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mohnoさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 448
性別 男性
ホームページ https://mohno.com/
年齢 60歳

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61.  トゥルーマン・ショー 《ネタバレ》 
自分の周りが皆、演技者であるというのは、誰もが一度くらい考えることだと思うのですが、「実際にそうである」という設定をうまく映画に取り込んでいます。何十年も騙しとおすための壮大な舞台を用意しているにしてはボロ(舞台裏)が目立ちやすいとか、1か月先まで予約がいっぱいなら、1か月先に予約しておけばいいじゃないかとか、初恋の人が「話をするな」と言われているくらいなら近くに座らせたりしないだろうとか思ったりはするのですが、(おそらく)子役に休暇を与えるために病気にさせたりといった話で、(説明はしなくても)それぞれの役者に理由をつけて休ませているのだろうなと現実味を感じさせてくれる、さりげない演出がうまいところです。点数は、ちょっと甘めかもしれません。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-07 00:04:44)
62.  レッド・オクトーバーを追え! 《ネタバレ》 
封切りのときに映画館で見ましたが、傑作と感じました。当時は、あまり気づいていなかったのですが、ロシア語から英語に変わるための不自然なカットがありますね。そのあたり“措置”は英語圏のためにしかたがないのかなと思うので、とくに減点しません。コックは何となく余分な気がしたとか、最後の合成がいまいちという点はあるものの、原潜どうしの駆け引きなど引き込まれる部分が多々あります。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-06 23:41:17)
63.  ラヂオの時間
傑作。冒頭から前ふりもなく本題に突入していき、必要な情報を自然な形で紹介しつつ、飽きさせないストーリー展開で、すばらしい。現実的でないと思う設定はあるものの、「脚本を切り刻まれた自分の経験」が発想の源ということですし、きっと近いことはあるんだろうと推察させてくれます。
[DVD(邦画)] 8点(2008-01-06 23:30:27)
64.  “アイデンティティー” 《ネタバレ》 
うまい。設定に、やや非現実的な印象は感じたもののフィクションですし、最後の方で「これで終わりじゃ当たり前すぎる」とは感じたのですが、伏線を用意しつつ、自然な形でミスリードに持ち込んでいく終盤の展開は見事です。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-06 23:06:01)
65.  ヒッチャー(1985) 《ネタバレ》 
かなり前に見たのですが、印象深かったということ以外、すっかり内容を忘れていました。店頭で DVD を見つけてつい買ってみたのですが、たしかに凄い。犯人が、どうしてそこに現れることができるのか、という素朴な疑問はあるものの、この独特の世界に引き込まれます。ウエイトレスが引き裂かれる展開など、現在のハリウッドにはなかなかできないことかもしれません。ちなみに、点数には関係ないですが、DVD は字幕表示固定で、ちょっと残念でした。
[DVD(字幕)] 8点(2007-12-13 02:24:48)
66.  ボーン・アルティメイタム 《ネタバレ》 
面白かった。シリーズもので、回を追うごとにアクションが派手になるということはよくありますし、この映画もその例に漏れませんが、他と違うところは脚本がそれに追いついているところです。正直、1、2は佳作かと思っていたのですが、本作は明らかにこれらを上回っています。一部、パターン化した展開はありますし、私は手持ちカメラのブレがけっこう気になりましたし、アクションシーンのカットもわかりにくいのですが、後半はそれらが気にならないくらいのめり込みました。欲を言えば、続編はない方がよいでしょう。話が完結しましたし、よほどの作品でなければ、「やめておけばよかったのに」ということになりそうです。
[映画館(字幕)] 8点(2007-12-13 02:15:48)
67.  アメリカン・ビューティー 《ネタバレ》 
予備知識がなかったのですが、勝手に「ビューティ=アネット・ベニング」という映画だろうと思っていたら、ぜんぜん違ってました。あんな“おばさん”がハマり役だなんて・・・。でも、いい映画でした。ハッピーエンドじゃないですが。 
[DVD(字幕)] 8点(2006-02-27 03:41:12)
68.  CASSHERN
キャシャーンファン(どれだけいるの?)にとって「キャシャーンじゃない」という批判は理解できるし、好き嫌いがあらわれる映画だと思う。しかし、どの一瞬を捉えてもポスターにできるんじゃないかというくらい映像で、このこだわりは凄い。予定調和でドッカン、ドッカンやってるだけのハリウッド“大作”なんかよりずっと好きですね。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-02-18 03:53:06)
69.  泣きたい私は猫をかぶる 《ネタバレ》 
佳作。Netflixで鑑賞。タレント声優(志田未来)は気にならないわけではなかったが大きな問題ではなかった。岡田麿里脚本ということで、ちょっと覚悟をしていたが、意外なくらい直球のストーリーでジブリっぽい作品を目指したのかと思うくらいだった。(英語タイトルの「A Whisker Away」は「Spirited Away」(千と千尋の神隠し)を意識したわけじゃないんだよね?) もちろん、昨今の“ジブリ”を期待するようなものではないけれど、ファンタジーパートではとくに印象深い絵作りがなされていると感じた。新型コロナで、いったんは諦められた劇場公開が行われているのも評判がよいためだろう。 【ネタバレ注意】 序盤から迷惑女子だし、ちょっとヤバい人という感じの描写だし、そもそも好きな人のそばにいたくて猫になるという設定自体は「逃げている感じ」がするので、あまり好みではなかった。ただ、怠け者がラッキーで力を得る、というほど酷いわけでもないし、ちゃんとストーリーが作り込まれていることで、感情移入しにくくはならなかった。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-11-24 20:57:20)
70.  サイダーのように言葉が湧き上がる 《ネタバレ》 
良作。東京国際映画祭で鑑賞。実にさわやかなボーイミーツガール作品。どことなく(←でもないか)わたせせいぞうっぽい80年代風の色使いやユニークで丁寧に作られた映像もさることながら、(ちょっと気になる描写はあるが)いわゆる悪役のいないストーリーで安心して楽しめる作品。タレント声優であることは、あまり気にならなかったし、デートムービーとしても良いと思う。夏向きの映像やストーリーであり、とっくに完成していたのに新型コロナの影響で上映が延期され、「夏に見てほしいから」という意向で1年延期になったのは残念だけど、そういう内容であることはたしか。延期されて空いた時間のために、監督自身が「サイコトチャンネル」という制作裏話のような動画を配信しているけれど、「これ、ネタバレといわなくていいの?」というくらい予告編にもない本編映像が出てくるので、ネタバレ厳禁な人は要注意。 【ネタバレ注意】 まさかの出っ歯矯正がキーポイント。個人的な過去が思い出されるのと、そのせいで伏線が分かりやすかったということはある。立てたフラグを確実に折りにくるし、クライマックスの盛り上げ方がベタベタだし、ヒロインの安易な行動が気になるところはあるものの、話の流れがよい。ただし、脇役(ビーバー)の落書きが何もとがめられることもなく、最後の盛り上げにさえ使われているのは、(舞台設定そのものは80年代ではない)今どきの映画としてどうかと思うポイント。外国人設定なのは多様性を意識したのかもしれないが、「そういうことをするキャラ」にしてしまうのは安易なのではないか。そのあたりが別の描写で置き換えられていたら、もう1点上げてもよかった。あと「ビーバー」も出っ歯揶揄で使われる言葉なんだけど、そこは関係なかったのかな。
[映画館(邦画)] 7点(2020-11-24 14:02:27)
71.  フォードvsフェラーリ 《ネタバレ》 
良作。2時間半という長さだけれど、最後までダレることなく見られる内容だった。 【ネタバレ注意】史実を知らなかったので、そもそもフォードがやられる側(ジャイアントキリング)の話かと思ったら、逆だった。そもそもタイトルとは裏腹に、フォードとフェラーリが競うというより、ほとんどはフォード内部の話だった。それにしても、これだけの当時のクルマをよく再現したものだと思う。(CGがどこまで使われているか分からないが) そのリアリティの追及に敬服。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-11-02 19:08:10)
72.  TENET テネット 《ネタバレ》 
良作。3D全盛期にも3Dに走らなかったクリストファー・ノーラン監督は好きなのだが、すごい映像にこだわって、ストーリーに感情移入しにくいことが多い。本作もそんな感じ。ただ、2回目の鑑賞で色々な伏線が判明したというところは面白い感覚で、「カメラを止めるな!」を思い出した。 【ネタバレ注意】色んなパターンの“逆再生”を使っているけれど、それ自体が映像表現として“とてもすごい”感じはしない。順行と逆行の入り混じった表現はうまいと思うところもあるけれど、普通に考えて因果関係がおかしいのを勢いでごまかしてる気がしてならない。たとえば、クルマが横転して漏れたガソリンに火を付けられて、それで(炎上せずに)凍っただけで助かっていたけど、漏れたガソリンは逆行してきたクルマから流れ出たものなんだから、そもそもガソリンが気化したり、炎上したりしないのではないか。そもそもあのクルマが逆行時間で運転できるということは、回転ドアを通していたということなのだろうか(どうやって?) よく分からなかったのは逆行に必要なマスクで逆行時にはマスクが必須なはずだけれど、逆行してた人は全員マスクをしていた? 協力者(ニール)が普段マスクをしていないということは、逆行と順行を繰り返して過去にさかのぼっているのだよね? 本作のキーとなる「回転ドア」はセイターが管理しているのではないのだろうか。そんなに“部外者”がちょくちょく利用できるというのはおかしくないか? というか、そうでないなら、もっと警備を厳重にしておくべきなのでは? 時間をいじるものは何かしらパラドックスが起きるものではあるのだろうけど、けっこう設定が雑な印象を受けた。
[映画館(字幕)] 7点(2020-10-19 11:47:52)
73.  劇場版 鬼滅の刃 無限列車編 《ネタバレ》 
良作。テレビシリーズや原作が好きな人には良いと思う。テレビシリーズで知ったクチだけれど、もともとのめり込むほど好きな作品ではない。普通に楽しめるという程度で、この映画もその延長線上。 【ネタバレ注意】原作通りのストーリーらしいから、文句をつけてもしょうがないが、そもそも列車に魘夢(眠らせる鬼)は煉獄、炭治郎、善逸、伊之助の4人が乗り込むことに、いつ気付いたのか。4人の使者(?)を使って眠らせていたが、その4人はどこから“調達”されたのか。鬼は一般の人々に隠された存在だろうに、どうして車掌は「夢を見せてください」とお願いするような心持ちになったのか。いい夢を見せてもらえるとそこまで信じる理由はどこにあるんだろう、など根本的な設定が気になった。2時間モノにしてはやけにあっさり列車編が片付いた……と思ったら、その後に別の鬼(猗窩座)が待ち構えていたというのは意外な展開だったが、たまたま魘夢がやられて脱線したような場所にどうして出てきたのか。まさか列車に乗っていたわけではないだろう。ストーリーの勢いで見ている間はあまり気にならないが、勢いに任せきってる気がしないでもない。そもそも眠らせるのなら、もっと直接殺すことができなかったのか。寝ながら反撃していた煉獄以外は、とくに防御されることもなかったのではなかったか、ということもある。 映像的には、力が入っている作品でもあり、よく作られていた。冒頭は実写を思わせるほどの描写だった。ただ、列車と鬼の融合にはCGを多用していたが“やわらかい”感じがしなかった(そういう説明があるまでは固まっているのかと思った)。 あと、回、カッコいい役回りだった煉獄だが、声と喋り方でどうしても「斉木楠雄のΨ難」の灰呂を思い出してしまうのが困った。
[映画館(邦画)] 7点(2020-10-16 18:45:05)
74.  劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン 《ネタバレ》 
良作。原作は未読。少なくともテレビ版が好きだった人は必見の作品。【ネタバレ注意】原作で少佐が生存しているという話は聞いていたので、当然その話になると思っていたから、ある意味予想通り。“その後”を持ってきたのが劇場版オリジナルなら、そこはとてもうまいまとめ方だと思う。実際に、どこまでを脚本家が決めたのか分からないけれど“失敗のない吉田玲子脚本”の本領発揮。京都アニメーションらしい美しい映像とともに、素晴らしい作品に仕上がっていると思う。ただ、テレビ版からだけれど、ツッコミどころは多々ある。そのあたりが気にならない(しない)人なら問題ないだろう。 なんといっても“大事な手紙”が飛びすぎる。冒頭の曾祖母から祖母への手紙など、風に飛ばされてどこかにいってしまっていいものじゃない。キーアイテムである手紙を演出したいのは分かるけれど、何十年も大事にしてきた手紙を二度と戻ってこないような飛び方をしたら、飛ばした本人はもっと焦るのではないか。