Menu
 > レビュワー
 > 鱗歌 さんの口コミ一覧。35ページ目
鱗歌さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 3986
性別 男性
年齢 54歳

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
>> カレンダー表示
>> 通常表示
681.  ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌
2作目にして早くもほぼ、ストーリーらしきものが無くなって、クダラないエピソードの羅列。ライバル校との抗争が激化する中、トオルとヒロシが屈辱のボンタン狩りにあってようやく、物語が焦点を結び始めます。 いや、物語の焦点って言ったって、要するにクライマックスの大乱闘のお膳立てができた、という程度のことですが。 この乱闘シーンでは、ちょっと『ポリスストーリー/~』の影響があるのかな、という場面もあるのですが、とにかく、そろそろ撮影中に死人が出そうだなあ、と思わせるものがあって、こんなアホな映画にここまで体を張って命を賭けてる、ってことが、なんだか嬉しくなってしまう、そういう中毒性のある作品であります。誰もが無条件で中毒になる訳ではないので、そこはご安心を。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-05-09 22:54:46)
682.  運び屋 《ネタバレ》 
「園芸家」というのと、「好き勝手やってきたもんで家族に愛想を尽かされてる」というのとが、イマイチ繋がりにくいのですが、いや、そんな園芸家さんだって、そりゃいるでしょうよ。 で、かつては自らの園芸の腕一本でブイブイ言わせてたけど、デジタル化の波には勝てず商売上がったりでついに家を差し押さえられるハメに。と言う訳で、ギャングどもの麻薬運びを引き受けちゃったジイサンの話。 ヨボヨボのジイサンを取り囲む俳優陣は、その殆どが、若々しく、逞しく、ガラも悪かったりして。その中に澄ましたジイサンが、ひとり。もしかして撮影現場もこんな感じでイーストウッドだけが浮きまくっているのではないか、と思えてきます。 一応、悪いことをしているという認識を、知識としては持ってるらしいジイサン、しかし自覚がまるでない、というか、ヘンに世知に長けていて機転が効いちゃったりする分、たちが悪い。 という主人公を自分で演じていて、自分を主人公に重ねている部分もあるのですが、それにしては描き方が妙に客観的。ジイサンから周りがどう見えるか、よりも、周りからジイサンがどう見えるか、の方が中心的に描かれているように感じられます。これがちょっと不思議なところでもあったりして。主人公が追い詰められていくクライマックスなど、見ている我々は、主人公と一緒に追い詰められる、というよりも、あくまでそれを外部から見る立場であって、何だかジイサンがどんどん小さくなってしまう。 でも最後は一点、頑固なところを貫いて見せて。でも、ホントに反省しているのやら・・・という、微苦笑を誘うラスト。 ところでこの映画、同時録りの際の都合か何か?なのか、セリフの音声に一部、違和感があるんですけどね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-09 12:56:08)
683.  山猫は眠らない7 狙撃手の血統 《ネタバレ》 
1作目の後、トム・ベレンジャーとビリー・ゼインとが同時に現れることはなく、どちらか一方のみが登場する、というこの山猫シリーズ。不仲なのか、それともまさか、二人は同一人物なのか・・・ という疑問を払拭すべく、ついに二人が共演を果たした第7作。とは言え、なかなか二人同時に画面に現れないもんで、ますます疑惑が深まってしまうのだけど、さて真相は、見てのお楽しみ。え、そんなの全然、楽しみじゃない、って? だとすると、この第7作は見ないでもよいかも・・・。 とりあえず、二人とも容姿が代わり過ぎて、もはや原型をとどめてないので、どうでもいい、っちゃあ、どうでもいいんですけどね。 例によって例のごとくスナイパー対決、ではあるけれど、なかなかの見せ場になっており、これまただいぶ腰砕けではあるけれど少し意外な真相があったりもして、そこそこ楽しめます。 が、二人の共演によるプチ「同窓会」感には、ちょっとついていけないなあ。という私自身、共演をちっとも楽しみにしていなかったのでした。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2021-05-09 10:41:16)
684.  ラ・ラ・ランド 《ネタバレ》 
