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81.  コッホ先生と僕らの革命 《ネタバレ》 
何とも実直でストレートな作り。かつての日本の学校ものドラマを見ているようです。こういう作品はそれだけでいいのですが、ただいくらサッカー導入の話だからといって、サッカー「だけ」だと、あららそれだけ、と思ってしまいます。最初はサッカーで英語を学ぶという口実(?)だったはずですから、英語教師である以上そこはもう少し描写すべきだったし、また一番大事なフェアプレーやチームプレーについても、生徒がそれをきちんと学んだことを表現してほしいところでした。「ベルリンに電報」作戦が発覚したときのかばい合いのくだりみたいなシーンがもっと欲しかったです。あと、使用人の彼女は、画面内で可憐に目立っている割には、あまり活用されてなかったような・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-04-03 02:20:24)(良:1票)
82.  8月の家族たち
これはもう、明らかな「詰め込みすぎ」です。これだけの豪華キャストを揃えておいて、役者の見せ場というか本領発揮場面が全然ありません。みんな揃っての食卓のシーンなどは、よくぞこの全員のスケジュールを調整したな、とは思いますが、それだけです。元は舞台劇のようなのですが、舞台ではこうしてるんだろうということは想像できても、それを切り分けしてカメラの前でやっているだけでは、意味がありません。つまり、映画としての構成なり演出がないのです。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-03-31 00:26:54)
83.  ワレサ 連帯の男 《ネタバレ》 
ポーランドの解放と民主化の中心人物、レフ・ワレサの伝記作品です。何かすごく派手な演出があるわけではなく、どちらかといえば地道に淡々と進行するのですが、その中でも、一貫してぶれないワレサの意志の強さはびしびし伝わってきます。これは、ワイダ監督の演出の腕もさることながら、やはり主演俳優の役作りの丁寧さを讃えるべきでしょう。一方で、若い頃には官憲に抵抗できずサインをして釈放される描写もあったりして、決して超人ではなかったことも伝わってきます。ソ連の圧政を跳ね返して民族の独立を保った歴史を後世に残すという点でも、意義ある作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-03-29 20:59:26)
84.  ビューティフル・ボーイ(2018) 《ネタバレ》 
志は高い作品だとは思いますが、全然深められていません。何よりも、麻薬中毒のはずの息子は、話が進んでも、お肌はピチピチ、髪はツヤツヤ、目には光があって、会話もまともに成立している。その上で、どこからクスリが始まり、そして深まっていったのかも分かりませんし、それが生活をどう(制御不可なレベルまで)蝕んでいったのかも分からない。つまり、中毒ではなく、単に趣味でクスリをやっているようにしか見えないのです。この作品は父親と息子の双方の手記を元に作られたということなのですが、手記だけを元に作ったのでは?と思ってしまいます。●ただしただし、終盤、母が息子を追う場面で炸裂するのは、アメリカン・プログレの伝説パブロフス・ドッグの"Of Once And Future Kings"!!これにはびっくり!いや、ドッグの曲が映画で使われるのって、絶対にこれまでほかにはないですよね?思わず背筋が伸びてしまいました。ここだけは10点つけたいです。
[DVD(字幕)] 5点(2023-03-28 01:17:02)
85.  詩人の恋(2017)
生活に疲れた中年詩人が、ふと見かけた青年のことが気になりだしてあれこれ起こる、というお話。こういう設定だったら、父性愛なのか友人愛なのかホモ・セクシュアルなのかそれ以外なのかがはっきりしないところが面白いはずなんだけど、この作品はそもそもそのどこにも踏み込んでいないため、はっきりしない以前に、何も始まっていない。あと、奥さんがキーキーうるさいのも、かえって主人公2人のやりとりの興を削いでいます(妻への反動で青年の方に行った、というだけに見えてしまう)。そしてよく考えると、詩人という要素なり属性は、結局何も生かされてないですね。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-24 01:19:52)
86.  エマニュエル・ベアール 赤と黒の誘惑 《ネタバレ》 
エマニュエル・ベアールが少年に恋愛指南!という素晴らしすぎる設定なのですが、もう入口から意味不明なドギツメイクと下品な口調にげんなりしてしまいました。話が進むうちに、その辺も変化していって本来のベアールが・・・と何とか期待するも、それもなし。何でわざわざそんなもったいないことをするのかなあ。あと、一つのテーマになっているっぽいのが、ずばりSMです。ですが、それも入れたかったから入れた程度というか、つまみ食いレベルというか、大して機能していません。最後は唐突に切ない過去のお話っぽくまとまりますが、それもちょっと無理があります。
[DVD(字幕)] 4点(2023-03-22 01:06:28)
87.  嫉妬(2012) 《ネタバレ》 
エマニュエル・ベアールとベアトリス・ダルが同性愛カップルを演じます。若い頃と現在が交互に進行するという趣向なのですが、ただ交互に進んでいるだけで、あまり有機的・立体的に機能しているとはいえません。しかも、ベースであるはずの現在パートよりも、回想にすぎない過去パートの方が、ゆらゆら揺れるような心情感があって、むしろそっちの方が面白いかも・・・。エマニュエルはすっかり老けてしまって、シーンによっては見るのが辛かったりもしますが、あのすべてを見通すようなぱっちりクリクリお目々は健在です。