それを「あら、飛んでいってしまったわ」くらいですませているのは解せない。そして、ヴァイオレットが旅の途中に書いた手紙も、少佐の気持ちを変えた手紙も飛んでいってしまう。もっと手紙を大事にして。 最後にギルベルトに会いに来た兄・ディートフリートは、いつやってきたのか。前日は嵐だったし、「泊まるところは灯台くらいしかない」という島だから(その灯台にいなかったのだから)、当日やってきたということになるが、ヴァイオレットたちと1日違いだったのはわざとなのか? しかも、その夜には泊まるアテもないはずなのに(弟に泊めてもらうつもりだった?)、その日の船では戻れない時間になり、ヴァイオレットたちが帰る時間になってから、会いに来るとか何をどこで見計らっていたのか(家政婦のようにずっと陰で見守っていたの?) 唐突な登場に、「え、なんでここで?」と色々気になってしまった。 あと、子供が「絶対、渡すね」と受け取った手紙を、先生を呼びかけることもなくカゴで下ろしてきたのも不自然。それなら「わかった」くらいの軽い受け答えにしておく方がよい。というか、せめて重しを乗せるとかしないと、それこそ風で飛んでしまいそう。 クライマックスの船からの飛び込みも(その予感があったとはいえ)、あの服装で着衣水泳は厳しそう。かつて訓練されていたとはいえ、すでに腕は謎技術の義手であり、浮いているだけならともかく、客船が通りそうな深さのところから浅瀬まで泳ぎ進むなど尋常ではない。 そういう細かいことはあれど、事件以降、他の作品がストップして「今は、全員でヴァイオレットをやっている」という状況になり、上映が間近になった頃には新型コロナの影響を受けてしまった作品で、舞台挨拶で石立監督が感極まってしまうほど生みの苦しみを経験したもの。「京アニ作品の中で、もっとも制作に時間をかけたものになった」(石立監督)そうで、関係者の思いは計り知れない。エンドロール直前にヴァイオレットが歩くカットは、それを意図したものかは分からないけれど「京アニはこれからもやれる」というメッセージとも受け取れた。作品そのものだけでなく、作品を取り巻く状況にも感慨にひたってしまう。
[映画館(邦画)] 7点(2020-09-20 18:46:22)
75.  1917 命をかけた伝令 《ネタバレ》 
佳作。面白いとは思うけど、これがアカデミー賞で本命視されていたのか、という印象。あと、全編ワンカットという宣伝文句はどうなんだろうね。【ネタバレ注意】もちろん実際に全編ワンカットと思っていたわけではなく、ワンカット“風”だろうと理解はしていたが、そんなに長くない時間単位で「ああ、ここはつないでるんだな」と分かる場面がしばしば出てくる。このあたり、同じワンカット風の「バードマン」の方が、まだそれっぽかったと思う。それくらいはしょうがないと思うが、ワンカットというからには上映時間が映画内での経過時間なんだろうと思っていた。序盤で「目的地まで14.5キロ」というセリフがあり、徒歩なら3時間くらいかかりそうだが(映画内で6~8時間くらいかかる、と言っていたと思う)、クルマに乗る場面で「なるほど」と納得し、だから「暗くなる前」には決着するのだろうと思っていた。なのに、なぜ気絶して時間が経過する場面があるのか。それはもう「編集でのワンカット」じゃないよね。(英語版 wikipedia にも "one-shot film" に分類されてはいるけれど) 意図的なミスリードなのかもしれないが、ちょっと納得できない。 ストーリーとしては、序盤で2人で出かけた時点で「ああ、一人は死にそうだな、上官の方かな」ということが予想されて、その通りではあった。あと、“牛乳”を赤ちゃんに飲ますなよ。(分かっててもやむを得ないという切羽詰まった状況の描写ではあるんだろうけれど)
[映画館(字幕)] 7点(2020-02-17 02:06:12)
76.  花とアリス殺人事件 《ネタバレ》 
なかなか面白かった。【ネタバレ注意】序盤の展開がいまいちまどろっこしく、描き込まれた背景に比べてロトスコープの動きのぎこちなさが気になるくらいだったが、中盤からのストーリーは見事。終盤、クルマの下で寝るくらいなら他に場所があるだろうと思うが、この設定ならしかたがない。とくだんアニメらしい誇張された動きもないので、アニメじゃなくてもいいんじゃないかと思ったが、役者が実写で高校生をやる年齢じゃないか。エンディングのコンテつなぎは面白い。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-01-21 21:16:03)
77.  サバイバルファミリー(2017) 《ネタバレ》 
佳作。点数は少しオマケ。まずは、よく撮影したな、というのが第一印象。CGっぽさがないと思ったが、ちゃんとロケでの撮影らしい。【ネタバレ注意】ツッコミどころはいろいろある。そもそも近所で停電していてラジオですら情報が得られないのに(しかも空港までの途中も停電してる状態)「空港に行けば鹿児島に行く飛行機がある」と思うのはちょっとどうかと思う。それに、あれだけの状態で何日も経過しているのに空港の警備員が仕事をしてるというのもヘンではある。警備員は(たかが警備のために)電車も車もなしに歩いて通ってきたんだろうか。本屋で地図を探すなら(残っているなら)、サバイバルの本を探せ。食料はともかく、水はペットボトルがあるなら、川でも雨水でも詰め替えればいいのだから、そこまで高価なものにはならないのではないか。というか雨水を貯めろ。電力止まったら透析が必要な患者をはじめ死ぬ人が山ほど出るのに、そのあたりの描写はなかった。せいぜい上階のおばあさんが死んだ程度(棺桶をどこから運んできたのかという話はある)。終盤で川を渡る羽目になった場面も「道路を外れてから3日」とか、道路を外れて移動するというのはどうかしてる。だいたい電池も含めて電力が停まるなら、間違いなく原発の冷却装置も止まってメルトダウンまっしぐらという気がするし、そうでなくても色々止まるだろうから、“謎の障害”がなくなったとしても、即座に電力が復旧するなどありえない。あと、リアルなら女性が2人いるのだから、これだけの期間放浪してたら生理の問題が出てくるはず。そのあたりは描写しにくいのかもしれないが。まあ、そういうところは全部“フィクションだから”で許される話だとは思う。
[インターネット(邦画)] 7点(2020-01-20 00:10:32)
78.  ぼくらの7日間戦争(2019) 《ネタバレ》 
力いっぱいの青春が感じられる良作。タレント声優であることは、それほど気にならなかった。 【ネタバレ注意】1988年の実写版は未見だったが、序盤からスマホを活用するなど、過去策をなぞったストーリーでないことは容易に推察された。(※後で視聴したが、ほぼ別物) 中学生とはいえ男女混在で家出とか、不法行為があまり問題視されないまま進んでしまうとか、やや現代モノとしてはどうかと思われる点はあるが、さまざまな“今どきのありがちなテーマ”をうまく盛り込んでストーリーが作られており、多少のツッコミどころも気にならないくらいには引き込まれた。DAY1のあと、どうつなぐんだろうと思ったら、あっさりDAY5まで過ぎていたのはもう少し何とかしてほしかった気もするが。あと、演出とはいえ、最後に熱気球をとばすついでの灯篭を飛ばし過ぎ。 【オマケのネタバレ】最後に実写版のヒロイン(CV:宮沢りえ)が、その役として登場するのは粋な計らいでよい。ただ、スマホのカバー写真は「映画のキービジュアル」であって、過去のその場面で記念写真なんか撮ってなかったよね、と突っ込んでおく。
[映画館(邦画)] 7点(2019-12-14 19:44:03)
79.  空の青さを知る人よ 《ネタバレ》 
なかなかの良作。後付けのように“秩父三部作”の締めくくりとされた作品で、「長井監督+岡田脚本+田中キャラデザで『君の名は。』作りましょう」と言われた感じがアリアリなんだけど、前作「心が叫びたがってるんだ」よりも好き。ある程度のSFが盛り込まれていることは予告編で分かるけれど、それが受け入れられる人にはお勧めできると思う。【ネタバレ注意】同一人物の過去と現在が存在する、というだけじゃなく、予告編では空を飛んでいる。夢の中の描写なんだろうかとも思ったが、そうではなかった。そこは、ちょっとやりすぎな感じはあるけれど、“悪人”が出てこなくて、しっかりしたドラマがあるストーリーなのがいい。収まるところに収まる結末なのも好感。
[映画館(邦画)] 7点(2019-12-01 15:56:53)
80.  映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ 《ネタバレ》 
良作。【ネタバレ注意】話題になっていたので鑑賞したが、子供向けというより、ホントにお子様向けなので中盤までは退屈な感じすらあるのだが、話題になるだけあって、終盤はよい展開だった。ホコリとか草とかまでがネタになっていて設定がよくわからなかったが、キャラへの思い入れがある人なら余計に感動できると思う。キャラがしゃべらずナレーションで進行させたり、パンフレットを読むと、スタッフのキャラ愛が感じられる。
[映画館(邦画)] 7点(2019-11-22 22:29:56)
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