冒頭の高速道路を使った一大ダンスシーンにまず圧倒されます。これでもかと繰り出されるダンスに、驚くべき空間的な広がり。すごいのなんの。 だけど、この陽光の下のド派手オープニングから一変して、映画本編はどちらかというと、そういうきらびやかなエンタメの世界の底辺に位置するような、とある男女の姿が、ひっそりと描かれてます。実際、夕暮れや夜の場面が多く、しっとりとした印象です。 あくまでミュージカルは非現実でありファンタジー、だけどそれは終盤の再会シーンでは、哀しき形で活かされる。 で、はい、映画は終わりましたよ、というラスト。シャレてますねえ。シャレ過ぎ。
[地上波(吹替)] 8点(2021-05-09 10:26:01)
685.  新鞍馬天狗
本作で鞍馬天狗を演じるは、市川雷蔵版。新選組が幅を利かせる幕末を舞台に、謎の黒頭巾・鞍馬天狗が、刀・銃を手に大活躍。ってなことらしい。 「らしい」というのは、本作だけでは明らかに食い足りないからで、そりゃま、鞍馬天狗が追い詰められて危機一髪!というシーンもあるけれど、尺も短く、これというエピソードもなく、何となく始まって、何となく「この先シリーズが続くんだろうなあ」という感じで終わっちゃう。えらく物足りません。 冒頭から鞍馬天狗の立ち回りがあり、頭巾被っていて顔がよく見えないので代役でも務まるんだろうけれど、そのちょっとナヨナヨした頼りない立ち回り姿は、おそらく雷蔵本人なんでしょう。 頭巾を脱げば、それはもう涼しげな雷蔵フェイス。人物像もやたらヒトが良くって、その無色透明感がこれまた、物足りないところ。 とは言え、やはりそこは大映時代劇。陰影に富んだ映像(基本的に、映像が陰気です)、ロケ撮影の活用。雰囲気は大いに楽しめます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-09 10:00:56)
686.  エンド・オブ・アース 地球最期の日 《ネタバレ》 
アサイラム製のヘッポコ量産型パニック映画。こんなのをサイトにわざわざ登録してもらっても、どうせケチョンケチョンに貶すだけでしょ、と言われそうですが、さにあらず。ホメようと思っているのです。 とは言え、ヒドイと言えばもう、間違いなくヒドイ。太陽の異変によりこれでもかと大災害が巻き起こる、という特大スケールの物語設定は、淡々と流されるナレーションの解説と、わずかばかりのエキストラと、素人じみたCGとでもって、ショボショボと描かれるのみ。もう、CGがショボいのが当たり前になっていて、たまに出来のいいCGが出てくると、「きっと何か別の作品を流用してるんじゃないの?」と、ついこちらも疑いの目で見てしまう。 しかし、そんなヘッポコ作品ではあるけれど、クライマックスがコレ、なかなか、いいんですねえ。まず、絶対絶命のところを「空から助けに来る」というのが、いいじゃないですか。それまでとは別の方向に活路が開かれる、という意外性。しかも、ヘリから降ろされた縄梯子につかまって脱出する、ってのが、これまたいい。助けが来たからといって安心させず、最後までハラハラ、「最後の頼みは腕力」というワケで、見てる方もついつい力が入ってしまう。 このシーンだけでも、充分、見て良かったと思いましたよ。いや、このシーン「だけは」の方が正しいかな。 それにしても、アチラの映画は、ラストは「家族の再会」で決まり、なんですねえ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-05-06 22:08:36)
687.  22年目の告白 -私が殺人犯です- 《ネタバレ》 
ミステリなどというものは映画にはならない、などと主張する気もないし、そんなストイックな態度を貫ける自信など毛頭ないのだけれど、本作などを見ていると、やっぱり難しいなあ、と思っちゃう。 中盤、テレビの生放送を舞台に4者が向き合う場面。まさに「これぞ」という場面なのに、ふと気づくと、この4人のうち背景がそれなりに描かれていたのは伊藤英明だけ。それとて、このシーンを盛り上げるためならもう一息、彼の過去をそれまでのドラマに織り込むこともできたんじゃないか、と。ましてや残り3人の、「何も描かれなさ」加減といったら。 この時点で、よほど脚本がアマいか、それとも、背景を描けない「ミステリ上の」事情があるのか、のどちらかということになっちゃう訳で。 で、結果的に、ロジックの整合はとれていて、しかも2段オチ的な構成、ミステリとしては確かにまとまっているんだけど、それを優先した不自由さ、というのも、付きまとってしまう。 それを補うためなのか、クライマックスシーンでは危機を時間的に引き延ばそうとするのだけど、これがまた、どうにも取ってつけたようで、やや空振り気味。 とは言え、時効という人為的な制度の皮肉というか矛盾というか、といったものは物語に巧みに織り込まれてて、その点はオハナシとしてはよくできています。残念ながらそれは、「映画としての魅力」とは別次元での感想に過ぎないけれど。 それよりも、仮にそこが作品のポイントだったとして、では後日談的なあのラストシーンに対しては、「蛇足」以外にどういう感想を持てばいいんだろうか?
[DVD(邦画)] 6点(2021-05-05 18:09:15)
688.  暴走特急
列車映画に、ハズレなし。ただし例外多数。どっちやねん。 列車が舞台と聞くと、なんだかワクワクするんですけどね。しかも「暴走」ってんだから。もっとも本作、ちっとも暴走してませんけれども。ユルユルと走り続ける列車を、テロリストが乗っ取る。そして乗客を人質にとる。ホントはターゲットの人物だけを誘拐して暗証コードを聞き出せば用は足りそうな気もするのだけど、そこは沈黙シリーズ、わざわざ列車ごと乗っ取って、乗客にたまたま混じっていた暴走コックに、わざわざヒドイ目に合わされる。セガールアクションの開幕です。 列車を用いたアクションのいいところは、屋根に乗ったり側面にしがみ付いたり、通常とは違う「列車の乗り方」が楽しめるところ。本作でもそういうシーンが描かれはするのですが、しかしこれがどうも緊張感が無く、単にセガールが列車の屋根をトコトコと自由に行き来するばかり。どうも、列車という1次元的な舞台の中でダイ・ハードもどきをやろう、という企画自体に無理が感じられます。 緊張感が無いと言えば、そもそも敵の首領が、狂気も感じさせなければ冷酷さも感じさせず、まるで悪役感がありません。ノリはほとんどコメディです。さらには、人工衛星を用いた大量殺戮が、わずかなミニチュア爆破シーンに過ぎなかったり、モニタ上で消滅する「記号」に過ぎなかったり。ワル者のワルいところをしっかり描かんで、どうすんだ、と。いや、一応はテログループに約1名のみ、強そうで冷酷そうなヒトがいましたけれども。 暗証コードを聞き出す場面などでも、むやみに人を巻き込まずむやみに人を傷つけない、テログループの面々の心優しさが出ておりましたが、敵がセガール演じるケイシー・ライバックだと知ってビビりまくるあたりは、チト情けない。そのくらいセガールがスゴイということですかね。しかし、それまでにすでにさんざんヤラレてるのに、クライマックス直前でさらにビビるなんて、悪役にあるまじき態度。虚勢でもいいので、盛り上げて欲しいですな。 セガールが強すぎるもんで、格闘技を伝授されたらしい彼の姪はさほど活躍することもなく、チョロチョロと動き回る助手的な存在のポーターに至っては、ほぼ存在感ゼロ。一番の見せ場のはずの、列車外でテロリストの一人と対峙する場面では、信じられないポカをやってみせる上に(この場面、いったいどういう脚本なんだ?)、顔に木の陰が落ちていてマトモに撮影すらしてもらってません。 とか何とか、このテの映画に文句を言い続けるのも、およそ筋違いな気もだんだんしてきて、頑張ってホメるところを探せば、不可能ではない気もまたしてきたので、頑張ってホメてみます。 中盤、迫りくる敵をミラーごしに描写する場面、これはなかなかイイですね。その後、セガールが照明弾を発見するも、それをすぐに使用しないで後々まで取っておくのもイイです。007映画も、Qが渡したほぼ用途不明のナゾの秘密道具を、いつどこでボンドが使うのか(もしかして使い切れないのではないか)、ってのが楽しみなワケで。 あと、列車が走る雄大な峡谷の景色もイイなあ、と。ただ、多くのシーンで空がどんより曇っているのが残念で、この景色はやっぱり青空を背景に見たかったなあ、と思っちゃうのは、考えが古いんですかねえ(一部、青空もあって、そういうテキトーな不統一感がまた、このテの映画「らしさ」でもあるのですが)。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2021-05-04 10:28:23)
689.  男はつらいよ お帰り 寅さん
そりゃもう、一種の、怖いもの見たさ、ではあるんですけどね。寅さん抜きの寅さん映画、だなんて。そういやピンクパンサー映画もピーター・セラーズ亡き後に、クルーゾー失踪ということにして途轍もなくツマラない作品を作ってましたけどねえ。あるいはブルース・リー亡き後の『死亡遊戯』(いや、『死亡の塔』の方は悪くないと思いますけども)。 というか、過去のシリーズ諸作の映像を流用するという時点で、『宇宙怪獣ガメラ』を思い出してしまいます。それだけはマズい。さすがに。 ですけれども、マッハ文朱をわざわざ呼ぶまでもなく、こうやって、シリーズを支えてきた俳優陣がほぼ全員集まり(御前様代替わりを別にすると、代役は橋爪功くらいでしょうか?)、新作を撮り上げる。これってもう、一つの事件と言ってよいのでは。山田洋次監督の人徳、みたいなもんですかね。 ただ内容はと言うと、ちと薄い印象。舞台は関東近郊に限定され、満男と泉の出来レース的なやりとりだけ。シリーズとして見れば、満男の一言多い病も泉ちゃんのセリフ棒読み病も健在、ではあるけれど、そのどちらも作品にとってのマイナスでしかなくって。 過去のエピソードの引用も多分につまみ食い的。少なくともあの伝説のメロン事件は、私もちょっとこだわってしまうところ。こんな表面的な形での引用なら、して欲しくなかったなあ。 しかし皆さん、イイ感じにお爺ちゃんお婆ちゃんになって、特に倍賞千恵子は、「さくらがお婆ちゃんになったら、そりゃこんな感じになるよなあ」というのを見事に体現していて、そりゃ本人なんだから当然だといわれりゃそうなんだけど、いい歳のとり方だなあ、とつくづく思います。 それにしても気になるのは、満男と、池脇千鶴との今後。ウソです、全然気になりません。再婚するなり何なり、勝手にしてちょうだい、もう。 だいたい、満男ごときが作家になる、ってのが、あり得なさすぎ、なんですけど、まあどうせシリーズ最終作(ですよね?)なので、この際何でもアリ、ですかね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-05-03 20:32:20)
690.  GONIN 《ネタバレ》 
取柄があまり無いか、あるいはまったく無いか、という5人が、とにもかくにも集まれば、物語は転がり始める。よりにもよって、ヤクザから大金を強奪しよう、などという無茶な計画。こんな計画、うまくいったが最後、後に待つのは破滅でしかない。 という訳でこの作品も、フィクションであるが故に、登場人物たちにとって「いかに死んでみせるか」こそが自分達の存在意義であり、大きな見せ場となります。誰が、いつ、どうやって死ぬか。死に様こそが、彼らの生き様。 物語の中心にいると思われた佐藤浩市、だからといって、彼が最後に死ぬとは限らない。物語に束縛されることなく死んでみせる、その自由さ。 となれば、やはりこれも、最後まで生き残ってしまうのは一種の罰となりうるのだけど、その意味では、敵の殺し屋たちまで含めてすべての者たちに死を演じさせるのは、一種の優しさであるのかも。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-05-01 20:59:32)(良:1票)
691.  白い恐怖(1945)
グレゴリー・ペックが、若くて線が細くて、やたらイイ男。ではあるのですが、そこは女優優先、明らかにイングリッド・バーグマンに照明の光が集まっており、そのゴージャスさの前には、やや見劣りしてしまいます。でも、いいんです、どうせ、ちょっと頼りない役どころなので。 男前でキレ者のドクターかと思いきや、事態は意外な展開に。シマシマ模様がコワイ、という設定は、見てる我々に伝わりにくいところですが、とにかくそういうメンド臭い設定を引きずりつつ、サスペンスを維持して、割とストレートな物語設定に引きこまれます。 ラストも、ちょっと強引とは言え、スッキリしています。 ただ、あの「実際に滑ってる感が皆無の」スキーのシーンなどは、ドキリとさせる幼少時の回想シーンのインパクトを帳消しにしてしまうくらい、ショボいし、明らかにデカ過ぎで明らかに作り物の「銃を持った手」なども、映画への集中を削ぐものがあって、この辺りは少々、策を弄し過ぎ、という印象を持ってしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2021-05-01 19:51:28)
692.  クロッシング(2009)
イーサン・ホークなんかに刑事役やらせるから、ほら、悪徳刑事になっちゃったじゃないの。逆か。ヤバい雰囲気出すのに、まさにうってつけの俳優、それがイーサン・ホーク。 冒頭、しつこい会話が続いて、このままいったらイーサン・ホークのことだから、相手をブッ殺しちゃうんじゃないの、と思ってたら確かにそうなるんだけど、それでもなおショッキングなシーンです。銃声の鋭さも効いてます。 それに続いて、リチャード・ギア、ドン・チードル、計3名の、何かしら「ヤバさ」を抱えた刑事の物語が、並列で描かれます。途中、彼らの間にはニアミスのようなものもありますが、あくまで並列に配置された3人の物語。 だけど、バラバラな感じがしないのは、この3つの物語がまるで、表に見えない部分で共振しあっているような感覚があるから。映画に不穏な空気が流れ始めると、それはエピソードを超えて互いに感染し、互いを不穏な空気へと巻き込んでいく。 銃声の衝撃に加え、電車の音なんかもBGMのように不安を掻き立てます。 そして、3人はそれぞれの物語に導かれながら、クライマックスの場へ。別々の物語でありながら互いにシンクロしあう故の、無類の緊張感があります。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2021-05-01 16:39:33)
693.  誰かさんと誰かさんが全員集合!!
いかりや長さんが武道の師範で、注ブー工茶のドリフメンバーがその弟子、というのが何だか、いかにも8時だョ的な世界観で取っつきやすい、ってのもありますが、内容的にもよくまとまっていると思います。まとまってるけど、ハジけてる。 岩下志麻が保育園の美人先生で、長さんがゾッコン。それを、日頃の仕返しとばかり、メンバーがからかう。一方で岩下志麻にも謎めいたところがあって、なぜか副業で芸者さんをやってたり。ここ、もうちょっと謎を引っ張ってくれてもよかったのでは、と思わんでもないけれど、そこはそれ、岩下志麻。裏も無ければ表もなく、アッケラカンとした空気読めない感が、彼女のいいところです。 と思わせて実は・・・あとは見てのお楽しみ。 ドリフの4人組、長さんをからかいまくった挙句に逃亡を図り、逃走用にクルマを準備するのだけど、これが、その辺のクルマからパーツを盗んできて無理やり組み上げた超オンボロ車。こういうのがやっぱり楽しいですね。はたしてこんなポンコツが無事、走るのか? もちろん最後はこのクルマが大活躍。走りながら壊れていき、壊れながら走っていく、そのバカバカしさ。もう、たまりません。 ヤクザ映画ではコワモテ演じている俳優陣の面々も、ここでは楽しそうに敵役を演じてます。 あ、そうそう、中盤には、ショッキングな残酷シーン(?)がありますので、心臓の弱い方は、ご注意を。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-04-30 15:55:51)
694.  アウトランダー
宇宙の果てだか未来の果てだかよくわからんけれど、どこぞの遠い世界からやってきた宇宙船が、中世ヨーロッパに墜落。宇宙船に乗せていたモンスターが解き放たれ、地球人を襲いはじめる。で、同じく宇宙船に乗っていた主人公(何星人かは不明。地球人にしか見えない)が、そのモンスターと戦う、というオハナシ。エイリアンVSマッドマックス、みたいな感じでしょうか。 主人公は早々に科学兵器を失い、当時の武器プラスアルファ、ぐらいでもって戦うので、SF仕立てでなくても成立するオハナシなんですけどね。要するに、主人公が異邦人であり、敵がメチャクチャ強い生き物であれば、良いわけで。SFでなくてもいいし、SFであってもいい。ただし、主人公がモンスターに立ち向かうには、それなりに動機付けが欲しいところだけど、そこがちょっと弱い印象。 いや、劇中では一応その動機、つまり彼の家族にまつわる過去が、示されてはいるんですけどね。それを控えめに示していくのも悪くない。どこからともなくやってきた、暗い過去をもつ主人公、確かに悪くない設定、なんですけどね。 ただ、それがどうも弱すぎるんですね。冒頭を除くと基本的に、「主人公の過去は映画の中盤過ぎにまとめて説明します」みたいな構成になっていて、主人公の普段の行動、佇まい、どうも影が感じられません。何だか、いずれヒロインと結ばれます的な雰囲気が、ずっと漂っていて。 マッドマックス2とかだったら、主人公がずっと周囲に関心なさそうな雰囲気漂わせているからこそ、最後があれほど盛り上がった訳で。 本作、CGモンスターはなかなかよくできています。なので、その点でシラケさせることは、ありません。だけど、戦闘シーンは、もう少し丁寧に見せて欲しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-04-30 12:28:26)
695.  レプティリア 《ネタバレ》 
トビー・フーパーが監督でワニの映画、と聞けば、悪い予感かイヤな予感かのどちらかしか、しない訳ですが、実際見終わって、ああ久しぶりにツマラン映画を堪能したわい、と、ちょっとした充実感を味わうことができます。それともこれは、開放感、でしょうか。 まあ、とにかくツマランのですが、若者たちが夜の水辺で焚き火を囲んでいたりするのは、いかにも「これから襲われます」という感じがして、イイですね。 遠くには謎の寂れた邸宅があって、うむ、きっとクライマックスはあの邸宅を舞台にワニと戦うんだろう、と期待させておきながら、まーったくそういう展開にはならない、ってのが、意表をついてます。テキトー、とも言います。 