61. ミックス。
新垣結衣を目当てに鑑賞。 と思ったが広末涼子もいい味してるし、 それ以外の脇を固めるキャスティングも絶妙。 中でも中国人役の蒼井優が神がかってた。 軽めのコメディ邦画かとナメてたら、 思いのほかしっかりとした内容で驚いた。 スポ根、恋愛、青春、ヒューマンドラマ。 色んな要素がいい塩梅でミックスされてちょうどいい感じ。 最後までスカっと観れていい映画でした。 個人的に好きなSHISHAMOの曲もとても良かった。 余談だが、開幕からガッキー衝撃の告白 映画とわかっていてもファンの心をえぐりにくる演出がニクい [CS・衛星(邦画)] 8点(2021-04-18 18:16:46) |
62. ペット
ここしばらくマジメな映画続きだったので、 息抜きぐらいのつもりで鑑賞。 飼い主の元から脱走したペットたちのドタバタ大冒険コメディ。 息抜きのつもりだったけど思ったより面白かった。 わくわくハラハラしながら、テンポも良くて飽きずに観れた。 ペットあるあるの動物らしく、ときどき人間っぽく描かれる。 友情と、愛情と、そして人間とペットの関係性のお話。 飼い主たちがペットを置いて仕事などに出かけるとこから始まり、 その冒頭からの最後のシーンがステキでした。 余談だけどデコボココンビのイメージがどことなく、 モンスターズインクのマイク&サリーと重なる。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-04-14 07:13:16) |
63. わたしは光をにぎっている
台詞の無いシーンの「間」と映像美の雰囲気で観る映画。 ヒューマンドラマとして観るとちょっと違和感。 しっかりとしたストーリーの明示があまり無いので、 後半に入るまでなんの映画かよくわからなかった。 核心を突いてきた後半でようやく色々つながってくる。 舞台の古びた商店街とか、映画撮影とか、人の行動とか。 …あれ?やっぱ「人」の映画じゃないよな…。 「ヒューマンドラマ」と書かれてて、この映画を観たはずなのに。 大きな山場や盛り上がりもなく、台詞や言葉も少なく、 色んな意味で「静」の映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-04-05 21:29:08) |
64. めぐり逢わせのお弁当
インド映画にしてはめずらしく歌って踊らない作品 しっとりと落ち着いた、雰囲気のあるヒューマンドラマ 滑稽さやコメディ感ほぼなしの、ガチな映画でした 盛り上がりには欠けるかもしれないが、味わい深い内容 弁当の行き違いから生まれた、 偶然で奇跡的な2人が交差する物語 ただの弁当配達ではなく、 家庭の手作り弁当を配達する文化に驚き 誤配率も600万分の1という正確さにも驚き この奇跡的な数字から生まれる物語だと思うと、 なかなかロマンチックなドラマです この映画もインド映画の例に漏れず、 インド独自の文化・風習・社会がありマス そういった点に馴染みにくいのが玉にキズ [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-28 22:42:41) |
65. タクシー運転手 約束は海を越えて
1980年に韓国で起こった実話が元 民主化抗議への凄惨な武力弾圧「光州事件」 パッケージの画は笑顔だけど、かなりシリアスな内容。 2021年ミャンマーでの武力弾圧という点で、 とても重なるタイムリーな映画でした。 取材にきたドイツ人記者と、 その運転手を務めたタクシードライバー 前半は軽めのタッチで描きながら、 後半になると重くグッとシリアスに。 人の想いや、行動、人間関係などドラマチックな内容。 感情を刺激する、なかなか良い映画でした。 ただ、40年も前で、隣とはいえ異国の話 光州事件への知識や思い入れがないため、 感情移入や実感が薄かったのが惜しかった。 事前に事件と時代背景を知っておくとより楽しめるかも。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-28 22:40:17) |
66. ライフ・イットセルフ 未来に続く物語
「信頼できない語り手」 人生は色んな壁や困難がたちはだかる 不運や自力で何ともならないこともある 思い通りに行くことばかりではない ツラくて哀しい悲劇もある、、、 と、いう一見とても暗い内容だが、 とても感動的な良い映画でした。 各エピソードとシーンのつなぎや構成が良かった 最後のワンシーン好き [CS・衛星(字幕)] 8点(2021-03-26 21:31:35) |
