41. 名探偵コナン 業火の向日葵
今年のコナンは怪盗キッドメインの絵画ミステリー。といっても「モナリザに隠された秘密が・・」的な王道絵画ミステリー要素はありませんのでご注意を。とにかく怪盗キッドが活躍します。常に主人公の一歩先、探偵の専売特許である犯人当てすら主人公より先行しています。怪盗キッドのファンにはいいんじゃないでしょうか。私はコナンが好きで、コナンが小さい体で一生懸命頑張る姿が好きでこうしていい年になっても毎年劇場版を映画館で見続けているので、なんだか残念でした。ショタコンじゃないです。 [映画館(邦画)] 5点(2015-07-29 03:34:29) |
42. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 なんかなー。冤罪の可能性があるから死刑に反対なんでしょうか。死刑場に駆け付けた反対論者は「罪は神に許されたから」と言っていましたが。彼は冤罪であって冤罪でないわけで、こんな手法はもはやテロでしょう。彼が死刑になったのは悲劇で反対すべきことなんでしょうか。悲劇だとしたら、冤罪のそれなのか?運動に狂信的におぼれていった彼女の、そして彼自身の悲劇では?なんかもやもやする映画でした。「健康のためなら死んでもいい」と大真面目に言われたような気分です。 [地上波(字幕)] 5点(2013-07-29 23:30:13)(良:3票) |
43. キラー・ヴァージンロード
《ネタバレ》 岸谷五朗初監督作品。印象としてはちょっと中島哲也監督を思わせるカラフルハイテンションギャグで、岸谷五朗ってこういうの撮るんだ!と意外でした。さて内容ですが、、、基本的にボケ倒す作風の中、おじいちゃん云々で無理に泣かせに走るもんだから、そこだけが浮きまくって全体的にアンバランスな仕上がりになっています。ダメダメな主人公が遺体処理の過程で自分の価値に気づくという軸はいいのに、惜しいです。あと最後、主人公が笑って終わりって完全にダメでしょう。今人殺したんだよね?ちょっと神経疑います。しかしこの映画、友人とわいわい言いながら見ていたので、結果的にはすごく楽しめました。木村佳乃なんかすごすぎてみんなで爆笑。暇な日に、みんなで集まっておバカ映画でも見ようかーってなったら、あまりに本物(シベ超とか)見ると場が凍りますので、この作品あたり見るといいんじゃないでしょうか。 [DVD(邦画)] 5点(2012-10-10 00:39:13) |
44. スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師
ティム・バートンらしいダークホラーですが、思っていた以上にグロいです。ていうかエグいです。そして、ティム・バートン作品に珍しく(と私は思うのですが)、登場人物に魅力が感じられません。ティム・バートン作品は、魅力あふれる独特のキャラクターによってブラックな世界をダークファンタジーへと押し上げているのが売りだと思うのですが、今回はそれがないのでエグさがダイレクトに伝わってきます。とはいえ、人間ドラマ自体は悲しく見ごたえありますし、ミュージカル風に仕立ててみたりと娯楽性も多少は演出されていますので、ティム・バートンファンは一見の価値ありではないでしょうか。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-10-09 23:52:35) |
45. 夢のチョコレート工場
《ネタバレ》 先にリメイク版を観賞、原作未読です。わりと淡白なラストに驚きました。夢の世界から抜け出せないワンカにはまだ十分伸びしろが残っているのに、あれで終わっていいのでしょうか。あと勝手にジュースを飲んでおいてあの言い草なおじいちゃん。イラッとします。この点は童話に徹底したティムバートンアレンジに好感を覚えます。そして逆にこっちの映画のほうがいいなと思ったところは「チケットのせいでチョコレートが不味いね」このセリフです。なぜチャーリーは拾ったお金を家計に回さずチョコレートを買ったのか、このずっと感じていた疑問にすばらしい答えをもらいました。どっちみちネコババはあかんけど… [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-08-28 15:55:15) |
46. 大停電の夜に
