61. 6デイズ/7ナイツ
冒険アクションもの・なんだろうけど話が面白くない。冒険アクションならもっとワクワクさせて欲しい。最後に麻薬取引の海賊とアクションとか、壊れた飛行機を直して無人島脱出なんてイージーだし、、私は劇場で見たんだけど、ハズレ映画はツライ・・・ 3点(2004-06-29 19:41:23) |
62. パッチ・アダムス
パッチの真面目に言う言葉の数々はそのとおりとうなづけるし、笑いの効能は科学的にも立証されてるところです。彼の目指した理想は尊いし、実在のアダムス医師もきっと立派な人なんでしょう。ただ映画は全部共感できるかといえばそうでもない。 彼が規則に反して3年生でもないのに勝手に病棟へ行ったり、まだ学生なのに患者の診療にあたっているのは日本では犯罪にも相当するくらいのことなので日本人の私には理解できません。病室でのロビンの笑いの取り方もおふざけが過ぎるようでどうかと思いましたが、これもアメリカだからOKなんでしょうか? 6点(2004-06-29 00:09:35) |
63. イングリッシュ・ペイシェント
火傷した男の回想する恋と看護される現在が交互に描かれるが、肝心のこの不倫話に感情移入できない。この男は二人の入浴シーンの時「束縛されるのも束縛するのも嫌いだ」と言っておきながら、彼女が引きそうになると見苦しく執着する。心から愛してるとか彼女も実はぞっこんだったなんて言われても、そうだったの?と思ってしまう。それで長々繰り返される回想も退屈になってくる。 むしろ看護婦とインド人将校の恋のほうが短くても良く分かる。 砂漠の官能的で美しい映像や看護婦が高い天井画を見せてもらう所など印象的なシーンはあるけれど、やはり劇場で見たときと同じく映像とムードの作品という印象で心に残らない。私はどうもこの監督の描く恋愛は苦手かもしれないと分かった。 6点(2004-06-28 23:44:44) |
64. ザッツ・エンタテインメントPART3
作品は1・2とだぶったりしますがカラー作品が多くて華やかな印象です。 作りはpart1と同じく、J・アリソンやデビー・レイノルズ、アン・ミラー、エスター・ウィリアムズ、ジーン・ケリー、ミッキー・ルーニーなどのかつての ミュージカルスターたちがホストで、思い出話や舞台裏やカットシーン、ボツ作品などを見せてくれるのがうれしい趣向。 ハーストの愛人のマリオン・デービス(可愛い)やキートン(やっぱり歌ってない)など珍しい出演もあります。 ミュージカル好きな人には嬉しいし、そうでなくてもかつてのミュージカル映画はこんなに豪華で素晴らしかったのか、と知ることができます。 個人的にエレノア・パウエル(笑顔がいい)が大好きですが、彼女の「ブロードウェイ・メロディ」のフィナーレのダンスが素晴らしかった。J・ガーランドのミニタキシードがかっこいい。ところで彼女とコンビを組んでたとっちゃん坊やの ミッキー・ルーニーは、美形時代のハリウッドでなぜあんなに人気が続いたんでしょうか? 謎です。 7点(2004-06-23 21:54:10)(良:2票) |
65. 花嫁のパパ(1991)
銃も麻薬も暴力も家族崩壊もない極めて健全な家庭の結婚ものホームドラマ。娘可愛さ人一倍の父親が突然娘に結婚すると言われてビックリ仰天、あれこれ抵抗したりしながらも結婚式を済ませるまでをコミカルに描く。やや裕福そうなこの家庭のやり方が参考になるかは疑問だけど、アメリカ版結婚式ハウツーものとして見ると興味深いところもある。父親もD・キートンの母親も娘もいいし安心して楽しく見られます。 6点(2004-06-22 23:07:52) |
66. フォー・ウェディング
結婚の話で一応ハッピーエンドなのに、「ラブアクチュアリー」なんかと違って見た後のシアワセ感がない。 なぜ?とモヤモヤしたのがエンヴィさんのレビューで納得。 そうですよねぇ、なんかシニカル。アメリカに対する皮肉っぽさはいいけれど、あのヒロインじゃ共感しにくい。 しかもアンディはどう見てもいい人顔でミスマッチだし、、 第一なぜアメリカ人の彼女がいつもイギリスまで結婚式にやってきてたのかがわからない。(誰かの友人?) 彼女が結婚した経緯も、ヒューが結婚を決めた経緯もよくわからない。 いろんな「?」が先立ってしまって話にも乗りきれない。 5点(2004-06-20 23:27:46)(良:1票) |
67. 耳をすませば(1995)
もうメルヘンの世界ですねぇ。大人になってすでにうん十年・・・こんなに純粋でまっすぐな子たちがいたらいいなぁ~・・と親の気持ちで羨ましくなったのでした。 カントリーロードは大好き。 6点(2004-06-19 12:14:55) |
68. ユー・ガット・メール
脚本の力かもしれないけどメグが役得で引き立ってる感じ。しかも最初のパジャマ姿からしてとっても可愛いしね。 ありきたりではあるけれどキュートでシアワセ気分になれるし気楽に楽しめます。 脚本などもさほど不自然なところもないし、なかなか丁寧に作られているようで感じがいいです。 7点(2004-06-18 23:45:43) |
69. キャラバン(1999)
ヒマラヤの過酷な自然風景でロケしたカメラマンや出演者などはさぞ大変だったろうな~とか、よくこんなところで暮らしてるな~とかの感想がまず一番。 ロケーションが素晴らしいです。 厳しい自然環境の中で暮らすには、長老の意見を尊重するという生活は自然の知恵なんだろうと思います。 7点(2004-06-18 23:19:13) |
70. ポネット
なんと言ってもビィクトワールちゃん、可愛い! あのくらいの年齢で突然お母さんが居なくなっちゃえばああいう感じかも・・と思わせる。演技なのか素なのか分からないような名演技の愛らしさが涙を誘いました。 7点(2004-06-17 23:56:14) |
71. 遠い空の向こうに
炭鉱町を舞台にさまざまな困難に出会いながらも好きなことに打ち込み、自らの道を切り開いた少年達の感動的な話。父や周囲の無理解、資金難、山火事の濡れ衣、父の怪我、夢の断念など数々の困難は実話と言われなければ作りすぎかと思ってしまうほどだが、最後は気持ちよくサクセスと絵に描いたような感動王道ストーリー。好きなジャンルではあるのだが、こうしたてんこ盛りのエピソードで後半駆け足になり感動を薄くしてしまったようなのが残念。主役4人のロケットボーイのうち半分は描き足らないし、といいながらもこういう作品は結構好きです。 7点(2004-06-15 13:19:00) |
72. ミュージック・オブ・ハート
M・ストリープはこの映画のためにバイオリンの練習をしてかなり弾けるようになったらしい。何てったって先生ですから、サマになってなきゃ始まらない。でも役者ってすごいですね。素人の子供達が最後はカーネギーホールで、アイザック・スターンや有名バイオリニストと共演して演奏するシーンで感動。教え子が本当に音楽家になっていたり、教師として素晴らしい先生ですね。 7点(2004-06-13 15:36:01) |
73. コン・エアー
いくら娯楽のアクション映画だからっていっても、お金をかけて派手に見せ場を連ねるだけじゃあねぇ、、 取ってつけたような家族愛もシラケてしまう。 4点(2004-06-09 23:56:23) |
74. シンドラーのリスト
誰がなんと言おうとこれだけの作品を作ってしまうスピルバーグ監督は天才だ。この撮影当時は「ジュラシックパーク」の撮影と同時進行して撮っていたというから信じられない。あえてモノクロにして、この当時のナチの言葉にできぬほどの非道行為をドキュメンタリーのように描いて見せる。戦争地域以外で誰もこんな現場を知ることはできないが、映画を見ることで多くの人がこの狂気を目の当たりにして嫌悪し、おぞましく思い、二度と繰り返してはならないとの思いを強くするだろう。シンドラーという一人の人間を通して奇跡的に救われたユダヤ人、救われなかったその何千倍ものユダヤ人、監督自身がユダヤ人であることでこの時代を記憶にとどめるべく渾身の思いを込めた映像に心から感動した。あの印象的な赤いコートの女の子は実在の人物で実話、他にも登場する子供の話は実話で、当人が撮影風景を見てそのままだと言ったそうだからエピソードの数々は限りなく真実に近いものがあるのだろう。最後に生き残った人たちがシンドラーの墓に俳優と共に石を置いていくシーンに涙が止まらなかった。今頃レビューを書いたので「戦場のピアニスト」を見るまでは、戦後ではこれが最高のナチ・ユダヤものだった。ポランスキー監督の作品は一人のユダヤ人の視点から見たもので、これも本作以上に監督の執念が伝わって圧巻だった。 10点(2004-06-08 19:02:34)(良:2票) |
75. 八月のクリスマス(1998)
淡水画のようなイメージのほんわか、じんわりする映画。ハン・ソッキュの終始笑顔のにこやか顔がいささか鼻につく気もするが、自分の死を一言も言わず死後の準備をする所は切ない。 これってラブストーリーですかね? 6点(2004-06-06 17:31:22) |
76. スーパーの女
たしかにスーパーの社員研修には使えるかもしれないけど、主婦歴ウン十年には食品の見分け方なんかジョーシキだしあまりに普通っぽすぎて印象が薄い。 5点(2004-06-06 15:49:09)(笑:1票) |
77. 12人の優しい日本人
二転三転するストーリーも面白い上、進行と共に12人の陪審員のキャラクターも少しずつ明らかになってくる、さらに陪審制度の危うさなども盛り込まれて良く出来た脚本だと感心する。 全員無罪の中、一人「話し合いましょう」と言って有罪を力説して皆を説得する序盤から、畳み掛けるような会話やギャグの数々はいかにも三谷幸喜らしい。 有罪が多数になり決定寸前でなお無罪を捨てない2人あたりからは急激にサスペンスフルな盛り上がって見事な展開になっている。 この経過を見ていただけの私もこの事件が有罪か無罪かと共に考え、結論を出したような気分になっているし、陪審員の立場も裏表共に明らかになっている。 見る者をここまで引き込み、オリジナル以上にひねった話をコメディタッチで見せきったのはうまい。ただもともと芝居向きの脚本だと思うけど、セリフまわしや演技も時に芝居じみてるのが少々気になった。 8点(2004-06-05 11:49:22) |
78. スリーピー・ホロウ
寒色のモノトーンっぽい色合いや村・森がいかにも怖そうな雰囲気をかもし出す。 公開当時は予告編だけでも怖そうで劇場では見られず、ファンタジーホラーだから大丈夫と聞いてようやく見ることにした。 結果はバートン作品のせいか首がころころ落ちてもウォーケンが吠えても思ったほど怖くはない。 (でももし劇場で見たら首無し騎士が木から飛び出すあたりなどかなり怖かったかもしれない) 恐ろしげな話の運びも意外な展開でびっくりで、ファンタジーながら出来のいいサスペンスというところもある。 ちょっと西洋版「八ツ墓村」という感じもするが、J・ディップが時にコミカルな演技で恐ろしさを和らげてくれる。C・リッチも雰囲気がぴったりだった。 8点(2004-06-03 23:49:39) |
79. ジョー・ブラックをよろしく
劇場で見たのにあまり印象に残らなかった作品です。ブラピは美しくて素敵ですが、ヒロインがイマイチでロマンティックな気分になれない。 5点(2004-06-03 14:15:32) |
80. マイ・フレンド・フォーエバー
アララ、、? 感動系には弱いのにこれは今ひとつだった。 ↓でラーションさんも言われてますが「妙に押し付けがましい主人公に気弱な少年が振り回された」という感想に同感です。 デクスターがエリックを乗せたショッピングカーを暴走させたり、調べもしないでお菓子を買わせたり葉っぱを薬だと押し付けたり、あげく勝手に連れ出し川下りの冒険旅行、病院では死んだ振りの悪ふざけと、いくら「寂しかった子と友達になってあげて・彼を思えば」なんですよ、と言われても独善的で危なっかしいこの行動では共感できませんし、友情と言われても首をかしげてしまいます。 アメリカではこれでもいいんでしょうかね? エイズを持ち出してもそこに特に意味がある風でもないし、どうも感動狙いがあざとい気がする。 ただ儚げなジョセフ・マッゼロとエリックのお母さんのアナベラ・シオラは良かった。 5点(2004-06-01 18:24:22) |