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Yuki2Invyさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1615
性別 男性
自己紹介 基本的に3~8点を付けます。それ以外は、個人的に特別な映画です。

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681.  ラストナイト・イン・ソーホー 《ネタバレ》 
ふと、エドガー・ライトってホラーなんか撮ってたケ?と思ったのですが、そもそも『ショーン・オブ・ザ・デッド』か………いや、そーいうコトでもないよーな気もするのですケド……  ただ、本作は少なくとも最初の1時間はあまりホラーちゅう感じでもなくて、むしろお話もコンセプトも実に丹念に精密につくり込まれたもっと圧倒的に本格的な作品に見えてるのですね。もしソコに恐怖や憎悪といった醜悪なホラー的概念が既に存在してたとするならば、ソレとてソレは単なる「悪」とかでは全くなくて、スウィンギング・ロンドンという煌びやかな表の貌を備えての「裏側」だ、という意味でも軽く2倍はつくり込まれています(=フツーのホラーに比べたら)。まずはその美しき・善き側面のクオリティからして、オシャレにファンタジックだったり(部分的にはもうしっかり)ミュージカルだったり、率直に実に見事でした。今作、映像のクオリティは全編通しても頗る高かったと言って好いでしょう。  ところが本作、真ん中をチョイ過ぎた辺りからは一転してドエラくパワフルなホラー展開が際限無く加速し続けていく暴走特急と化してしまうのですね。この部分の力強さ・ハイスピードな展開も、確かにまず(コレは)ホラーとして一級品だと思いましたし、重ねて映像表現の出来も引き続き素晴らしかったと思います。しかし前半と後半は雰囲気がややアンマッチかな…とも感じたのですし、そして率直に後半はお話として(特に意外性を最重視したラスト付近の諸々は)ちょい雑すぎ or 完成度の面でやや口惜しい…という様にも感じました。何よりやはり結局こーいうオチ(=犯人があの人)なんだったらば、そもそものエロイーズとサンディの繋がり・シンクロとゆーのは一体ナンだったんやねんな…となっちゃいませんかコレ?意外(で驚愕)なオチではありましたが、でも根本的には実はこれオチてないんじゃ…?とか私なんかは思っちゃったりもするのですよね…  今作もまたエドガー・ライト宜しく、その部分は少し「軽い」、そしてこの彼一流のノリとゆーのは結論、私個人としては亦かなり「苦手」なヤツではあるのですよ(=エドガー・ライト自体がそもそもやっぱ苦手…という意味で)。ただ重ね重ね、本作の映像面のクオリティは総じて相当に秀逸な部類だったとは思ってますし、特に中盤のホラーシーンのスリリングさなんかはコレだけで1900円の元は取れた…と確実に感動してしまったという個人的事情もあって、評点としては僭越ながら一点加えさせて頂こうかと思います。良作でした。
[映画館(字幕)] 7点(2021-12-12 00:33:11)
682.  ペット・セメタリー(2019) 《ネタバレ》 
引き続き原作は未読ですが、内容的には途中までは旧映画版にかなり忠実につくられてますね。その上で、展開運び自体は格段に向上しているとゆーか、ちょっと無駄や稚拙さが目立っていた旧作に比べると好く整理されてかなりシンプル・スリム、でかつ観易く・分かり易くなっていると思います。ホラー描写も(マイルドめなのはあんま変わってない、とは言え)流石にキョウビの映画レベルのクオリティまでに端的に向上しているので、そこら辺も含めて旧作からは総じて(当たり前に)レベルアップしてると言って好いでしょう。だからその意味では、リメイクとしても観る価値は諸々とフツーにチャンと備えていると思います。   ※以降、ネタバレ全開ですのでご注意ください。   なので、問題は中盤以降の「アレンジ」とゆーコトになりますかね。結論をゆーと、まずココまで酷いバッド・エンドは率直にホラーでもそこそこ稀でありますし(ゲイジを手に掛けるシーンまでは映さなかった…のは最後の一葉の良心だとは思いますケド)それ以上にこのお話のコンセプトに対する「アンサー」としてコレが果たして適切なのか…とも個人的には強く感じるトコですね(=もっと「哀しい」お話なハズじゃねーの?