81. マッハ!!!!!!!!
《ネタバレ》 とあるタイの田舎の村から大切な石仏の首が盗まれた!それを取り返すべく、村の長はムエタイの達人である若者ティン(織田裕二)をバンコクに送り込む。そこで偶然であった同郷のチンピラであるジョージ(左とん平)に騙されながらも、徐々に石仏売買シンジケートを追い詰めていく・・・。ティンは死力を尽くしてその背後にいるボスであるコム・タン(宍戸錠)一味に最期の戦いを挑む! 単純なストーリーをぶっ飛ばすかのような爆裂ムエタイ技が次々に炸裂!!一体何人が怪我をしたのやら・・・と見ていて心配になってくるほどのマジで痛いバトルに目が釘付けになる。トゥクトゥクを使ったカーチェイスなんぞ初めて見せられて感動しましたよ。しかも、ドリフトまでしてやがった!?マジかよ・・・。凄まじいドライビングテクニック。世の韓流ブームなんぞブチ破って、ぜひともタイブームを拡げてくれい、トニー・ジャー! 最初の樹から落下するシーンが見ていていちばん痛い!痛すぎる。ラストの洞窟での戦いはかなり日本の格闘ゲームの影響がありますなあ。 トニーの動きは凄い。彼は格闘家と言うよりは体操選手のような動きですね~。 彼の次作が楽しみです。マッハ!!!!!!!! 6点(2004-08-01 22:39:15)(笑:2票) |
82. リディック
《ネタバレ》 いやあ、凄かった。出来の良い映画ではないし万人向けでもありませんが、ツボにはまる人もいるなって思う危険映画です。「バトル・フィールド・アース」、「モータル・コンバット」、「コモド」、「スターシップ・トゥルーパーズ2」などを見に行った!好き!!って言う人には要注意の映画です。 CGなどのVFXやセットは滅茶苦茶力が入っています。デザインは「・・・」なんですけど、製作者の根性と執念が伝わってきます。ヴィン・ディーゼル演じる主人公がちょっと魅力不足です。あの水中メガネはどーにかならんかったか??あと、気温-300度という設定、考証無視の素晴らしい設定で気持ちが良いです。 上記の作品にラブリーなコアな映画ファン必見。決して良作ではないと思いますが、一本筋の通った製作陣の熱意に5点です。 5点(2004-07-31 04:02:11)(笑:2票) |
83. 深呼吸の必要
《ネタバレ》 ヒーリング映画とでもいうのでしょうか。ユルーいながらも、それぞれのキャラクターに奥行きを感じる設定と、沖縄の魅力をそこかしこに感じました。「言いたくないことは言わなくてもいい」という平良家のルールが、逆にこの作品の奥深さを感じさせます。 冒頭のひなみ(香里奈)の水泳大会、池永(谷原)が眺めている少年野球の風景、西村(成宮)の尖がった態度、土居(長澤)のリストカットの痕などなど、多くは語られないものの、みんなが何かしらの理由を持ってここにやってきたということが感じられました。それは元島民である辻本(久遠)さえも。 ラスト、みんなが笑顔と想い出をいっぱいに持って島を去っていく余韻が素晴らしかったです。現実の来年収穫時には、この映画のためにアルバイトの競争率がかなり高くなること必至でしょう!? おばあは、吉田妙子さんだったんですね・・・。気づかなかったー。さすがはベテランです。おじいと共にこの作品の柱ですね。今年は邦画の当たり年だと思うのですが、地味ながらも率直に「良い!」と思える作品でした。 私体験ですが、地獄のようだった信州キャベツ収穫バイトを思いだしました・・・。キャベツ収穫に比べれば、この5人は恵まれてますね(笑)。私のキャベツはとても映画や小説にはできないような過酷労働&劣悪待遇だったので・・・(泣&怒)。深呼吸する余裕すらなかったのです(T_T) 嗚呼、平良おじいとおばあに乾杯! 8点(2004-07-31 03:47:41)(笑:1票) |
84. 下妻物語
《ネタバレ》 しょっぱなから、牛久大仏が登場するあたりでもうヤラレました・・・。ヤバイですね。 優れたCMクリエイターである中島哲也監督の心意気やコダワリが、びしびしと感じられる快作。内容はどうであれ、これだけのエネルギーを感じさせる映像世界と、キャスティングを実現させたパワーには過去の名作も真っ青でしょう。画面の隅々まで行き届いたチープな笑いを誘う小道具の数々も見ものです。 土屋アンナが意外にも好演していて驚きました。ヤンキーと大人しい女の子をちゃんと演じわけてるし。 深田恭子が啖呵を切るシーン、できればダメ親父のDNAを受け継いで全部を尼崎言葉で言えばおもしろかったかな。本田博太郎が相変わらずの怪演で笑わしてくれました。水野晴郎も反則でしょう、アレは(笑)。 何はともあれ濃い味つけながら、テクニカルではない単純明快な笑いを追求したその姿勢に感動しました。 お前目からナニだしたァ~!? 8点(2004-07-27 13:31:07)(良:1票) |
