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きりひとさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 67
性別 男性
自己紹介 映画大好き人間(当たり前?)。今までは洋画一辺倒だったのが、2003年末に「早春」で小津作品に嵌ってからは日本映画にも関心が出て来た。
もっぱら、パソコン録画→DVD焼き→28インチワイドテレビ+ミニ5.1chという方式で楽しんでいる。
前はサスペンス、アクション、西部劇がメインだったが、今は普通のドラマ(シリアス、ロマンス)の方を良く見る。
また、最近のCG主体の落ち着きのない新作はほとんど見ず(見るのはクリント・イーストウッドくらい)、逆に、古いはずのモノクロの名画が結構面白く新鮮で、宝の山を掘り当てた気がしている。「マルタの鷹」のハンフリー・ボガート、「脱出」のローレン・バコールなど最高ですよ。

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41.  サウンド・オブ・サイレンス(2001)
サスペンスとしては力作、佳作の部類に入るであろうが、最近良質のドラマを見つけているせいか、キャスト、謎の深み、音楽や映像の美しさなど、何か洗練されてなくて物足りないのである。
5点(2004-03-26 18:06:41)
42.  リトル・ヴォイス
ひとことで言って映画が美しくない。ヒロインもまわりの人間もみじめったらしくて見ていられない。ストーリーも焦点が定まらず、ラストは尻切れトンボの極致。シネマレビューで結構評価が良かっただけに、ダブルショックという感じ。
2点(2004-03-26 17:43:29)
43.  いとこのビニー
少々消化不良気味ではあるが、そこはかと無い笑いの積み重ねが段々と面白みを増して行き、ラスト近くで一気に加速するという感じの映画。一番の見所は、「オンリー・ユー」などでキュートな魅力のマリサ・トメイが、最初はケバい役で登場し、「なんだこれは」と思わせておいて、話が進むに連れて顔も衣装もドンドン可愛く女らしくなって行く所で、ラストには超おいしい役どころを演じさせて貰い、アカデミー助演女優賞まで獲得してしまうのである。
7点(2004-03-22 20:31:42)
44.  晩春
NHKBSで解説していた塚本晋也によると、小津ファン、原節子ファンに麦秋派と晩春派といるらしいが、俺は文句なしに麦秋派。原節子のファザコンなど何の魅力もないし、彼女は屈託なく笑っているのが一番可愛いのである。懇々と諭す笠智衆の説教臭い姿も嫌いである。 大体、俺自身、ファザコンの娘など気持悪いし、さっさと嫁に行って精神的にも金銭的にも早く扶養義務から100%解放して自由にして欲しいと思うのみである。嫁さんは「冷たい」と言うが、娘は娘、俺は俺、全く別の人生だと思う。ただ、娘の話によると、友達の親など、娘にべたべたな父親が結構多いらしい。
7点(2004-03-20 10:52:47)
45.  妹の恋人
ご機嫌のテーマソングに乗って二つのシーンが並行し、最後に誰かさんの目ん玉が・・・というタイトルバックで始まる、奇想天外、おじさんでも十分に楽しめるラブ・ロマンスである。とにかくデップさんの快・怪演に尽きるが、「ワン・モア・タイム」の可愛いさとは一味違ったマスターソン、大人の魅力のムーアさんもなかなか良い。また、脇役人も多彩で面白いが、メイシーさんなど何のために出て来たのか分からない役柄で・・・。他のサイトでこの映画をB級と言う人がいたが、逆にA級とは何か。映画は何よりも表現であり、撮影も音楽もデップの演技も見事にA級であると思う。
10点(2004-03-17 17:35:16)
46.  キルトに綴る愛
熟年・名女優の競演が迫力の、男が見ても十分に面白い作品。歳がいっても、セックス抜きでも、人生くたばるまで男と女、波乱万丈。老女たちの若い時から現在進行形に至る愛憎劇の余りの一生懸命さに、悪いと思いながらも時に腹を抱えて笑ったりもして、感動しきりであった。それにしても、ライダーは「十七歳のカルテ」では精神病院で、ここでは老女たちの間で嵐のような人生体験をして成長して行く、映画の中とはいえ、本当にご苦労さんと言いたく、また、その初々しい姿に、何かファンになってしまった。余談であるが、現在、鳥インフルエンザで悪者にされているカラスが、この映画では重要な役を担っているのも、人間社会を皮肉っているようで面白い。
10点(2004-03-14 09:46:01)
47.  サイダーハウス・ルール
サイダーハウス・ルールとはリンゴ酒・ジュースを作る作業小屋に貼ってある規則のことで、その象徴するものは映画を見れば分かるので書かない。物語は旅立ちと帰郷という、青春の永遠のテーマを一人の孤児を通して描く。原作・脚本があの「ガープの世界」のアーヴィングだから、それだけで面白そうなことが分かる筈である。アカデミー助演男優賞を得たケイン始め、脇役人の好演も見逃せない。
8点(2004-03-12 18:52:49)
48.  男と女(1966)
最近、娘が見て良いと言うので、久し振りに見た。単純なストーリーを映像と音楽だけでここまで出来るのは、やはり永遠の名作である。有名なテーマだけでなく、ボサノバも良く、また、海は好きなので、ファースト・シーンから海辺の風景が何度となく出て来るのも良かった。フランス映画はテンポが遅く退屈なのが多いが、やはりこういう味はハリウッド映画には出せない独特のものがある。見た感じは8点であるが、永遠の名作という意味で10点を付けて良いと思う。書き忘れていたが、学生時代に見てからずっと覚えていたセリフ、「運命に任せましょ、愛は私たちよりも強いから」を今回また字幕で確認出来たのも懐かしかった。
10点(2004-03-11 17:43:28)
49.  ヤング・ブラッド
何度も映画化されているデュマの三銃士であるが、見る価値があるのは、相変わらず美しいドヌーブの容姿のみ、アクロバットのような新趣向の剣戟もそれで迫力が増したかと言えば?が付くばかり、ストーリーも原作をだらだらと追っているだけで新鮮味がなく、焦点もボケている。剣戟が超凄いとか、娘役が超美しいとか、物語がスリル万点とか、何か目玉が欲しいのである。最近、名画ばかり見ているせいか、こういう中身のない娯楽作品はただ興ざめするばかりである。
4点(2004-03-11 10:28:43)
50.  スペース・カウボーイ
「遠い空の向こうに」が高校生なら、これは中年の夢、最高です。ラストのT.L.ジョーンズの姿は東洋・西洋の別を超えた、正に宇宙の涅槃像ではないですか。
10点(2004-03-08 13:12:41)
51.  インドへの道
余り評判が良くないので期待せずに見たら、美しい映像と音楽、巧みな演出と編集で最初からズンズン入って行って、最後まで一気に見てしまった。いつものことであるが、見る人によってこんなに感じ方が違うのだなあと、改めて思った。インドや異文化というものに興味がある人は、それだけで見る価値があると思う。
8点(2004-03-07 17:33:57)
52.  マンハッタン物語
シニカルとコミカルをないまぜにしたラブ・ロマンスで、テンポが良く、最後まで面白く見た。さすが、私の好きな監督、ロバート・マリガンである。とにかく当時25歳のナタリー・ウッドが美しく魅力的、演技も中々のもので、アカデミー賞にノミネートされた、かのエディス・ヘッドによる衣装が彼女の魅力を更に引き立てる。別に豪華な衣装が出るわけでなく、白黒画面に都会調のシンプルなデザインで、特にクライマックス・シーンでのシー・スルーのエプロンは出色である。また、スティーブ・マックイーンのコミカルな演技も珍しくて、なかなか見せてくれるのも楽しい。
8点(2004-03-06 13:05:12)
53.  恋におちたシェイクスピア
シェイクスピアの恋を、「ロミオとジュリエット」の誕生過程と同時進行で描いた作品。そのアイデアと登場人物の勢いは素晴しいものがあるが、どうもイギリス系のキャスト、話は濃過ぎて馴染めない所がある。アイデアと勢いに8点、内容の濃さで-2点。
6点(2004-03-06 10:15:11)
54.  バウンティフルへの旅
