61. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
《ネタバレ》 グルートとロケットは、 どこで、どんなふうに出会ったんだろう。 無茶苦茶なロケットはグルートが大好きで どうしてグルートはこんなに優しいのだろう。 そんなことが気になって仕方ないw 基本、どんちゃん騒ぎ映画なのに 少し涙ぐんでしまいましたww [インターネット(字幕)] 9点(2017-05-20 18:19:07) |
62. 12モンキーズ
《ネタバレ》 ガッツリどっぷりテリーギリアムでした。 絵割や、厭らしい嫌味も含め モンティパイソン好きな個人としては10点なのだけども、 誰にでもお勧めできる映画ではなしw 実際、勧めた友人からはトホホな感想だったのも事実ですw [ブルーレイ(字幕)] 8点(2017-03-23 21:40:51) |
63. トランセンデンス(2014)
《ネタバレ》 何か、人の気持ちも、テーマに対する視線も、演出も、 どれもこれも掘り下げきれず、 あっちに飛び、こっちに飛び、バラバラでしたねぇ。 着地点も、だから何でしょう?みたいな。 風呂敷を広げて、いろいろ入れてはみたものの、 結局、包めませんでした。 な、映画でした。 [インターネット(字幕)] 4点(2017-03-19 17:46:01) |
64. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 子供のころ観て、Dボウイ展の影響で再見。 あの頃は、あまり良くわからず ボウイのファンだったから見にいって それなりに印象には残っていたが、まぁ、そこそこ。 でも、あれからいろいろなことがあって大人になり、 ああ、こういう映画だったんだと。 決して同性愛だけの映画ではない。 こんなの、子供には分かるはずもないよ。 大人になった今、再見して良かったと思います。 追記(2021.11) 先日、「戦メリは名曲なのに、ホモ映画に使われたのが惜しい」という意見を言う人と同席しました。 それはその方の意見なので特に否定もしませんでしたが。 この映画は同性愛を描いた映画ではない。 価値観が異なる人たちがゴッタになる収容所という場所。 日本と欧米。 生死感。 捕囚長のイギリス将校は頑なに日本人を見下し、 ヨノイ大尉は帝国軍人としての誇りを第一にして振舞おうとする。 ただ、忌避すべきはずの同性への恋慕の感情に取り乱しながら。 そしてセイアズの抱擁とキスを受けて、ヨノイ大尉の全てが崩壊した。 軍人であるべしとした自分の価値観や誇りに隠れていた自分自身を知ってしまったから。 自分自身の誇りと愛をこめて遺髪を取り、去っていく。 ハラ軍曹は粗暴で雑なようで、誰にも何も語らず自分自身を見ている。 ローレンスに感じる友情のような感情が自分にあることも、 帝国軍事としてなすべきことをしている非道な自分も。 酔っ払いながら、俺はクリスマスファーザーだと、ローレンスを独断で釈放したハラ軍曹は 帝国軍事として恥ずべき行為であっても、規律違反であっても、 友人でありたいと思っていたローレンスを死なせたくないという自分がしたいことをした。 自死することになったとしても、自分がしたいことを。 酒のせいで思ったのか、そう思いきるために酒の力を借りたのか。 個人的には後者と思いたい。 その結果、ローレンスは生き残り、敗軍の将として明日の処刑を待つハラ軍曹の下を訪れる。 何も出来ない無力感のまま席を立つローレンスに、 強く厳しい、収容所の時のようにハラ軍曹はローレンスを呼びつけ、 キラキラした笑顔で、メリークリスマス、ミスターローレンス、と声をかける。 君が生きている。 メリークリスマス、ミスターローレンス。 俺はクリスマスファーザー。 君の未来を贈ることが出来たから、俺に何の悔もないよ。 メリークリスマス。 と、ハラ軍曹はキラキラした瞳でローレンスを見つめる。 大戦時の日欧の情勢も、愛する者の性別も、個に生きるか組織に従うかも。 価値観はそれぞれに異なる。 ただ、その異なった価値観を越えて、誰かを想ったり与えたりすることはできないのか。 立場を越え、憎しみや痛みを越えた先にひとりひとりが想いあうことができれば。。。 [DVD(邦画)] 9点(2017-03-18 20:40:50)(良:1票) |
65. ラビリンス/魔王の迷宮
《ネタバレ》 大人になってわかった。 ジャレスは、城に引きこもって好き勝手にしながらも孤独。 永遠に続く孤独の住人。 それは全てを否定して、私は孤独なのだと疑わずに信じていたサラの心の住人。 ジャレスがサラを求めたのは永遠の孤独から救われたいという願い。 様々な障害を与えながらも、自らのもとに来て欲しかったのはジャレス。 孤独なのは、辛いのは自分のせいじゃない、という理由を探して様々な言い訳を欲しがったのはサラの心。 ジャレスは、その思いに寛大に応えただけだ。 迷宮に囲まれた城にたどり着くまで、人を助け、助けられ、孤独じゃないことの幸せを知ったサラを見届け、 ジャレスはひとり、空へと去っていく。 永遠の孤独は自分が持ち去るとばかりに。。。 それにしても、出てくるキャラクターの愛おしさは、悪意も寓意も含め魅力的。 ジャレスが時計をにらんだ後、ゴブリン達とワイワイ歌い踊るシーンは サラは何、グズグズしてやがるんだよ!ってヤケクソ感がDボウイの歌声も相まって最高です! 追記 ブルレイの特典を見て、脚本がテリージョーンズと初めて知った。 なるほど、ちらちら見え隠れする悪意というか、風刺に得心ですwww [映画館(字幕)] 10点(2017-03-18 10:20:36)(良:1票) |