85. デイ・アフター・トゥモロー
《ネタバレ》 テロ以降に作られた作品。この映画を見てそう感じました。 もうアメリカが手放しで万歳!している映画を作ることはエメリッヒ監督ですらできなくなってきたのでしょう。アメリカ国民が難民となり、大統領は死亡。大自然の猛威の前になす術もなく斃れていく人類。NYにはWTCの姿はもうない。 製作者は、自然の驚異という題材を使って、現在のテロが渦巻く世界を表現したかったのかなって思いました。 前半部分に集中するVFXシーンは素晴らしいです。似たような場面は過去の映画にもありましたが、今回はさらなる緻密な画で見せてくれます。きっとNYの映画館で見たなら面白さは数倍になるんでしょうね。 あと、高層ビル好きの人にはたまらない映像だと思います。映像の迫力は良かったですが、群像劇としての甘さが目立つのでキビしめな点数にさせていただきます。 私はてっきりジェイク・ギレンホール演じる秀才息子が手作りロケットを打ち上げて地球を救うのだと思ってました。それって違う映画でしたね・・・。 5点(2004-07-04 12:14:27)(笑:1票) |
86. 世界の中心で、愛をさけぶ
柴咲コウ演じる、律子の設定が気になって仕方がありませんでした。それ以外の点ではとても良い映画に仕上がっていたと思うだけに非常に残念です。律子という存在は、この作品には必要がなかった。現在と過去が交錯する脚本にしたから登場するのは分かるんですが、背景や演出も含めて不自然な点が目立ってしまいました。ちょっと無理がありましたね。 岩井俊二監督が地味にみえるくらいの「ベタベタ」な演出がてんこもりなのに、なぜかそれが心地よかったです。それは長澤さん演じる亜紀の爽やかさや輝きがそう感じさせてくれるのかもしれない。この映画で亜紀は本当にジュリエットとして存在しているように思います。 二人が島から戻って亜紀ヶがかつがれていくシーン。必死に追いかける朔太郎の姿がとても衝撃的だった。生と死を見つめた作品だけに、少々心臓に悪いですね。「どうなってしまうのか、次になにが起こるのか」と・・・。ホラー映画じゃないのに少し精神的恐怖を感じました。 映像は屋島と八栗山に抱かれた庵治港の風景をここまで叙情的に演出した点を評価したいと思います。ここまで庵治にこだわったなら、香川県には無い路面電車は出さないでほしかったですね。それもちょっぴり残念です(笑)。 これが遺作となってしまった撮影の篠田昇氏の逝去、心よりご冥福をお祈りいたします。 8点(2004-06-09 16:54:11) |
87. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
いや、良いんですよ。娯楽作としては王道ですよ。これぞエンターテインメント!だと思いますよ。ショーン・コネリーだってコメディ演技で魅せてくれます。でもねスピルバーグ監督、娯楽作にあまり私情をさらけ出してもらうと、そっちが気になるんですよ。監督生来のナチス嫌い表現がクドすぎるのでこの評価です。そんなにアンチナチスの映画にしなくても・・・。ドイツ人はどう思ってるんでしょう、この映画。 6点(2004-06-02 06:01:45) |
88. 橋の上の娘
ルコントが帰ってきましたね~。強烈なモノクロ画面がインパクト大です。2人そろってないと、てんでダメというのが何ともかわいい。最後がご都合主義だって思う人がいるかもしれないけど、これは寓話だから堅いことは言わないで(笑)。男女では感じ方が違うんだろうなって思う一作でした。子どものような演じ方のヴァネッサがキュートです。昔の映画に良くあるような雰囲気の映画なんですけど、ナイフ投げの表現は新鮮でした。ゾクゾクしてしまいました。 8点(2004-06-02 05:55:39) |
89. パール・ハーバー
いやー、3時間もよく耐えて観たよ。えらい! 能無しプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーと、アメリカ万歳監督マイケル・ベイだから、何も言うことはないのだがとにかく酷い。真昼の連ドラ以下の茶番三角関係。そのスパイスに真珠湾攻撃を扱うなどとは言語道断。 日本人の描き方などはどうでもいい。所詮マイケル・ベイだ。ただ、作品として成立しないほどの低レベルな脚本と俳優の演技はもう笑う他はない。編集に関してもセンスなし。ただとにかく長いだけの映画である。 主人公クラスの女性がとにかく男女関係に軽い人間としてしか描かれず、感情を持たない人形のように見えてしまう点がまずいただけない。これでもう開始15分で見る気が無くなる。それを取り囲むベンもジョッシュも最低レベルの演技で飽きさせてくれる。