941. テッド2
《ネタバレ》 前作があまりに面白かったので、本作も相当期待して鑑賞いたしました。 結論から言いますと、引き続きお下品ネタ満載で楽しませていただきはしましたが、前作ほどではなかったなと。 よかったなと思うシーンは、ジョンが独り身でくだらないエロ動画を見てそれをテッドが追求するシーンと、 ジョンが棚を倒してあの液体がぶわ〜っとかかるシーン、大麻畑発見をジュラシックパークで表現するシーンと、 いろんなアニメキャラが出てくる終盤のシーン。それから、ジョンが死んだふりをしていて、テッドが涙を流すシーンでしょうか。 不覚にも自分まで泣きそうになってしまった(笑)。 ただ、そのコミコンのシーンでは、元ネタがわからないやつもあり、その点は少々不満。 これでもかというぐらいスターが次々出てくるので、そういう点も見どころの一つです。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-01-28 22:04:53) |
942. ターボキッド
《ネタバレ》 とんでもなくチープな作品です。勿論、昔の低予算SF映画へのオマージュというスタンスなのでそれは構わないのですが、 いい年したおっさんらがなに仮装劇しとんねん、、、と言う失笑の一歩手前レベルなんですよね。 自転車こいで移動だし、全体的にスピード感は全くなく、なんともゆるい作品です。 悪役がトータルリコールに出ていたマイケル・アイアンサイドだというのは、彼の全盛期の映画を見て育った自分にとってはツボでした。 とんでもなくB級な映画なんですが、パッケージを見た段階では想像がつかないぐらいグロ描写に凝っており、 なぜかグロシーンだけはA級の出来栄えだと言っていいぐらいなんですよね。 見た目はお子ちゃまムービーなのに、グロは完全に大人向け。というアンバランスの妙があります。 [DVD(字幕)] 5点(2016-01-28 19:37:02) |
943. いそしぎ
《ネタバレ》 ストーリー自体は正直そんな大したものではないんですが、自由奔放で神を否定する女性と牧師さんとの恋愛というのは この当時でいえば結構チャレンジングな設定だったんじゃないでしょうか。 カップルは価値観の合うもの同時くっつくのが常ですが、自分とは全然違う考えや生き方をしている人に惹かれるというのもまたよくわかる。 海沿いの家で一人、絵を描いている美女に巡り会えば、男なら大概過ち犯しますよねぇ〜。 牧師さんが結果として浮気をしてしまい、そのことをきちんと?自分の妻に正直に話してしまう。 それをまたローラにも正直に話す。誠実であるがゆえに非難されちゃうっていう、恋愛って難しいものだなぁと思いました。 [地上波(吹替)] 5点(2016-01-26 19:30:31) |
944. 駆込み女と駆出し男
《ネタバレ》 すごく映像の美しい時代劇だなと思いました。 原田監督の円熟味がここに極まっているといいますか、編集・テンポ・カメラワーク、いずれも申し分なく、 特に素晴らしいと思ったのがライティングです。なるべく自然光でやろう、江戸時代の画作りをしようというのが見て取れ、 夜のシーンとかが、行灯だけで空間が照らされてます感をちゃんと出してるんですよね。 それでいて、役者の顔はしっかりと浮かび上がらせてる。この辺の案配がとても巧みだなと思いました。 東慶寺というところは江戸時代の縁切寺だったそうで、そういうものがあったこと自体知りませんでした。 人の数だけいろんな理由の縁切りがあるわけで、実際もこのお話のような感じだったんだろうなぁ。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2016-01-24 00:09:30) |
945. 寄生獣 完結編
《ネタバレ》 すごく良かったと思います。寄生生物たちの気持ち悪さも上手く表現できていたと思う。 見た目だけで終わることなく、ちゃんと中身のある話になっていて、 人間を人間たらしめるものは何なのか、ということに対するメッセージ。 それがストレートに伝わってくる。 橋本愛ちゃんが初々しい濡れ場を演じていたのも見どころの一つ。 [ブルーレイ(邦画)] 7点(2016-01-22 20:51:24) |
946. チャイルド44 森に消えた子供たち
《ネタバレ》 「理想国家ソ連にこのような犯罪は存在しない」との理由で事件もみ消しという。 ソ連時代がどのようなものであったのかは詳しくは知りませんが、雰囲気は伝わります。 孤独な声をあげても、周りがみんな敵のような状況では虚しいばかり。 『このミステリーがすごい!』で1位に輝いた原作という割には正直大したことないなという気もするのですが、 まぁソ連時代のセットや衣装などが丁寧に作りこまれてはいたと思います。 ただ、暗い世界を表現するためか画面そのものが暗くて、わかりにくいシーンもいつくかあったので、 その辺はもう少し工夫も必要かなと。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-01-21 21:15:05) |