うーん、薄味でした…。三谷幸喜のような群像劇を楽しむ映画ならこのくらいでいいんですけど、ラブロマンス映画としてこれでは物足りないです。言いたいことが散漫して軸がなくなってしまった印象。ただ雰囲気はいいので恋人と見るにはちょうどいいと思います。あんまり関係ないですが、最近地震が多く防災グッズの購入を考えていたのでちょっと参考になりました。 [DVD(邦画)] 5点(2008-05-11 00:55:36) |
47. トンマッコルへようこそ
《ネタバレ》 話のコンセプトも映像もすごく好きで、これはDVD買いだなと思ってたのに!最後の展開だけは私の好みにあわなかった。なんだかんだ言おうが大切な何かを守るには戦わないといけないんだよねヤッパリ、というのはわからなくもないけど、それを超越した美しいものを見たくてこの映画を観たのに…。こんなの嘘でいいんだ。ファンタジーでいいんだ。うそっぱちでいいからハッピーエンドが見たかった。そうじゃなけりゃトンマッコルなんてただの村だ。村の神秘さ、映画を観る前のあのわくわく感が消えてしまう。私は夢を見に来たんだ。本当にくやしい。ていうかスミスもっと頑張れよ! [DVD(字幕)] 5点(2008-01-15 05:21:05) |
48. ドッペルゲンガー
注意してほしいのは、これはドッペルゲンガーという現象を描いたホラー映画ではなく、ドッペルゲンガーを一材料として使い、「自分を見つめなおす」とか「自分の本当の欲求とは」とかそういう他のメッセージを描いているシュール系B級映画ということです。なにせ、“ドッペルゲンガーを見た人は死ぬ”というルールがまずあやふやです。私これ本当に驚きました。本作品のドッペルゲンガーは人を呪い殺したりといったことはしません。ただ現れ、ただやりたいことをやっていくだけです。これを念頭に置いて鑑賞しないと肩透かしを食らいます。これから見る人は注意してください。※ただし、これを念頭に置いて鑑賞しても面白いかは正直疑問です。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-10-10 01:33:19) |
49. ワンダフルライフ
《ネタバレ》 うーん、あまりおもしろくなかったです。この映画を楽しむにはちょっと若すぎた気がします。たった一つの思い出の中で永遠を過ごさなければならないなんて…私にはホラーでしかなく、「いいな」と思えませんでした。また主人公たちの仕事についてもちょっと意味不明。ただの想起の手がかりなのに、わざわざ再現映画を撮らなくても!結果的に職員の癒しや発見になったかもしれないけど、システムとしては不要。“映画人”監督の自己陶酔なのでは…といじわるなことを思ってしまいます。さらに主人公含む三角関係の話も気に入りません。妻チョイスの思い出があれだなんて、夫婦の歩んだ年月は何だったのか…。とにかく、終始退屈な映画でした。すみません…。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-08-31 23:09:45) |
50. そのときは彼によろしく
《ネタバレ》 見終わったあと、なんでこんなに面白くないのか考えてしまう映画。幼馴染、再会、難病、言えない思い……という、わりと“間違いない”感動話で、悪い映画じゃない。ラストもハッピーエンド、俳優も好演だし、映像もいい。でも…なんか面白くない。なまじ憎めないだけにちょっと肩入れしてしまい、どうにか面白いと思おうとするんだけど、やっぱ面白くない。。思うに、これタイトルが悪いんじゃないか…?物語のここぞというとき、クライマックスに挿入する言葉として弱すぎる。この辺は『いま会い』と対照的だなあと思う。確かに、頭で考えれば感動的な言葉だと思う。愛とか心配、信頼、バトンの重さ、いろんな感情が込められている。でも、キメ言葉としてバンッ!と提示されると、こう、その言葉の持つ生活感というか、ダサさというか…。なんか肩透かしをくらった感じがする。そんでまた山田孝之がその言葉でせきを切ったように泣き出すもんだから、「今ので…?」とますます映画との距離が開いてしまう。ラストなんて、長澤まさみが「そのときは…」と言いかけただけでなんか笑えてくる。もっといいセリフなかったのかな~。あと長澤まさみが夢から覚めるという奇跡の原動力が小日向文世の不思議パワーというのもマイナス!ファンタジーの入れどころを間違えている気がする。うーん、ほんと、悪い映画じゃないんだけど…。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2011-08-26 03:27:13) |
51. グリーンマイル
《ネタバレ》 無罪だと思うならその足で証明しろよ。その足で調べて各方面全員と話せ。助けたいなら本気でぶつかれよ。この汚い世界に疲れたと言われたら、俺を見ろと言ってやれよ。ダメかもしれないけど、ダメじゃないかもしれない。少なくともジョンは世界に絶望したまま死ななくてすんだ。救えたのに。司法制度を変えてみせるくらい言えんのか。大人ぶって理性ぶって、逃げてばかりの人達の映画でした。友達に絶対見たほうがいいと言われたのでチャンネルを合わせましたが、私の好みではありませんでした。 [地上波(吹替)] 4点(2008-05-11 00:29:59)(良:1票) |
52. パニック・ルーム
《ネタバレ》 息もつかせぬ頭脳戦か、はたまたちょっと大人のホームアローンかとわくわくしてたらどっちも違いました。犯人から小物臭がするのはいただけない…。安心して見ていられました。褒めてません。 [地上波(吹替)] 4点(2008-04-30 15:02:54) |
53. 名探偵コナン 11人目のストライカー
コラボレーション先への揉み手が画面から透けて見えるようで、コナン映画の中ではかなり嫌いな作品です。どんだけ先方に気を使っているのか知らないが、選手の声優起用も含め、ストーリー展開に支障が出ています。しかも真剣な試合にヤラセ要素を持ち込んだりと、肝心なところもどうなのかという始末。こういう企画モノは、存在そのものに意義があるとは思いますが・・テレビスペシャルでやんなさいよ。 [映画館(邦画)] 3点(2015-07-29 04:09:22) |
54. 名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌
《ネタバレ》 点高いですねー。私はこれ、だめでした。コナン映画は毎年劇場で見ているのですが、記念すべき10年目!!とか言ってる割に犯人が小物すぎる。小悪党というか人間が小さいというか、ただただむかつく。最後のパスワードもどうせこいつならこうじゃねーの、と思ってたのがどんぴしゃでさらにイラッ。コナンが最後「あんた最低の人間だよばーか(意訳)」的なことを言っていました。よくぞ言ってくれたコナン。ちょっとすっきりした。子供向け映画の、しかも10周年の犯人としてどうなんだ。予告等を見てちょっと期待が大きかったのかもしれません。 [映画館(邦画)] 3点(2008-01-28 02:37:48) |
55. ノイズ(1999)
《ネタバレ》 予備知識無しでたまたま観ました。事故に遭い戻った2人の宇宙飛行士、1人は変死、もう1人である夫はわずかだが人が変わったよう。謎の録音、双子の妊娠。交信が途絶えた2分間、宇宙で何があったのか……と、かなり面白く観てたのですが、もう、ラスト5分のがっかり度は異常…。そ、そのまんまじゃないか。なんだあのジェル状のタコは。私はてっきり全ては鬱持ちの妻の妄想で(だからところどころは妄想補正がかかっていて)、妻はお腹の子供と共にあのまま自殺、夫は何が何だかわからないと語り、真相は謎…みたいなオチかと思った。人間の精神って怖いね映画というか。か、考えすぎた…。うすっぺらいなオイ。結局双子(こだわり)を飛行士にして、何なの?ラスト5分でこれだけがっかりできる映画ってなかなかないんじゃないでしょうか。俳優さんの演技はすばらしかったです。あと「男は駐車場」っておもしろいですね。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2008-01-28 01:40:23) |
56. 模倣犯
原作のクリームパイを、シェービングクリームで作り直して、最後は観客に投げる。観客は不快。つまりパイ投げ映画でした。 [映画館(邦画)] 2点(2008-01-28 19:13:43) |
57. 完全なる飼育 秘密の地下室
たまたま番組欄にこのタイトルを見つけたときのあの何とも言えない気持ち、忘れられません。結果はいろんな意味で肩透かし。飼育というわりにそんな匂いはないし、女はあっさり心を許しすぎ。そ、そうかタイトルにとらわれたらダメなんだ、これそのもので見れば…やっぱりつまらない。心情面で早々に置いていかれたため、最後まで「理解できない人たちの理解できない心情と行動」を脱することが出来なかった。後半付近は本当にひどい。立ち位置が謎な映画。 [地上波(邦画)] 2点(2008-01-28 19:09:59) |