息子の嫁とうまく行かない老女の故郷への旅を描く。ファースト・シーン(タイトル・バック)の非常に美しい映画である。若い人には退屈かも知れないが、最近同窓会づいている私のような年代には、老女の何気ない思い出話にもジーンと来るものがあったりして、とても共感が持てる。また、「ゆりかごを揺らす手」で怖いイメージのあったデモーネイがこんなにやさしく美しいとは。
8点(2004-03-06 09:52:07)(良:1票)
55.  秋日和
ラストシーンを見て、この映画の主役はやはり原節子なんだなあと思った。生真面目な司葉子も、おきゃんな岡田茉莉子も若くて綺麗で良いが、この歳だと、老けたとは言え原節子の落ち着いた美しさの方が、現実味があって惹かれる。中年の男では、ひいきの佐分利信がやはり一番で、彼なら節子さんもOKしたのではないかと思ったりした(ドラマの本筋とは関係ないですが)。
9点(2004-03-03 07:28:32)(良:1票)
56.  リトル・ロマンス
敢えてここには書かないが(他の人が少し書いていますね)、自転車レースの後でオリビエが言うセリフ、ラストで少年少女が語り合う言葉、その一つ一つが胸に響く。「リトル・ロマンス」とは、劇中でオリビエ自身が言うように、大人のロマンスでもあるのだ。また、最初と最後に見せるヒル監督のサービス精神も必見で、思わずニヤリとしてしまう。
8点(2004-03-02 11:39:51)(良:1票)
57.  サボテンの花
オールドミス(といっても往年の超美人女優)とピチピチギャルで両手に花のプレイボーイがW・マッソーというのはちょっと解せないが、結構楽しめるラブ・コメディにはなっている。アカデミー賞をとったのはG・ホーンであるが、コメディなど珍しいバーグマンの熱演(クライマックス・シーンのダンス!)こそ賞に値すると思う。それと、中年にゴールディのファンになって、ほとんど同じ歳でもあるせいか、若い頃の眼だけ大きい、一時の安達祐実のような顔はどうも得手でなく、「ファール・プレイ」以降くらいからの大人?の顔の方が余程キュートで魅力的な気がする。
8点(2004-03-01 11:39:39)(良:1票)
58.  17歳のカルテ
精神病院の若い女性群像を主人公の眼から描いた実話で、精神世界に興味ある人はすごく面白いし、そうでない人には限りなく退屈であろう映画。W・ライダーの純真、A・ジョリーを始めとする同僚患者の凄まじいまでの狂気、治療する側のW・ゴールドバーグ、V・レッドグレーブの抑えた情感。そして、ラスト近くでウーピーが言うセリフ、「溜めていないで全部吐き出しなさい」などなど、なかなかのものであった。
8点(2004-02-29 18:52:41)(良:1票)
59.  どら平太
黒澤明ら「四騎の会」の第1回作品として共同執筆された山本周五郎原作の痛快新時代劇というが、使い古された新鮮味のない人物像、事件設定は、何もかもが類型的で漫画チックで、深みも重みもない。過去の黒澤-三船の「椿三十郎」、喜八-仲代の「斬る」のような、見終わった後の痛快・爽快感が全くないのである。浅野ゆう子がミスキャスト云々以前の問題であり、役所広司の孤軍奮闘が虚しく見えかねないのが限りなく惜しい。
5点(2004-02-25 10:53:49)
60.  普通の人々
ひとつの事件をきっかけに苦悩する普通の人々(家族)とそれに関わった精神科医の姿が、盛り上がりに欠けるメリハリのないタッチで延々と描かれる。その暗い内容と相まって、アカデミー賞主要三部門を取ったのでなければ途中で投げ出してしまいたくなるような作品(実際、二日掛けてやっと見た)。唯一の救いは、主人公の恋人役を演じたエリザベス・マクガバンの輝くように美しい瞳だけ。映画とは何を描くかというテーマの問題だけではなく、それをどう描くかという表現の洗練さがどれだけ大切かという、ごく当たり前のことを、アカデミー賞授与者はもっと肝に銘じるべきである。そういう見て面白くない作品が特に主要部門受賞作に多いと思うのは私だけであろうか。
5点(2004-02-22 07:06:33)
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