601. 羊の木
《ネタバレ》 罪を犯した人間に寄り添う吉田大八監督。 でも許せない人間もいる。 今回は、犯罪者が一気に6人も出てくる。 しかし松田龍平演じる、根っからの人殺しには、吉田監督は寄り添わなかった。寄り添えなかった。 人としての審判の及ぶところではない。 それでも彼の映画に怒りはなかった。 吉田監督はのろろという神さまに審判を託した。 [DVD(邦画)] 7点(2019-01-12 16:17:08) |
602. ちはやふる 結び
《ネタバレ》 「しのぶれど」と「恋すちょう」の二首を試合のクライマックスに 持ってくるとこなど、本当に勉強になったし、面白かった。 昔の歌合わせが、紅白歌合戦みたいに、お互いの意地とプライドをかけてやったという 話は、それだけでもストーリーが一本できそうなほどエキサイティング。 (ちょい昔、邦画に「恋は五七五」という名作がある!) 若い俳優たちがみんな好感もてるのがいい。 特に女優。 無駄に美人という設定のちはや役を広瀬すずが体を張って演じてる。素敵だと思います。 「舞妓はレディ」の上白石萌音も、いかにも日本の伝統を知っている女性という感じがよく出てて、はまり役。 松岡茉優もどこかコミカルな才女役を存在感たっぷりに演じている。 男優役も好感持てるし、こんな連中との高校生活は楽しかろうと思いました。 高校時代の青春燃焼物の傑作です。 [DVD(邦画)] 8点(2018-12-23 13:20:37) |
603. 恐怖分子
《ネタバレ》 「クーリンチャ」が最初のエドワードヤン体験だから、 この映画と言い、「台北ストーリー」と言い、明るい映像に意外さを感じた。 音楽を使わないのは、相変わらずだが・・ 今まで貧困に苦しんでた台湾が、一気に経済が回る国になったことで、 抱くようになった、社会への不安を映画化するエドワードヤン。 このタイトルの恐怖分子とは、その社会の不安を顕在化させる人物がすなわち社会の恐怖「分子」なのだ。 映画は2人の女性に焦点をしぼってる。 1人は美人局まがいの交友をする不良少女。 もう1人は作家の女性だが、本来の夫を大事にせず、不倫を重ねる女性。 いずれも近代化が進むにつれ、生じたキャラクターである。 エドワードヤンは、この社会の変わりようから来る人間の変化に本当に嘆いていたようだ。 [DVD(字幕)] 7点(2018-12-22 23:40:11) |
604. ジュラシック・ワールド/炎の王国
《ネタバレ》 前半はすごいですね。 よくまぁリアルな火山の噴火に恐竜を掛け合わせて描いたもんだ。 ドエライ作業量だったでしょうね。 後半は別の意味で面白い。 女の子と恐竜というファンタジーみたい。 夜の月夜に欧風の屋敷の上で恐竜が叫ぶ。 女の子は布団の中で震えてる。 子どもの悪夢をスピルバーグチームがジュラシックシリーズでも使ってしまう。 豪華2本立てといった感じの話で、面白かったです。 どこまで子ども心にブルーが届いたか、興味ある。 ブルーのフィギュア、欲しい。 [DVD(字幕)] 7点(2018-12-17 19:31:03) |
605. カメラを止めるな!
《ネタバレ》 涙が出るくらい好き! 正直に言います。 DVDで鑑賞したので、最初の映画で、酔ってしまったところに、 現場の連中がまとまらず、好き勝手いうとこにブチ切れしてしまい、観るのを中断してしまいました。 船酔いで、自分が定まらない時に、あのような現場に出会い、怒り心頭になったからです。 なんでこの映画が高評価なんだろう?と思い、再度観始めたら、面白くて、最後はうるっと来てしまいました。 (正当な評価にならないですね、スイマセン・・) 映画愛がたっぷり入ってて、現場こそ映画じゃないか、と思ったんでしょうね。 フェリーニの「8・1/2」ですね。 でも映画愛のこんなにある人がゾンビを扱うなんて、ゾンビってそんなに面白いのかなぁ? 「桐島、部活」もそうだけど・・ 自分もゾンビ観てみます(笑) [DVD(邦画)] 10点(2018-12-17 01:30:12) |
606. 牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件(188分版)
《ネタバレ》 受験に失敗して、夜学に行き、仲間ができ、抗争に巻き込まれ、好きな女子が元リーダーの彼女で・・ 一言で言うと、こういう映画ですが、エドワードヤンのこの映画は、 長回し多用で、主人公の魅力というのが伝わりづらいんですね。 しかもどこにでもいるような少年、少女を使い、映像も暗め。 でもこの映画は映画自主製作者には勇気をもたらしたんじゃないかな・・ 普通の人間使っても、こんな重厚な映画ができるって。 主人公の少年の家も政治の時代にもみくちゃにされ、映画は厚みのある内容になってます。 4時間近くの映画です。 多少きつかったですが、最後の合格発表のラジオ放送を犯罪者になってしまった家の人間がじっと聞いてるシーンを みて、あぁこれは挫折の映画だったかと思いいたりました。 ヘッセの「車輪の下」みたいなものを感じつつ、鑑賞後、ひとり静かに酒を飲みました。 [DVD(字幕)] 7点(2018-12-16 00:40:40) |