とにかく、ただ若者たちがワニに襲われ、食べられ、逃げるだけ、ってな感じで、しかし相手は所詮ワニ、陸路どんどん逃げれば安全でしょ、と、安心感よりは「これでワニ映画が成立するのか」という不安が募ってくるのですが、逃げる彼らも何だかドン臭く、一方でこのワニがCGになった途端、まるでゴキちゃんのように動きが素早くなり、何とか一応、パニック映画の体裁を保ってます。 犠牲者の生首が粗末に扱われるなどの露悪テイストを交えつつも、イマイチ微妙な雰囲気を漂わせながら、ラストは意外な(予想通り過ぎて意外な)まとまりを見せて、この美人の女優さん(誰か知らんけど)、どんな気持ちでこのシーンを演じているんだろうか、と、そんなことばかりが気になってしまって、微妙さはマックスに。 見ている誰もに「コイツ早く喰われろ」と思わせるヤツを、敢えて延命させるあたりは、なかなかしたたか、ではありますが。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2021-04-29 18:43:18)
696.  アイアン・スカイ/第三帝国の逆襲
あのやたら楽しかった第一作よりもさらに発想がぶっ飛んでて、発想が飛んでいさえすれば面白くなるという訳ではない、と言うことがイタイほどよくわかる作品です。飛ぶ方向を間違えると、オモシロさは飛距離に比例するどころか、悪くすると反比例してしまう。 今回はいきなり、人類が滅亡寸前。ナチの残党どころか、人類そのものの残党が月の裏側で生き残ってる。 で、地球の内部(毎度お馴染み、空洞説!)にあるという、ナントカいうエネルギー(名前忘れた)を目当てに、宇宙船で地球に向かうと、なんとそこには・・・ なんだ、発想が飛んでると思いきや、結局は第一作の裏返し、ってことですかね。でもとてもそれだけとは思えないくらい、この作品、支離滅裂。で、イマイチ面白くない。 なんかこう、最後の方もどうオチをつけてよいのやら、といった感じで。 パロディだけでは、ちとキビしい。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-04-27 22:35:21)(良:1票)
697.  ウェス・クレイヴンズ ウィッシュマスター
こんなタイトルですが、別にウェス・クレイヴンが監督してるわけでもなく、製作総指揮の座にちゃっかり収まって、登場する脇役の俳優陣もフレディだのジェイソン(の中身)だのキャンディマンだの、なんだかまるで、内輪で盛り上がって勢いだけで作っちゃったんじゃないの?ってな感じの作品で。 だもんで(かどうかは知らんけど)ちっともコワくないホラー映画。冒頭からなかなかの残酷シーンを展開してくれるけど、それがキモチ悪いながらもどこかユーモラスで。コワくない代わりにビックリさせるシーンは何度か挿入され、これも、「いかにも」なコケオドシなので、思わず苦笑しちゃう。そしてヒロインはと言うと、ホラーの主演女優たるもの、叫んでナンボでしょ、とばかり、しつこいくらいに叫びまくる。 と言うわけで、若干パロディじみたところのあるホラー映画、なのですが、たったらそれなりに楽しめるのかと言うとイマイチ面白くなかったりして、一体、何でしょうね。やっぱりこの、「願いを聴いてくれる魑魅魍魎」、っていう設定が、あまりに童話か何か、っぽ過ぎて、ちょっとついて行けない、というか。 ストーリー運びも、ちょっと、雑。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-04-26 23:19:45)
698.  フォー・クリスマス
