Menu
 > レビュワー
 > おーる さんの口コミ一覧。3ページ目
おーるさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 307
性別
自己紹介 基本的に評価は甘め。
9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。
そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。
0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1234
投稿日付順1234
変更日付順1234
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  3-4X10月
まずやはり目を引くのがタイトル。  僕は「3マイナス4掛ける10月」だと思っていた。 鑑賞後もタイトルの意味だけがさっぱり分からず調べてみたところ、そんなに深い意味は無いのね(笑) 単なる野球のスコアで少しストーリーに引っ掛けてあるぐらい。  北野監督2作目となる本作は、前作のソリッドさからは大きく離れ、後の北野作品の土台となる出来となっている。 死、枯れた笑い、皮肉、沖縄・・・ など「ソナチネ」にかなり通じるものがあるが、個人的には本作の方が好み。  しかしなんなのだろう この初期北野映画の妙な中毒性は。 作品自体の映画としての完成度は一般的に見れば低い部類だろう。 しかしそれ故の「満たされない」独特の雰囲気が、上手く言葉に出来ない感情を僕らに抱かせ、 もう一度観たくなってしまう。  支離滅裂な展開で初めは戸惑いを覚えずにはいられないが、オチで収束される。 この手のオチは個人的にはあまり好きでないやり方なのだが、本作に関してはこの落としかたがベストに思える。  興行収入に恵まれなかったのはむしろ当然と思ってしまう掴み所の無い本作だが、 この感覚を他の映画で味わえるかというと・・。  好き嫌いハッキリ分かれると思う。 好きな人はきっと僕と同じように中毒になってしまっているはず。  前作のファンのことなんか全く考えていないようなぶっ飛び方。 でも色調はやっぱり北野映画。う~ん凄い。
[DVD(邦画)] 7点(2009-12-08 17:34:47)(良:1票)
42.  奇跡の海
エミリーワトソンの演技がとにかく圧巻。映画初出演と後で知ってさらに驚いた。純真無垢で危うい主役の感情を完璧に演じていたと思う。  彼女の演技の素晴らしさのために、視聴者側は映画の早い段階から、彼女に感情移入出来る。  手持ちカメラのブレ映像は、独特な雰囲気を作り出すには一役買っていると思うが、私には少々わざとらしく、やりすぎな感じがした。  この監督のやり方はとにかくどギツい。やり過ぎなぐらい悲劇を強調され、嫌悪感を覚えずにはいられないが、それこそこの監督の魅力であり、他の監督の作品では中々体験できないくらいに、感情を大きく揺さぶられ、考えさせられる。  好き嫌い、賛否あって当然。  たとえ嫌いだとしても、映画観賞後には重いものを背負わされ、 純粋とは美徳か・・・幸福とは・・・・保守的で排他的な信者にとっての神と、ベスが一心に信じる彼女の心に宿っているともいえる神についてなど、多くの事を考えさせられる。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-07 06:24:36)(良:1票)
43.  マルコヴィッチの穴
ここまで下らない奇天烈な設定でも、ちゃんと映画として成り立っているのが凄い。というかむしろとても面白く観賞できた。前半はほとんど意味の無いシュールな世界、このままいくのかと思いきや後半は少しシリアスな空気もあり、オチもちゃんとある。ジョン・キューザックをはじめ、俳優陣の演技も見事。ストーリーだけ思い返すとまるでアニメのようなお話だが、人間が大真面目にやってしまうからこそここまで笑えるし、引き込まれるのだと思う。この映画を観終えた後の気分は他の映画ではなかなか味わえない。良いです。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-09 22:02:12)
44.  トレインスポッティング
唯一クスリをやってないベグビーが一番危ない。彼のぶっ飛んだ行動にはかなり笑わせられた。イギーポップの冒頭の音楽が滅茶苦茶合ってますね。まぁ内容は、重い部分もあるけれど、いい意味でオシャレに軽く作られている。若い人向けって思います。
[DVD(字幕)] 7点(2009-02-02 09:31:49)
45.  ベイブ
