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カラバ侯爵さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 842
性別
自己紹介 ※基本的に脚本の技巧に対しての評価をしています。
※コメント内容は評価基準に即したものとは限りません。
※娯楽作品は物語の方向性を示し、観客の予測を利用する仕組みのものを指す。
文芸作品はある状況にあるものをぶつけた時の変化を捉えるものを指す。
という解釈(少年漫画は娯楽、少女漫画は文芸といった感じ)。

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61.  ロボコン
覇気のない部に単なる負けず嫌い(長澤まさみ)を掛け合わせた時の変化を捉える。 ある状況にあるものを掛け合わせて生じる変化を捉えるってところに焦点を持っていくのは文芸作品や少女漫画の定型。 ただ、主役であるはずの長澤は「何もしていなかった子が目標を与えられて自身の本性を知る」に留まり、「変化」という程ではない。 ほんのちょっとした配慮が加われば俄然よくなると思う。
[DVD(邦画)] 7点(2007-07-12 17:40:12)(良:2票)
62.  WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース
久々に観賞しましたが、随分トリッキーな構成ですよね。 露骨に「こういう設定だから」で逃げている部分があるのと、えらく簡単に「思い出しちゃう」で解決に向かうのは如何なものか、ということ(そもそも冷静に考えると、この構成にする必要は殆どない)でちょっと減点。 しかし、すごい完成度です。 3作目「アフタースクール」もやらかしてくれそうな内容なので楽しみ。
[DVD(邦画)] 7点(2007-07-11 02:08:20)
63.  夜のピクニック 《ネタバレ》 
原作未読。 映画として見せるなら前半の尺を削り、もっと早い段階で西脇と貴子の関係を披露して方向性を示した方がいい(漠然と群像劇を見せられる時間が随分と続くので退屈です)。 それと、監督はこの人じゃない方が良かったんでしょうね。ガチャガチャした演出が多く、作風にそぐわない(歩くだけのシチュエーションを扱うのが怖いのはわかりますが)。 個人的には、西脇と貴子が一気に仲良くなりすぎなように思うし、学校行事に好意的な生徒ばかりなのは不自然(もっとやる気がない連中やいかにさぼるかと画策する連中の中に彼や彼女らの姿があった方がいい)。中途半端にサブキャラを扱う尺をとるぐらいなら、「歩行祭」のムードをもっと確立して欲しい。  それらを除けば、傑作と言える。原作があれほどヒットした理由がわかりました。 確実に原作の方が優れているのでしょうから、読んでみようかな。
[DVD(邦画)] 7点(2007-07-03 19:22:01)(良:2票)
64.  パッチギ! 《ネタバレ》 
よくできた群像劇(ややご都合的な部分もありますが)。 でも、ひとつ不満が・・・。あの乱闘騒ぎの最中に我が子の誕生だからといって、そっちに直行しますかね? 友人の死に対する敵討ち中ですよ・・・。 そういう流れにするのなら、もうちょっと繊細な配慮が欲しかった。
[地上波(邦画)] 7点(2007-05-18 23:33:03)
65.  ゆれる
こんなじめじめした映画、久しぶりに観ました。そして、楽しめました。 ただ、初見では混乱が生じました。 というのも、要所要所でインサートされる事件当時の映像は映画的ギミックであって、真相は最後まで明かさないというスタイルなのかと思って観てしまっていたので、弟が偽証したのかどうか理解しかねたせいです。 それを知った上でもう一度観てみたのですが、その場合はまた違った違和感が生じました。兄に対する思いはあったにせよ、7年も服役させるような偽証をする弟の動機が希薄ではないでしょうか。それにあれだけの時が過ぎてフィルムを観て思い直すというのも説得力に欠く。 流れとしては申し分ないのですが、諸々の動機付けが足りない。
[DVD(邦画)] 7点(2007-04-01 20:03:12)
66.  デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!
話の内容は普通に楽しめる程度ですが、細田守の演出を堪能するには最適な逸品ではないでしょうか。
[ビデオ(邦画)] 7点(2007-03-26 14:55:06)
67.  グラディエーター
復讐劇だと思って観ていたので、それを全うするまでの主人公のモチベーションをどう設定するのかと興味を持っていたのですが、全く違う展開だったので、それはそれで興味津々で観れました。 でも、かなり回りくどい展開ですね。主人公に感情移入するには複雑になり過ぎの気がします。
[地上波(吹替)] 7点(2007-03-26 14:20:42)
68.  バットマン ビギンズ
「起承転結」でいうところの「転」に移行してやっとこの作品の意図がわかり「なるほどな」と感心させられた。それまでは単なるヒーロー誕生までの説明話なのかと辟易していたけれど・・・。 「誕生秘話」という宣伝文句自体がフリだったの? さすがクリストファー・ノーラン。  しかし、そこにいくまでがかったるかった。
[DVD(吹替)] 7点(2007-03-26 12:21:25)
69.  クラッシュ(2004)
エピソードを繋げること自体はたいした芸当だとは思わないけれど、それぞれに仕掛けを配し、ひとつの作品に仕上げているのにはたいした苦労でしょう。 殆どが相関図上の繋がりでしかなかった「ラブ・アクチュアリー」なんかより数百倍の苦労だ。
[DVD(吹替)] 7点(2007-03-26 12:17:20)(良:1票)
70.  インソムニア
型通りの堅実な作り。 濃霧による視界不良、不眠症による意識混濁といったシチュエーションの使用はテーマにも繋がり「うまい」の一言。
[DVD(吹替)] 7点(2007-03-26 12:02:03)
71.  閉ざされた森 《ネタバレ》 
気持ち良く騙されました。 終盤では「ワイルドシングス」的失敗(観客の視点をなくしてしまう)をしてしまうのかと不安でしたが、見事に締めてくれましたね。 でも、もうちょっと時間を使ってキャラクターを客に認識させる必要があったように思う。 映像も観づらかったし。   まあ、推理ものでしかないわけですから、それと知らずに観てしまった人やミステリー好きでなければ楽しむ要素はないでしょうね。  劇場まで行って観たいとも思えない、もう一度観たいとも思えない・・・自分にとってもこれ系の作品にはある限界を感じます。  この脚本家「ゾディアック」の脚本もやってるんですね。そっちが楽しみになってきた。
[地上波(字幕)] 7点(2007-03-18 04:22:01)
72.  ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ!
勿体ない。 どうして解決までアイデアを用意しなかったのやら。 単にウォレスの危機を救おうというより、元の姿に戻そうとするベクトルとともに進行すれば展開のバリエーションももっと面白くなったと思うのですが。 この世界観ならちょっとした発明品の応用とかで対処できたのに・・・残念。 相変わらず起こった事件への対応だけでドラマを絡めないのは何故なのでしょうか。 まあ、そんなことをして昨今の宮崎駿的駄作になるよりはマシですけどね。
[DVD(吹替)] 7点(2007-03-08 17:30:00)
73.  M:i:III
物語に必要な設定事項がしっかりとなされているので、とても観易い作品でした。 確か前作、前々作は地上波放送されたものを録画するも(理由は忘れましたが)途中で観るのを辞めてしまった記憶があるので今作が一番良い出来なのではないでしょうか。 しかし、シチュエーションが二転三転するので詰め込み過ぎな気がします。 1時間ドラマ3話分ぐらいに分けられるような展開。  
[DVD(吹替)] 7点(2007-03-01 14:32:43)
74.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 
静かなヒューマンドラマでしかない内容なのかと思っていたら、サスペンスとしての見せ場満載な内容でうれしい驚きがありました。  そして、評価としては・・・ 既に指摘されている方が多いですが、ヴィースラーの変化(タイプライターを隠すに至る)に説得力を欠きますね。 もっとヴィースラーにスポットを当てた内容にして、彼は若かりし頃クリエイティブな職業に憧れ、挫折した過去(しかも、挫折のキッカケは失恋)があるなんてバックストーリーを加えただけで、そこら辺の不満は解消されると思う(芸術家として生きる二人への憧憬と敬意という向きが明確になる)。ましてや、その職業が作家であったなんて設定にすれば、彼に捧げるという献辞の記された本を手にした時の感慨はより深く複雑なものとなり、より一層良いシーンにもなったことでしょう。
[DVD(吹替)] 6点(2008-01-30 04:27:34)
75.  きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏 《ネタバレ》 
犬のおかげで交流を持つこととなった人たちの孤独を知ることで誰もが寂しいんだと覚った彼女はパーティを主催する。 ドラマ構成は至極分かり易いものの、その内容を伝えるのには設定が甘い。 ドラマに於ける変化は振り幅があった方が良いですから、女の子の初期設定はもっと母親との別れにふさぎ、引っ越し間もない土地を嫌って表に出ようともしない、ぐらいにした方が栄えると思う。
[DVD(吹替)] 6点(2008-01-26 17:27:12)
76.  最後の恋のはじめ方 《ネタバレ》 
事が生じる前のヒッチとサラの関係性はもっと掘り下げておかなければ説得力を欠く。 この程度では商売柄のノウハウで引っかけた男とまんまと引っかけられた女でしかない。 その部分だけ補強されればよくまとまった作品だと思う。  ただ、ラストのドア越しに話させてくれなんて、これまたノウハウ臭い手段を出すのは理解不能。
[地上波(吹替)] 6点(2008-01-24 21:17:53)(良:1票)
77.  潜水服は蝶の夢を見る
基本的に主人公の主観映像が占めるのですが、冒頭の30分はその映像(ほぼ)オンリーで展開され、彼の立場を追体験させるような作りで効果的。 とりわけ、瞬きによるコミュニケーションの歯痒さは苦しいほどに伝わった。 ドラマ構成が施されていないのは残念なものの、不自由ながら意思の疎通を手助けする「言葉」の力に感動させられる良作。  語弊が生じるかもしれませんが、彼よりも自由な体を持ち、口頭でのやり取りが出来る自分にはとてつもない可能性が開いているんだ、と勇気が湧いた。  今すぐ気まずい関係にあったあの人と話し合いたくなることでしょう。
[試写会(字幕)] 6点(2008-01-24 09:55:01)
78.  ティム・バートンのコープスブライド 《ネタバレ》 
そもそも何であのカップルを初対面で嫌々ながらの結婚なんて設定にしたのか疑問。何の脈略もなく結婚相手として求めてしまうなんて展開にされてもね・・・。元々相思相愛のカップルという設定なら何の問題もないはずなのに、目先の面白シチュエーション(両家両親の思惑による計略結婚)に流されちゃってるのは脚本をたらい回しにでもされたからかしら。 それに詐欺師による転換部は取って付けた感じになってしまっている。この構成でもいいと思うけどもっと設定、語り口での配慮が必要。
[地上波(字幕)] 6点(2008-01-20 12:50:07)
79.  オーロラの彼方へ 《ネタバレ》 
現在の息子に影響は及ばないというのは致命的な設定の崩壊なので、ある程度減点せざるを得ない。 それに目をつむればよくできているだけに残念でならないですね。 SFなら設定の補強で対応できそうだけど、このファンタジー設定ではどう修正すればいいものか・・・。
[ビデオ(字幕)] 6点(2008-01-11 04:50:48)
80.  幸福のスイッチ
次女の性格やら経験はかなり自分と被るものがあったので、興味深く鑑賞出来ました。  まあ、印象だけでいえばかなりの好印象なのですが、ドラマに於ける変化は早々にみえてしまい、以降がドラマの駄目押し的エピソードの積み重ねの役割にしかなっていないのが残念。構成をもうちょっと考えたほうがよかったと思う。  余談。元気な地方が描かれていて気持ちいいですが、実際田舎に帰ったりすると不景気な話ばかりで気が滅入っちゃうことが多い。日本はどうなるんだろうな~。
[DVD(邦画)] 6点(2007-12-30 03:13:12)
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