メロドラマに散々閉口したところで鬼畜なジャップがハワイを蹂躙するというわけで・・・。観客のフラストレーションは全てジャップにそそがれるというわけだ。 肝心の奇襲シーンだが、素晴らしくよく出来ていて実写とCGとミニチュアの区別をつけることも困難。最高レベルのVFX技術を堪能できるのだが・・・。 いかんせん、見せ物としてしか描く気のない製作者のこと、リアル感はなくまるで戦争シミュレーションゲームのイベントシーンのような仕上がりになっている。史実を完全に無視する過激な描写によって、日本人の残虐性を強調する点も製作者の人間性を疑わせる。 ラスト、お決まりのように偉大なるアメリカ合衆国のメッセージとともに、なんら意味も持たない3時間の無駄な映像作品は終わりを告げる。 1,観るだけ時間の無駄 2,それでも観るなら覚悟を決めて座り心地の良いイスを準備せよ ということだ。 いやー、「アルマゲドン」が面白いと思えるこの映画は素晴らしい!! 1点(2004-05-18 20:34:58) |
90. メトロポリス(2001)
近未来の超巨大国家都市メトロポリスを舞台に繰り広げられる、人間の業とそれに端を発する都市の崩壊。限られた登場人物をあくまでアッサリと描き、主役を都市そのものとしている点がおもしろい。だが、その結果としてどうにも薄っぺらい物語となってしまったところが寂しい。もちろん、観客それぞれが受け取るものは違うしそこが狙いなのだとは思うが、中盤までの盛り上がりやタメに欠けるため、クライマックスがフラフラっと終わってしまう。これが製作者の意図なのだとすれば、乱暴なのでは。 物語の背景がほとんど明らかにされないままなので、予備知識のない観客は混乱する。この点がもっとも乱暴だと思うゆえん。製作者は分かりきっていることを、観客にも押し付けているような感を受けた。頻繁なカット割りにも疲れる。 また、ディキシーランド・ジャズを使って独特の雰囲気を醸し出す手法は面白いのだが、日本アニメに共通する事柄として、どこかに古臭さを残そうとする点で目新しくないのが残念。レイ・チャールズの選曲は見事だ。 画面の出来はすばらしく、細部まで書き込まれていて飽きることがない。大したもんだ。りんたろう、本気である。その点では大いに楽しめるものだ。キャラクターも古風で、魅力を感じる。とくに、この作品の魂でもあるティマの魅力は非常に大きいものがある。彼女にここまでの魅力がなければ、言うまでもなくこの作品は失敗だ。 CGを多用しながらも、それをあまり感じさせない画面作りも見事の一言。キャラのアナログさとそぐわないとの声もあるようだが、これはこれでいいと思う。このディティール作りに躍起になりすぎたのではと思えてくるぐらい。どうも、これがやりたくて物語があるように思えるのは疑いすぎだろうか。 この作品は物語としては平凡になってしまったものの、技術や表現の面でアニメの持つ力を試す壮大な実験場なのではないだろうか。そういった意味では今後のアニメ映画に影響を与えていくものは多いのでは。 6点(2004-05-15 06:21:22) |
91. インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説
現三部作のなかでは一番好きです。舞台設定・美術がとにかく凝っていて、ワル側の描写が三作中もっとも細かい。息を飲むトロッコシーンは抜群だし、実写でスリリングな演出を表現した吊り橋ノシーンなど、CGI全盛の今だからこそかえって新鮮に感じる。生贄の儀式の祭壇なんて、よくセットで造ったものだと感じるくらいのスケール。残酷描写が目立つということもあって前作よりは評価が低いようですが、私は好きですね。『グーニーズ』つながりのキー君の活躍も必見。ケイト・キャプショーの「絶叫演技」は ジェイミー・リー・カーティスの再来を思わせると同時に、本作のコミカル演出のカナメになってますね。 10点(2004-05-05 18:28:30) |
92. レイダース/失われたアーク《聖櫃》
いいですねえ。一見古臭いアドベンチャー映画がこんなにもおもしろいなんて。スピルバーグ監督の力量が感じられます。中盤のカーチェイスでは北野武さん似(笑)の人がいたり、ハエが人の口に入ったり(そう見える)、R2-D2とC-3POの壁画があったり・・・。お遊びいっぱいなのも楽しいですね。 8点(2004-05-05 18:19:37) |
93. オーシャン・オブ・ファイヤー
驚きましたわ。ジョー・ジョンストン作品でこんなにも人がガッツリと死んで行く作品が他にあっただろうか?テロと報復の連鎖が世界を覆いかけている昨今ということもあるのか、異文化との交流というメインテーマは新鮮。冒頭の虐殺シーンも考えさせられます。ただ、場面の繋がりや行間を大胆にカットした編集方法はちょっと空虚に感じられたかな。砂漠での大規模なロケと、美しい風景映像は「WATARIDORI」を彷彿とさせる。観客の想像力をかき立てる映画ですね。 ジェームズ・ニュートン・ハワードの力感溢れるスコアも良いですね。 6点(2004-05-03 21:45:30) |
94. パーフェクト・ワールド
皮肉なタイトルですよね。でも、現実はタイトルとは違うよって言わんばかりの内容がかえって切ない。子ども心底からを愛せない親、親の信仰に従って生きる子、そして主人公。 子どもを誘拐するなんて行為は肯定はできないですが、その道中での二人の心の機微を見てると、人の心のどこかに「パーフェクト・ワールド」はあるのかなって気がしました。ドラマとしては物足りなさも残りますが、ロードムービーが少なくなった昨今では秀作だと思います。 7点(2004-05-02 06:57:14) |
95. パーフェクト ストーム
ハリウッド映画の常識からハズれたラストは、観客の予想を裏切る点で凄いと思います。ILMの視覚効果は頑張ってますが、一流のキャストを揃えた割には人間描写がいまいちで残念です。 5点(2004-05-02 06:44:14) |
96. 少林寺三十六房
ついに、というかやっとDVDが発売されるようですね。祝!初パッケージ化!! タランティーノ監督、ナイナイの岡村さんをはじめ多くの熱烈なファンを持つこの作品、再び目にできることは嬉しい限りです。李海生(総長)の最初で最後の「良い人」演技が見られる点でも貴重かな。最初に見たのはまだまだ物心ついた頃でしたが、いまだに忘れえぬ鮮烈な印象を残した一本。必見です。 10点(2004-04-24 10:02:36) |
97. ラスト サムライ
下積み経験四十余年。もうじき定年を迎えられるボブ・福本清三先生にこの10点を捧げます。彼こそLAST SAMURAIです。 10点(2004-01-15 18:07:23) |
98. ダークマン
はっきりいえばB級なんですが、とにかくサム・ライミのコミック演出で爆発させてしまった特急クラスの怪作。個人的にお気に入りの作品だけど、ここのレビューを見てると隠れファン多いのねー・・・ダークマンは。すてきだ。 「死霊のはらわた」シリーズに比べると、オバカなお遊びがやや少ないのが残念ですが、あのジェダイマスターによる陰湿な復讐劇は何度見ても飽きないですね。「スパイダーマン」の原型ともいえるこの作品にあえて良かったです。ピンクの象をよこせ!!(笑) 8点(2003-11-28 04:46:11) |
99. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔
よくここまで創るなあ・・・って圧倒されますね。撮影に関してもクレーンやヘリを惜しげもなく使い、CGIだけではなくミニチュアも駆使したVFXは素晴らしいです。あまりデジタル臭さも感じないし。今回はフロドが指輪の力に負けそうになるという点が前作との大きな相違点だと思いますが、いつも「ビックリおめめ」一辺倒のイライジャ・ウッドの演技には飽きてしまいました。また、フロド自身があそこまで指輪にとりつかれていくなら、常に聡明で賢明な行動をとる(崖からは落ちたけど)サムが持つべきだと突っ込みたくもなります。ということで、主人公に感情移入しにくかったのでこの評価です。3時間の長丁場を見せ切る演出力、映像と音響のパワーはド級のものがありますね。ゴラムの存在感は「SW」シリーズのヨーダに匹敵するものでしょう。同時進行型のドラマ展開にして、ラストに壮大なる戦闘を用意した物語も素敵でした。朝陽の中のガンダルフ登場シーンは、もろ源平一ノ谷合戦ですね(笑)。最後になりますが個人的には劇中に出てくるアルファベット表記の地図や、距離をマイルで表現するのはどうも気になります。 7点(2003-05-11 20:33:09) |
100. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
クレヨンしんちゃんの映画は始めて見ました。前評判の高さと、お役所も太鼓判を押した傑作という期待を込めて・・・。時代劇ということもあってアニメながらも忠実な時代考証、キャラクターの立ち居振る舞いなど子供向けとは思えない綿密な演出にまず脱帽。身分を越えた恋というありがちなテーマでありながら、笑いとシリアスさが同居する悲恋ぶりが胸を打ちます。極度に感傷的にはせず、さらっとしあげた監督の采配に好感を持ちました。しんのすけが主役ではない、まさに大河ドラマ。ちなみに脚本時のタイトルは「青空侍」。これでも良かったかなって思います。1つ気になったのは、この時代のお城には瓦が使われてなかったはず・・・ということかな(笑)。 8点(2003-04-29 00:32:05) |