761. 学校の怪談4
殆どノリで見た映画だけど、やはりホラーじゃない、というか怖くない。しかも海に引き込まれた子達、普通に考えて死んでるんじゃないか?幽霊も出てくるけど、結局は遊び相手欲しさか?それならガラリと趣を変えて、昔懐かしい少年時代の回想録的な映画にしてくれた方が遥かに面白いと思うんだがねぇ…いかがなものでしょう? 3点(2005-03-22 22:12:52) |
762. A.I.
《ネタバレ》 “愛”という感情を持ったロボットの話ですか…。そしてその願いは、お母ちゃんに愛されたいから人間になりたい!そして、彼の人間になるためのお話が始まる…何だこの話?。始めの方は、ロボットのデイビッドがいかにして母親に愛されていくかを描いているが、なんか中途半端なところで見捨てられる。そして、人間になればママに愛される!と思い、ロボットを人間にしてくれるブルー・フェアリーを探しに行く、ピノキオチックなファンタジーにはや代わり。しかし、そのブルー・フェアリーがいる場所、“ライオンが涙する地の果て、全ての夢が生まれる場所”がマン・ハッタン??なんか胡散臭くなってきたぞ?と思ってたら、結局そんなモンは存在しないってかい!しかも最後は宇宙人オチ?何やこれ??中途半端だなぁ。そんなオチなら始めから、人間でないモノがいかにして愛されるか?というものをテーマに、そしてラストは、人間でないモノでも愛されることが出来る、というCLAMP原作の某漫画のようなオチにしてくれた方がずっと面白いよ。まあ点数は可愛いくまさんのぬいぐるみ(クマだよな?あれ)のテディ君にあげるよ。 2点(2005-03-22 22:12:20) |
763. リング0 バースデイ
完全に外伝的作品。貞子の生い立ちなどを描くのなんて1作目のあの説明だけで十分だし、1つの作品として映画化する必要全くなし。しかも、いまさら貞子は二人…なんていわれても、後設定いっぱいくっつけたみたいで説得力がまるでない。しかもまったく怖くない。 1点(2005-03-22 22:10:17) |
764. ハンニバル(2001)
羊~の方が面白かった。ていうかレクター天才なんだろ?何でああ易々と捕まるんだよ。もっと警戒しろよ 2点(2005-03-22 22:08:31) |
765. ホーム・アローン2
コメディは好きだし、過激なバイオレンス描写の映画も数々見てきたので、すべてに置いて否定はしません。しかし、この映画にはどうしても賛同しかねる点があるのです。ホラーやバイオレンスなどの類は、それによってある種の生理的嫌悪感を感じさせる事により恐怖を表現するのが目的なので、それについてはなんら問題は無いのですが、それらに属さない普通の映画でそういった描写を用いるのはいかがなものかと思うのですよ。暗い映画ならまだ「これはそういう映画だ」と割り切る事ができるけど、明るい映画のはずなのに惨たらしいもの見せられたんじゃ憂鬱になることこの上ないです。それにこういった人を痛めつけて“笑い”をとるという手法はどうも好きになれないというか、ハッキリ言って“笑えない”と思うので、ワタクシのなかでは最低ランクの映画に属するわけです。 1点(2005-03-22 22:05:28) |
766. アレキサンダー
《ネタバレ》 「トロイ」「キング・アーサー」と来て、次は「アレキサンダー」ですが、個人的にはこの3本の中では明らかにこの作品が良く出来ていると思います。スペクタクルや俳優陣のキャッチーさから言えば、トロイに一歩譲ると思いますが、構成的には久しぶりの“史劇”と呼べるものを見た気がします。セットや衣装などは、この時期のことはさらっと流した程度だったので、あまり詳しいことは判りませんが、まあ史劇に多少の誤りは付き物、ということでそれほど気にはなりませんでした。それに、やはりこの手の映画の醍醐味といえば途方も無いエキストラを導入した戦闘シーンと、きらびやかで壮大なセットでしょう。昔と違って、多少CGに頼る事もありますが、やはりこうした“壮大なる金の無駄遣い”と思わせるようなものをまた見られるというのは史劇ファンにとってはたまりません(笑)。物語のほうはといえば、一番の盛り上がりである戦闘シーンが他と比べて少ない、という点で、そういったものを目当てで見に行った人には結構辛い3時間になると思いますが、その代わり、アンジーやホプキンスはなかなか素晴らしい演技を見せてくれてますし、アレキサンダー大王の心の葛藤など、人物に重点を置いた物語展開になっているので、ストーリーで楽しむ、という人にはなかなか良い出来だと思います。また、同性愛のことが描かれてるので、そういったものが嫌いな人にも受け付けられないと思いますが、そりゃ、この時代を描く上では仕方ないですよ。だってこの時代は完全な男性中心社会、神に似せて男が作られたと信じられてた世界なんですから、男の体=美しいもの=愛しいってな感じで式が成り立つわけですよ。なので、「なんだよこれ!?こんな○モ映画見に来たわけじゃねえぞ俺は(私は)!金返せよッ!」ってなことを思っていたとすればそりゃただその人の勉強不足って奴ですよ。聞く所によると、早々にラジー賞にノミネートされてしまったらしいですが、個人的には久々の“当たり”だと思います。 8点(2005-03-22 22:04:32)(良:1票) |
767. オペラ座の怪人(2004)
《ネタバレ》 う…歌が多い…と言うのはあらかじめ聞いていたので、覚悟はしていましたが、まさかここまで多いとは思いませんでした。普通だったら台詞のシーンでは台詞で、そして、感情が高潮してきた時にタイミング良くミュージカル部分が挿入される、というのが今までの(映画の)つくりでしたが、これは台詞部分も歌になってるので、ミュージカルを結構見ている人でも慣れるまでは結構時間がかかるのではないでしょうか?しかし、いったん慣れてしまえばあとは結構テンポも良く、楽曲の方にも集中出来ると思います。圧巻なのはやはりテーマ曲の「オペラ座の怪人」。パイプ・オルガンがあの有名なフレーズを奏で、そこにパーカッションが重みのあるリズムを刻み、それに歌が重なる。間奏の部分ではかすかにエレキ・ギターの音が聴こえてきて(多分エレキの音だと思うんだけどなぁ)、より一層曲をシャープなものにしています。しかしどうしてもあの「ジャ~ン ジャジャジャジャジャ~ン」というフレーズを聴くたびにピンク・フロイドの「エコーズ」を思い出してしまう(笑)。さて、話を役者の方に移して、どうやらこれら全ての楽曲を主役3人は吹き替え無しでやっているとか。中でもファントム役のジェラルド・バトラーはなかなか良い声をしているし、納骨堂の上から飛び降りてくる時なかは最高にカッコ良かったですよ。しかし彼の過去が明かされるシーンではやはり「エレファント・マン」を思い出してしまう。クリスティーヌ役のエミー・ロッサムもオペラの経験があるらしく、良い声をしているし、ラウル役のパトリック・ウィルソンも実は元々舞台役者だそうで。本来、ミュージカルってのは明るくてなんぼな物が多い中、これはテーマも暗くかなり異色だけれども、たまには、そう云うミュージカルがあってもいいと思うし、最後にファントムが独りで「マスカレード…」と唄うシーンはなかなか感傷的ですらあるし、その点からすると、もしかしたら「ウエスト・サイド物語」に通じるものがあるのではないかと思ってしまいます。結局最後まで“ファントムの仮面はどんな原理で張り付いてるんだ!?”という疑問が残りましたが、劇場で見て損はさせない映画であることは確か。なかなか良い出来をしていたと思います。しかし、やっぱりマイフェイバリット・ムービーの1つ「ファントム・オブ・パラダイス」の方が好きかなぁ、と言う事で、ここへ来てちょっと減点(笑)。 7点(2005-03-21 00:21:03) |
768. 着信アリ
《ネタバレ》 携帯電話がキーワード、という時点で韓国産ホラーの「ボイス」が、その前の死の連鎖、という時点で日本産ホラーの「リング」が浮かんできます。作品的には最近たっくさ~ん出来てるジャパニーズ・ホラーと似たりよったりな感じ、という印象です。最後の病院の描写はなかなか恐怖感を煽ってくれて良いんですが、時たま幽霊が出てきて柴崎コウを驚かせるたび、「オマエ、何遊んでんのさ?殺るなら殺るでさっさと殺れよ」と、思わず助言したくなってしまった、そんな“終わってる”俺でした…。 5点(2005-03-20 23:53:17) |
769. 蜘蛛巣城
《ネタバレ》 どんなに誉れ高き人でも、所詮、己の欲望には勝てない、それを見事な演技とカメラ・ワーク等で描ききった傑作。徐々に私欲にとりつかれていく主人公の三船敏郎、後半、狂気にとりつかれついに発狂してしまう山田五十鈴の演技は並みの役者では演じられないと思う。そして後半、矢が雨霰と飛んできて、次々に三船先生に刺さるシーン…ここまで壮絶なシーンはそうはないと思う。 8点(2005-03-20 23:44:55) |
770. ハウス/HOUSE(1977)
なんて言うんでしょうか、とにかく吹っ飛んだ内容の映画です。恐らく確信犯なんでしょうが、真面目なんだかふざけてるんだか、その境目に存在する不思議な感覚。ふざけてる間に差し込ませるシュールな台詞や映像がより一層恐怖に感じる。おばちゃまのの口から目玉がニョ~って出て来るシーンとか普通に恐いし。後半に行けば行くほどどんどん壊れていくけれども、その勢いだけは天下一品な気がする。 7点(2005-03-20 23:33:57) |
771. アンドロメディア
別にSPEEDのファンでもないし(姉貴はファンだった)、存在を思い出さなければ永遠に接点のない映画でした。じゃあ、どこで接点があったのかと言えば、今をさること数ヶ月前、ロバート・ワイズの「アンドロメダ…」のDVDを捜していて、某T○U○A○AにてDVDの在庫がないか店員に聞いたところ、何を血迷うたか本作を間違って持ってきた、という逸話があったのです。と、いうことで、とりあえず映画ファンである事と、話のネタを作るために見ることにした、というのがきっかけだったのですが、見てみると、それほどシドイ作品ではなかった、というのが感想です。役者ではないため、主演のSPEEDの演技等は仕方ないですが、それなりに見せ場や派手なスタント等もありますし、そこそこ見られるものだと思います。僕もあにやんさん同様、“擬似生命体の悲劇”というものに弱い傾向があるので、本来、アイドル映画ってのは好きではないですが、今回はちょっと甘めにつけさせてもらいます。 5点(2005-03-20 23:25:46) |
772. 若草物語(1949)
実に落ち着いていると言うか、暖かい映画でした。ジャネット・リーとリズ・テイラーは、マリオンとクレオパトラの印象が結構強いんですが、結構なはまり役。町の景色や家の内装、服装などから“古きよきアメリカ”を感じさせてくれますし、展開も無駄がなくテンポ良く進んでいきます。また、邦題の付けかた、良いですね。「若草物語」って(原作の方がそうだからかもしれませんが)。今じゃ殆どカタカナ題名だけど、昔のこうした素晴らしい邦題を持つ名画って、やっぱり良いですね。 8点(2005-03-20 23:14:29) |
773. CUBE IQ
ワタクシはこういう作品を好き好んで見る性質なので、憤慨はしませんでした。面白さは別にしてプロットだけで見れば、ストーリーなんて殆どなかった「CUBE」よりはストーリーが存在してますから、まあいいほうでしょう。しかし、やはり穴はあります。主人公含む大学の級友(いじめっ子)や教授のやってることが小学生レベル。その時点で既に終わってます(笑)。まあ、それほど“すんげぇ駄作”という訳ではなかったので、この辺が妥当かと思います。 5点(2005-03-20 23:01:52) |
774. スターシップ・トゥルーパーズ2
まあね、これは前作のファンの方が怒っても無理ないでしょうね。銃は退化してるし、派手な戦闘シーンもなければ前作にあった戦争を茶化した描写もなし、全編夜で話がちっと違う方に吹っ飛び気味だったり。現に俺の友達も「1が面白かったからDVD買ったら見事に損したぁ~」って憤慨してましたし。しかし、それらの意見をいったん横においといて見ると、結構面白い作りをしていると思います。低予算ながら頑張っているCGや特殊メイク、殆どシラネー役者が故に誰が生き残るか良く判らない展開等。もしこれがあの前作の続編でなかったら、もう少し評価が変わったのでは?なんてことを思ったりする今日この頃でした。まあ、恐らくそれほど変わらないとも思いますが(笑)。 5点(2005-03-20 22:52:15) |
775. キング・アーサー(2004)
これで“2004年度伝説物超大作トリロジ―”を制覇した事になります。まず、簡潔な感想からですが、終始「自由だ自由だ~」と言っているあたりから、どうしても「ブレイブ・ハート」の劣化コピーのような感想が浮かんできます。ストーリー展開も普通ですし尺も短いですし、その点については“歴史劇”としての“重み”は感じられず、どうも薄っぺらい物に感じられます。えー、色々言いたい放題酷評してるようですが、実はこれ、結構好きです。順位で言うと「トロイ」より上で「アレキサンダー」より下、といった感じです。先ほど、ストーリー展開も普通で~…と言いましたが、普通とはいえちゃんとした見せ場もありますし、結構飽きない作りになっていると思います。次に、役者の方ですが、確かに全員パッとしないような感じで誰が誰だか判らん、といった感じなんですが、個人的には、それが返って“目立ちすぎる”奴がいなく、アーサーと円卓の騎士のバランスが良く取れていて、大作映画にありがちな“オレ様映画”になるのを一歩のところで引き止めていると思います。そして、この手の映画に付き物の戦闘シーンですが、地味です。他に比べると確かに地味です。しかし、まるで「真・三国○双」ものように一人で突っ込んでいってウシャ~ウシャ~斬り殺す描写よりも、弓などで遠くから狙撃して徐々に頭数を減らし、炎などで敵の勢力を分断していくという戦法の方が、遥かに理にかなっていると思います。僕はアーサー王伝説は「誰がやっても抜けなかった聖剣エクスカリバーを簡単に引っこ抜いて~…」というようなあっているかもわからない程度の知識なので、本当のところはどうだったのか、なんてことは判りませんが、普通の娯楽大作としては見易く面白い作りをしている作品だと思います。 7点(2005-03-20 22:42:44) |
776. 猟奇的な彼女
感情移入出来るか出来ないかで言ったら、あの主人公&彼女にはちょっと無理ですね。しかし、一つの話としてみると、前半戦・後半戦・延長戦と分けたストーリー構成や、主人公のモノローグ、よーわからんけどノリのいい笑いのネタや彼女と主人公の関係等々、なかなか良く出来ていると思います。 6点(2005-03-20 22:24:35) |
777. 愚か者の船
《ネタバレ》 このたび、アカデミー賞受賞作品のDVDがが期間限定で発売になっていて、その中にこの作品も入っていたので、ようやく見ることが出来ました。「ここは愚か者の船…もしかしたら、あたたもここに乗ってるかもしれないですぞ」という冒頭のシーンより始まり、「この話があなた方と一体何の関係があるって?何もないね」というエンディング…まったく突き放してくれますね。しかし、本当に関係なんだろうか?と思えば、実際、誰もが関係してるんですよね。甲板で騒ぎを起こしている“底の者たち”も居れば、ダンス・パーティに興じている“上の者たち”もいる。偏見を持つものも居れば、閉ざされている未来を“明るい未来”と思い込む者…そしてこの冒頭の“つかみ”と最後の「ウソだよ~ん」と騙されたような“まとめ”全くにくい演出です。それから、皆さんも触れていますが、本作は本当に疲れる、いや、素晴らしいカメラワークをしています。主人公たちが次のシーンでは背景の如く溶け込み、また今までエキストラだと思っていた人が実は主人公の一人だったりと、それに、遠くの方もピントがあってますから良く見えること見えること。登場人物の会話そっちのけで“後ろの人”を観察してたもんです。改めて、映画作りの美しさを知った気がしました。 8点(2005-03-20 22:19:12)(良:3票) |
778. 食人族 VS 首刈族
《ネタバレ》 こういう映画って、一体何本作られたんでしょうかねぇ?きっと把握する気にもならないくらい大量にあるんでしょうね。まあ把握したいなんて思いませんが、一応こういうヘンな映画が大好きな自分としては見てしまうわけですよ。で、この映画ですが、原題を見ていただければ判るように、要は日本の配給会社が勝手に邦題を付けてvsモノとして売り出した似非vsモノです。で、一応これは実話を元にしているとか言うコピーが書いてありまして、ストーリーはと言いますと、“アマゾンにいる両親のところに遊びに来た18歳(確か)の女の子が、両親を首刈族に殺され、さらわれて、首刈族の一人(確かウムカイとか云った筈)と良い関係になって、実は両親を殺したのは親戚と知って彼の力をかり復讐して、警察に捕まる”で、この一連の出来事が事情聴取の回想みたいな感じで進んでいくのが本作であり、全体的な感想はまたしても「これって本当に実話なのかよ?」といった感じの擬似ドキュメンタリー映画です。え?食人族はどうしたかって?ちゃんと出てきますよ。首刈族が女の子をアジトに連れ帰る途中に出てきてあっさり首を切られる端役としてね(笑)時間にして大体5分くらいでしょうか。そんな約数分のシーンの為に「食人族vs首刈族」なんてスバラシイ題名をつけるんですから、全く凄いモンです。「嘘、大げさ、紛らわしい」のコピーで有名な某会社に訴えられたらどうするつもりなんでしょうか?といらぬ心配をしてしまう訳です。相当このジャンルに思い入れがある方以外、見ないことをお薦めする一本です。 3点(2005-03-07 00:13:07) |
779. スティーヴン・キングのローズレッド<TVM>
またこれも長いですねぇ。これもテレビ映画だから仕方ありませんが、流石に前後編あわせて255分はなかなか辛いものがありますね。しかし、その分ローズ・レッドの歴史や登場人物の描写、それぞれ起こる怪奇現象や事件などが丁寧に描かれてますね。“どんどん部屋が増殖していく屋敷”のモデルは、恐らく実在するウィンチェスターの屋敷でしょうけど、さっき通った廊下がなくなっていたり、部屋の配置が変わっていたりというギミックはなかなか面白かったと思いますし、役者陣も、ジュリアン・サンズの演技等なかなか良かったと思います。ただ、ミイラ化した亡霊はまだ許せますけど、CGで作られた幽霊はちょっといただけないですねぇ。という事で点数は5点。 5点(2005-03-06 23:39:47) |
780. シャイニング(1997)〈TVM〉
《ネタバレ》 キューブリックが80年に映画化した「シャイニング」をものすごく貶した原作者のキングが、自分の納得のいくように製作総指揮と脚本を担当して作り上げただけあって本当に長いですねぇ。まあテレビ映画という要素も加わりますが。で、恐怖演出や映像的なセンスは、やはりキューブリックには敵いませんが、ストーリー展開については、流石に原作者が脚本を担当しているだけあって一つ一つのエピソードが細かく描写されているし、人物の描写も深いところまで掘り下げられていますね。それに、やはり親子愛の持っていき方も、かなり自然に描かれていたので、ラストでの展開もなかなか良いと思います。役者の方は、ただいるだけで恐かったジャック・ニコルソンほどではないにしろ、ジャック役の人はそれなりに適役だと思いますし、ウェンディ役の人は、少なくともシェリー・デュバルより美人でしたね(笑)ちゃっかり出演しているサム・ライミm良い味出してましたし。ただ、ダニー役の子はダニー・ロイドの方が可愛いと思います(劇中何度「口を閉じとけよ!」と叫びたくなった事か…)総時間4時間半近くあるので、何度も見られる映画では有りませんが、それでも、内容はかなり良いと思います。 7点(2005-03-06 23:30:23) |