[DVD(字幕)] 3点(2023-03-16 01:01:47)
88.  ジュラシック・ワールド/炎の王国 《ネタバレ》 
前半は、火山がどうのこうのとか謎の悪人集団がどうのこうのばかりで、あまり恐竜映画ではないのでは?と思いながら見ていました。後半はそこそこ盛り上がりますが、これって一般のアクション映画とかと見せ方が一緒で、よく考えると、恐竜が全部敵の武装集団か護衛集団だったとしても、作品として通じてしまいます。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-15 00:43:30)
89.  ジュラシック・ワールド
しかしこういう作品って、どうして登場人物がことごとくバカなのかな。起こった出来事にわーわー騒いで場当たり的に対応しているだけで、計画もなければ戦術もありません。かといって、それを超えるほどの何かの情の動きがあるわけでもありません。ブライス・ダラス・ハワードなんて、演技はきちんとできる人なのに、よくこの脚本のこの役で、出演をOKしたなあ・・・。クリス・プラットの自然な存在感はぎりぎりのところで作品を支えていたので、点数はそこに対して。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2023-03-14 00:28:26)
90.  猫侍 《ネタバレ》 
ところどころ面白いシーンもあるのですが、全体としてはえらくチグハグです。まず、これだけ多視点進行なのに、主人公のナレーションを入れまくって進行している時点で、制作の統一性がなされていないのでは?そのため、登場人物の動きもただ拡散しているだけで、物語が感じられませんでした。特に、主人公の妻と娘がどうこうという部分は、まったくいらなかったと思います。そんなわけで、内容にまるっきり合っていないエンディングテーマが、ぶち壊しにすらなっていませんでした。ただしそのような中で、殺陣が悪くなかったのは逆に驚きでした(場面は僅かですが)。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2023-03-01 23:59:26)
91.  ねこタクシー 《ネタバレ》 
猫をタクシーに乗せたら、お客さんの評判も良くて、内気な主人公も外向きになって、会社も儲かってめでたしめでたし、みたいな安直な内容になるのを危惧していたのですが、そうはなっていませんでした。序盤でうまくいくと見せかけておいて、強烈な法律の壁を当てて全部シャットアウトという展開が優れています。また、猫全体をどうこうではなく、あくまでも御子神様にフォーカスしているのが、安定性を確保しています。最後を(日本映画にありがちな)愁嘆場にせず、ナレーションの一言と木の葉の揺れだけで表現しているのも良い。●と、長所はいろいろ見つかるのですが、結局、登場人物のそれぞれがやっぱり類型的で、全体としては定番の枠を脱し切れていないのですよね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2023-02-26 00:54:51)
92.  美しき棘 《ネタバレ》 
両親と姉不在のちょっとひねくれた感じの女の子が、夜ふらふら出て行ったり、よく分からないバイクの集会に参加したり、友人(親戚?)の女の子とあれこれあったり、そしてまた家に戻ってきたりという行動を追いかけた作品。こういう設定だと、単にその光景を撮りましたという自己満足に陥りがちなのですが、案外楽しめました。それはやはり、主演のレア・セドゥの着実な存在感がもたらしているのではないかと思います。特に何かの演技をしなくても、カメラの中で自然に生きているというか。
[DVD(字幕)] 5点(2023-02-22 00:49:09)
93.  記憶にございません! 《ネタバレ》 
それまでダメダメだった一国の代表が、何かがあって突然中身が入れ替わる、となると「デーヴ」という偉大な先例があるのですが(あっちは「人そのものの入れ替わり」でしたが)、何と、その枠をまったく出ていないのにびっくりしました。何でかと思ったら、全体的に、変に真面目に作りすぎているのです。ありえないシチュエーションなんですから、もっとギャップフル活用で笑わせにかかればいいのに、本来なら「決めの一瞬」だけに出てくるべきのような真剣な場面が、全体を覆っています。つまり、「無粋」なのです。●いえ、安定はしています。見ていて楽しめはします。しかし、かつての三谷作品のヒリヒリするような集中ぶりを知った上で見ると、どう見てもこれって、本気になってない感が滲んでいるように見えてしまうのです。●あと、石田・小池・吉田の3女優が魅力的な存在感を発しているのですが、妙にキャラが被っているのが気になりました。演出のクセ、とは思いたくないですが・・・。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2023-02-20 01:17:20)
94.  幸せへのまわり道(2019) 《ネタバレ》 
心に傷を負った男が、インタビュー先で出会った人物とやりとりをしている間にその奥に変化が生じてきて・・・となれば、ありがち異環境交流モノを想像するのですが、意外にしっかり作り込まれた内容でした。まず、2人のやりとりにきちんと重心を置いて、誠実にその会話に向き合っているのがよい(脚本上の言葉の一つ一つがしっかり詰められている)。また、こういう作品は目まぐるしい切り返しにもなりがちなんだけど、そうならずに腰を落ち着けているのもよい(中盤のカフェの「沈黙シーン」に顕著)。全体としては、結局は定番の枠組を出ておらず、特に終盤は物足りない気もするのですが、製作側の丁寧なスタンスは伝わってきます。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2023-02-11 00:22:05)