中年太り気味の冴えない男が美人に言い寄ろうとして、当然のように撃沈、と思いきや、あれよあれよといううちに、何だかよろしくやっちゃって、ええい、くそー、と。 タイトル出るまでにもう映画が終わっちゃったみたいな感じでですが、ここからが本筋。要するにこういう、テキトーな男女が、ひょんなことからクリスマスを互いの家族と過ごすことになる。と言ってもどちらの親も別れてるもんだから、都合、四カ所、回らないといけない。だもんで、フォー・クリスマス。 で、二人とも、ロクな家族じゃないもんだから、訪問する先々で、ドタバタの大騒動。確かに、三角締めやらムーンサルトプレスやらをキメてくる兄弟なんて、誰しも持ちたくない、いや、少なくとも恋人には見せたくないもの。 そんなわけで、ちょっとオムニバスっぽい構成のドタバタコメディで、他愛ない内容ではあるんですけどね。一応は、騒動を通じての二人の変化も描こうとはしているけれど、ほぼ、心に引っかかるもののない表面的なもので、正直、どうっちゅうことのないオハナシ。 ただ、そのドタバタぶりが、かなりおバカな領域に達していて、だいぶ羽目を外しているのには、見てて、苦笑混じりの笑みがこぼれてしまいます。二組の両親をそれそれ演じているのが意外な大御所たちなのも、ちょっとした驚き。 ま、クリスマスですから、あまり目くじら立てないことにして・・・と言おうと思ったけど、妙にクリスマス「らしくない」映画でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-04-25 23:08:48)
699.  ヘイトフル・エイト
毒殺モノで、タイトルが「ヘイトフル・エイト」。日本語に直すと、「八つ墓村」、ですかね。なんでやねん。 雪に閉ざされた一軒家に集うは、一癖も二癖も、いや何癖もありそうな連中。だけどそこに至るまでに、まず雪道を行く馬車に登場人物たちの一部が集まってくるところから描かれて、「リンカーンの手紙」なんていうギミックがここで提示されたりもするけれど、それより何より、登場人物たちのいかがわしさと荒々しさ、そして一帯の雪深さが、強く印象づけられます。 寒さ、ってのは、屋内シーンに入ってからも、吐く息の白さから伺うことができます。 一軒家で繰り広げられる不穏なやりとり。登場人物に当てられる照明も、何だかアヤしくって。 結局、見ていくと、これはやっぱり八つ墓村じゃないのか、という気もしてくるのだけど(どこが?というのは書かないことにしますが)、それはともかく、章立ての構成の利点も活かしてストーリーを不用意に複雑にすることを避けつつ、容赦ない殺し合いを展開させて、我々を唖然とさせつつ、最後のアッサリ感がなかなかシャレてるな、とも思わせて。さらに唖然ともしますけれども。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-04-25 15:37:26)
700.  静かなる男
私がこの作品に10点をつけない理由があるとしたら、「↓すでに何人も10点つけてるから、もういいか」ぐらいのもんで。いやホントにこの作品、見終わって何ともうれしくなり、何ともしみじみしちゃう。また10点を増やしちゃいますけど、勘弁してください。 アメリカから故郷のアイルランドの小さな村に帰ってきたジョン・ウェイン、これが実にイイ男。知り合ったモーリン・オハラは気の強いところもあるけれど、お互い憎からず、というわけでトントン拍子に結婚へと向かいたいところ、しかし彼女の兄が偏屈者で、ジョン・ウェインを滅法、嫌ってて。 そういう、人間関係やら、田舎らしい因習やら、主人公の過去やらが、物語に起伏を生じさせるのだけど、全体的な基調はおおらかで、なんと言ってもユーモラス。彼らを取り巻く面々のやることなすこと、とにかく可笑しくて、あともう少し誇張してやれば、ショートコントのネタにも使えそうな。 豊かな自然も見どころだけど、馬のレースなんかのアクションも交えたり。 見てると、ほとんどお膳立ては整っていて、義兄弟同士が殴りあえば解決しそうな雰囲気が漂っているのだけど、そこになかなか踏み込めないのが人間。人間だけが、最後の障壁。しかしもう、行くしかないよね。というわけで、あとはもう、盛大に殴り合い、盛大に馬鹿騒ぎ。この肯定感が、たまりません。
[インターネット(吹替)] 10点(2021-04-25 14:58:05)
030.08%
1190.48%
2431.08%
3751.88%
41624.06%
53729.33%
665616.46%
7126031.61%
891322.91%
93809.53%
101032.58%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS