701. パラダイム
カーペンター監督…。あのね、あの水。緑色の水ね。あれ筒の内側に緑のセロハン貼って、くるくる回してるだけじゃない…。床屋の外にあるくるくるみたいに…。そういうとこ、突っ込んじゃ駄目なのですか?カーペンター作品だから?この監督のやることには疑問が付いて回ります(笑)。でも、何だかたまに観ちゃいます。だって別に嫌いじゃないもん(笑)。 4点(2004-01-03 15:51:42) |
702. コピーキャット
ハリウッド女優トップクラスの大柄さを誇るシガニー・ウィーバーと、トップクラスの小柄さを誇るホリー・ハンターの凸凹コンビが印象的。公開当時サイコサスペンスが大流行で、この作品の解説の上で「羊たちの沈黙」や、「セブン」がよく引き合いに出されていた記憶があるけれど、あの2つには及ばないと思う。物語自体結構オーソドックスなサスペンスで、これといった意外性と斬新さに欠けている気がした。インパクトもちょっと薄い。 4点(2004-01-01 15:59:27) |
703. L.A.コンフィデンシャル
私は脳細胞が、自分でたまげる位に活発でない人間なので、こういう複雑な人間関係の話はとっても苦手です(だから基本的に私が好きな作品は登場人物が少ないものばかり)。これも最後まで人物関係がよく分からなかった。私の中では、勝手にタイトルも変わっています。「L.A.コンフィデンシャル(秘密)」ではなく、「L.A.コンプレックス(複雑)」です。頭の良い方は楽しめそうなので、羨ましい限りです。 4点(2003-12-31 21:01:52)(笑:1票) |
704. ショート・カッツ
ロバート・アルトマンという監督は、とても玄人向けの作品を撮る監督だと思う。私のように頭の回転が鈍い人間には、彼の得意とする独特な群像劇は辛いものがある。映画の内容云々以前の問題だけれど、登場人物全部憶える前に映画が終わるのですよ(涙1粒)。この映画は観る前に人物関係を予習したのに、それでも駄目だった(涙2粒)。ひどいものです。この点数は、作品の点というより、自分の至らなさに起因するものです(涙3粒)。 4点(2003-12-31 20:00:30) |
705. シティ・オブ・エンジェル
ヴィム・ヴェンダースの「ベルリン 天使の詩」をハリウッドがリメイクしたらこうなる。ど、どうしちゃったんだ?びっくりです。ちょっとした冒涜だな、とは思いました。あの映画の恋愛要素だけを都合よく抜き取って、改悪した感じ。ただ、朝日を浴びる天使たちのイメージとかは良かったですね。綺麗で。主題歌も。てか、ごめん。この頃おいらはまだ、ニコラス君が好きだったんだ。いや、勘弁して下さい。そんな目で見ないで下さい。 4点(2003-12-31 19:43:31) |
706. スニーカーズ
1度観て最初の10分で嫌気が差し、その数年後もう1度、今度は最後まで観てみた。…ああ、こういう話だったのか。思ったほどひどくはなかった。でも1度ケチが付いた映画というのはちょっと、何ですね。レッドフォードの「俺様映画」っぷりが何だか…。それに、単純にわくわくしないでしょう、この映画。華がないです。大スターが出てる割に。 4点(2003-12-30 19:54:57) |
707. ジャンヌ・ダルク(1999)
監督の個人解釈が入っているのが、好みの分かれるところかも知れない。つまりダスティン・ホフマンの役どころなど。彼の存在は、ジャンヌの精神的なものに独自にアプローチし、解釈する手段として監督にオリジナルに生み出されたもので、この映画はジャンヌの史実というより、1つの解釈という感じ。事実だけ知りたいのなら、特集番組などを見た方が分かり易い。ただ、ミラ・ジョヴォヴィッチのなりふり構わぬ演技は良かった。日本の売れっこ女優だったら絶対あんな髪型しないし、すっぴんも見せないもの。えらいですよ。 4点(2003-12-28 21:04:54) |
708. ダークネス(2002)
「スペインに来たアメリカ人の話」というそもそもの設定がアメリカ資本の傲慢さを語ります。アメリカ人は字幕が嫌いだからね。英語で話してるものしか観ないからね。監督はスペイン人なのにね。スペイン産ホラーにはもっとお国柄出して欲しかったんですが。映像は硬質でクリアで綺麗だったけれど、それゆえに深みがなかったです。それにしてもアナ・パキンは成長しました。何だかルックス的には普通の子っぽくなっちゃいました。 4点(2003-12-27 22:08:41) |
709. 裸のランチ
《ネタバレ》 原作は未読だけれど、触れ込みで映像化不可能と言われていたのは知っていた。どうやら原作だけでは映像化が難しく、バロウズの半生も織り込んでいるらしきことも(ラストの妻の殺害は原作にもあったの?それとも映画だけ?実際に彼は妻を銃殺してるよね)。クローネンバーグ監督はとことん「内臓系」な監督で、映像表現は相変わらず独自路線でエグい。私はリンチの訳の分からなさは好きだけれど、この監督の訳の分からなさはちょっと苦手かな。 4点(2003-12-27 21:28:39) |
710. フェイス/オフ
「表皮だけ取っ替えてどうにかなる問題じゃないだろ、骨格と体型が全然違うじゃねえかよ、だいたい普通は拒絶反応だって当然のように出るだろうよ、ぴんぴんしてあんな大仰なアクションできねーよーぅ」なんてことを言わずに割り切ってこの映画を純粋にエンターテイメントとして鑑賞するだけの度量が私にはありません(笑)。割り切れる方は賢く映画を楽しんでいると思います。私はそういう所融通が利かないもんで、随分損していると自分でも思います。 4点(2003-12-24 13:26:31) |
711. 氷の微笑
中2の時、友人の家で観た。どういう経緯で観ることになったのかはすっかり忘れた。13、4の女子2人が何でこんな映画を選んでレンタルして観るに至ったのか、今となってはさっぱり分からない。途中で2人ともだれた。もう、物凄くだれた。だから私が、どうにか面白く最後まで観ようと画面中で起こっていることを解説し始めた記憶がある。「はい、ちちなめてます、なめてるよー、はい、今度は…」ってな感じで。とりあえず友人が笑ってくれたので良かった。笑ってくれなかったら、私は最低だ。という訳で、良さが分からなかったですね、当時は。今観たら印象が違うのだろうか。……あれ?ひょっとして、これR指定でした?違う?もしそうだったら、この話、見逃してね。 4点(2003-12-21 21:36:43)(笑:1票) |
712. 8mm
アンダーグラウンドの更に最下層付近にある「スナッフビデオ」という存在を、社会悪として糾弾するでもなく、被害者やその家族の叫びを表現するでもない。ただ、今までそういうことと無関係な全くの安全圏にいた1人の男がうっかりその世界に入り込んでしまって結局火傷をしてしまった、というような、こじんまりとした個人レベルのサスペンス映画でしかない。コアな闇の世界を描こうとしながら、商業レベルでの成功も視野に入れようとしているのか、表現をかなり遠慮している(というか、逃げている)。出来としては本当に中途半端。やるなら徹底的にやればいいのに(いや、ハリウッドじゃ無理か)。 4点(2003-12-19 14:04:10) |
713. YAMAKASI ヤマカシ
実在のパフォーマンス集団「ヤマカシ」を使いたいが為に作った映画としか思えない。彼らが最初にありきで、脚本はおまけのようなもの。これは「ヤマカシ」のパフォーマンスビデオです。アイドル映画と同系列。リュック・ベッソンはこういうことよくやりますね。「ダンサー」もそうでしょう。映画の筋自体は、有って無いようなものです。彼らの素晴らしいパフォーマンスに、4点。 4点(2003-12-19 01:09:47) |
714. 冷たい月を抱く女
《ネタバレ》 連続レイプ殺人の犯人探しのストーリーかとすっかり思い込んでいたので、展開に意外性は感じた。結局のところレイプ殺人が何の伏線であったのかが分かった時には、その捻りに素直に感心した。ただそれを付加しても決定打に欠ける作品でした。どうも作品自体に華がなくて、ちょっと安いかな…。あとタイトルね、これはひどいよ。ニコールが曲者だって観る前から観客にバレバレやんねえ。 4点(2003-12-19 01:00:28) |
715. 誘う女(1995・米)
ホアキン・フェニックスはこの7年後、エイリアン相手にバットを振っている。世の中よく分からないもんです。この作品でニコールはアメリカでは評価されたらしいけれど、その演技の良し悪しは正直よく分からない。とりあえずこんな女はそ知らぬ顔して結構存在するから気を付けろ、いや、ほんとに気を付けろ! 4点(2003-12-17 21:33:52) |
716. メン・イン・ブラック2
パグ好きにはたまらない。フランクのかわゆいらしさったら!しわとしわの間の匂いを嗅ぎたくなります。私は犬臭が大好きなんですよ。ストーリーを追うのは途中から放棄しました。破綻がちょっと大きくなって来たから。パグばっか見てました。ほんとパグマニアなもんで。てゆうかフランクを観る為に映画館に足を運びました。 4点(2003-12-16 21:11:56) |
717. レッド・ドラゴン(2002)
有名人は外を自由に歩けなくなったりする、という有名税がかかるように、ある種金字塔になってしまったオリジナル作品の関連映画には、期待税というものがかかってしまう。何分、観客には「羊たちの沈黙」のことが念頭にあるので、別にそれほどひどい出来ではなくても不出来に思えてしまう。そういう映画でしょう。それにしてもほんとエミリー・ワトソンはこんな役ばかりだ。 4点(2003-12-14 19:52:18) |
718. 魅せられて(1996)
いやいやいや、単純にこの映画、おかしくないですか?変な映画です。主人公も周りの人間のキャラも変です。ジェレミー・アイアンズのキャラなんて、特に変ですよ。日本に置き換えてください。あんなに自分の性経験に関して周りの大人に心配されたり聞き耳立てられたりするなんて冗談じゃないです(笑)。何なんだ、あの人たち。記憶が正しければ、リブ・タイラーの大事なとこが修正なしに出ていたような…?びっくりしたような覚えがあるんですけど。違うかな。 4点(2003-12-14 19:29:25)(笑:2票) |
719. ドーベルマン(1997)
俺たちのバイオレンスかっこいいでしょ?映像もスタイリッシュでイケてるしょ?という粘っこく押し付けがましい感じに妙にイライラしました。主人公たちが突っ走る展開の映画なのかと思っていたのに、意外とのらくらしてる。後半に近付くにつれ、よりのらくらし出す(笑)。前半がオフェンス、後半はディフェンス。普通、逆だろ。映画的にはもっとアグレッシブに行くべきだろ。そもそもそれ以前に、人格的にあんまり彼らが好きになれなかった。何だか全員妙にムカつきます。ポリシーが有りそうで、無いんです。てゆうかヴァンサン・カッセルの顔が妙にムカつきます。 4点(2003-12-14 19:14:18) |
720. ウォーターワールド
この映画のケビン・コスナーは、何だかすごく気の毒な人に見える。 4点(2003-12-13 15:16:23) |