95.  風に立つライオン 《ネタバレ》 
どうしてこの種の遠隔地モノって、主人公はとにかく前向きでいい人で、現地の子供たちはちょっとスネた子もいるけどみんな素直で目が輝いていて、主人公が何かすると揃ってワイワイ大喜び、みたいな定番パターンばっかりなのかな・・・。この作品も、いくらアフリカロケの風景を贅沢に入れ込んでも、そういう中身の乏しさはカバーできていません。中盤以降の時系列操作や場所飛ばしはちょっと面白かったけど、何となく全体のバランスが悪くて(日本パートにあんなに延々と時間を使う必要はないはず)、本来可能なほどには機能していません。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2023-02-07 22:22:56)
96.  ピアース・ブロスナン サルベーション 《ネタバレ》 
この何ともB級な設定に、この豪華なキャスティングは・・・と思いながら見始めたのですが、はたして、それぞれの個性発揮の演技を鑑賞するだけで十分楽しめます。ブロスナンの胡散臭い牧師なんかはもうそのまんまですし、グレッグ・キニアの小心者キャラもまさしくこの人ならでは。その上でコネリーとかエド・ハリスとかマリサ・トメイまで重なってくるのですから、楽しすぎです。ですが、終盤、話が一気に収束方向に向かってからは、何もなかったようにあっさり幕が引かれてしまいました。上に挙げた後の3人なんかも、あれなら後でピンポイント見せ場があると誰もが期待するのに、ほとんど存在としてなかったこと扱いです。コネリーの娘や父なんかも含めて、周到に設定した各人物を処理しきれないまま終わったという感じです。
[DVD(字幕)] 5点(2023-01-22 00:08:25)
97.  赤い闇 スターリンの冷たい大地で 《ネタバレ》 
ロシアの国家的蛮行は世界史上多々存在しますが、この作品のテーマはあのホロドモールです。その時点で十分な価値と意義があります。ただし、ウクライナでの描写は意外に尺が短く、むしろ「何も知らなかった一記者が、実際に現地に至るまでの過程」と、「それを報道しようとしても誰も相手にしない状況」の方にウェイトが置かれています。しかし、そうであるからこそ、自分たちとも地続きであることも実感させてくれます。また、ウクライナ部分の時間は短いとはいえ、あの「肉のシーン」や子供たちの歌、さらに何気なく当たり前に展開されている飢餓光景など、胸の奥にずしりと残るほどの重みが凝縮されています。
[DVD(字幕)] 7点(2023-01-19 00:54:51)
98.  そらのレストラン 《ネタバレ》 
料理をテーマとしているらしいのだが、料理は全然出てこない(完成品のカタログ映像らしきものは出てきますが)。代わって登場するのは、仲間内の頭が悪そうなうるさいやりとりばかり。制作者として何がしたいのかが分かりません。最後の野原の食事会シーンにしても、作った側が入れ替わり立ち替わりあんなに延々と個人的な御託を並べられると、私が参加者なら、味も分からなくなりますし、はっきり言って邪魔なんですけど。料理人になりたいんだったら、料理に語らせろよ。というか、制作者もそれを撮れよ。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2023-01-18 00:56:34)
99.  PARKER/パーカー 《ネタバレ》 
ステイサム作品なので、最初から最後まで彼の見せ場(ピンチも含めて)が続く・・・のは、まあ、いいのです。しかし、敵の4人組は、単に「計画がよくできているだけ」であって、特段個々の技術も頭脳も感じさせない。ジェニファー・ロペスはほとんど機能してない、というか変に風格があって、かえって邪魔。もっと若くてあまりいろいろ考えてなさそうな人にさせるべきでした。ニック・ノルティなんて、あれだけもったいをつけまくって、結局あれだけですか!という具合に、全体がものすごくチグハグでした。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2023-01-17 00:12:36)
100.  ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ 《ネタバレ》 
ぱっとしないセールスマンが、事業のヒントを得てあっという間に規模を拡大していく・・・みたいな流れを想像していたのですが、前半は、まあそのとおり。ただし、導入部の手際の良さや押し引きの呼吸などで、順調に世界を変化させていきます。最初は共同経営というかむしろ頭を下げる対象だった兄弟との対立構造化なども、きちんと押さえられています。後半は、いよいよ主人公がモンスター化していくのですが、こうなるとマイケル・キートンがやたら尖ってきて、周りの芝居がついていけなくなるのですね(むしろキートンもそれを分かっていて、芝居を抑えている感じ)。最後は買収者大勝利(後妻のゲットも含む)ってのも、アメリカン・ドリームの体現ではあるのですが、商道徳は感じさせない内容でした。いえ、実話なら仕方ありませんが。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2023-01-16 00:54:10)
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