607. ゲティ家の身代金
《ネタバレ》 面白い!話もだれずに、最後まで見せる。 リドリースコットは、巧すぎて、作家性が見えにくくなるほどだ。 引っかかるとこがなく、何がリドリースコットらしさか、見えにくい。 クリストファープラマーがいい。 他の俳優が考えられないくらい、はまり役だった。 でもケビンスペイシーの方がリドリースコットらしさが出たかもしれない。 最後、あれほど大事にしてたお金が慈善事業にまわったというオチは少し笑える。 [DVD(字幕)] 8点(2018-12-15 15:53:31)(良:1票) |
608. トレイン・ミッション
《ネタバレ》 コレットセラ監督は割と好き。 「フライトゲーム」の興奮、再び!?と思い、鑑賞。 リーアムニーソンは娯楽作品に出てて、かなりの確率で面白い映画が多い。 「96時間」も面白かったし、これからも楽しみな俳優。 一時期のハリソンフォードと同じオーラがある。 絶対裏切らないオジサンと言った感じだ。 [DVD(字幕)] 7点(2018-12-09 00:12:29) |
609. ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書
《ネタバレ》 面白い!骨太な傑作だ! 最後は自由の国アメリカ万歳で締めくくるから、気持ちがいい! スピルバーグの計算がかなりあるのだろう、これを今、世に出したのは・・ 報道の自由の危機の予感、女性の時代の到来等々。 相変わらずの演出の巧さで、地味な内容の映画を最後まで引っ張ってくる。 彼の映画で言えば「リンカーン」に近い。 自分にとってスピルバーグの楽しみは演出の巧さである。 個々の部屋での電話会談、機密登場の緊迫場面でレモンを売る娘、「ニクソン」側の役員への印象づけ、 各人各人のセリフの面白さ・・ 最初はちょっと難しいよ、スピルバーグさんと思って観ていた。 字幕のセリフを読んでるうちに、広い新聞社のオフィスの空気で眠くなってしまった。 これは前も経験したなぁ・・ あぁそうだ。「大統領の陰謀」や「ネットワーク」(これはTV局だけど)でもそうだった。 とにかくマスコミの方々の説明口調は映画と相性悪い。 でもそれを最後まで引っ張るスピルバーグ御大の演出には、職人の味がある。 [DVD(字幕)] 8点(2018-12-07 22:33:52) |
610. エンドレス・ポエトリー
《ネタバレ》 自伝的映画「リアリティのダンス」に次ぐ続編である。 前作が家族のことを強く描いてたのに対し、本作ではホドロフスキーの女性関係が描かれている。 まぁ許される(?)クズであったということか・・ ホドロフスキーのキーワードは、厳しい父親、サーカス、小人などである。 「サンタサングレ」も自伝的要素が強い。 「エルトポ」「ホーリーマウンテン」あたりが彼のぶっちぎり世界観を楽しめる。 若きホドロフスキーにとって、アート(この映画では詩)が癒しだったのだ。 ラスト、旅立った先の業界が、映画界やバンドデシネだったということだろう。 リアルタイムで、映画を通して、彼という彷徨える詩人の旅に付きあえれたことは幸運だった。 どの作品も見応えがあって面白かった。 ご苦労様というしかない。 [DVD(字幕)] 9点(2018-12-07 01:13:36) |
611. 気狂いピエロ
《ネタバレ》 さてゴダールものである。 以前「右側に気をつけろ」を観て、さっぱり意味が分からなかったので、 今回は理論武装して、挑んだ。 当時の映画のあり方に批判的、実験的に模索していたのがヌーベルバーグである。 ゴダールの本作は、その代表ともいえる作品で、実験的かつ政治的メッセージをこめた代表作である。 今では、政治的メッセージを込めた実験映画は、数多く創られていて、youtubeなどでも散見される。 本作では、男女の会話で、それらしきことがほのめかされるだけだが、当時は衝撃的だった。 ストーリーはまったくない?(原作があるみたいだけど・・) ただ当時のアメリカのベトナム戦争や、世界を変えつつあった消費文化を 風刺しつつ、シネマスコープのスタイリッシュな映像で男女の逃避行が描かれる。 (男女の逃避行と言えば、「俺たちに明日はない」だが、この作品の2年後である) 筋を追って、観ていたら、何が何だがさっぱり分からなくなってしまうとこだろう。 「勝手にしやがれ」はまだ映画として成立していたが・・ まったく「ゴダールには気をつけろ」だ(笑) ※「ゴダールに気をつけろ」という映画本がありますね。図書館ででも見てみようっと。 [ビデオ(字幕)] 7点(2018-12-06 17:01:40) |
612. 評決のとき
《ネタバレ》 法廷ものの傑作をうみだすジョングリシャムの処女作の映画化。 メガホンを取るのは、「依頼人」の監督。 というわけでグリシャム原作なので、法廷ものである。 ラストの弁論で、不利な判決がひっくりかえるのは、ルメットの名作「評決」と同じ。 そういえば、タイトルも似てる(笑) 観てて思ったのは、アメリカという国は判例法主義なので、裁判に勝てば、法が時代に追いつく。 でもそのためには、多くの代償を伴うということ。 この映画では関係者が襲われたり、当の弁護士の家が放火されたり・・ それでもアメリカ人は騎兵隊のごとく、時代にぶつかって、国を前に進めていく。 異論もあろうが、やはりアメリカは、最前線の国だ。 振り返って日本を見れば、どうだろう・・ 原発一つとっても、中々状況は先には進まない国なんですよね・・トホホ [ビデオ(字幕)] 7点(2018-12-04 01:41:37) |
613. ヴァレリアン 千の惑星の救世主
《ネタバレ》 リュックベッソンのファンなんで、観ました。 リュックSFの「フィフス~」も後からジワジワ~と来て、結局DVD買っちゃいましたもん♪ 多分、この映画も手に入れることになるんじゃないかな?(笑) バンドデシネが原作なんだね。これは原作もなんとか読んでみたい。 近くの漫画ミュージアムに購入してもらうかな? 映像が派手な割に、話はシンプル。 1人の司令官のミスで、一つの惑星を破壊しちゃったって・・、そりゃあかん! この二人のコンビがいいよね。話の決め手は相方の女性だった。 この二人なら、SFじゃなくても、結構面白そうなストーリー出来そうな感じもします。 リュックベッソン、手落ちなし。 ユーモアも交え、ラストは愛で締めくくります。い~よね~。 [DVD(字幕)] 7点(2018-12-01 23:40:41) |
614. 友罪
《ネタバレ》 あの衝撃的な事件を思い出す。 確かに、あれからどうしているのか・・ この映画では、本来の話の序章みたいな形で終わる。 できれば、瀬々監督には、この話を最後まで撮り続けてほしい。 本編では、ラスト瑛太演じる鈴木君は心から泣けなかった。 彼が心から泣くまで、ドラマを観ていたい感じだ。 でも、救いとして、友達ができた。 これはこれでハッピーエンドである。 だけど、闇を抱えた人間は周囲も闇に引きずり込む、もしくは同類を引き寄せる。 映画の中の鈴木君は、そして少年Aのこれからは、まだまだ波乱に満ちているだろう。 心から泣ける日の来ることを願うばかりだ。 [DVD(邦画)] 8点(2018-12-01 18:11:42) |
615. 誰も知らない(2004)
《ネタバレ》 この映画を観ていて、「蠅の王」を思い出した。 無人島で子どもたちが行き抜いていくという話である。 本作は、まさに都会という中で、子どもたちが生き抜いていく映画だった。 この映画は現実はこうだ!という映画ではない。 ただ子どもたちだけの世界を、静かな時間を描いている。 ドキュメンタリー手法で、大人が大事にする世間というもののない世界を我々に体験させてくれる。 いつこの幸せな時間が奪われるだろうと思っていたが、この映画はそこまで描かない。 社会への怒りなども描かない。 作者の主張の薄い映画だった。 それでも、とても作家性のある映画だった。 音楽も良かった。 ゴンチチの音楽が、都会の孤立を表してるようで、胸にスッと入ってきた。 救いのようなコンビニの女性店員さんが、ラストの曲のシンガーソングライターだと知ってビックリ。 [ビデオ(邦画)] 8点(2018-11-30 12:13:06) |
616. 橋の上の娘
《ネタバレ》 ルコントの「髪結いの亭主」を観てたので、 ラストはなにか過ちを犯して、ナイフ投げに失敗して、 ヒロインを殺しちゃうんじゃないかとヒヤヒヤものでした。 (確かに気の毒な花嫁に失敗しちゃうんだけど・・気の毒です) だけど、人生を語るというより、ラブストーリーの体だったので、 無事、ハッピーエンド。ホッとしました。 運命の人と出会うと運がバカつきになる、という話。 なにかで元々人間は4本足、4本手の生き物だったが、 神によって、2つに裂けられて、人間はその片割れを探して生きている、なんて 話を聞いたことあるけど・・ おフランスのラブストーリー。はまりそう(笑) [ビデオ(字幕)] 8点(2018-11-29 09:56:27) |
617. 雪の轍