67. 存在のない子供たち
貧困層に生まれ戸籍もない子供の、 哀しいヒューマン・ストーリー 余計なBGMや演出などを抑えめにしてあり、 ドキュメンタリーような見せ方で、より現実的なツラさを表現 裏を返せば、淡々として娯楽映画としてのドラマ性が薄い 貧困で、幼い子供、社会的な力もなく、 弱い者が過酷な環境に追いやられる、 という切実な光景はよく描かれていた。 「罪を憎んで人を憎まず」の真逆というか、 人(親)を憎んで罪(貧困)を憎まずと、いった印象 貧困社会・現実への情景はそれほど描かれず、 憎しみがほぼほぼすべて人(親)に向けられている。 映画としては「負のヒューマンドラマ」 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-03-21 10:58:13) |
68. 30年後の同窓会
「さらば冬のかもめ」の続編・後日譚らしい? ので、こちらを後から観たほうがいいかも。 この映画単体でも観れるようにはなってますが。 兵役から30年後、仲間との再会を「同窓会」に見立てた内容。 原題(最後の国旗掲揚)もそうだけど、軍・兵役の話が主軸。 話のひねりや意外性はあまりなくて、 3人の男たちのロードムービーって感じでした。 じわっと心が暖かくなれる良い映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-14 17:13:29)(良:1票) |
69. ザ・ピーナッツバター・ファルコン
時間的にも内容的にも、軽めのロードムービー。 序盤で漁師がやらかしてて、感情移入は少し難アリか。 でも孤独な男2人の心温まる友情・絆は良かったです。 前半たっぷり時間使った割りに、後半が駆け足感。 ラストシーンは好きでしたが、そこまでのもって行き方が惜しいかな。 個人的にはもうちょっと濃厚・重厚な人間ドラマを観たかった。 気軽に観る分には良い映画でした。 紅一点のエレノアがかわいかったです。 余談にはなるけど、映画の成り立ちが良いですね。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-13 00:19:51) |
70. エヴァの告白
不幸続きの暗くてやるせない話だったけど、 展開が読めなくて面白い映画だった。 最後まで目が離せなかった。 「信仰と希望は捨てないで」が印象的でした。 クリスチャンじゃあないけど。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-03-07 20:11:02) |
71. エクストリーム・ジョブ
昼はチキン屋、その実態は麻薬捜査官! しかしそのメンツは全員ポンコツ刑事 終始、繰り広げられるドタバタ劇。 韓国ノリの笑えるコメディ映画でした。 ポンコツぶりに呆れるほどの刑事たちでしたが、 終盤の見せ場で一気にもっていかれました。 そりゃ反則だよぉ、カッコ良すぎ。 話のテンポも良くて面白かったです。 痛快な娯楽作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-27 22:46:29)(良:1票) |
72. 未来のミライ
あ…これ、くんちゃんが主役のお話か。 ミライちゃんのお話かと思ってたら、脇役だった。 イメージイラストとタイトルが完全にミスリード。 家族ひとつひとつのエピソードは良かった。 特にひいじいじあたりのお話がじわっとくる。 でも、全体のお話としてまとまりがない気が。 物語の起承転結とか、話の山場などが少し希薄。 タイムトリップの理由・動機付け等はばっさりカット。 そのせいで謎なファンタジーで終わっているのが残念。 観終わって、レビュー点数に納得した。 黒木華(未来のミライちゃん)だけは良かった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-02-17 15:33:40) |
73. 風をつかまえた少年
貧しい国で必死に生きるため、 奔走した少年のサクセスストーリー。 学校もある 勉強もできる 食べ物も困らない 道具や物もある 電気もある 水もある 働き口もある 恵まれた日本で贅沢を言ってる人は観るべき映画 実話ベースで、映画的な華やインパクトはやや弱い。 ドラマ性も少し物足りない気もするけど、良い映画でした。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2021-02-17 15:32:37)(良:1票) |
74. ヘレディタリー 継承
同監督の「ミッドサマー」に続き鑑賞。 グロいしショッキングだし、鬱映画ハンパない。 最後まで展開読めなかったのは凄かったけど、 オカルトがなんか納得感が薄いなぁ。 何の落ち度もないお父さん可哀相すぎ。 どちらの作品も「死」が軽んじられてる気がして、 この監督の作品はあまり好きじゃないなぁ。 同監督の三作目が出てもたぶんもう観ないです。 ホラー映画なんて好き好んで観るもんじゃないな。 と、改めて痛感させてくれた監督・作品でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-10 10:45:02) |
75. ミッドサマー
とにかく気味が悪いホラー映画。心理的な意味で。 舞台は山奥の自然に囲まれたのどかな村の祝祭。 そんなイメージとは真逆に、不気味さしか感じない。 ことごとくイヤな予感しかしなくて、鬱感MAX。 終盤から最後にかけては後味悪さしかない。 良い映画とはちょっと言い難いなぁ。 仕方がないとはいえ、自主規制のぼかし有。 こういうのは映像作品として損しかない。 あと、グロイとこもしばしばあるのでご注意。 抗不安薬を用意してご鑑賞ください。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-02-09 21:45:12) |
76. 海月姫
菅田将暉に女装をさせようなどと誰が考えたのか しかも洒落にならないレベルで似合ってて笑う 女装の菅田将暉のインパクトが半端ない 能年玲奈はどうあがいてもナチュラルにカワイイ 天水館の面々もなかなかの役者揃いなのがエグイ 内容はまぁコメディということで [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-02-08 00:54:32) |
77. ゴールデン・リバー
「金の川」でも「四人の男」のお話でもない 殺し屋の「兄弟」のお話です【ココ重要】 原題(The Sisters Brothers)がのタイトルが適切でした。 邦題を鵜呑みにすると「思ってたんと違う!」ってなること請け合い。 自然の風景と、音楽と、西部劇の時代感が良かったです。 邦題に踊らされなければ、もうちょっと評価上がってたかな…。 好きなシーンは歯磨きのとこ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-07 21:36:06) |
78. ある女流作家の罪と罰
映画の話としては面白かった。 実話ベースという意味でもスゴかった。 問題は主人公(ともう1人)の人間性。 「ワルいオバさん」という共感性が低い点。 悪い意味でブレないので、人物像を受容できるかどうか。 個人的には共感ゼロでした。 原題が「私を許してくれますか?」だけど、 とてもイエスとは言い難いです…。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-07 19:58:38) |
79. レイニーデイ・イン・ニューヨーク
まさに「雨の日」のような鬱蒼感。 途中まではあまり気分の良くない映画だなぁと。 そう思わせるのも、あくまで布石。 最後には気持ちが晴れたので良かったです。 どこがコメディなのかな?と考えていたけど、 ヒロイン(仮)がご退場させられるあのシュールさ。 それが一番のコメディなのかなー、と思いました。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-02-03 20:15:58) |
80. 映画 「咲-Saki- 阿知賀編 episode of side-A」
前作に続き、やっぱりダイジェスト感。 チーム5人の4チーム、総勢20名プラスアルファ これだけの人物像とドラマを描こうとすると、 どうしてもダイジェスト版みたいになっちゃう。 麻雀という題材の性質がなおさら。 映画という時間枠に収めるのが難しそうな印象。 映画レビューの場で言うのもなんだけど、 たぶん原作の漫画で読むべき作品かな。 原作を全く読んでないから予想だけど。 エンドロールの写真がすごく好き。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2021-02-02 21:10:50) |