701. ブレイド(1998)
アクションは評価できるのかもしれませんが、主人公の身の上のくだりが出てきたところで、思わず吹き出してしまいました。骨格そのものはステロタイプを通り越し、二十年以上前のマンガに出てくる設定の焼き直しですね。 5点(2004-06-10 16:18:21) |
702. 刑事ジョン・ブック/目撃者
突出した何かこそはありませんが、すべてが手堅くまとまっています。野球に喩えると二塁打です。 6点(2004-06-10 13:49:01) |
703. ランダム・ハーツ
壮大な国家の陰謀劇のはずが……この展開は一体?? 0点(2004-06-06 18:40:43) |
704. ブレードランナー
意味不明でした。 0点(2004-06-06 18:39:09) |
705. マスク・オブ・ゾロ
単純明快なアクション活劇ですね。深みも含蓄もありませんが、なにも考えずに楽しむことができます。 6点(2004-06-06 18:37:43) |
706. バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
これってハインラインの「夏への扉」と物語構成が酷似してますよね……。 5点(2004-06-06 00:47:57) |
707. 北京ヴァイオリン
純粋にいい話だと思います。なのに、どうして自分の心は少しも動かなかったのでしょう。私は父親に抑圧されて少年時代を過ごし、この映画の主人公のように「愛されている」と実感できたことが殆どなかったからだと思います。 5点(2004-06-06 00:43:19) |
708. トロイ(2004)
ホメロスはすべて読破したクチなので、それなりに厳しい目をもって鑑賞しましたが、想像以上に良い出来でした。原作では悪女だったヘレンや、軽佻浮薄極まりないパリスがずいぶん美化されているきらいはありますが、それらの改変すべてがうまい具合にマッチし、非常に入り込みやすく、純粋なエンターテイメントとして生まれ変わっています。とにかくテンポが良いことも好印象です。原作の無駄なシーンや登場人物を排し、必要最小限の素材だけを抽出しています。私的には大満足の一本でした。 9点(2004-06-05 21:47:55) |
709. 大脱走
絶対に過大評価されすぎです。脱獄ものなのに、緊迫感が致命的なまでに欠落しています。史実に即して作ったからやむを得ない面もあったのでしょうが、ドイツ兵たちが妙に捕虜に対して寛容で、テーマ曲も無意味に明るく、脳天気な雰囲気で物語が進行していき、非常にちぐはぐな印象を受けます。とにかく、この映画と見比べて確信しました。脱獄映画の最高傑作は「大脱走」ではなく、「アルカトラズからの脱出」です。 3点(2004-06-04 20:40:50) |
710. スペース・カウボーイ
この頃のイーストウッドの映画は、どれもこれも「ロートルが老体に鞭打って奮闘する」という路線ばかりで、この映画もご多分に漏れないものになっていますね。イーストウッドに主役を張らせるためにはそういう脚本にしないといけないんでしょうけど……。さりながら、トミー・リー・ジョーンズの存在は効果的なアクセントになっており、大同小異の爺ちゃんイーストウッド主演映画とは一線を画しています。 5点(2004-06-04 17:00:39) |
711. タワーリング・インフェルノ
勘弁してください……。私にとってのパニック映画の金字塔「ポセイドン・アドベンチャー」を原型にしたと謳いながら、こんな駄作映画を撮らないでほしいです。まず、とにかくカメラワークが単調かつ工夫がないのに失望しました(特に、ニューマンが婦人と子供二人を連れて構造材を伝って降りるシーン)。それと、タワー内の位置関係が非常に把握しにくく、どことどこが繋がっているからこうなる、というのが伝わってきません。ラストの「これは人類の思い上がりの象徴だ」というニューマンの台詞にしても、重みに欠けること甚だしいです……。 0点(2004-06-03 18:37:09)(良:1票) |
712. M:I-2
このシリーズには最初からストーリー性など求めていないので、そちらに不満はありません。アクションシーンは流石の大迫力ですが、いくらなんでもスローモーションを多用しすぎです。あと、覆面による変装も同じく多用しすぎ(4回)でしょう。イーサンがあわや殺されるシーンなどはバレバレで興醒めでしたし。 5点(2004-06-02 23:23:22)(良:1票) |
713. スタンド・バイ・ミー
私の中のロードムービー№1映画です。理不尽なもの、割り切れないもの、そういったわだかまりを抱え、何もかもに反発していた少年時代を思い起こさせてくれました。決して押しつけがましくない、深い余韻の感動が尾を引きます。 9点(2004-06-02 20:20:51)(良:1票) |
714. ガタカ
ん~、こういうテーマの映画は私にとってど真ん中もど真ん中のはずなんですけど……。自分たちの主張のために非合法な手段を取る、という主人公の行動がどうにも共感できませんでした。 6点(2004-06-02 20:15:20) |
715. クリムゾン・リバー
意味が繋がっているようで、繋がっていない脚本なんですよね…。原作を知らないとわけの分からない部分が確実にあるので、あまりお薦めできません。雰囲気だけならバッチリ出ているのですがね…。言い方を換えれば、雰囲気「だけ」の映画です。 4点(2004-05-31 18:41:25)(良:1票) |
716. ラスト・アクション・ヒーロー
チケットの魔力の定義が曖昧すぎて、後半はグダクダな印象があります。序盤や中盤はかなり惹き込まれるものがあったのですが……。まあ、細かいことを気にしなければ充分楽しめる作りにはなっていますが、ある程度映画を見慣れていなければ理解できないネタもあります。それにしても、スタローンが「Taxi3」みたいな扱いで出てきたのはウケました。 6点(2004-05-30 22:57:11) |
717. イギリスから来た男
等身大の男の復讐劇を描いているのはいいのですが、すべてに渡って地味にまとめられすぎ、印象に残りません。もうちょっと観客の目というものを考えて作ってほしいです。 0点(2004-05-30 20:56:13) |
718. セイント
見せ場がステロタイプだったり安っぽかったりするのはご愛敬ですが、脚本は手堅く作られています。B級だと割り切って鑑賞すれば損はしないと思います。 6点(2004-05-28 23:24:13) |
719. キッド(2000)
この脚本は「素晴らしき哉、人生!」「クリスマス・キャロル」の亜流でしょうか? そこに感づいてしまった時点で、途端にすべてが薄っぺらく見えてしまいましたが…。それでもまあ映画として及第点には仕上がっています。 6点(2004-05-26 22:56:50) |
720. アンブレイカブル
ラストのオチにインパクトを感じ取れませんでした…。 3点(2004-05-26 22:54:12) |