《ネタバレ》 長い映画だったので、HPで大筋を把握して観たので、3時間強でもさほど苦ではなかった。 面白かった。トルコ版「ある結婚の風景」みたいな感じで、男女の喧嘩がかなりを占める。 そして、ラストのお金をめぐっての冒頭の親子とのやりとり。ここで一気にドラマが引き締まる。それまでも色んな軸が張り巡らされて、面白いのだが、一番のクライマックスはやはりここの部分だ。この親子で始まり、この親子で終わることで、人のあり方を浮き彫りにしている。例え、尊敬に値することを言う大作家でも、身内の女性にかかればコテンパンだ。宗教、国は違えど、女性の言い分と言うのはどこも変わらないものだなぁと思ってしまった。またやはりラスト近くの作家先生がいかがわしいと言ってた地元の教師の引用する言葉と、作家先生の引用する言葉で、人間としての力量が浮かび上がる。作家先生は、自虐的な歌だった。対して一方の先生は、人生に向き合い闘い抜いているからこその引用句だった。最後、奥さんの元に帰るのだが、HPでは離婚すると書いてあったが、映画はそこまで描かない。ただほのめかして終わりの、実に品の良い映画だった。面白い! [DVD(字幕)] 10点(2018-11-25 20:34:05) |
618. アメリカン・ドリーマー 理想の代償
《ネタバレ》 アメリカ版「ガイアの夜明け」といった趣で、石油販売新興企業の経営者きわっきわの人生渡世を描く。社長のアルパチーノ似は、ラストではビジネス成功本のベストセラー作家みたいなことを言ってのけるが、それまでの経営に邪魔が入ってうまくいかない過程がもう冷や冷やものである。しかも銃社会だと、危険も伴う。最後はマフィアから金を借りそうになるという、もう堅気すれすれで何とか事態が好転する。それも事件現場が近くで犯人を捕まえられたということと、奥さんのやり手ぶりで救われるのだ。しかもそのやり手ぶりは、会社の法務の人間まで抱き込んで、主人公より奥さんの方が実は会社の金を操作してたという、もうアメリカならではの良妻賢母ぶりを発揮する。日本では節約して、貯金してたというとこぐらいが関の山だが、さすがアメリカの女はやることが違う(笑) [DVD(字幕)] 7点(2018-11-25 20:28:27) |
619. 誰のせいでもない
《ネタバレ》 ヴェンダースの心の底にある、静かな世界観を描いている。 今までのヴェンダースとは一味違う。もともとヴェンダースは静かな作品が多いが、 (パレルモシューティングは例外)さらに静かな本作品。 覇気のない自分の無さげな主人公は、それが目に現れている。 そんな彼が事故を起こし、不幸が拡散する。 事故で息子を亡くすのは、シャルロットゲンズブール。 どこかで観たことあると思えば、あのラースフォントリアーの「ニンフォマニアック」だった。そりゃあ体をはった、あの映画を観てたら、記憶に残るわけだ。 この主役の作家は、ちゃっかり子どもを欲しがる、付き合ってた女性を乗り換え、 別の子連れと一緒になる。 とにかくフワフワしていて、心ここにあらずだ。 しかしこの事故を起こした家の長男との再会が、事態を動かす。 この少年のささやかな犯行のあと、主役の男性は自分が許された感じがしたのだろうか、 この少年を抱擁した後、急に世界が開けてくる。 この世界が開けた一瞬を3Dをつかって、表現している。 うまい3Dの使い方だ。 パレルモではちゃけた感のあるヴェンダースが、また静かな心象風景を撮った。 次の作品はどんな風になるのだろうか?興味がある。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-25 20:26:22) |
620. ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅
《ネタバレ》 ブルースダーンの表情がほんとうに素晴らしい。 老親と子どもの会話が、親子あるあるで、実にリアル。 子どもの話に、眉間にしわ寄せて「フアット?」と怒鳴るようにいうとこは 世界中どこ行っても一緒だなと思った。 しみじみしたいい話です。 確かに今ならメールで「おめでとうございます。○○万円当たりました!」とかいう ジャンクメールがよく来るけど、この話では郵便での話。 でも行ってみたら、案外いかがわしくない事務所だったので、アメリカではこうなのかと、う~んと思った。 当選してたらの話なんですね。 当選してないのに、100万ドル当たったとネブラスカまで取りに行くというのは、ちょっと哀しいかな・・ 観終わって、リンチの「ストレイトストーリー」を思い出した。 ラストのお爺ちゃんの誇らしげな運転を見て、そう思ったのだが、しみじみ度はこちらの方が上のように感じた。 [DVD(字幕)] 7点(2018-11-23 23:21:31) |