947. キングスマン
《ネタバレ》 コリン・ファースはあのメガネが本当に似合うなぁ。 まず、キャラ設定がいいなと思いましたね。 マングスマンはスーツ姿が戦闘服。それに対して悪役は義足が武器の女とヤンキースの帽子を斜めかぶりするサミュエル。 コミック的なキャラの作り方、そして格闘シーンの独特な作り込みもやはりこの監督さんならでは。 あとは音楽のチョイスもセンスがありましたねぇ。これもマシュー・ヴォーン監督さすがだなと。 頭爆発を花火みたいに表現するセンスも唸らされる。 敵基地の見た目とか、昔のスパイ映画のオマージュを感じさせる作りでそういうところも見どころでした。 あとは終わり方ですね。これまたセンスが良い。 [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-01-20 00:13:14) |
948. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
《ネタバレ》 一番最初の、飛んでる航空機にしがみつくシーン。あれは実写なんですよね。 トム・クルーズってほんとすごいなぁと。危険なスタントをなんでも自分でやろうとする、その心意気に脱帽します。 本作はこれまでのミッション:インポッシブルの王道な展開を踏襲している作りで、 あまりCGを使わずに実写でやろうとしている。その点も素晴らしいですね。 個人的にはやはり脱出不可能施設への侵入シーンですね。水中を必死で動き回るトムの姿にハラハラしました。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-01-18 23:44:29) |
949. カリフォルニア・ダウン
《ネタバレ》 いや〜、凄まじいまでの地震と津波。マグニチュードどれぐらいだったらあんなんなるのかしら? ストーリー的には、地震予知が可能ですというような設定になってるけど、現実には難しいだろうなぁ。 まぁとにかく、映像的には迫力満点でした。水の表現とかが少しCGくさいと感じたりもしましたが、 街が崩壊する様子は凄くよくできてる。 特に、高層ビルで人々が逃げ回り、屋上に上がるも崩れ落ちるシーンが凄まじかったです。 [ブルーレイ(吹替)] 6点(2016-01-18 20:19:56) |
950. Mr.タスク
《ネタバレ》 「ムカデ人間」の亜種みたいな設定でしたけど、あちらとはまた作風が全然違う映画でした。 なんか、どうでもいいような無駄な会話で時間を埋めようとするシュールな展開が多く、それがこの監督さんの好みなのかな。 ジャスティン・ロングは個性の光る役者で脇役ながらいつも存在感を放ってたけど、本作では主役に。 彼の魅力がぎゅっと詰まった一本になってます。 彼は途中でセイウチにされてしまうのですが、その身体がいかにも作り物の質感ですごくちゃちい。 あれがすごくリアルだと完全にグロホラーになるけど、本作はあのちゃちさでコメディ映画であることをアピールしております。 ただ、メランコリックなコメディです。見終わった後のなんとも言えない余韻。 中盤からジョニー・デップに似てる人が出てきて、「誰だろうこの人。ジョニデに似てるなぁ」なんて思ってたのですが、 まさか本人だとは。あとで知りました。メイクとかで別人ぽくしてるのかな? そういう驚きも込めて、いろいろと唯一無二の面白さを発揮していた作品でした。 [DVD(字幕)] 7点(2016-01-17 01:01:30) |
951. ペンギンズ FROM マダガスカル ザ・ムービー
《ネタバレ》 テンポが良くて単純な話なので、何も考えずに見ることのできる、いわば子供向けのCGアニメ。 恥ずかしいダンスでタコたちを外におびき出すシーンとかペンギンズたちのおとぼけ漫才的なノリとか笑えるシーンもいつくかありました。 ただ、やっぱりピクサーとかのCGアニメと比較すると、内容的にも映像的にも劣ってるなというのが正直なところ。 [ブルーレイ(吹替)] 5点(2016-01-14 21:36:47) |
952. 日本の熱い日々 謀殺・下山事件
《ネタバレ》 1981年の作品ですけど、モノクロでざらっとした質感で音もわざと悪くしてる感じで、 昔の映像の雰囲気を上手く出してますね。なんか本当に古〜い映画を見てるような感覚になりました。 やはり見せ場は供述によって明かされる事件の映像。固唾をのんで見入っちゃいました。 [DVD(邦画)] 7点(2016-01-12 22:33:52) |
953. 誘拐の掟