と)。あとは純粋なホラーの技術的なハナシとして、復活するのがゲイジ or エリーのどちらが結局より良かったのか?という側面についても、別に今作の方がこの部分も優れた結果を出せていた…とは断言できないかなと思いました。確かに、私も最初はエリーが復活した方が良いのでは?とも思ったのですが(ソレは旧作が全般的にハマらなかったという個人的事情も大きいのですが、まずエリーくらいの年回りなら役者がチャンとホラーの演技を出来るだろう、と思ったのが大きいですね)ところが実際のソレを観てみると意外なホドにシックリ来なかった……つまり、邪な存在があーもペラペラ喋れるってのは、やっぱ結局あんまし怖くなんねーな…と思っちゃったのですよね(=それなら、旧作のゲイジ的な「邪悪な幼な子」の方がまだ好かったカモ、と)。  一言で要約します。ホラーとしてはそんなに悪くはない+ケドそこまで完成度高くはないし、あんまし怖くもない+原作とか旧作とかにこだわりがある人には向かないカモ(=単なる暇潰し用ならま~十分カモ)てな感じすかね(一言になっておらずスミマセン…)。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-12-11 23:45:31)(良:1票)
683.  ペット・セメタリー(1989) 《ネタバレ》 
『猿の手』という短編を読んだのはおそらく小学校高学年の時分でしたが、間違い無く生涯忘れられない作品の一つでありますね。今思えば、非常にシンプルながら諸々と極めて完成度の高い傑作短編だった…と感じるのです(特に、肝心の「蘇った死者」が作中では結局現れずに終わっていくラストとか結構鳥肌モノだったりで)。「死んだモノは決して蘇らない」コトの残酷さ・哀しさを描く作品としては、どーしたって私は『猿の手』と今作は都度比べながら観てしまう…のですよね(英語版の今作のwikiを見ても、ハッキリとキングも元ネタにしてるとゆーてますですし)。  その意味でゆーと、結論的には今作はやはり『猿の手』と本質的にほぼ同じお話であるにも関わらず、その研ぎ澄まされた完成度を貶めるかの様な無駄なアレコレばかりがゴテゴテと放り込まれてもーてる…とまず感じられるのです。そもそも今作は100分の映画ですが、本質的には精々60分で描ける程度の内容しかない様にも思えて(『猿の手』は極短編なのですし)、だからかなりモタモタと間延びしているよーに感じるのがとりあえず正直なトコロです、し、加えて展開運び自体も無駄が多いうえに単純に非常に稚拙だと思いましたですね。どだい(ゲージはともかく)猫を蘇らせる理由からしてよく分かりませんし、猫を蘇らせたコトが結局さほど問題になってないよーに感じられるのも(ホラー的に)非常にイケてませんし、奥さんは実家と自宅を(意味も無く)行ったり来たり、パスコーやらゼルダやらのコレもよー分からん無駄なキャラ、そして終盤のゲージの大殺戮とてハッキリ言って唐突すぎます。お話全般の完成度はかなり低いなあ、と率直に溜息が出てしまいましたね。  もう一つ、前述どおり『猿の手』は蘇った死者を(見せる寸前で)見せずに終わる、という洒落たラストを用意していたのですが、今作はホラー映画なのでソコはそーはなってない…まあソレは別に好いと思いますケドも、だとしたら逆にもう少し見た目の面でのショック描写の質を頑張らないと映像化した意味が無いのではねーでしょーか。コレも前述どおり、やっぱ復活した猫がまるでフツーの猫なのがそもそもとにかく非常にイケてないですし(見た目的な意味でも+ソレによって展開上の意味を失っているという意味でも)、そしてゾンビ化ゲージの見た目+そっからのショック描写諸々もやはり非常に迫力不足で物足りませんです。更には、おそらくその面の補強としてパスコーやらゼルダやらはまたあーいう感じになったってるのでしょーケドも、だとしたらコレも非常にチープだ!としかもう言い様が無いのですよね(=ただグロいヤツを放り込みゃ好いってモンじゃねーだろ!と)。  原作未読なので(もしかすると)ちょっと掴み切れてないかも知れんのですケド、正直駄作だとしか感じられませんでした。あまり原作読む気も湧いて来ないレベルで。
[インターネット(字幕)] 4点(2021-12-11 19:16:43)
684.  ダーク・アンド・ウィケッド 《ネタバレ》 
最近はとみに増加傾向かとも思いますが、まずはひたすらに陰鬱で暗~いコトの一辺倒、というかなり硬派なホラーの一作ですね。ただ、ホラー的なコンセプト自体は極めてシンプルで、要するに悪魔襲来モノという系統です。とゆーか本作、その悪魔の正体・実体とかその目的とかにせよ、或いは映画的にナニがホラーとしてキーポイントになっているのかすらが全編通して殆ど定かになってはゆかない…のですよね。例えばソレは、明らかに初っ端から怪しさ全開な主人公姉弟の病気の父親ですら、実はホラー的なキーキャラではなくてあくまで姉弟を実家に押し留める為の「重し」でしかなかったり…という側面にも表われていると思います。  その意味では、ある種の不可解系ホラー(=「ナニがナンだか分からない」のが怖い)と言えるかとも思いますし、結果として(直接的なホラー描写も多々在ると言え)雰囲気系ホラーの方により近い、と言えるとも思いますかね。そーなってくると一つ、全体的にイマイチ盛り上がりや抑揚・メリハリを欠く様な気もする…とゆーのは(ホラーとして)小さくないウィークポイントにも感じられます(全体の尺は適度にコンパクトなのでコレもそこまで目立ちはしないのですケド)。他方、陰鬱で不気味なホラー描写の質自体は、決して全く悪くはありませんでした(むしろ中々キレ味も好く上等な部類かと)。結論、娯楽系ホラーじゃあないという意味では多少中・上級者向けなのは確かかと思いますが、今風のホラーとして重ねて全く悪い作品ではないですね。特に映画館で観れるとゆーなら、そこそこ以上にオススメできるかと。
[映画館(字幕)] 6点(2021-12-11 14:16:56)
685.  マリグナント 狂暴な悪夢 《ネタバレ》 
いや~超ッ絶パワフル!!キレッキレ!!日々の陰鬱な気分を吹っ飛ばす、実に爽快なホラーでした。大満足。   とは言え序盤~中盤にかけて真相に向かって暫くモヤモヤしてゆく部分は、そのメイントリックが結局「イマジナリー・フレンド」だろうが「ヴァニシング・ツイン」だろうが決して観たコト無くはないよーな話にも思えており(=なんだかんだ結末がソッチのカテゴリーに帰着してゆくのはほぼ間違い無さそーな…つーか)、その在り来りさをショック描写(或いは部分的にはアクションとも言えるソレ)のキレ味や、ワリに凝ったカメラワーク、そして臆面も無くガンガン放り込まれるCGの端的な高水準さ、といった個々の要素のつくり込みで観せてゆこうという作品に見えているのですね。その意味では、ある種手堅い横綱相撲の様な作品にまた思えてた…とでも言いますか(流石は「横綱」ジェームズ・ワン、てか)。  しかし今作、本質的には結局オチの内容自体は前述の想像の範囲を大きくは外れないものの、その「異形さ」とゆーのが諸々ちょっと一般向けホラーの水準を逸脱してると言って好いレベルでして、ソコは間違い無く(好い意味で)従前の期待(あるいは王道なA級ホラーとしての序盤からの流れ)をブチ裏切ってくれた…と思いました(ガブリエルの正体が顕かになったシーン、映画館で間違い無く「ヒェッ…」て声が聞こえましたのですね)。そっから先の大暴れ・カッ飛ばしぶりはもう中々に凄まじく、横綱だと思ったらこれヒグマ(=もはや人外)でしたね。結論、近年稀にみる抜群のキレ味だったと言ってよいと思います。  しかし、私ですらラスト30分には薄っすらと「やりすぎ?」感も覚えるよーな有様で、コレは多分ふだんホラー観慣れない人には少~し刺激が強すぎる…かも知れんですね(エンドロールでまた館内がエラくザワついててですね…こんなのも久し振りで…)。その意味では、オーラスは存外にアッサリ暢気にグッド・エンドの方に倒れてゆく…てのも、実は高度なバランス感覚の為せる「技」かとも思いました(=コレって適切だなあ、と率直に)。重ねて、決してレベル低くもないケド全体としては「緩」な前半と、全力全開に「急」な後半のメリハリ、等、総じて隅々までかなり行き届いた良作だったと思います。コレは是非映画館で!
[映画館(字幕)] 8点(2021-12-11 01:50:08)
686.  あの頃。 《ネタバレ》 
うーん、割とフツーの青春もの(ちょいフツーすぎ)という印象ですかね。ハロプロネタを全開にしたコメディ描写が前半はかなり笑えもするのですが、中盤以降はコメディ面は少しずつトーンダウンしてゆき、終盤はコズミンの病気エピソードに終始して笑える話ではなくなってゆく、そのビターな部分を含めて青年が大人になってゆく話だという意味でのごくありふれた青春映画かと。  出演者は総じてコメディ面を特に頑張ってる、という感じですが、一番頑張ってるのは何と言っても仲野太賀なワケです(松坂桃李を差し置いて、総合的には彼の映画だと言っても好いかも知れません)。ただ、そもそも彼が目立ち過ぎているとゆーコト自体、ソコはちょっとバランスが悪いという様にも思います(彼の死をクライマックスとしなければならない「縛り」があったとしても)。バランスという意味では、コメディとドラマだとか、喜怒哀楽だとか、その他の要素については逆に非常にバランスが整っている、否、整い過ぎている、という様にも感じます。つまり「突き抜けた」要素が無い(ハロプロものとしてさえ)が故に、逆に逆にまろやかに手堅くなり過ぎている、という様にも感じるのですね。原作付きではあるのでしょーが、もう少し何か「特化」した部分があった方が好かったのではないか、とも思いました(ソレこそ、ハロプロものとして、とか)。
[DVD(邦画)] 5点(2021-12-04 00:31:15)
687.  新宿乱れ街 いくまで待って 《ネタバレ》 
荒井晴彦の脚本家デビュー作なのでしょーかね。その意味では、まずは数年後に彼がモノにする名作『赫い髪の女』ともかなり似た様な話ではあるのだし、特に男女のグズグズとした関係性なんかは正にそんな感じ、とも言えるでしょう。ただ、男の方の人物像は売れない脚本家の卵という、より分かり易いヒモのステレオタイプではあるし、その部分とかは最近の映画だと『劇場』なんかにもかなり似通った感じで、全体としてもある種典型的な話だと言っても好いか、とも思います。  正直、あまり面白く感じなかった…とゆーのが(『赫い髪の女』に比べれば雲泥かと)ゆーてつまりはちょっと典型的すぎる…というコトにも思えますかね。その最大の理由が、舞台が新宿ゴールデン街、というポイントをあまり巧く使えていない(+新宿ゴールデン街でなければ描けないという話にも結局仕上がっていない)という部分にあるかとも思います。あとは加えて単純に、女優さんの魅力(色気その他)とゆーのが少し不足していた…とも感じますね。まあ、コレを観てから『赫い髪の女』を観る、とゆーの自体は中々興味深いコト…かとも思いますケド(映画人の「成長」が間違い無く垣間見れる…から)。
[インターネット(邦画)] 4点(2021-12-03 23:53:22)(良:1票)
688.  ゲット・アウト 《ネタバレ》 
うーん…確かに比較的好く出来ている(纏まっている)とは思いますが、ソコまで高評価されるよーな作品でしょうか?根本的にはまずホラーではない様にも思えますし、少なくとも風刺とホラー・スリラーが半々、という作品だと思います。その(最低でも)片割れたるホラー面については、率直にかなり単純な話だと思いました。とどのつまりは、ターゲットとなる「黒人」と、狙う側の「白人(富裕層)」という構図が無ければ、ごく平凡な(よくある)ジャンル作品だ、という意味でです。  もし、今作の評価がこの「対立構図」自体(つまり「正義」の黒人と「悪」の白人、或いは黒人の「優秀さ」を羨望する白人)という部分に依拠するものであるなら、率直に言って私はこの作品を評価する側に与することはできないですね。白人が黒人に対して向ける嫌悪・憎悪は悪で、逆ならそれは善だ、などというコトがあるのでしょうか。そもそもこーいった「対立」を善(或いはカタルシス)として描くコト自体が、もはやダブルスタンダードだとは思われませんでしょーか?  個人的なポリシーとして、ホラーというジャンルの作品に関してそーいった本来「無用」な(社会的)テーマを必要以上に重視する、というコトはしないのが私のスタンスではあります。なので、今作はあくまで「ブラック・コメディ」+ホラー、として捉えるコトにして、そのブラック・コメディ部分が結論的には私にはハマらなかった(が、ホラーとしては前述どおり纏まってる)と判断したコトにして、この位の評価といたします。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-11-29 20:30:56)(良:2票)
689.  夜汽車の女 《ネタバレ》 
これは面白いすね。ロマンポルノではあるけれど、濡れ場はソフトだし今作では添え物程度。その代わりドラマとしての見応えは出色。見事な和製文芸(風)映画に仕上がっていますね。  仲の好い姉妹二人だが、妹の一方的な同性愛的感情が暴走し、姉の交際相手を巡っての常軌を逸した愛憎劇へと展開する。更にそこにもう一人の女の感情・謀略も交錯してゆく。演技が総じてどーも稚拙で(特に姉役の続圭子が酷い→ルックス自体は実に文芸的で好いのだケド)、そこをカバーするのが何とも抒情的で優れた雰囲気を醸し出す映像面の演出と音楽。中盤、妹が夜汽車で姉のもとに向かうシーンが実に好かったです(あれは多分、いわゆる瞽女というヤツですね)。終盤の映像表現も(若干「ムム?」という感じのも無くはないが)ロマンポルノとしても非常に凝った工夫あるものになっていて、製作側のやる気・高い志が垣間見える。個人的には前述どおり、ロマンポルノの枠に留めて評価してしまうのは勿体無く感じるほどに優れた作品だと思いました。興味ある方は、是非。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-11-27 00:03:48)
690.  宇宙からのツタンカーメン 《ネタバレ》 
うーん…まずは感じるコトとして、少なくとも80年代の作品なんだからもう少し人並みにゴアとか恐怖シーンに(あとまーエロとかについてもそーなんですが)キレ・迫力・凄みとゆーのは出せないモンなのかな、と。ミイラという地味で安上がりで古臭い主役も相まって率直になんつーか60年代物?みたいな質感にも思えましたわよ。どだい、実際には恐怖の対象なのは(実は)ミイラではなくてどちらかとゆーとカビの方なのですよね。カビがメインのホラー映画って、幾らナンでも地味すぎません?(否、コレはまあ完全にやり方次第だとは思いますケド)  あとは…B級ホラーとしてもワリと短尺にも関わらず展開運びが間延びしてて面白みも希薄、なのに突っ込みドコロだけは正に満載!という凶悪な完成度の低さ。一個だけ、やっぱ思うのはクリスタル集めたら復活してスグサマ帰還できるんだったら、も~3000年前にそーせいよ!という根本部分の疑問ですかね(まあ事情はあったのかも知れんケドさ)。うう~もう一個だけ、クリスタルが5個ってのも多いよ!(=多いのにやってるコトが全部ほぼ同じってのがまたチョイと酷すぎるよ!)  コレでオーラスがこの奇想天外でなかったら、確かにまるで存在価値の無い作品でしたね(だったら価値があるんだな?と訊かれてもソレはソレで困るんですケド)。まずは1シーンだけでも「度肝を抜く」様なモノを、はやっぱB級ホラー映画の鉄則ですかね。
[DVD(字幕)] 4点(2021-11-25 23:45:24)
691.  エターナルズ 《ネタバレ》 
世評は微妙な様ですが、個人的には結構楽しめました(こーいう矢鱈と大袈裟な話も偶には悪くないですね)。ただやっぱり、どーにも話が大袈裟すぎて今までのMCUの雰囲気からは完全に逸脱してるな~とも思うのですし、今後コレをシリーズに整合させるってのにも(観てるコッチですら)非常な心配・疑念が隠せない…というレベルかと。まあこの世評の感じは重ねて、単純に「思ってたんと違う(違いすぎる)」というコトなのだろうな、とも思うのですケド(だから割り切って観ればそこそこ楽しめるのではねーでしょーかね)。  とは言え、やっぱちょっと大袈裟を通り越して超越的な話だとも感じるのですよ。セレスティアルズは完全に「神」なる存在に見えており、だからもはや敵とか味方とかそーいうモンでもねーのじゃないかとすら思われる…つーか。一種の神義論みたいなコトであって、連中がやってるコトの真の目的や生じるメリデメも(おそらく我々には)掴み切れない以上、根本的に「善悪」の判断が付かない話なのではないか、と。その意味でもMCUみたいな勧善懲悪ヒーロー映画とは絶対的に相性が悪そうな気がしてますですね(『エターナルズ』方面にMCUの雰囲気を寄せてゆくと、なんか興行収入がジリ貧になってっちゃうよーな気がする…つーか)。もう一点、そーいうセレスティアルズを主敵にしてる一方で、そいつらに比べるとあまりにどーでもいいディヴィアンツとかいう連中とも戦わされるという今作の設えは、これも少しバランスが悪すぎた…とも思いましたかね。  今作についてはその他、アクションは意外にまずまず面白い+演技も揃って結構上質(特に熟女二人の存在感が抜群で)という加点要素と、中盤の中弛みがちょっと深刻、という減点要素がシンプルに在ったかと思います。そこら辺含めて(長尺なのに中弛みしてるとゆーのを重く見て)評点はこちら側に倒しました。展開運びや編集そのものは(少なくともその辺り以外は)まま悪くなかったか、とも思うのですケドね。
[映画館(字幕)] 5点(2021-11-22 00:31:37)
692.  バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 
なんですか、前作の中途半端さを批判されたのを根に持ってでも居たとゆーのでしょうか、大物になったマイケル・ベイが、今作では「俺は娯楽映画については巨匠だ!観客の観たいモノをとにかく沢山ブチ込んでやるぜ!」→「入れられるモノがあんまり多すぎて尺も2時間半になっちまったぜHAHAHA!」とでも言ってるかの様な御大層ぶりですね(これを観ているとつまり、前作の中途半端さは予算的なコトに依拠する、と言えるのかも知れません)。  しかし、肝心な描かれるモノというのは、ハッキリ言ってどれも低俗の極みです。下品な下ネタの数々に、アクションだってひたすらに銃撃・爆撃・カーチェイスに次ぐカーチェイス(&転がって弾けるお高いお車)。アクション映画の価値とゆーのは、使った火薬の量と壊した備品の合計金額に比例する、とでも思っているのでしょーか。  まあでも、カメラワークは流石に随所でだいぶ凝ってたり、質より量なアクションも所々はそこそこ爽快ですし、少なくとも前作よりは少ーしマシかなあ、とも思います(尺が大幅に増えてるのにはかなりイラっとしますが)。ただ、大規模予算を与えてもこんなバカなコトしかやらないのであれば、小予算で頭を捻って貰った方が(結局のトコロ誰しもが)皆もう少し幸せだったりするのかも知れない、とも思いますケド。
[DVD(字幕)] 5点(2021-11-19 14:10:18)
693.  星の子 《ネタバレ》 
ハッキリ、かなりセンシティブな題材だと言えるだろう。そこから生じる何ともイヤ~な居心地の悪さとゆーのが全編に色濃く漂っているというか、少なくとも観ていて快適な映画だとは全く言えない。ただ、そこまでシリアス過ぎて観てられない、というホドでもないのも事実で、それは、両親がその「教義」に従って奇妙な行動を日常的に繰り返していたり、おかしな水を買い込んでいたり、怪しげな集会なんかに娘も連れて参加してたりする、とは言え、それ以外の部分では意外と(上納金の払い過ぎで困窮するというよーなこともなく)ごく普通に暮らせているという概した状況の平穏さによるものだと言えると思う。  ただそれが余計に、この映画が結局ナニを描きたいものなのか、という点までまろやかにぼやかしてしまってるのもまた事実。最後まで観終わって本作のテーマというものを半ば無理矢理にココから捻り出すなら、ナニがあっても「家族は家族」ということぐらいしか分からない様にも思うし、だったら尚更もっとハードな状況を乗り越えてその結論に達する方が、お話としては絶対的に正しいのではないかとも思う。(原作未読でもありますケド)個人的には正直掴み切れなかった映画、としか言えませんかね。その意味ではこの評価はある種の採点放棄にも近いですね。  二点、まず芦田愛菜ちゃんの演技は(特に数少ないシリアスな場面の緊迫感なんかが)流石の素晴らしさだったですよ。あともう一人、愛菜ちゃんと同い年の新音(にのん)ちゃんという娘も、シュッとした目を引くビジュアルに加えて、少しだけ風変わりなキャラを表現する演技もまずまず面白かったですね。今後に大いに期待します。
[ブルーレイ(邦画)] 4点(2021-11-12 02:56:04)
694.  オー・ルーシー! 《ネタバレ》 
いや~清々しいまでに自己中心的な人々、とゆーか、今作に登場する三人の女性とゆーのは本当に本当に自分のコトしか眼中に無いつーか、何しろ肉親ですら平気で踏み台にしてゆく、というトンデモない連中です。更に始末が悪いのが、この方々は自分が「得」をするコトだけを常に考えている、とかいうワケですらなくて、唯々その時点で自分の感情だけが満足すれば他はナニがどーなってもOK、という点でもブッ飛んでいます。もはやある部分で自己破滅的ですらあるとゆーか、そーなると損得勘定を含めての交渉・説得などがまるで通用しないのです。一般的な論理や倫理では全く太刀打ちできない、悪辣や愚鈍を超えて正に怪物・妖怪の類いと言ってよいでしょう。ああ恐ろしい。  モチロン、特に寺島しのぶのつくり出すキャラの「リアリティ」というのは中々に高度で、他の二人を含めてもそれらのキャラクターを描いてゆく映画としてはかなり面白かったと言って好いかとは思います。ただ個人的に、こーいう恐るべき人格とゆーのは一朝一夕には生まれない、というその点の私の信念からすると、ソコにはやや違和感と言ってよいモノを感じました。つまり、ジョンと邂逅したからといって、そんな「些細な」コトでこんなに突然ルーシーが大爆発するというのはちょっとオカシくないか、と(要は、それ迄はそれなりに社会人としてやっていけていた、という様に見えるという点に少し疑問が在るというコトですが)。これがもうこれ迄もあっちゃこっちゃ渡り歩いてて、今のトコロでも相当に煙たがられてる…とかゆーなら、ああ然も在りなん…とも思えるのですケドね。
[インターネット(邦画)] 6点(2021-11-12 02:43:38)
695.  まともじゃないのは君も一緒 《ネタバレ》 
「無知の知」とでも言いますか。男の方は当然「普通」とゆーのが何なのかは分かっていないのだケド、少なくとも自分は「普通」じゃないというコトは適切に悟って居るのであって、一方の女の子の方とて実のトコロ「普通」って何なのかコッチもチャンとは分かってない(とゆーか総じて色々分かってない)うえに、更に自分が「普通」なのかもこれまたアヤフヤしてっちゃう……という意味では、序盤は確かに成田凌の様子を笑って観てゆく感じなのですケド、中盤からは清原果耶ちゃんのアレコレの方をよりニヤニヤしながら眺める様になってゆく(逆に成田凌の誠実さ純粋さの方には好印象の方が強まってゆく)というつくりかなあ、と。二人のキャラの実際のトコロにせよ、コメディと人間ドラマを両立させているコトにせよ、かなり楽しく微笑ましく観れる作品なのは確かでしたね。若干ですケド、一本の映画に仕立てるにしては内容自体は少~しボリューム不足かな、とも感じたのですが、あくまで小品として気楽に観るうえでは気にする方が野暮かとも思います。  結局「普通」ってナンなんすかね?今作においては(とゆーか清原果耶ちゃん的には)「普通」て要は「空気が読めること」でしかないよーにも思えましたかね。確かに「読める=読むことが出来る」という意味では、読めるか読めないかで言えば読める方が好いに決まっている、とは思うのです。ただ「読める=実際に空気を読んだうえで、ソレに従って当り障りなく大人な振舞いをする」という意味では、敢えてそーしない方が難易度も価値も高いというコトだって大いにあり得るとも思うのですよ。結論的に私個人としては、空気なんて読めなくても一向に構わん!とすら思いますね(ビジネス的には、敢えて空気を読まない人の方が時として遥かに貴重で頼りになる、とすら思ってますよ)。改めて言われると結構「嫌いな」言葉、かも知れないですね(「普通」にせよ「空気読め」にせよ)。
[DVD(邦画)] 6点(2021-11-11 00:23:36)
696.  岬の兄妹 《ネタバレ》 
非常に強烈な映画である。観たひとすべての心に確実に爪痕を残すだろう本作は、人間の感情を励起するという意味では、ひとつの高度な可能性を備えた作品だとも思う。  しかし、私自身は、この苛烈な嫌悪感に優るナニかを感じ取るというところまでは辿り着けなかった。嫌悪感が分厚過ぎて、その何者かが突き抜けてこれなかった、とでも言うべきか。本作が備えている多様な嫌悪感は、それだけでもある種、観て損は無いと思わせるに十分なユニークさを持っている、とも言えるのだケド。
[DVD(邦画)] 4点(2021-11-09 01:33:51)
697.  資金源強奪 《ネタバレ》 
3億円の奪い合い!というフォーマットはワリと好くあるシンプルなモノかとも思うのですが、異常なまでに状況・敵味方がコロコロと切り替わる、その意味では結構ややっこしい話に見えなくもないよーな気もします。しかし、意外なホドに全然分かり難さとかは感じませんし、と言うか根源的にはやっぱ非常に単純な「誰も信じられない」というダケのお話で、不自然さも殆ど無くむしろ「然もありなん」と実に納得してスンナリと観てゆけるのですね。その上で、やはりこんなに凄まじく諸々のテンポが好い(好すぎる)映画とゆーのも他にあまり見当たらねーなというレベルでもあって、その面からは至上に爽快・痛快な超優良娯楽作でした。地味に凄いですねコレ。  北大路欣也が善すぎず悪すぎず、かつ軽すぎず重すぎずで好かったですね(ガタイはちょい身軽めではありますが、ソレで最終的に梅宮辰夫と張り合うとゆーのも好いバランスだったと思います)。邦画では今やちょっと役者が見当たらないですが、海外・アジア(韓国)とかでリメイクとかしてくれたりしないかな、と思ったりしますね。
[DVD(邦画)] 8点(2021-11-05 23:08:57)
698.  樹海村 《ネタバレ》 
『犬鳴村』がそのクオリティの低さにも関わらずそこそこヒットしてしまったが為に、当然の如くにつくられたこの続編でも『村』シリーズとの建付けでナニやら「村」が登場するのですが、実際にはソコの人間?は(当然樹海で自給自足など出来っこないのだから)皆ヒト成らざるモノなのであって、ソレってじゃあ「村」って言えるの?とはまず疑問に思うトコロです。話のメインは全体を通しても『コトリバコ』の方で、実際に村が出てくるのもかなり後半深くになってからなのですから、そもそも「村」にコジツケるのに実に無理をしてる様に見える…とゆーのが私の第一の感想ですね。うーん…コレってそ~んなに難しいコトなんですかね?二番煎じで好ければ幾らでもやりようが在りそうなモンなのに、それでまた何故にココまで支離滅裂なシナリオになってしまう必然性があるのでしょーか。清水崇、実は全部ワザとだったりするんですかね?  『コトリバコ』の部分は(怖いかどーかは別にして)そこそこ気持ち悪い・悍ましいモノではあるので、その辺は別にホラーとしては成立してないとは思わないです。ただ前述どおり、全体的にかなり支離滅裂なトコロに加えてテンポ自体もまたかったる目ではあるので正直ちょっと眠いすね。もう一点、肝心の「村」の住民たる人外どもはコンセプト的には(樹海よろしく)樹木の妖怪、的な見た目に仕上げられてるのですケド、コレは私だけかも知れませんが「樹木」ってあんまし禍々しいイメージが無くって、だからやっぱラスト付近はちょっとまたファンタジックにも感じられてホラーにはなってない様な気がする(=まるで怖い感じでない)のですよね。重ねて、この「樹海」村つーのは一体ナニから出てきたアイデアなんでしょーか?こんなコトならいっそ公募でもしてみたら(或いはいっそ2ちゃんでそーいうスレでも立ててみたら)と思いますですね。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-11-05 20:02:07)
699.  ブリット=マリーの幸せなひとりだち 《ネタバレ》 
ごくシンプルながら本質的には「手堅い」お話ではあるのですよ。主人公は63歳ですが、今作のテーマはある種の自分探し、或いは自らの人生・存在の意義を再発見する、というトコロにあります。その部分に限ったお話の流れや導き出される結論とゆーのは、別に決して悪い内容ではないとも思うのですよね。  ただ、その「再発見」とゆーのは、家を飛び出した主人公が悪戦苦闘しながら人と出会い、そして端的には少年サッカーのコーチとして試合に臨む中に見い出されてゆきます。映画の大半を占めるこれらの部分の展開運びとゆーのは、まず率直にあまり巧くなかったと感じます。例えば、どー見ても冴えないオバハンな主人公にあの警官が言い寄ってくるのも単純に理由がイマイチ分かりませんでしたし、最初はサッカーのことが何も分からなかった主人公は、どのように練習を指導し、如何にして子供たちとの絆を深めていったのか、という部分の描写も非常にテキトーな様に思います(取り分け、サッカーの技術的な側面の話がまるで皆無、という部分において)。  根本的な話として主人公のキャラ自体、特にその魅力・ポジティブな側面とゆーのを殆ど描き込めていないというコトにも思うのですよ。北欧的と言えるのかも知れませんが、非常に寡黙で表情・感情表現も限定的な少しぶっきらぼうな人物に見えるので、だから尚更その辺が分かり難かったというコトにも思えます。主人公からポジティブさを汲み取れないが故に、終盤は色々なコトが(予定調和的に)ウマく回り始める、そこに必然性を感じないとゆーか、少し違和感が残るとゆーか。本質的にはキライな系統の作品では決してないのですが、結論的には私にはハマりませんでした。
[インターネット(字幕)] 4点(2021-11-05 18:57:04)
700.  ティエリー・トグルドーの憂鬱 《ネタバレ》 
最近の「カンヌで話題に!」なんて社会派ドラマ、しかもご当地フランス産ともなると、ま~どれもエグい!の極み、なのですわね。『パパは奮闘中!』なんてヤツは酷くて(主にポップなタイトルの所為ですケド)ポジティブになろうと映画館に行った挙句に疲れ果てて週末一回無駄にしてしまったホドでしたし、『レ・ミゼラブル(2019)』なんてのもかなりHPを消耗したモンですわ。今作も(タイトルで「警告」してくれてるだけまだマシかも知れませんケド)ハッキリ言って激「鬱」映画の類です。これまた実に隙が無いとゆーか、ほぼ居心地の悪いシーンだけを繋げてるとゆーか、私も一度に観切るのはまたちょっと無理だった…という代物でしたすね。  だからまあ、そもそも娯楽用に使おうという映画では決してないのですし、その意味では私の評価軸はただ一つ、そんな残虐な世界の中になにかしら美しいモノ・人間性がチャンと描き込まれているか、というトコロではあるのです。その観点からすると残念ながら、その部分の描き込みは(ラストに在るには在るのですが)非常にささやかな・朧げな、というレベルに留まっており…という感じですね。完全にコレは好み・ポリシーの問題であって、映画としての出来(或いは製作者の「意図」のレベルの高低)とは全然別の話、というコトだと思ってくださいませ。  ただ、ヴァンサン・ランドンの仕事自体は(そのラストのささやかな人間性の発露も含めて)かなり高度だったとは思いますし、ソコは率直に評価すべきだとは思っています。疲れ果て、自信を失い…こーいう「カッコ悪い」演技を見事にこなせる俳優さんって、カッコ好いですよね。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-11-05 17:54:47)
040.25%
1120.74%
2191.18%
3905.57%
420312.57%
528017.34%
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732320.00%
823314.43%
9704.33%
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