66. マスカレード/甘い罠
《ネタバレ》 あ、お前か! と、素直に思ってしまったw 美人なんだけど、なんか垢抜けない感じのヒロインが なかなか秀逸な演出でございました。 [映画館(字幕)] 7点(2017-03-11 06:22:49) |
67. ゴースト・ハンターズ
《ネタバレ》 芸術的な油絵ではなく ポップで愛くるしいタッチのイラストのような映画。 今どきで言えばLINEのスタンプ?w 3人衆のスタンプがあったら欲しいw [映画館(字幕)] 8点(2017-03-11 06:09:11) |
68. メジャーリーグ
スカッと爽やか!元気でる! まさにエンターテイメント! [ブルーレイ(字幕)] 10点(2017-01-31 21:57:57) |
69. 沈黙 ーサイレンスー(2016)
《ネタバレ》 遠藤周作の深淵な思考を、はたして映画で表現できるのか? そんな不安を抱きながら鑑賞。 結論は、最後の一歩で踏み絵を踏めなかった、かな。 荼毘に付されるロドリゴに持たせた十字架。 原作にはなかった演出で、最後の最後、彼の信仰を安らかしめた。 そうすることで原作が問いかけ続けたことを、分かりやすく表現し、 でも台無しにしたとは思う。 極力、人工的な音や音楽で感情をあおることもなく、 風や波の音、鳥や虫の声、人の讃美歌やうめき声だけで作り上げた演出は見事。 人の弱さや迷いや苦しみや傲慢が、そのまま伝わってきました。 [映画館(字幕)] 10点(2017-01-31 20:07:49)(良:1票) |
70. チアーズ!
《ネタバレ》 シンプルにハッピーで元気な映画です 見た後に、良い意味で何も残らない爽快なストーリー。 エンディングのノリノリのミッキーに自然と口元がゆるんじゃいます。 ちょいちょいエッチなのも青春ですなw [DVD(字幕)] 8点(2016-09-21 16:52:36) |
71. ルパン三世 カリオストロの城
《ネタバレ》 少年時代、尊敬する人は? なんて問いに、ルパン、と答えるほど 実力も能力もあるのに どんな状況でも余裕と遊び心を失わない ルパンメンバーの飄々とした姿にいっぱい憧れました。 厳しい状況である時ほど明るさを失わない。 大げさでなく、人としての指針でした。 「どっちにつく?」「オンナァ」「だろうなw」 「本格的に攻めてきやがった」「ああ、面白くたってきやがった」 「まぁ、ゆっくりしようぜ、どうせ出口はねぇんんだから」 「じたばたしたって始まらねぇや。おやすみ、とっつぁん」 「ほんじゃま、握手、と」「馴れ合いはせん」「あれま」 こういう会話ができる自分でありたいと そして、そういう人に囲まれる自分でありたいと思いました。 [ビデオ(字幕)] 10点(2016-09-10 01:44:15)(笑:1票) (良:2票) |
72. 紅の豚
《ネタバレ》 ポルコの渋さも、フィオの健気さもいいけど やっぱりマダム・ジーナの落ち着いた大人の雰囲気が最高です 周りはポルコもカーチスもマンユートも 男たちは、いくつになっても、みーんなバカな子供で、 その全てを包み込んで、ウフフって笑う素敵な大人の女性。 加藤登紀子さんの声のトーンと歌声が この映画を何重にも包んでくれていると思います [映画館(邦画)] 10点(2016-09-06 19:04:34)(良:1票) |
73. Vフォー・ヴェンデッタ
《ネタバレ》 H.ウィービングの抑制のきいた、テンポとリズムの良い台詞を聞いているだけで 個人的には見ごたえがあって、何度も見る映画の一本です。 内容の哲学的な部分は好みの分かれるところだと思いますが 個人的にはいろいろ考えさせられます。 単純に娯楽アクションとして見ても楽しめるとは思いますが いろんなことを考えながら見てみると意外と違う魅力が見つかるカモw [映画館(字幕)] 9点(2016-09-06 18:15:12) |
74. あずみ
《ネタバレ》 アクションもストーリも演出も中途半端で 何を見せたいのかわからない、大変にありがちな日本映画です 若かりし上戸綾の太ももが見たい方はどうぞ [DVD(邦画)] 3点(2016-08-06 14:48:28) |
75. もののけ姫
《ネタバレ》 かつて人にとって自然の全てが神と命の源でした 木にも森にも山にも川にも、すべての場所に神がいました だが人が文明を進めるためには自然という神をも滅ぼさねばいけなかった 木々を切り裂き、川や海を埋め立て、動物も殺した 少なからず、その文明の恩恵を受けている生きている以上、 それを悪いことだとは言う資格はない だが、エボシがそうであるように 人間のために自然を殺していることへの自覚を忘れてはいけない 邪な自分の都合で、多くの神を消し去ってなお、 馬鹿には勝てん、と笑って済ませるジコ坊をどうしても許すことができず その言葉の愚かさが、この作品のひとつのテーマだと思いつつも 悔しく、怒りすら覚えて、洋画、邦画、アニメを問わず、屈指の大嫌いキャラです [映画館(邦画)] 10点(2016-08-05 23:37:18) |
76. アラジン(1992)
《ネタバレ》 基本的に吹き替え版は見ません どうしても仕草や表情と 声質やトーンに、違和感を感じてしまうので ディズニーアニメ作品は吹き替えは、可、です オリジナルのイメージを大事に演者を選んでいますから 違和感を感じることが、あまりありません ですが、どっちが好きかと言われれば、オリジナル言語が好きです しかーし このアラジンに関してだけは、吹き替えで見るのが好き ジーニーのマシンガントークの楽しさと言ったら、吹き替え版の最高傑作です! 絨毯に負けるなんてジュウタンじゃないよ! [映画館(字幕)] 9点(2016-08-04 15:29:01) |
77. グラン・トリノ
《ネタバレ》 かつて、黒沢明の「生きる」をハリウッドがリメイクする なんて話が話題に上っていましたが この作品はこそ「生きる」のイーストウッド版でしょう、きっと 定められた死を前に何をしていいのかもさえ分からず 人付き合いも少なく、ただひとりで 芝刈りをして過ごす自分への焦燥感と虚無感 自分が育ててきた息子との距離や擦れ違いの埋め方が分からない姿 後悔以外、残されたもののない人生への懊悩 そんな苦しみの中から 力なく弱い立場の人に、未来を残すことに 残された自分の命を昇華させるこを決意して行動する 細かい設定こそ異なりますが 貧しい庶民は、隣家のモン族と少年タオ 庶民を苦しめていた環境汚染は、劣悪な治安 弱者が抗しきれない役所権力はギャングの暴力 主人公が残したかった公園は、穏やかになった町とタオの未来 置き換えてみても違和感を感じません ラストの、情感あふれるウォルトの歌声に グッと胸にこみ上げた人もいらっしゃると思いますが あれこそ、まさに 「生きる」の主人公が、ブランコに揺られ歌っていた「ゴンドラの歌」 主人公の万感の思いが胸に染みこむような歌声です 舞台を現代のアメリカ社会に置き換えながらも 「生きる」に描かれていた大切な要素を残し そして、余命を宣告されてからのわずかな時間が ウォルトにとって満たされたものだったことをつたえてくれる、 優しく、穏やかな歌声 監督としても、主演としても そして歌声までも、さすがのC.イーストウッドでした [映画館(字幕)] 10点(2016-08-04 06:13:08)(良:3票) |
78. パーフェクト・ワールド
《ネタバレ》 古い邦画に、逃がれの街、という映画があります 本作は、そのリメイクだと、信じて疑っておりません 盗作という意味ではないです C.イーストウッドという名監督が 逃がれの街で描かれた、世俗に汚れた大人の傲慢や 理不尽さや、虚しさと悲しさを再構成して 新たに作り上げた映画だと思ってます お化けのお面と、横並びになって 眠っているようなブッチ これでやっとパーフェクトワールドに着いたんだな、って 暴力と理不尽さの中に、せめてもの安らぎを残すのは さすがイーストウッド監督です [映画館(字幕)] 9点(2016-08-04 05:45:49) |
79. 逃がれの街
《ネタバレ》 初めて見たのは小学生のころだったと思います 汚いくて嫌な大人たちに憤りを覚え 綺麗で優しい心の持ち主なのに いぃーち、にぃーい、さぁーん、と数えながら空に向かって銃を放ち そして撃たれ逝く主人公への理不尽に衝撃を覚えました 盗作という意味ではありませんが クリントイーストウッド監督は、この作品を知っていただろうと 今でも、信じて疑ってません それなりの数の映画は見てますが ラストの、いぃーち、にぃーいは 本当に記憶から消えることのないシーンのひとつです しかし小学生の分際で、この映画に共感するとは まぁ、ませた子供だったことですなぁ [DVD(邦画)] 9点(2016-08-04 04:43:24) |
80. 恋の罪
《ネタバレ》 何より、大方斐紗子さんの迫力に圧倒されました 傲慢、卑屈、闇、羨望、妬み、欲望、欺瞞 淡々と語る口調に 人の持つ、あらゆる憎しみがジトジトと滲み出るようで 恐ろしくて、気持ち悪い 自分が人に見せる姿が、自分の全てではない 自分の目の前にあるものが、真実でもない その中で自分が迷走してることにも気づかず 果てに行き着く場所がどこだなんて 誰にも想像なんかできないんでしょうね [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-08-03 16:41:44) |