ブタちゃんがとにかく可愛い。映画全体ののんびりとした雰囲気も良かった。動物が喋ったりする映画は個人的に興味すら持てないのだが、ブタちゃんが可愛すぎて観てしまった。いざ観てみたら思っていたよりよく出来た映画で、続編まで見てしまった。1作目にあたる本作の方が好み。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-01-31 06:08:07)
46.  ファーゴ
これほど残酷な事件も、あくまで第三者的な冷めた目線で撮られることで、不思議な余韻が残る作品となっている。  不細工な娼婦2人が、犯人の顔を「変な顔、変な顔」とやたら言っていたり、ところどころの乾いたブラックジョークを織り交ぜ、人間の滑稽さを描いているように感じた。  4年前に見た時は退屈という印象しかなかったが、改めて観ると、その独特な味わいを楽しむ事が出来た。  ある程度、映画玄人が好むような映画なのかもしれない。  ブシェミも良かったが、ピーター・ストーメアのサイコっぷりがえらくハマっていたように思います。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-30 07:32:00)
47.  トゥルー・ロマンス
クリストファー・ウォーケンとデニス・ホッパーのシーンは皆さん書かれている通り秀逸。映画を観終わった後は何だか不思議な爽快感を味わえた。 ドレッドのゲイリー・オールドマンがとりあえずカッコ良すぎ。
[DVD(字幕)] 7点(2009-01-22 10:47:46)
48.  グッドフェローズ
妙に軽快なテンポ、アンチカタルシスな結末など、所々好みのところはあったのだが、期待していたほど自分の胸に突き刺さってくるような作品ではなかった。 デ・ニーロ、ペシは評判どおりのキレっぷりで凄くいい感じ。
[DVD(字幕)] 6点(2011-04-10 11:42:34)
49.  ジャッキー・ブラウン
相変わらずブラックミュージックの使い方が凄くカッコイイ。ただ物語自体は中盤かなり間延びしていた。ムダに長いシーンも、タランティーノ特有のウイットに富んだ喋りで楽しめるかというと、この作品に関してはそうでもない。 終盤の緊迫感、サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・フォスター、そしてなにより終始ショボいデ・ニーロは凄く良かった。 タランティーノ作品にはどうしても刺激を求めてしまう。本作は特別悪い点も見当たらないが、少し地味な印象は否めない。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-05 09:16:38)
50.  ヒート
アクションシーンの迫力、スピード感は後の「ダークナイト」に強く影響を与えたというだけあり、画面から目が離せないすばらしい出来。  しかし如何せん長い。 主要キャストの家族関係などバックグラウンドを描いて感情移入させていくやり方は良いのだが、必要不可欠でない削れるシーンが多々あったのも事実。  アル・パチーノ、デ・ニーロのファンにとってはたまらないのだろうけど。 もう少し短くコンパクトに仕上げた方が、もっと全体的なスピード感を維持できたのではないかと思う。  あとラストは少しクサすぎるかな・・・
[DVD(字幕)] 6点(2010-01-01 16:27:05)(良:1票)
51.  ユージュアル・サスペクツ
一回目の観賞でオチが読めた人でも、絶対2回観るべき映画。伏線が思ってるよりい~っぱい仕掛けてあるから。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-03 05:39:44)
52.  シザーハンズ
切なくてとても美しい。幻想的な映像、ジョニー・デップ、ヒロイン役の子の演技もとても良い。映画自体も短く、分かりやすく、誰にでもお勧め出来る映画。ただその分一回観るだけで、全てを把握出来てしまうので、何度も観る気にはなれない。まぁそういう深みを求める映画ではないとは分かっているけど。切ない物語だが、涙腺を刺激するほどの感動は得られなかった(あくまで僕は)ので、この点数。
[地上波(吹替)] 6点(2009-01-29 06:58:31)
53.  アイズ ワイド シャット
内容自体は驚くほどストレートでシンプル。 問題はその描き方で、キューブリック特有の演出で、若干解りづらく感じる部分はあるが。 映像美は相変わらず文句なし。 ニコール・キッドマンの演技も素晴らしかった。 ただ、キューブリックにしては随分と毒が無く、思いもよらぬ方向から頭をガツンと殴られるような、以前の作品ほどの衝撃は感じられなかった。 観賞後気持ち悪いが不思議と心地良い そんな感覚が後を引くのが、僕がキューブリック作品に期待している感覚なのだが、本作からはそれが感じられず。  まぁラストの台詞は最高だと思いましたが。
[DVD(字幕)] 5点(2009-07-25 09:16:48)
54.  踊る大捜査線 THE MOVIE
良くも悪くもテレビの勢いそのままな映画。「踊る~」映画シリーズではこの作品が一番楽しめると思う。
[地上波(邦画)] 5点(2009-02-26 05:53:05)
55.  テルミン 《ネタバレ》 
ドキュメント映画です、まさに。 エンターテイメント的な演出は皆無に等しい。 しかし、国家権力に振り回されるテルミン博士とクララ(テルミンの天才的演奏者)の切ない物語が必然的にこのフィルムをドラマチックなものにしています。  しかしとことん映画的な脚色が無く描かれているので、音楽に興味が無い人には退屈に感じるかもしれません。 逆に言うと音楽に興味がある人、特に電子楽器に興味がある人にはマストな映画だと言えます。  かのムーグ博士が出てきたのもビックリしたし、なによりクララの演奏力の凄まじさ・・・・。 テルミンをタダの飛び道具楽器だと思っている人にこそ観て頂きたい。 まるで女性の歌声のようです。これだけでもこの映画を観る価値はあります。  人を選ぶ映画ですし、映画として面白いかというと微妙なところはありますが、 ちょっとでも興味を持った人には是非一度観て頂きたい代物です。
[DVD(字幕)] 5点(2009-01-20 10:21:50)
56.  まあだだよ
黒澤監督が、自分の遺作になると自覚して作っていたことは明らかでしょうね。 何だか、監督が「先生」に自分を重ね合わせている気がします。  作品としては、少し大袈裟過ぎる台詞がどうも馴染めませんでした。  黒澤映画は、映像だけで充分過ぎるほどの力がある(本作では個人的に、掘っ立て小屋で四季が巡るシーン、猫が怒りを表すシーンが印象的でした)ので、教訓じみた過剰に美しい台詞が多くて、感情移入を妨げられた気がします。  所ジョージ、井川比佐志などは凄く良かったと思います。  しかし、先生の酒豪っぷりは圧巻ですね(笑)  
[DVD(邦画)] 4点(2010-03-14 06:33:56)
57.  バッファロー'66
映像、音楽など、雰囲気がとても素敵。センスに溢れています。 ただあまりに雰囲気押しで、テンポは良いのですが物語に感情移入出来ませんでした。  良い具合にロックな雰囲気が散りばめられているので、若い人向けかな・・
[DVD(字幕)] 4点(2009-12-28 00:28:46)
58.  萌の朱雀
オープニング(景色から台所の流れ)の美しさに、久しぶりに最高の邦画に出会えるか と期待を膨らませたのだが・・・ 初回観賞では、恋愛シーンぐらいにしか感情移入出来なかった。  敢えて抑揚を廃し、台詞も少ない、そんな映画はむしろ個人的には好みなのだが、 この映画は重要な台詞でさえ聞き取りづらく、しかもそれを聞き逃すと後の展開の理解に苦しむ。  リアリティの徹底から、まさに日常会話のような演出をしたかったのだろうが、何を言っているのか解らないのではリアリティも映画の中、監督の中だけで完結、観る側は蚊帳の外のような気分にさせられてしまう。 そして、家族構成や父親の内に秘めていた思いは、最低限丁寧に描くべき部分であるはず。 観る側の感性が試されるとかそういった解りづらさではなく、単純に最低限の説明すらしなかったための悪い意味での解りづらさ。  実際観賞後、この映画の情報を調べ把握してから2回目を観賞してみると、素直に美しさや空しさ、切なさを感じ取る事が出来た。  キャストは本当に素晴らしかったため、何とももったいないというか。 若い監督が作る映画の未完成な「荒さ」は僕は大好きなのだが、この映画の「荒さ」は完全な手落ち。残念。  前情報ありきで、人物像を把握して観れば、深く感情移入出来る良い作品だと思います。
[DVD(邦画)] 4点(2009-07-31 16:57:24)
59.  12人の優しい日本人
オリジナルとどうしても比べてしまう・・。 この映画とリアルな陪審員制度を比べるのは無意味。 これはあくまでコメディ映画だと思う。 どうせ笑わせるんならもっとバカやってほしかったかも。 ちょっと中途半端感が否めませんでした。 
[DVD(邦画)] 4点(2009-05-22 13:56:09)
60.  八月の狂詩曲
メッセージを全部語らせすぎているからか少し説教臭く感じた。子供達の演技、台詞が不自然極まりないため、おばあちゃんの名演や印象的なシーンも浮かばれず、どうも映画に感情移入出来なかった。 黒澤映画でここまで低い点数をつけるのは初めて。
[DVD(邦画)] 3点(2010-02-13 21:15:04)(良:1票)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS