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あばれて万歳さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1200
性別 男性
ホームページ ないっす!!!
年齢 60歳
自己紹介 客観的に分析したようなもっともらしいレビューって、実はちょっと地頭よければ誰でも書けちゃうわけで、結局ありきたりな物になりがちです。
別に映画評論家でもない1個人としては、個人の感性や主観、あるいは体験を元にしたその人しか書けないレビューの方がよほど価値があるように思うのです。
もちろんそれが、事実誤認やヘイトレベルの差別や偏見に寄って立つものであれば問題ですが、しかしその人しか書けないレビューというのは必ずあるわけで、そういう個人的な感覚や体験を元にした主観的なレビューは、いかにももっともらしいありがちなレビューよりよほど価値があるし読んでて面白いんじゃないかと思う今日この頃。(でも自己陶酔溢れるポエムみたいなのは…)
好きな言葉は「恋」 です。

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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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61.  ポラロイド
レビューを書くために過去のレビューを読んでみたら「Yuki2Invy」さんのレビューが僕の書きたい事をほぼ完璧に書いてくれてました。 ここまで他人とほとんど同じ感想になるという映画もある意味すごいのかもしれませんが…  という事で以下同文です。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-07-20 14:06:18)
62.  エジソンズ・ゲーム
ベータ対VHS戦争よりはるかに世界的影響が大きかった直流対交流戦争を描いた実話ベースの映画。 そこそこの役者を使い面白そうな素材なのに終始退屈なのはどうしてなんだろう?  アメリカの電気椅子処刑がこの際のネガティブキャンペーンでできた…というのは知らなかったので「へーーー」って感じでした。
[インターネット(吹替)] 5点(2021-07-07 15:05:00)
63.  テイク・シェルター
最近、映画を2倍速で観るだとかファスト鑑賞するとかが話題となっていますが、そういう人が観たときに真っ先に途中を飛ばすだろう映画。 「やりたい事はわかったから結局結論はどっちなのよ」と。 それくらいやりたい事はわかりやすいです、この映画。 そしてそのテーマに愚直なまでにまっしぐらで遊びがありません。  で、飛ばすと途中の伏線がわかってないのでラストについて間違った解釈しちゃうという… 多分、途中を飛ばしたあなたはラストシーンについて誤解してます…が、でもまぁそういう解釈でもいいのかもしれません。その理解の方がある意味救いがあって優しいですし。  個人的にはここまで不安をだらだら前面に押し出される不安系サイコサスペンスはなかなか退屈なので、面白くはありませんでした…が、やりたい事はわかったしそういう意味ではよくできた映画だと思います。  個人的面白さでは4点、映画の出来としては8点なので間をとっての6点です。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-06-29 15:38:08)
64.  ヴィジット 《ネタバレ》 
POV形式で撮っちゃうとシャラマンだかシャマランだかわからんがな…と思いながら観ていたわけですが、数多ある似たようなB級C級ホラーと比べると緊張感や不気味さとか、要するに「雰囲気」的なものはさすがに一枚も二枚も上ですね。  ストーリーは恐ろしいほどシンプル! 「お前らほんとの祖父母じゃなかったんかい」というところからの種明かしが驚くほどシンプル 単に精神病院逃げ出してきただけかい!っていうね。 途中宇宙人的な話みたいなフリもしてたし「また」宇宙人かと思ったらまさかの「ただの精神病院抜け出してきた人」 いやシンプルにそれが一番怖いですけどね。  そしてこの手の映画ではお約束的なオチのどんでん返し的なところも一切ない。 殺したら単純に死ぬ! シンプル!  いやこのシンプルさは、ある意味新鮮です。  そして最後にラップで語られる状況説明と被害者近況笑 まぁ家族の絆を再構築、父親との確執も解決?でよかったんじゃないでしょうか。  でも、僕はまぁまぁ面白かったんですが、期待して観たらきっと怒る人いますよね、これ。  てか木にぶら下げられてた女の人、あんな目立つことしてたら早晩見つかるだろうし、っていうかあの女性が行方不明なんだからどっちにしろ翌日までには捕まってましたよね、この人たち。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-06-24 03:00:47)
65.  屍人荘の殺人
日本ミステリー史上に残るインパクトでミステリ4冠を達成した素晴らしい原作を、よくもここまで改悪してくだらない映画にしてくれたもんだ、と怒りを覚える映画。  21世紀に入って書かれたミステリー小説の中でも屈指の傑作だった原作ですから、それをうまく映画化できればこんな面白い映画はなかったはずなのですが、映像化される際に製作スタッフに恵まれなければこんな惨状になるわけですね。 映画化するにあたって変更された多くの点のすべてがすべってるし間違ってるしひっかかるし…いやこれ原作者の許可ってどの段階まで取ってたんでしょうか?私が原作者ならキレますが…なんだあの雲竜型??どういう設定だよ。面白ければまだいいよ?すべってるじゃん!  何よりひどいのは先にこの映画を観ちゃった人は「基本的な部分がネタばれしちゃってる」からあとから原作小説を読んでももう楽しめないんですよ。 まぁこのくだらない映画を観てからわざわざ原作を読もうなんて人もいないでしょうが、でも原作は本当に傑作なんです。 それを読む楽しみを永遠に奪うなんて、本当に罪深い映画です。  でもまぁ原作知らずにこの映画だけ観た人はなんか変な映画だな、でそれなりに楽しめるんじゃないでしょうか?わかんないけど。
[インターネット(邦画)] 3点(2021-06-12 12:43:05)
66.  ゴジラ キング・オブ・モンスターズ 《ネタバレ》 
地球環境を破壊する人類から地球を守るためのワクチン…なんて陳腐で古臭い設定や、身勝手で場当たり的な行動を繰り返してイライラさせる主人公達等、設定や人間ドラマ(笑)部分を評価すればゴミみたいな映画。  一方、そもそもこの映画に期待されているのは怪獣がダイナミックに暴れるシーンなわけで、ぶっちゃけそこさえちゃんとしてればドラマなんかどうでもいいとも言えます。 で、そういう観点で観ればさすがレジェンダリー。十分に満足できる…わけですが、人間ドラマ部のマイナス要素が脚をひっぱりすぎて残念ながらあまり楽しめません。  たとえば兵隊の人達、あのゴミみたいな家族一人を助けるために沢山死んだりしてるわけですが、その辺の死は完全にモブ扱い。 …いやおかしいでしょ、人間の命の価値の差って何なのよ、と。 そういう事がいちいち気になるまともな人は残念ながらこの映画に乗り切れないと思います。観てる途中ツッコミで忙しすぎますし。  逆にその安いドラマ部分を気にせず割り切れれば、十分に面白い映画なんでしょうが。  あと、どうしても気になるのが日本語吹き替え。  芦田愛菜の顔さえ忘れられれば意外と気にならない芦田愛菜なんかはいいんですが、問題は田中圭。 上手いとか下手とかいう前に「カイルチャンドラー」の顔から物理的にあの声は出ないでしょ。 声が若すぎるし軽すぎて、終始違和感しかありません。 こういうのって普通は最後まで観てればそれなりに慣れるものですが、この映画のすごいところは最後まで違和感が消えない事。  だってカイルチャンドラーだよ?どう考えてももっと中年で野太い感じの声でしょうよ!  吹き替えは上手いとか下手とかいう以前に「物理的におかし」かったらどうしようもありません。 それを証明しているのが実は渡辺謙。 渡辺謙の吹き替えは映画中の自分の口の動きとも全然あってない実はおかしな吹き替えなんですが、観ていて何の違和感もありません。 それは渡辺謙が渡辺謙の声でしゃべってるから。あまりにも当たり前の事なので吹き替えがどうだろうと違和感を感じないわけです。  まぁ主人公達は「いつ死んでもいい」としか思えないような映画なので声が不自然でもどうでもいいといえばいいんですが…それでもやっぱりこの映画は字幕で鑑賞する事をおすすめします。 吹き替えだと(ただでさえどうでもいい)話がますます頭に入ってきませんから。  怪獣部分が8点、シナリオや人間が2点。 (8+2)÷2で5点が妥当かな、と思います。
[地上波(吹替)] 5点(2021-05-30 00:40:12)(良:1票)
67.  ジオストーム 《ネタバレ》 
ちょっと観てみたいけど、わざわざ映画館で観るような映画ではないよな!って映画、誰にでもきっとありますよね。  私にとって近年ではこの映画がそうで、映画の予告編(CM)で、海岸のビキニの女の子が瞬間で凍るシーンで僕の心は鷲掴み。 「いまどきこんな馬鹿映画が劇場公開されるなんて!!」 ワクテカが止まりません。  しかし、一方でそんな頭の悪そうな映画をお金払って劇場で観ようなんて気は全然ないわけで…とそんな私に訪れた地上波初放送。 やったね! というわけで喜々として観始めたわけですが…  まず期待通りだったのは映画の内容の安直さ、頭の悪さです。  世界を壊滅させるかもしれない気象システムの開発者が兄弟でその恋人が都合よくシークレットサービス…とか、いまどき安っぽい漫画でもそんな安直な設定ないよ、ってレベルの安直さ。 (というかジェラルドバトラーがインテリ系の役って…) そこからわかる通りの頭の悪さが全編を貫き通していて、そういう意味ではブレてない一本筋が通った映画だと言えます。  一方期待はずれだったのは、災害のシーンがメインではなかった、つまりディザスター映画じゃなかった事です。  てっきり心躍る馬鹿ディザスター映画だと思ってたら、そっちのシーンはほんの脇役。 地球を救うための安っぽい陰謀とかドラマとかがメインの映画じゃないですか! 映画で言えばアルマゲドンとかと同じタイプです。 (そういえばアルマゲドンも死ぬほど頭悪い映画でしたが…)  CMとかでビキニの女の子が凍るシーンやってたからてっきりそっちメインかと思ってたのに、むしろそういうシーンは予告やCMで流れてた部分だけで、めちゃくちゃ少ないんです。 いやいやもっと見せてちょーだいよ。 バカバカしいディザスタームービーを期待して観始めたのに、全然そうじゃないアルマゲドン系頭悪い映画なんて、そりゃないぜセニョリータですよ、えぇ。  「映画の予告編にはだまされちゃいけない」 誰でも知っている事なのについつい忘れそうになってしまうその事実を改めて思い出させてくれた、そういう意味では非常に重要な映画だったとも言えなくもありません。  テレビでお手軽に観て本当によかったと心から言える映画です。
[地上波(吹替)] 5点(2021-05-19 14:26:01)
68.  サリュート7
恐ろしいほど淡々と宇宙ステーションの事故とその顛末を描いた映画。 ハリウッドだとゼログラビティのような外連味あふれる「エンターテイメント映画」として仕上げるところだろうけど、もうびっくりするくらい淡々としてて、でもまぁこれはこれでいいのかも、と思った次第です。  映画的なギミック的なのは無重力状態での水や酒のシーンくらいじゃないかなぁ…  エンドクレジットの(映画の雰囲気にそぐわない)勇ましい男性曲、そしてその後に挿入される実際の映像は個人的ちょっとおもしろかった。それにしてもなんなんだあの歌、雰囲気ぶち壊しじゃねーか笑
[インターネット(字幕)] 6点(2021-04-26 09:45:13)
69.  ヘレディタリー 継承 《ネタバレ》 
各所で絶賛のホラー映画だけに、期待して鑑賞。  「あぁこれ家族崩壊を扱った心理的ホラー映画なんだ」と思った序~中盤、正直好みの映画じゃないなぁと思いながら観ていたわけですが、観終わってみればあぁそういう内容だったのねの現代版ローズマリーの赤ちゃん。  中盤までの地味な怖さで訴えかけてくる家族ホラー映画は後半どこへやら、後半の展開はもはやジェットコースターでした。 なるほど、これは怖い、確かに怖い。しかもなんという怖さの質がちょっと陰湿で不愉快。 人間の負の感情をつついてくる感じの映画です。  つか狂ったお母さんが駆け回るより家の中に見知らぬ白塗りの裸の男達がいる方が怖いですよ笑 考えてみてください、家の中に知らない男たちが裸で白塗りで何人も立ってるんですよ。 一歩間違えれば死霊の盆踊りアゲイン、あるいは水ダウの企画ですよ。 こわー笑
[インターネット(字幕)] 7点(2021-04-11 18:44:23)(笑:1票)
70.  この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説
テレビシリーズとして原作の4巻までがアニメ化されていて、その後の原作5巻をアニメ化したものがこの劇場版「紅伝説」。  昔からよくある「一見さんお断り」の劇場版アニメなわけだけど、同じ流れで製作された鬼滅があの謎の大ヒット。  それを考えれば、少なくともテレビシリーズだけ評価すれば「このすば>>鬼滅」(←個人の見解です)なこの劇場版が、日本映画史上に残る大ヒットになった可能性も…いやないだろうなぁ…  とにかく良くも悪くも「このすば」 それ以上でもそれ以下でもありません。  でも個人的評価としては「このすば>>鬼滅」(←しかもかなり大差で)です、えぇ。
[インターネット(邦画)] 7点(2021-04-06 17:21:43)
71.  道化死てるぜ!
高評価の人もいれば低評価の人もいる…なるほど映画を観たらその理由がわかりました。 なんとも点数では評価し辛い作品です。  ちょっと違う事を書くと、ハイティーンらしい搭乗人物達が日本人の自分から観ると「え、アラサーじゃないの?」としか思えない事に困りました。 少なくとも全員本田翼より(あるいは菅田将輝よりは)年長あるいは同年齢程度に見えるのに、それがハイティーンってんじゃ日本人の若者が海外じゃ未成年扱いされるのもしょうがないかもしれませんね。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-03-10 14:03:02)
72.  人狼村 史上最悪の田舎
80年代のコメディティストのホラー映画を彷彿とさせる映画です。 たとえば狼男アメリカン…と書こうとしたら前の方もその名前出してますね。 いや内容や雰囲気はそれと結構違うんですが、なんというか時代感というかですね、当時の感覚に近い映画です。  とにかく終始「犬」が可愛いです。  「終始「犬」が可愛い」…そんな映画が悪いわけがない…と言いたいところですが、なんとこの映画、若い女性が一切出てきません。  そんなホラー映画ってある?? いやないよね?
[インターネット(字幕)] 6点(2021-03-08 22:50:40)
73.  ニセコイ
アニメ版はちゃんとしてたと思うんですがこの映画は… 馬鹿にしてんのか!  日本映画の悪癖だと思うのですが、コミック原作物の場合、コミックやアニメだからこそ成立する極端なキャラクター造形をそのまま実写で再現しようとして極めて出来の悪いコスプレが動き回りとても観ていられない映画になってる例がぼちぼちあると思います。 この映画がまさにそうであまりにバカバカしい恰好と間抜けな演出のおかげでまともに観る事ができません。 出てくる女の子達のセーラー服のやすっぽさ嘘っぽさ… いやもっと服に金かけてちゃんとした服にしろや!コスプレ喫茶じゃねーんだぞ、と。  こんな間抜けな映像とってる暇があったら、実写ならではの説得力のあるキャラクター造形を行うべきだと思うのです。  あと目隠シストさんの疑問に答えると原作は少年ジャンプ連載の少年漫画です。 ついでに言えば本編よりスピンアウトのマジカルパティシエ小咲ちゃんの方が相当面白かったりします。(amazonのレビューあたりでもそういうレビューはあるので私個人の感想でもないと思うんですが)
[地上波(邦画)] 2点(2021-02-11 17:19:07)
74.  メッセージ
原作であるテッドチャンの「あなたの人生の物語」は読んだ事があって、しかし、短編小説らしいワンアイディアを小難しくみせるギミックと情緒的な雰囲気で包んだ、個人的にはイマイチに感じる小説だと思っていました。  で、それを映画化したのが本映画なわけですが、基本的な要素と雰囲気はそのままに大作映画として見事に成立させていたと思います。  というか現代版「未知との遭遇」 それにつきます。 重々しくて面白そうに見せるけど「ひたすら地味」 そういうところがほんと「未知との遭遇」です。  あとあれやっぱバカウケですよね。
[地上波(字幕)] 7点(2021-02-10 12:54:09)(良:1票)
75.  デス・レター 呪いの手紙
上映時間のせいもありますが、かつての「トワイライトゾーン」の1エピソードを現代風にリメイクして一本の映画にした…そんな感じの映画です。  手堅くオーソドックス。ラストもいかにも「トワイライトゾーン」あたりでありそうなオチ。  そこそこ面白く観る事はできますが、逆に言えばあまりに手堅い「よくまとまった小品」以上のものではない、そんな映画です。  日本人が観る場合、聞きなれないロシア語の人名や住所をおぼえられない…事件が発生するかもしれません…がまぁそんなに大きな問題ではありません。
[インターネット(字幕)] 6点(2021-02-03 18:06:05)
76.  フライトナイト/恐怖の夜
リメイクなんですが、ストーリーはオリジナルから結構変わってますね。 ざっくり言えば、前半を大幅省略して中盤以降の見せ場を大幅増量。 前半のタメというか導入部がほとんどないため、もともとライトな映画がさらにライトになっていて、気軽に観る娯楽映画としては完成度が高いと思います。 逆に言えば、気軽に観ないといろいろ気になって大変な事になる、そんな底の浅い映画です。でもこういう映画はこれで十分。  このジャンで重要になるのは女優陣なわけですが、出てくる女性が軒並み適度にセクシーで十分に魅力的。 キャスティングは満点。というかここまで女優のキャスティングが完璧な映画を僕は他に知りません。  ヒロインを演じるゆきぽよ…もといイモージェン・プーツは、28週後のメインヒロイン役やってましたよね。 あの映画のときはまだ状況に振り回される子供…といった雰囲気でしたが、ほんの数年で見事に素敵に成長しています。 いやいや女子の成長は早いもんですね。
[地上波(吹替)] 6点(2021-01-20 12:42:44)
77.  1917 命をかけた伝令
マッドマックス怒りのデスロードの有名なレビューに「行って帰ってくるだけの映画」というのがあるわけですが、それに習えばこの映画は「行くだけの映画」という事になります。  売りである全編ワンカット風映像の見せ方や工夫は確かにすごいのですが、しかし観ているうちにそこはかとなく感じる安っぽさ。 「なんでだろうなぁ?」と思いながら観ていて途中で気づきましたが、これ全編ワンカット風で見せる事により結果的に「主人公視点の3Dゲームを俯瞰視点でプレーしてる感覚」に極めて近いからだと気づきました。 つまりめちゃくちゃ「ゲームっぽい」物として観ちゃってるんですよ。 バイオハザードの間のムービー部を延々と観ているようなそんな感覚です。だからなんか安っぽく感じちゃうっていう、そこが残念ではありました。  しかしD連隊に追いついてからカンバーバッチに会うまでのクライマックスは「これが映画のクライマックスだよ!」とばかりに引きずりこんでくれる圧倒的な圧。サムメンデスさすがです。  とはいえ、売りのワンカット風にこだわった結果として映画全体としては一定の枠を超えられなかった感はいなめず…この全編ワンカット風はもうちょっと安いB級映画とかでやってこそだよなぁ…と思いつつ、でもそれをあえて超大作でやったとこに価値あるんだよな、とあらためて思い、じゃぁもうこの映画はこれで十分な出来なんだよな、とそう思う事にしました。 …なんかまとまってねーなこの感想笑
[インターネット(字幕)] 7点(2021-01-20 03:05:43)
78.  マーシュランド
地味ーな犯罪捜査映画で可もなく不可もない…といったところ。 陰湿な雰囲気は「湿地+フランコ政権を引きずってる時代の雰囲気」によるところが大なわけですが、私自身、フランコ政権下のスペインとか知識でしか知らないし、ほとんどの方は「フランコ政権?何それ?」だと思うので正直この映画の真価は日本人の多くにはわからないと思います。  〇劇中、アナログダイヤルの戻り音の長さで電話番号を割り出すシーンがあるけど、今の30代以下の人には意味がわからないんじゃなかろうか? 〇海外は日本より若い女性への性に厳しいと聞くけど、若い男性が16歳前後の女性と付き合うと少女趣味扱いされるっていう映画内の雰囲気を見ると、なるほどほんとにそうなんだなーと思う。ラスト近くですっごいおばさんに対しイイ女だろ的な事を言うシーンもあり、この感覚で日本人を見れば「日本人はみんなロリ好き」と思われてもしょうがないのかもしれません。 〇女子は軒並み美人でエロいです。さすがスペイン!
