41. お熱いのがお好き
ここ最近のハリウッド映画と違い、古き良きアメリカ映画という感じがした。 基本的に娯楽に徹したものよりも、衝撃度とかが強い作品の方が好きなんだけど、こういう作品を見ると、やっぱり映画は娯楽モノが一番いいなぁって思ってしまう。 まあ、それもこれもこの作品の完成度が高いからこそなんだけど。 だから、最近のエンターテインメント作品はまず見ない。 9点(2004-11-11 11:24:43) |
42. 生きる
志村喬の演技は上手いんだけど、やっぱりこういう役は合ってない気がするなぁ。 酔いどれ天使、七人の侍、野良犬とかの役のほうが個人的には好き。 6点(2004-11-11 10:54:26) |
43. 羅生門(1950)
イタコが出てきたときはさすがに笑ってしまったが、この短時間(88分)でこの重厚感は凄い。 8点(2004-11-10 17:11:51) |
44. どん底(1957)
黒澤映画にかかすことのできない‘脇役陣’の凄さを存分に楽しめた。 7点(2004-11-10 17:07:08) |
45. 隠し砦の三悪人
こういうロードムービーは基本的にあまり好きじゃないんだけど、見所が結構あって楽しめた。 7点(2004-11-10 17:02:05) |
46. 椿三十郎(1962)
1回目見たときはそれほど面白いとは思わなかったけど、2回、3回と見ていく内に、所々に出てくるユーモアがツボに入ってとても面白く感じるようになった。「あばよ」っていう台詞をこれほどスラッと言える人は今の俳優ではいないなぁ。 8点(2004-11-10 17:00:55) |
47. 乱
2回目見たときは、すごく面白かったけど、ラストのピーターのセリフはやっぱりちょっと説教くさいなぁ。合戦シーンは改めてみてもすごかった。 7点(2004-11-10 16:54:51) |
48. 東京物語
《ネタバレ》 前半部分は単調なリズムだし映像がほとんど変わらないから、退屈だったけど、後半はもう感動しまくったなぁ。笠智衆さん35歳でこの演技は凄すぎです。 10点(2004-11-10 16:51:24) |
49. 七人の侍
この映画を44歳で撮った黒澤監督に脱帽した。 三船敏郎さんと志村喬さんは日本の偉大なる俳優ですね。 10点(2004-11-10 16:50:44) |
50. その男、凶暴につき
ビンタのとこは笑ってしまったなぁ。まだ、荒削りなところがあるけど、いいもの持ってるってのが感じられる作品。パワーというか勢いを感じるなぁ。 8点(2004-08-31 11:37:14) |
51. 波止場(1954)
マーロン・ブランドはかなり頑張ってたんだけど・・・・。エリアカザン・マーロンブランドのコンビなら「欲望という名の電車」の方が断然いいかな。 5点(2004-08-31 11:28:36) |
52. 田園に死す
この幻想的な世界は鈴木清純に近い。まあ、寺山の方はカルト的な雰囲気が感じられるけど。 まあ、個人的にこういう作風はあまり好きじゃないんだけど、母と子っていうテーマが面白かったので6点。 6点(2004-08-31 11:25:14) |
53. 座頭市(1989)
勝新の座頭市には時代の生々しさが表現されていてすごく画面に惹きつけられた。(逆に、北野版はあまりにもスタイリッシュ過ぎたため入っていけなかった)。 まあ、親分役の内田裕也、勝新の息子がイマイチだったり、途中外人の歌が入ってきたりとかいろいろと引っかかる部分はあるんだけど、それも勝新のド迫力で美しい殺陣で帳消しって感じ。 8点(2004-08-31 11:16:06) |
54. 十二人の怒れる男(1957)
《ネタバレ》 確かに見応えはあった。これだけのセットでここまで引き付けるものを作るのはホントに凄いことだと思う。でも、俺はこの映画が好きか嫌いかと聞かれたら嫌いだと答える。 ヘンリーフォンダの推論には賛同できないから。 例えば、ベッドに入る時にメガネをかける人はいないと彼は言っていた。 だが、彼女(証言者)は息子が父親を殺すところを見たと証言した。 ならば、彼女がベッドのすぐ横にメガネを置いていて、罵声が聞こえた瞬間とっさにメガネを取ってかけて、その現場を見たという一つの推論も成り立ちはしないのだろうか? 死刑になるかならないかの重要な裁判で、嘘をつけば自分も罰せられるという証言者の状況も考れば、むしろ後者の推論の方が可能性は高いはずなんだが…。 他にも、いろいろと気になる推論があったけど、腑に落ちない推論が多かった。 まあ、結局は陪審員の人たちはその現場にいたわけじゃないから、真実は誰にもわからないわけであって…。 だから、この陪審員制というのはかなり危うい制度だなってのが率直な感想だなぁ。 6点(2004-08-31 10:38:35) |
55. バック・トゥ・ザ・フューチャー
子供の時に見て面白かったのに、大人になってもう一度見たらつまらなかったっていう作品がよくあるけど、これもそういうのなんかなぁと思って、ずっと見るの敬遠してたんだよね。でも、やっぱり面白いもんはいつ見ても面白い。 8点(2004-08-31 10:36:13) |
56. 用心棒
《ネタバレ》 昔を感じさせてくれる音楽が最高にハマってて好きだなぁ。 あれだけ大物感を出しておいて、一度ボコボコにされる三十郎も面白い。 10点(2004-08-31 10:35:24)(笑:1票) |
57. 兵隊やくざ
《ネタバレ》 勝新演じる大宮のキャラは良かったし面白かったけど、最後の逃走する場面で機関車の操縦士?を殴ったのはちょっと違うかなって思った。普通に、操縦士がかわいそうだと思った。 6点(2004-07-17 16:30:54) |
58. ラスト サムライ
《ネタバレ》 役者のキャスティングは完全にミスだなぁ。 まず、小雪。演技とか以前に、スタイルが良すぎ。昔ながらの日本人女性には全然向いてない。 それから、小山田シン。もうこの人の演技についてはコメントのしようがない。 まあ、内容はまあまあ面白かったし、渡辺謙演じる勝元も良かった。 最後の合戦シーンも凄かった。 実際は、CGを駆使したり、馬に転ばせる特訓をしたりとかして大変だったらしいが、あの場面は凄い迫力があって良かった。 6点(2004-07-17 15:58:30) |
59. 壬生義士伝
中井貴一は頑張ってはいたけど、やっぱりきつかった。 佐藤浩市もなぁ・・・。老け役は無理ありすぎだし、斎藤一役も巧いことは巧いけど、それほど存在感を感じなかったし、カッコいいとも思わなかった。もっと存在感が出せる俳優だと思ってただけに少しガッカリした。 4点(2004-07-13 18:43:54) |
60. 欲望という名の電車(1951)
マーロン・ブランド目当てで見たけど、ビビアン・リーがかなり良かった。 話自体はそれほど面白いとは思わなかったけど、ビビアン・リーの素晴らしい演技に惹きつけられたんで、最後まで飽きることなく見れた。 7点(2004-07-12 17:07:06) |