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61.  天使のはらわた 赤い教室 《ネタバレ》 
何かね、肝心の名美があんまり「堕ちてる」感じがしないんですよ。最初の村木との出会いのところで、すでに蓮っ葉というかぶっきらぼうというか、とにかく一般人的な雰囲気があまりないので、行きずりの男との肉食系セックスも、最後の乱交も、ああそうですか、にしか感じられない。ところどころ見られる長回しも、必然性や演出があって撮ったというよりも、ただ撮っただけに見えてしまう。
[DVD(邦画)] 5点(2021-12-10 02:05:31)
62.  男はつらいよ 寅次郎恋歌 《ネタバレ》 
いやー、こんなじめじめした陰気な寅さん作品があったとはねー。冒頭の雨の降り方からしてすでに陰鬱だし、旅芸人の一座とのやりとりも明るさが皆無。恒例のとらや騒動も、オチも笑いもないまま次に行ってしまう。さらに博母の葬儀関係の描写が延々と続いて、じめじめに追い打ちをかける。ラストの旅立ちも不吉な嵐の中。この変な一貫性は、何かを狙ってたのか?また、見ていて妙に尺が長いなあと思っていたらやはりそのとおりで、その長さがじめじめをさらに増幅している。●池内淳子はもともと落ち着きと風格がありすぎて、こういう純真無垢な役には合わないでしょ。喫茶店の電話のシーンなんかも、なかなか無理があります。●ただし、「逆にマドンナから迫られる形になって、そこで引いてしまう寅さん」の様式をシリーズで初めて提示した功績は大きい。この拡がりが、さらなるシリーズの発展を生み出しました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2021-12-02 00:49:06)
63.  実相寺昭雄監督作品 ウルトラマン 《ネタバレ》 
ウルトラマンの「有名怪獣」としてはレッドキングとかゴモラとかバルタン星人とかいろいろあるんだけど、「心に残る名作回」という観点から考えた場合は、真っ先に挙がってくるのが、この実相寺監督の作品群なのである。したがって、それを一本にまとめたのだったら、当然に優れた作品になるに決まっているのである。闘いのバックに「帰れー!」という子供たちの罵声を延々かぶせる演出が強烈なガヴァドン、見果てぬ夢の前に斃れた地底人への哀惜の念すら感じさせるテレスドン、説明不要の名作にして問題作のジャミラ、何かに取り憑かれたようなシュールな演出が切れまくるスカイドン、怪獣の心象表現アクションを極めたシーボーズ・・・どれも今見ても、まったく輝きは失せていない。
[映画館(邦画)] 7点(2021-11-28 22:29:01)
64.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》 
最初に見たときは、若尾文子のマドンナの存在がどうも浅くて物足りなかったのですが、再見してもそれは変わりませんでした(笑)。よって、寅さんの恋の病というのも、あまり説得力はありません。ただ、若尾さんが問題というよりも、この作品はサブエピソード部分の出来が良すぎて、マドンナの出る幕が狭められてるのですよね。冒頭の宮本&森繁の強力なドラマとか、博の退職騒動の盛り上がりとか(もしかして、「寅さん相手に服を脱ごうとした女性」というのは、シリーズ中絹代が唯一なのでは?そして、宮本さんの驚きの視線を受けた切り返しの寅さんの「険しい悲しみ」の表情も凄い)。●シリーズの歴史という観点から見ると、(1)源ちゃんが本作から帝釈天に居着いている、(2)柴又駅での見送りシーンが初登場、という点でも重要な作品です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-11-18 10:52:04)
65.  昭和おんな博徒 《ネタバレ》 
江波杏子が理不尽に夫を殺され、その復讐を行っていく。と、実にシンプルこの上ないストーリーなので、あとは流れに身を任せていればよいわけなのです。●しかしこういう復讐ものって、いかにその一瞬にそれまでの背景の重みと情念を込めるかが勝負なのですが、最初の雨中の一刃が死ぬほど格好良い(その後の汽車での手洗いも込み)のに比べ、その後がどうも・・・。渡辺文雄の場面なんて、そこまで回りくどくしないといけないか?逆に、場数と経験を積んだことによって、冒頭よりも冷静かつ迅速に本懐を遂げられるはずでは?と思ったり、最後の大田原については、みんなの前で説明的な説明をしてしまうのがかえって無粋に感じたり(これから大田原の晴れ舞台というところで、舞台裏かどこかで容赦なく一閃、とかの方がよかったと思う)。●それとこのタイトルの割に、博打のシーンがほとんどなかった気が・・・。
[DVD(邦画)] 5点(2021-11-15 00:30:07)
66.  緋牡丹博徒 仁義通します 《ネタバレ》 
第1作の後半の舞台にして、堂万一家の本拠地である大阪に回帰しての最終作。中盤までは派手な衝突はそれほどないし、シリーズ見所の博打の場面もちょっとだけ。代わって、おたかさんの跡目を誰が継ぐのか問題が中心となっているし、お竜さんの動きも「説得による調整」ばかりになっているのが特徴的。それはいいとしても、登場人物の動きはかなりチグハグで、松方と長門さんの死ぬ順番はどう考えても逆だろと思うし、文太さんの動かし方も、ほかの人とバランスをとろうとしてかえって不自然になっている。熊虎親分が念願叶って(?)遂に殴り込み参戦!というのも、ある種のご褒美なのかもしれないが、やっぱり似合ってない(笑)。ラストもシリーズ大団円としては何とも中途半端で、実はまだ続編作るつもりだったのでは?と勘ぐってしまう。まあ、中盤の重要な場面で一瞬で場を引き締める千恵蔵さんの迫力は、さすがでしたけどね。
[DVD(邦画)] 5点(2021-11-13 01:18:53)
67.  新・男はつらいよ 《ネタバレ》 
ものすごく今さらなんだけど、このシリーズって、寅さんがあれやこれやあってマドンナに失恋する話と思ってたんだけど、スタートはあくまでもとらやファミリーの人情譚であって、マドンナはあくまでも媒介またはゲストだったんですね。特にこの作品は、おいちゃんとおばちゃんのフューチャー度が異様に高い(博&さくらと比べてもはるかに出番が多い)。●とはいえ、ここでの小巻ちゃんはさすがに出番少なすぎというか、内面描写がなさすぎかと。前半のハワイ騒動にやたら演出の気合が入っていたため、さらに霞むことになってしまいました。●こういう作品のこういう役柄でも、三島雅夫のジジイは、画面に登場するたびに、何かよからぬことを考えていそうというか、小巻ちゃんに何かしそうというか、そういうオーラ満載ですね(←褒めてます)。●再見して、ラストの寅の旅立ちシーンの丁寧さに驚いた。襖の向こうでの語り、ひっそり店内に座っている寅の一瞬のカット、そして倒れている自転車と車輪の回転。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-11-01 23:12:16)
68.  女囚さそり 701号怨み節 《ネタバレ》 
ここで遂に監督が代わって、従前の実験的要素は影を潜め、割とオーソドックスな作りになっている。が、その分、勢いもなくなってつまらなくなっている(笑)。大体、誰をも頼らない孤高の精神こそがさそりの本質だったのに、何であっさり偶然出会っただけの男とくっついちゃうかなあ・・・(しかもその後も男の方が主役みたいになって、さそりはグダグダしているだけ)。終盤はお約束どおり獄中のさそりになるわけですが、そこも特段格好良さを見せる場面もなく、何となく終了。しかし、恒例の復讐の対象がそもそもは危機から救ってもらった男だというのは、やっぱりまずいのでは。
[DVD(邦画)] 4点(2021-10-31 23:02:04)
69.  女囚さそり けもの部屋 《ネタバレ》 
いや、まあ、さすがにこれは破綻しすぎでしょ。前半は、誰がなぜそこにいるのかがさっぱり分からない。成田三樹夫扮する刑事も、いきなり腕を切られるだけで、背景がまったく存在しないので、さそりとの対決も盛り上がらない。意外にも、下水道に立てこもる後半の方がそこそこスリルがある。で、最後はなぜか刑務所に自ら潜入して復讐、なんだけど、これはやっぱりどうしても、さそりは刑務所内にいないと光らない、という考えあってのことだったんですかね。いずれにしても、せっかくの前2作の財産を全然使いこなせていませんでした。
[DVD(邦画)] 5点(2021-10-28 23:38:05)
70.  女囚さそり 第41雑居房 《ネタバレ》 
前作では独特の実験性がほどよいスパイスになっていたのですが、さすがにここまで来ると演出過剰といわざるをえないのでは・・・。白石加代子の暴走気味の芝居も影響して、むしろ肝心のさそりが傍観者みたいになってしまっています。最初の、スプーンをくわえてひたすら削っていく口元のアップとか、そういうのをもっと見たかった。●ところで、囚人の過去(の犯罪)が一人ずつ歌に乗せて紹介されるくだりがありますが、まさか「シカゴ」の"Cell Block Tango"って、これが元ネタだったんじゃないだろうな・・・。
[DVD(邦画)] 5点(2021-10-25 01:32:48)
71.  女囚701号 さそり 《ネタバレ》 
まあこれはもう、皆様が書かれているとおり、普通に考えれば破綻しまくりなのを、梶芽衣子のオーラと目力で全部突破しています。主人公はひたすら理不尽な目に遭わされ続けるのですが、ごく一部のシーン以外、さしたる反撃も許されずただじっと耐えているだけなのも凄い。精神的拷問として有名な「掘った穴を埋めさせる」を堂々と大真面目に撮っているのも凄い。妙に実験的な撮影(回転カメラとか舞台図式とか)も見ている間は邪魔だったのですが、終わってみればそれもインパクトの一部として機能している不思議。
[DVD(邦画)] 6点(2021-10-22 10:16:12)
72.  緋牡丹博徒 お竜参上 《ネタバレ》 
何かこう、あれこれ放り込んだ割には、全体がごちゃごちゃして未整理なままラストまで行ってしまった感じ。せっかくの文太さんも、こういう堅気ベースの役ではどうも消化不良気味。山城新伍は冒頭のスリ演技はなかなかだが、その後に持って行きようがなくなっている。それにラストは、権利証を取り戻した時点でその場で成敗して終わり、で何の問題もないでしょ。その後にくっつけてしまったのがかえって蛇足になっています。●あと、浅草というある種紳士淑女の街も、このシリーズの作品世界に合ってない気もします。●などと言いながらも、3作目のお君ちゃんとの再会というビッグなネタとか(成長早すぎだろという突っ込みはなしで)、その再会では7分間定点長回しをしれっと放り込んできたりとか、そしてやっぱりぞくぞくする花札対決シーンとか、とにかくやっぱり、このお竜ワールドにはうっとりしてしまうのです。
[DVD(邦画)] 6点(2021-10-20 01:29:28)
73.  マラソン マン 《ネタバレ》 
導入部は思わせぶりな雰囲気だけで進んでいくのですが、兄が殺害されてからは一転して単純一直線な展開。よく見ると、そこからラストの解決までが推定24時間足らずという豪腕ぶりです。背景の説明もあるようでまったくなく、細かいところは至る場面でつじつまが合わないのですが、救出した刑事がすぐに逆戻りするとか、最後の「飲み込め!」とか、ここぞというところの演出の冴えによってサスペンスは維持しているという、不思議な作品。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2021-10-20 01:13:03)(良:1票)
74.  野獣狩り
古き良き刑事物で良い雰囲気なのですが、冷静に内容を見ると、やはりしょぼいよなあ。親子の2人を軸に据えた割にはその2人の背景はまったく表現されていないし、誘拐事件の解決自体も全然スリリングではないです。
[地上波(邦画)] 5点(2021-10-11 01:08:14)
75.  ルパン三世 カリオストロの城
アニメ版のルパンに必須の、騒々しさ、賑やかさ、お洒落さ、キザさ、猥雑さ、スピード感、ドライブ感といった要素が根こそぎ取り払われ、毒にも薬にもならないお利口な優等生ルパンに成り下がってしまっている。こんなものはルパンではありません。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2021-10-06 02:08:59)
76.  待ち伏せ 《ネタバレ》 
この四大スター(+ルリちゃん)集結の絵面というのはやっぱり凄い。その各人物がそれぞれに思惑を秘め、それがどってことない茶屋の中で衝突しうねっていく脚本の面白さもなかなか。●なんだけど、最後はちょっとグダグダでした。まず、あのひねりらしきものはいらんでしょ。それから、錦ちゃんはこんなひどい役なんだったら、どこかで変化が起こって格好良くなると思っていたら、何と最後までそのまんまでした。つまり、錦ちゃんが何かのきっかけで覚醒するなり何なりして勝新に逆襲して成敗する、とかだったら全部素直に収まったのですけどね。あ、裕ちゃんも終盤はほったらかしだった・・・。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2021-10-02 01:29:14)
77.  スネーキーモンキー/蛇拳
いろんな取り合わせでの肉弾対決を延々と見せられるだけの作品。それはそれでなかなか潔いが、カンフー以外の場面がまったく面白くないのは、やはり困る。
[DVD(字幕)] 4点(2021-09-15 01:35:30)
78.  仁義なき戦い 代理戦争 《ネタバレ》 
ドンパチとか肉弾戦もないことはないんだけど、本作で重要視されているのは「人事」と「儀式」。そこをしつこいくらい押さえているのが、逆に作品にリアリティをもたらしている。その中でも、喫茶店での密談のシーンが白眉(最初画面の端でうろちょろしていた渡瀬が、いつの間にかいなくなり、最後にすっと現れる美しさ、というオマケつき)。各登場人物の表と裏の行動が積み重なり、ここで爆発するだろう、というぎりぎりのところで、誰かの「顔」とか「仲立ち」で断念させられるくだりが再三登場するのも、かえって生々しい。
[映画館(邦画)] 7点(2021-09-04 20:38:03)
79.  仁義なき戦い 《ネタバレ》 
熱さと暑さと勢いと執念だけでここまでの世界が完成してしまった、奇跡のような作品。ただし、この作品を強烈に印象づけているのは、白黒をつけると思ったら実はつけておらず、それでいて着地点として決まっている、あの絶妙なラストシーンだと思う。
[映画館(邦画)] 7点(2021-08-28 18:58:44)
80.  ドランク・モンキー/酔拳
蛇拳以上に背景の説明まるでなし、ひたすらトレーニングしているか、誰かと誰かが延々とやり合っているだけの作品。それはそれで潔いが、同種作品をこれ以上見ようという気にはならない。
[DVD(字幕)] 4点(2021-07-29 00:46:24)
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