[インターネット(字幕)] 6点(2021-01-19 13:38:49)
79.  ゾンビーバー 《ネタバレ》 
おバカ系ホラー映画に分類されるわけですが、正直おバカ要素が不足していて(あるいはスベっていて)全くおもしろくありません。 相当暇なときの時間つぶしなら…程度の映画です。  観てて思ったのは 〇すぐにおっぱい出すあたりB級ホラー映画としてそっち方向はちゃんとしてます。しかしこの手の映画としては全員に貧乳(並乳)感があるのはわりとめずらしいですね。普通のB級映画には「デカパイ要員」が一人くらいいるんですが…「セオリー外し」を狙ったんでしょうか? 〇動物パニック系だと「犬を囮にしようとすると犬は助かり囮にしようとしたクズは死ぬ」のはお約束の流れなんですが、なんとこの映画、囮にされた犬があっさり食い殺されます。いや、なんでもお約束外しをすればいいというもんではありません、許さんぞ! 〇女性陣、初日と2日目で水着が違います。こいつら全員複数の水着をもってきてたのか!とびっくり。ビキニって黒で面積少ない方が素敵なんですね笑  とまぁそんな感じです。 基本的に登場人物全員の好感度が低い(特に男性陣はひどい)ので、どうなろうと知った事じゃないんですが…それにしてももうちょっと面白くできたろう…というのが正直な感想です。
[インターネット(字幕)] 4点(2021-01-15 03:06:31)
80.  かぐや様は告らせたい 〜天才たちの恋愛頭脳戦〜
原作は、日本の全マンガ対象のランキングでもtop50に入るほどの人気コミックで、当然面白いわけです。 アニメ版は、その原作のテイストを崩す事なくさらに面白いと思わせる面すらあり、当然面白いわけです。  なのになぜこんなくだらない劇場版を作るの??? それにつきます。  聞いた話では、アニメや漫画は観ないけど実写なら観るというよくわからない層が結構いるそうで、そういう人のために実写劇場版が作られてるそうなんですが… しかし原作やアニメ版を知らない人がこれ見たら「かぐや様ってあの微妙な出来の奴でしょ?」ってなっちゃいますよね…それは誰が得するんでしょうか?  そもそも問題なのはキャスティングで、リアルでど天然のアホキャラで売ってる平野の白金役は、どう考えてもキャスティングミス。 いや「平野紫耀」をよく知らないような人だったらいいかもしれません。 でも(特にこの映画を見にくる人は)平野紫耀がど天然のアホキャラなのは知ってるわけじゃないですか。 それが白金役はどう考えてもおかしいでしょ… まぁ、テンパったときの白金の挙動とリアル平野の挙動は意外と近いとは思いますが、こういう「製作サイドのビジネス」が透けて見えるキャスティングには本当に辟易です。 そういう意味では佐藤二郎のナレーション&登場も最悪。  導入部は意外と原作に忠実な導入部で、わりと真摯に作ってるなとは思ったんですが、佐藤二郎の全く似合わないナレーションでそれもぶち壊し。 ここは俳優でいくなら例えば鹿賀丈史みたいな重い声じゃなきゃダメでしょ。 ここのナレーションは「歴史と伝統ある学園の荘厳な雰囲気」を漂わせなくちゃいけないんです。 そんな中で、あの二人の間抜けなやり取りを楽しむギャップこそがこの作品の面白みなわけです。 なのに佐藤二郎の間抜けな声では全く学園の雰囲気が出ないから完全にミスキャスト。  そんな初歩的な事すら製作サイドはわからないんですか?…と、本当に嘆かわしく、どうしたって高い点数はつけられません。 本人登場についてはもはや語る言葉もありません。  意欲無し、知性無し、センス無しのどうしようもない実写化映画です。
[地上波(邦画)] 3点(2021-01-06 15:21:02)
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