《ネタバレ》 リーアム・ニーソン。歳はとりましたが、相変わらず格好いいですね〜。 本作は、そんなリーアムの格好よさを存分に堪能できる仕上がりになってる。 淡々としてはいますが丁寧な画作りでしっかりと見せてくれます。 電話での駆け引きから終盤での人質との交換、一騎打ちまでぐんぐん引き込まれる。 狂人的悪役にヤクの売人シビアな連中だらけの中、少年とのやりとりはホッとさせてくれるね。 [DVD(字幕)] 6点(2016-01-09 23:51:31) |
954. ゾンビーバー
《ネタバレ》 女性陣が水着になったりして目の保養にはいいのですが、それとは対照的にビーバーのローバジェットなことときたら(笑)。 なんかもう、手にはめて動かすぐらいのあまりにひどい安っぽさ。そういうのも含めてコメディにしてるのかもしれませんが、 やっぱりビーバーたちのクオリティはもう少しなんとかしてほしいなぁ。 [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-01-07 21:38:31) |
955. 源氏物語 千年の謎
《ネタバレ》 そんなに期待はしてなかったのですが、割と楽しめました。 時代劇的演技も最初は違和感ありましたが、だんだんと気にならず。 六条御息所さんの狂おしい思いが描かれる様なんかは目が離せなくなりました。 昔も今も恋愛模様は変わらないのだなぁと。 東山紀之、中谷美紀、生田斗真など、キャラと役者の個性が合ってて良かったです。 時代劇というと江戸時代を舞台にしたものが多いですが、平安時代は煌びやかで目にも楽しいですな。 [地上波(邦画)] 7点(2016-01-02 13:30:47) |
956. イグジスツ 遭遇
《ネタバレ》 UMAもの、POVものは比較的好みだし、 「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」の監督だということで観てみました。 それなりによく出来ていたとは思うのですが、展開が月並み。 世の中に、数多くのPOVホラーが量産されている中で、 もう少し目新しい代物にしてほしかったです。 ビッグフットも、素早さこそ目を惹かれるものはありますが、 大きさが足りない。毛むくじゃらの人間という感じです。 [DVD(字幕)] 5点(2015-12-29 22:37:06) |
957. パーフェクト・プラン
《ネタバレ》 最初の入り口はなかなか良いんですけどね。 自分がトムと立場だったらどうするだろう、、、、、と。 とりあえずあの場所にお金置いといて、誰も取りに来ない日々がずっと続いたらもしかすると、、、、 などと考えると、自分の悪どさに気付いちゃいました。 マフィアたちとの抗争の展開は月並みで、アクションも物足りない。 全体的には地味。だけど暇つぶし程度にはなる。 [DVD(字幕)] 6点(2015-12-29 22:29:06) |
958. ガガーリン 世界を変えた108分
《ネタバレ》 人類で初めて宇宙に行ったガガーリン。 今でこそ数多くの宇宙飛行士が宇宙に飛び立つ時代になっているが、 その当時は「そもそも人間が無重力状態で生きられるのか?」すらわかっていなかった。 そんな状態で、宇宙に行くわけですから、これ以上野心的な冒険てないんじゃないでしょうか。 人類史に残る偉業を成し遂げたガガーリンですが、意外にも家族(特に母)は喜んでなかったですね。心配ばかりしてた。 どこまで史実に基づいてるのかはわかりませんが、ああいう親の姿は万国共通なのですね。 [DVD(字幕)] 6点(2015-12-29 22:25:35)(良:1票) |
959. ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌
《ネタバレ》 まぁ、邦画にしては頑張ってたかなぁと思います。 そもそもがゲゲゲの鬼太郎の映像化というかなり無謀な企画ですからね。この世界観を苦労して表現した努力は伝わってきます。 しかし、すごくシュールというか壊れてるというか、、、(笑)。 本当にたくさんの有名人が出てきてそれぞれがそれぞれの役をやっているので、 あ、この人がこんな役やってる!こいつは誰だ?みたいな感じで楽しむのもありかなと。 [地上波(邦画)] 5点(2015-12-29 16:15:13) |
960. ストレイヤーズ・クロニクル
《ネタバレ》 日本版Xメンて感じでしょうか。とは言っても、派手に変身するわけではないですけどね。 邦画にしてはアクションはまずまず頑張っているかなと。特に岡田将生くんがナイフから避けるときの華麗さはなかなかでした。 個人的には、高月彩良さんの、キスで相手を殺す技とかね、あれだったら是非自分にやってほしいです(笑) [DVD(邦画)] 5点(2015-12-27 23:27:56) |