、目頭がいい映画だと訴えるんだから、仕方ないよね。 そしてラストシーンは、遠景からのショットで、セリフなし。 役者としては、一番の見せ場だったのかもしれない。 弱いとか強いとか置いといて、愛する者を大事にしたいと思わせてくれる映画。 [インターネット(邦画)] 10点(2020-02-29 12:20:50)(良:1票) |
535. リグレッション
《ネタバレ》 リグレッションってなんだよ。 なんでちゃんと日本語に直してくんないんだよ。 なんかオカルトっぽい響きだからそのままでいいじゃん、みたいなのもう止めようぜ。 観終わってもなんか頭に少しも入って来ないんだよな。 でもイーサン・ホークはやっぱいい役者だなあ。 でもってエマ・ワトソンは綺麗すぎて貧しい一家に育ったって言われても全くそんな感じがしないのは問題。 きっと彼女もその点を悩んでるんじゃないかな。 アンジェラと婆ちゃんがエマの一人二役では?最近の特殊メイクすげーなーって思いつつ観終わって、エンドロールで確認したら別人だった。 私以外にもそんな人いない? [インターネット(字幕)] 6点(2020-02-25 00:22:38) |
536. 死霊館
《ネタバレ》 実話だから仕方ないけど、娘が多いよ。 二家族合わせたら6人もいるから、誰だっけ?ってなってしまうじゃないか。 しかし恐怖シーンは充実。 後ろから白い手が出てくるところなんて最高。 天井に逆さ吊りになってから、解放しろって言っちゃあそりゃ垂直落下のブレーンバスターになるだろってドキドキしてたら見事な受け身。 御都合主義感は否めないけど、終盤のスピード感は心地良い。 そしてファーミガ様。 今回は気品のある感じで。 そこも観る価値あり。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-02-22 23:23:00)(良:1票) |
537. 復讐するは我にあり
改めて緒形拳という役者の凄みを感じる映画。 すげーな、やっぱり。 素人の私が言うのもなんだが、こんな役者、もう出ないのかな。 そして小川真由美。 なんだよ、なんでそんなに色っぽくてはかなげなんだよ。 倍賞美津子の強さとは対照的で、余計に切なさが増す。 それを殺す緒形拳の狂気。 この当時の役者って、本物なんだよね。 いや、素人の私にはそんなこと言う資格がないのは重々承知で。 [インターネット(邦画)] 8点(2020-02-17 22:14:37) |
538. 飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲
なんで?って言う理不尽さで成立していた一作目。 今回はその後を説明しちゃうって言う極めて理性的なストーリー。 そうなると、暴れ方にしか興味がなくなるから、この手のホラーとしてはパワーダウンはやむを得ないところ。 唯一パワーアップしてるのは、主演の女の子たちのボディラインという、嬉しいような悲しいような。 [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-02 21:34:47)(笑:1票) |
539. 悪魔のいけにえ
《ネタバレ》 二度目の鑑賞だけど、改めて凄まじい映画。 実はほとんど殺戮シーンがない。 いや、あるんだけど写していない。 それでこの恐怖。 なんと言っても、あの鉄の扉。 あれが勢いよくガシャーンと閉まる度に、絶望感に包まれる演出が素晴らしい。 [インターネット(字幕)] 8点(2020-02-02 21:25:45) |
540. ディス/コネクト
孤独だからネットにつながるのか、ネットがあるから孤独になってしまうのか。 なんだか複雑だな、なんてことを思いながら観た。 自分と向き合うのをごまかすために時間稼ぎをしている現代人には少々痛い映画。 ホープ・ディヴィスは、髪の色を選ばず美しいことを確認して、そこに加点。 年齢を重ねてもやっぱ目を引くわ、この人。 [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-31 00:40:21) |